Dell™ PowerEdge™ T100 システム ハードウェアオーナーズマニュアル w w w. d e l l . c o m | s u p p o r t . d e l l .
メモ、注意、警告 メモ:コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明してい ます。 注意:ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回 避するための方法を説明しています。 警告:物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示し ています。 ____________________ 本書の内容は予告なく変更されることがあります。 © 2008 すべての著作権は Dell Inc. にあります。 Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられてい ます。 本書に使用されている商標:Dell、DELL ロゴ、および PowerEdge は Dell Inc.
目次 1 システムについて その他の情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 起動中にシステムの機能にアクセスする方法 . . . 10 前面パネルの機能およびインジケータ . . . . . . . 11 背面パネルの機能およびインジケータ . . . . . . . 13 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14 14 15 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16 外付けデバイスの接続 . . . NIC インジケータコード . . 電源ユニットインジケータ 診断ライト システムメッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18 警告メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29 診断メッセージ . . . . . .
セットアップユーティリティのオプション . . . . メイン画面 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . Memory Information(メモリ情報)画面 . . CPU Information(CPU 情報)画面 . . . . . . SATA Configuration(SATA 構成)画面. . . . Integrated Devices(内蔵デバイス)画面 . Console Redirection (コンソールリダイレクション)画面 . . . System Security(システムセキュリティ) 画面 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . Exit(終了)画面 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39 . . . . 39 42 . . . . . . . 42 . . . . . . . . . . . . . . 43 46 . . . . . . . . . . . . . . . 47 システムパスワードの使い方 . .
オプティカルドライブとテープドライブ . . . . . オプティカルドライブまたはテープド ライブの取り外し . . . . . . . . . . . . オプティカルドライブまたはテープド ライブの取り付け . . . . . . . . . . . . ハードドライブ . . . . 61 . . . . 64 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68 ハードドライブ取り付けのガイドライン . ハードドライブの取り外し . . . . . . . . . ハードドライブの取り付け . . . . . . . . . 拡張カード . . . . 68 69 71 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 75 拡張カードの取り外し . . . . . 拡張カードの取り付け . . . . . SAS コントローラ拡張カード . メモリ 61 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 76 78 79 . . . . . . . . .
シャーシイントルージョンスイッチ . . . . . . . シャーシイントルージョンスイッ チの取り外し . . . . . . . . . . . . シャーシイントルージョンスイッ チの取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . 100 . . . . . . 101 . . . . . . 102 . . . . . . . . . . . . . . . 102 103 ベゼル(サービス技術者専用の手順). ベゼルの取り外し. ベゼルの取り付け. . . . . . . . . . . . . . . . I/O パネルアセンブリ (サービス技術者専用の手順) . . . . . . . . . . . I/O パネルアセンブリの取り外し . I/O パネルアセンブリの取り付け . . . . . . . . . . . . . システム基板(サービス技術者専用の手順). . システム基板の取り外し システム基板の取り付け 4 107 . . . . . . . . . . . 107 108 . . . . . .
NIC のトラブルシューティング . . . . . . . . . . . システムが濡れた場合のトラブルシュ ーティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 120 システムが損傷した場合のトラブルシ ューティング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 121 システムバッテリーのトラブルシューテ ィング . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 122 電源ユニットのトラブルシューティング . . . . . 123 システム冷却問題のトラブルシューティング . ファンのトラブルシューティング . . . 124 . . . . . . 124 システムメモリのトラブルシューティング . . . . 125 . . . . . 128 . . . . . . . . 130 ディスケットドライブのトラブルシュー ティング . . . . . . . . . . . . . . . . .
