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システム診断プログラムの実行 91
システム診断プログラムの実行
システムに問題が発生した場合、テクニカルサポートに電話される前に診断プログラムを実行
してください。診断プログラムを使うと、特別な装置を使用せずにシステムのハードウェアを
テストでき、データが失われる心配もありません。ご自身で問題を解決できない場合でも、
サービスおよびサポート担当者が診断プログラムのテスト結果を使って問題解決の手助けを行
うことができます。
Dell PowerEdge Diagnostics(診断)の使い方
システムの問題を分析するには、オンラインの
Dell
™
PowerEdge
™
Diagnostics
(診断)を最初に
使用します。
Dell PowerEdge Diagnostics
(診断)は、診断プログラムまたはテストモジュールの
一式であり、ハードドライブ、物理メモリ、通信ポート、プリンタポート、
NIC
、
CMOS
など、
シャーシやストレージコンポーネントを対象とする診断テストを実行します。
PowerEdge
Diagnostics
(診断)を使用して問題を識別できない場合は、システム診断プログラムを使用
します。
サポートされている
Microsoft
®
Windows
®
OS
および
Linux OS
を実行しているシステムで
PowerEdge Diagnostics
(診断)を実行するために必要なファイルは、システムに付属の
CD
に収録されています。または、
support.dell.com
から入手することもできます。診断プログ
ラムの使い方の詳細については、『
Dell PowerEdge Diagnostics
(診断)ユーザーズガイド』
を参照してください。
システム診断プログラムの機能
システム診断プログラムは、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のテストメニュー
とオプションで構成されています。システム診断プログラムのメニューとオプションを使って、
以下のことが行えます。
•
テストを個別または全体的に実行する。
•
テストの順番を制御する。
•
テストを繰り返す。
•
テスト結果を表示、印刷、または保存する。
•
エラーが検出された場合にテストを一時的に中断、またはユーザーが指定する最大エラー
数に達したときにテストを終了する。
•
各テストとそのパラメータを簡潔に説明するヘルプメッセージを表示する。
•
テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを表示する。
•
テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示する。