システム診断プログラムの実行 . . . . . . . . . . 142 システム診断プログラムのテス トオプション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 143 カスタムテストオプションの使い方 . . . . . . . 143 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 143 144 144 . . . . . . . . . . . 145 システム基板のジャンパ . . . . . . . . . . . . . . 145 システム基板のコネクタ . . . . . . . . . . . . . . 146 パスワードを忘れたとき . . . . . . . . . . . . . . 149 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 151 テストするデバイスの選択 診断オプションの選択 . . . 情報および結果の表示 . . . 6 7 ジャンパおよびコネクタ . 困ったときは . デルへのお問い合わせ.
システムについて 本項では、お使いのシステムの主な機能を実現する物理的なインタフェー ス機能、およびファームウェア / ソフトウェアのインタフェース機能につ いて説明します。システムの前面パネルおよび背面パネルにある物理コネ クタを使用することで、接続やシステムの拡張が容易に行えます。システ ムファームウェア、アプリケーション、および OS は、システムやコン ポーネントの状態を監視し、問題が発生した場合に警告を発します。 システムの状態は次のいずれかによって報告されます。 • 前面 / 背面パネルインジケータ • システムメッセージ • 警告メッセージ • 診断メッセージ • アラートメッセージ 本項では、上記の各タイプのメッセージについて説明し、考えられる原 因と、メッセージに示された問題を解決するための処置についても説明し ます。また、システムのインジケータおよびその機能について図を使って 説明します。 その他の情報 メモ:安全および認可機関に関する重要な情報は、別のマニュアルに記 載されています。保証情報に関しては、『サービス & サポートのご案内』 を参照してください。 • 『
• システムとは別に購入されたコンポーネントのマニュアルでは、購 入されたオプション装置の取り付けや設定について説明しています。 • システム、ソフトウェア、またはマニュアルの変更に関して記載さ れたアップデート情報がシステムに付属していることがあります。 メモ:アップデートには他の文書の内容を差し替える情報が含まれ ている場合がよくありますので、support.dell.com でアップデート がないかどうかを常に確認し、初めにお読みください。 • リリースノートまたは readme ファイルには、システムまたはマ ニュアルの最新のアップデート情報や、専門知識をお持ちのユー ザーや技術者のための高度な技術情報が記載されています。 起動中にシステムの機能にアクセスする方法 表 1-1 のキー操作を起動中に行うと、システムの各機能にアクセスでき ます。キー操作を行う前に OS のロードが開始された場合は、システムの 起動が完了するのを待ってから、システムを再起動し、もう一度この手順 を実行してください。 表 1-1.
前面パネルの機能およびインジケータ システム前面パネルにあるボタン、インジケータ、およびコネクタを 図 1-1 に示します。表 1-2 には、コンポーネントの説明を示します。 図 1-1.
表 1-2. 前面パネルのコンポーネント 項目 コンポーネント アイコン 説明 1 USB コネクタ(2) USB 2.0 対応デバイスをシステム に接続するときに使用します。 2 電源ボタン 電源ボタンによってシステムへの 直流電源の供給を制御します。 メモ:ACPI 対応の OS を実行して いる場合、電源ボタンを使ってシ ステムの電源を切れば、システム は電源が切れる前に正常なシャッ トダウンを実行できます。システ ムが ACPI 対応の OS を実行してい ない場合、電源ボタンを押すと電 源がただちに切れます。 3 電源ライト 点灯しない — システムの電源は 切れています。 緑色の点灯 — システムの電源が オンになっています。 緑色の点滅 — システムは低電力 状態になっています。 黄色の点灯 — POST(電源投入 時の自己診断)前に BIOS エ ラーが発生しました。16 ページ の「診断ライト」を参照してく ださい。 黄色の点滅 — 電源ユニットに問 題があります。 4 フレックスベイ オプションのディスケットドライ ブを格納します。 5 5.
背面パネルの機能およびインジケータ システム背面パネルにあるボタン、インジケータ、およびコネクタを 図 1-2 に示します。 図 1-2.
外付けデバイスの接続 システムに外付けデバイスを接続する場合は、次のガイドラインに従って ください。 • ほとんどのデバイスは特定のコネクタに接続する必要があります。 また、デバイスドライバをインストールしないとデバイスは正常に 動作しません。デバイスドライバは、通常 OS ソフトウェアまたはデ バイス本体に付属しています。取り付けおよび設定の詳細につい ては、デバイスに付属のマニュアルを参照してください。 • 外付けデバイスを取り付けるときは、必ずシステムとデバイスの電 源を切ってください。次に、(デバイスのマニュアルに特別な指示が ない限り)システムの電源を入れる前に外付けデバイスの電源を入 れます。 I/O ポートやコネクタを有効または無効にする方法と設定方法につい ては、31 ページの「セットアップユーティリティの使い方」を参照して ください。 NIC インジケータコード 背面パネルの NIC には 1 つのインジケータがあり、ネットワーク動作お よびリンク状態を示します。図 1-3 を参照してください。NIC インジケー タコードのリストを 表 1-3 に示します。 図 1-3.
表 1-3.
診断ライト システムの起動中に、システム前面パネルの 4 つの診断インジケータが エラーコードを表示します。表 1-5 に、エラーコードに関連する原因と可 能な対応策を一覧表示します。ハイライトされている場合は点灯、ハイラ イトされていない場合は消灯を表します。 メモ:電源 LED が黄色に点滅している場合は、電源ユニットに問題があ ります。電源 LED が黄色に点灯している場合は、POST(電源投入時の自己 診断)前に BIOS エラーが発生したことを示します。 表 1-5.
表 1-5.
表 1-5.
表 1-6. システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Caution!NVRAM_CLR jumper is installed on system board.
表 1-6. システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Diskette subsystem ディスケットドライブま ディスケットドライブおよ reset failed たはオプティカルドライ びオプティカルドライブ ブのコントローラに障害 ケーブルが適切に取り付け があります。 られていることを確認し ます。117 ページの「USB デバイスのトラブルシュー ティング」および 130 ページの「オプティカ ルドライブのトラブル シューティング」を参照し てください。問題が解決し ない場合は、151 ページの 「困ったときは」を参照し てください。 Drive not ready ディスケットがディス ディスケットを挿入しなお ケットドライブにない すか、交換します。 か、正しく挿入されてい ません。 Error: Incorrect 取り付けられているメモ 81 ページの「メモリモ memory リモジュールの仕様が一 ジュール取り付けガイドラ configuration.
表 1-6. システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 対応処置 Gate A20 failure キーボードコントローラ 151 ページの「困ったと の不良です(システム基 きは」を参照してくだ 板の不良です)。 さい。 General failure OS がコマンドを実行で きません。 このメッセージの後には通 常、問題を特定する情報が 表示されます。適切な処置 を行って問題を解決し ます。 Keyboard キーボードコントローラ 151 ページの「困ったとき controller failure の不良です(システム基 は」を参照してください。 板の不良です)。 Keyboard data line キーボードケーブルが緩 failure んでいるか、正しく接続 されていません。キー Keyboard failure ボードに障害があり Keyboard stuck key ます。キーボードコント failure ローラに障害があり ます。 Keyboard fuse has failed.
表 1-6.
表 1-6.
表 1-6.
表 1-6.
表 1-6.
表 1-6. システムメッセージ (続き) メッセージ 原因 Sector not found ディスケットまたはハー システムに取り付けたドラ ドドライブに障害があり イブの種類に応じて、 ます。 117 ページの「USB デバ イスのトラブルシューティ ング」または 133 ページ の「ハードドライブのトラ ブルシューティング」を参 照してください。 Seek error Seek operation failed 対応処置 Shutdown failure シャットダウンテストエ すべてのメモリモジュール ラーです。 が正しく取り付けられてい ることを確認します。 125 ページの「システムメ モリのトラブルシューティ ング」を参照してくだ さい。問題が解決しない場 合は、151 ページの「困っ たときは」を参照してくだ さい。 The amount of system memory has changed.
表 1-6.
表 1-6.
診断メッセージ システム診断プログラムを実行すると、エラーメッセージが表示されるこ とがあります。診断エラーメッセージは、本項には記載されていません。 151 ページの「困ったときは」の診断チェックリストのコピーにメッセー ジを記録してから、該当する項を参照して、テクニカルサポートにお問い 合わせください。 アラートメッセージ システム管理ソフトウェアは、システムのアラートメッセージを生成し ます。アラートメッセージには、ドライブ、温度、ファン、および電源の 状態についての情報、ステータス、警告、およびエラーメッセージが含ま れます。詳細については、システム管理ソフトウェアのマニュアルを参照 してください。 30 システムについて
セットアップユーティリティの 使い方 システムのセットアップを完了したら、セットアップユーティリティを起 動して、システム設定およびオプション設定を確認します。表示された情 報を将来の参考のために記録しておきます。 セットアップユーティリティは、次のような場合に使用します。 • ハードウェアを追加、変更、または取り外した後に、NVRAM に保 存されたシステム設定を変更する。 • 時刻や日付などのユーザーが選択可能なオプションを設定または変 更する。 • 内蔵デバイスを有効または無効にする。 • 取り付けたハードウェアと設定との間の不一致を修正する。 セットアップユーティリティの起動 1 システムの電源を入れるか、再起動します。 2 次のメッセージが表示されたら、すぐに を押します。 = System Setup を押す前に OS のロードが開始された場合は、システムの起動 が完了するのを待ってから、もう一度システムを再起動し、この手 順を実行してください。 メモ:システムシャットダウンの正しい順序を確認するには、OS に 付属のマニュアルを参照してください。
エラーメッセージへの対応 特定のエラーメッセージに対応することによって、セットアップユーティ リティを起動できます。システムの起動中にエラーメッセージが表示され た場合は、メッセージをメモしてください。セットアップユーティリティ を起動する前に、18 ページの「システムメッセージ」でメッセージとエ ラーの修正方法に関する説明を参照してください。 メモ:メモリのアップグレード後、最初にシステムを起動する際に、 システムメッセージが表示されるのは正常です。 セットアップユーティリティの使い方 セットアップユーティリティ画面で情報の表示や変更、プログラムの終了 などに使用するキーのリストを 表 2-1 に示します。 表 2-1.
セットアップユーティリティのオプション メイン画面 セットアップユーティリティを起動すると、セットアップユーティリティ のメイン画面が表示されます(図 2-1 を参照)。 図 2-1.
表 2-2.
表 2-2.
CPU Information(CPU 情報)画面 CPU Information(CPU 情報)画面の情報フィールドに表示されるオプ ションのリストおよび説明を 表 2-4 に示します。 表 2-4.
表 2-4. CPU Information(CPU 情報)画面 (続き) オプション 説明 Processor Name Display 取り付けられているプロセッサ 0 の CPU 名が表示さ れます。 Level 2 Cache プロセッサのキャッシュメモリ容量が表示されます。 Number of Cores プロセッサ内のコアの数が表示されます。 SATA Configuration(SATA 構成)画面 SATA Configuration(SATA 構成)画面の情報フィールドに表示される オプションのリストおよび説明を 表 2-5 に示します。 表 2-5.
Integrated Devices(内蔵デバイス)画面 Integrated Devices(内蔵デバイス)画面に表示される情報フィールド のオプションのリストおよび説明を 表 2-6 に示します。 表 2-6.
Console Redirection(コンソールリダイレクション)画面 Console Redirection(コンソールリダイレクション)画面に表示され る情報フィールドのオプションのリストおよび説明を 表 2-7 に示します。 表 2-7.
表 2-8.
表 2-8. System Security(システムセキュリティ)画面のオプション (続き) オプション TPM Security (デフォルトは Off) 説明 システムの TPM のレポートを設定します。 メモ:TPM はシステム基板に組み込まれたマイクロチッ プで、OS とプログラムの両方から使用できます。TPM を 使用して、暗号化キーを作成、格納、保護することができ ます。TPM のその他のマニュアルは、support.dell.
表 2-8.
システムパスワードの使い方 システムパスワードを設定すると、パスワードを知っているユーザーでな ければ、システムの全機能を使用することはできません。System Password(システムパスワード)オプションが Enabled(有効)に設 定されている場合、システムパスワード要求のプロンプトがシステムの起 動後に表示されます。 システムパスワードの設定 システムパスワードを設定する前に、まずセットアップユーティリティを 起動して、System Password(システムパスワード)オプションを確認 します。 システムパスワードが設定されている場合、System Password(システ ムパスワード)オプションの設定は Enabled(有効)です。Password Status(パスワードステータス)が Unlocked(ロック解除)に設定さ れている場合、システムパスワードは変更できます。Password Status (パスワードステータス)オプションが Locked(ロック)に設定されて いる場合、システムパスワードは変更できません。ジャンパ設定によって システムパスワード機能が無効になっている場合
パスワードの設定では、大文字と小文字は区別されません。ただし 無効なキーの組み合わせもあります。無効な組み合わせで入力す ると、ビープ音が鳴ります。パスワードの入力時に文字を削除する には、 または左矢印キーを押します。 メモ:システムパスワードの設定を途中で中止する場合は、手順 5 を終了する前に を押して別のフィールドに移動するか を押します。 4 を押します。 5 パスワードを確認するために、もう一度同じパスワードを入力して、 を押します。 System Password(システムパスワード)の設定表示が Enabled (有効)に変わります。セットアップユーティリティを終了して、シ ステムを使用します。 6 ここでシステムを再起動してパスワード保護機能を有効にするか、 作業を続けます。 メモ:システムを再起動するまでパスワード保護機能は有効になり ません。 システムを保護するためのシステムパスワードの使い方 メモ:セットアップパスワードを設定している場合(46 ページの「セッ トアップパスワードの使い方」を参照)
システムの電源を入れたり を押してシステムを再起動 したりするたびに Password Status(パスワードステータス)オプショ ンが Locked(ロック)に設定される場合は、プロンプト画面でパスワー ドを入力し、 を押します。 正しいシステムパスワードを入力して を押すと、システムは通 常どおりに動作します。 間違ったシステムパスワードを入力すると、パスワードの再入力を求める メッセージが表示されます。3 回目までに正しいパスワードを入力してく ださい。間違ったパスワードを 3 回入力すると、間違ったパスワードの 入力回数とシステムの停止を示すエラーメッセージが表示され、システム が停止し、シャットダウンします。このメッセージは、何者かが無許可で システムの使用を試みたことを示す警告となります。 システムをシャットダウンして再起動しても、正しいパスワードを入力す るまで、このエラーメッセージが表示されます。 メモ:Password Status(パスワードステータス)オプションの他に System Password(システムパスワード)と
5 System Password(システムパスワード)オプションに Not Enabled(無効)と表示されていることを確認します。 System Password(システムパスワード)オプションに Not Enabled(無効)と表示されている場合、システムパスワードは削 除されています。System Password(システムパスワード)オプ ションに Enabled(有効)が表示されている場合は、 を 押してシステムを再起動し、手順 2 ~ 手順 5 を繰り返します。 セットアップパスワードの使い方 セットアップパスワードの設定 セットアップパスワードは、Setup Password(セットアップパスワ ード)オプションが Not Enabled(無効)に設定されている場合に のみ、設定(または変更)できます。セットアップパスワードを設定する には、Setup Password(セットアップパスワード)オプションをハイ ライト表示して、<+> または <–> キーを押します。パスワードの入力と 確認を求めるプロンプトが表示されます。パスワードに使用できない文字 を指定すると、警告の
セットアップパスワード使用中の操作 Setup Password(セットアップパスワード)が Enabled(有効)に設 定されている場合、正しいセットアップパスワードを入力しないと、ほと んどのセットアップオプションは変更できません。セットアップユーティ リティを起動すると、パスワードの入力を求めるプロンプトが表示され ます。 3 回目までに正しいパスワードを入力しないと、セットアップ画面は表示 されますが、変更することはできません。ただし例外として、System Password(システムパスワード)が Enabled(有効)に設定されてお らず、また Password Status(パスワードステータス)オプションを 使ってロックされていない場合、システムパスワードを設定できます (ただし、既存のシステムパスワードを無効にしたり変更することはでき ません)。 メモ:Setup Password(セットアップパスワード)オプションと Password Status(パスワードステータス)オプションを併用すると、 無許可の変更からシステムパスワードを保護することができます。 既存のセットアップパスワードの
セットアップユーティリティの使い方
システム部品の取り付け 本項では、以下のシステム部品を取り付ける方法について説明します。 • 前面ドライブベゼル • ディスケットドライブ • オプティカルドライブとテープドライブ • ハードドライブ • 拡張カード • SAS コントローラカード • メモリ • マイクロプロセッサ • 冷却ファン • システムバッテリー • 電源ユニット • シャーシイントルージョンスイッチ • ベゼル • I/O パネル • システム基板 奨励するツール 本項の手順を実行するには、以下のアイテムが必要です。 • #2 プラスドライバ • 静電気防止用リストバンド システム部品の取り付け 49
システムの内部 図 3-1 は、システムカバーを開いた状態のシステム内部の配置図です。 図 3-1. システムの内部 10 1 2 9 8 3 7 6 5 4 1 電源ユニット 2 3 システム基板 4 ハードドライブ(2) 5 3.5 インチドライブベイ 6 テープバックアップユニット 7 5.
システム基板には、プロセッサ 1 個、拡張カード 4 枚、メモリモジュー ル 4 枚を取り付けることができます。ハードドライブベイには、SAS ま たは SATA ハードドライブを 2 台まで取り付けることができます。システ ム前面のドライブベイには、オプティカルドライブ 1 台、オプションの テープドライブ 1 台または 2 台目のオプティカルドライブ、およびオプ ションのディスケットドライブ 1 台を取り付けることができます。SAS ハードドライブにはコントローラ拡張カードが必要です。電力は、単一の 非冗長電源装置を経由してシステム基板、および内蔵周辺機器に供給され ます。 システムカバーの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 電源ボタンを押して、システム基板の静電気を逃がします。 3 システム本体を、
4 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 シャーシイントルージョンディテクタを有効にしている場合、カ バーを開けて閉じると、次のシステム起動時に以下のメッセージが 画面に表示されます。 Alert!Cover was previously opened.(警告 ! カバーが取 り外されました。 ) 5 シャーシイントルージョンディテクタをリセットするには、 を 押してセットアップユーティリティを起動します。31 ページの 「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。 メモ:セットアップパスワードが他の人によって設定されている場 合は、シャーシイントルージョンディテクタのリセット方法はネッ トワーク管理者にお問い合わせください。 図 3-2.
前面ドライブベゼル 前面ドライブベゼルは、オプションのディスケットドライブと 5.
図 3-3. 前面ドライブベゼルの取り外しと取り付け 1 2 1 スライディングプレート 2 前面ドライブベゼル 前面ドライブベゼルカバーの取り外し 3.5 インチまたは 5.25 インチドライブベイにドライブを取り付ける場合 は、最初に前面ドライブベゼルから対応するカバーを取り外します。 カバーをベゼルの前面から軽く引きます。次に、ベゼルの背面で、カバー の端にあるタブを挟むようにして押し上げ、カバーをベゼルから外し ます。図 3-4 を参照してください。 前面ドライブベゼルカバーの取り付け 3.5 インチまたは 5.
図 3-4. 前面ドライブベゼルカバーの取り外しと取り付け 1 2 4 3 1 3 前面ドライブベゼル 2 カバーのタブ ドライブベゼルカバー 4 オプションの 5.
図 3-5. ダミードライブの取り外しと取り付け 3 2 1 1 タブ 3 ダミードライブ位置合わせネジ 2 ダミードライブ ディスケットドライブ 3.
4 電源ケーブルとデータケーブルをディスケットドライブから外し ます。図 3-6 を参照してください。 5 スライドプレートのレバーを矢印の方向にスライドさせます。図 3-6 を参照してください。 6 レバーをずらしたままの状態で、ドライブをベイからゆっくりと引 き出します。 図 3-6. ディスケットドライブの取り外しと取り付け 1 4 2 3 1 3 スライディングプレート 2 ドライブベイネジスロット ディスケットドライブ 4 ディスケットドライブの肩付き ネジ 7 ドライブを取り外したままにする場合は、前面ドライブベゼルに 3.
8 前面ドライブベゼルを取り付けます。53 ページの「前面ドライブベ ゼルの取り付け」を参照してください。 9 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り 付け」を参照してください。 10 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 ディスケットドライブの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 3 交換用のディスケットドライブを箱から取り出し、取り付けの準備 をします。 4 ドライブのマニュアルを参照し、ドライブがお使いのシステムに合 わせて設定されていることを確認します。 5 前面ドライブベゼルを取り外します。53 ページの「前面ベゼルの取 り外し」を参照してくだ
図 3-7.
図 3-8.
15 セットアップユーティリティを起動し、ドライブのコントローラが 有効になっていることを確認します。31 ページの「セットアップ ユーティリティの使い方」を参照してください。 16 (オプション)システム診断プログラムを実行して、ドライブをテス トします。141 ページの「システム診断プログラムの実行」を参照 してください。 オプティカルドライブとテープドライブ 上側の 5.25 インチドライブベイには、オプティカルドライブのみ取り付 け可能です。下側の 5.
図 3-9.
図 3-10.
オプティカルドライブまたはテープドライブの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 ドライブを箱から取り出して、取り付けの準備をします。手順につ いては、ドライブに付属のマニュアルを参照してください。 SCSI テープドライブを取り付けるには、SCSI コントローラカード を取り付ける必要があります。78 ページの「拡張カードの取り 付け」を参照してください。 メモ:最適なケーブル配線を行うには、SCSI コントローラカードを 拡張カードスロット 1 に取り付けることをお勧めします。拡張カード スロット 1 の位置は、図 6-2 を参照してください。 テープドライブに付属のマニュアルと次のガイドラインに従って テープドライブを設定してください。 a SCSI ホストアダプタに接続する各デバイスには、一意の SCSI ID 番号が必要です(ナロー SCSI デバイスは 0 ~ 7、ワイド SCSI デ バ
5 ほかにも取り付けられているドライブがあれば取り外し(61 ページ の「オプティカルドライブまたはテープドライブの取り外し」を 参照)、新しいドライブに取り付けるために 3 本の肩付きネジを取り 外します(図 3-11 を参照)。 6 ドライブベイが空の場合は、前面ドライブベゼルカバーを取り外し ます。54 ページの「前面ドライブベゼルカバーの取り外し」を参照 してください。 7 カバーから 3 本の肩付きネジを外し、1 本を上段の穴の列に、2 本を 下段の穴の列に取り付けます。図 3-11 を参照してください。 図 3-11.
図 3-12.
図 3-13.
14 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 15 (オプション)システム診断プログラムを実行して、ドライブをテス トします。141 ページの「システム診断プログラムの実行」を参照 してください。 ハードドライブ メモ:システムのドライブは、SATA ハードドライブまたは SAS ハードド ライブのどちらか一方で統一する必要があります。 ハードドライブ取り付けのガイドライン お使いのシステムの内蔵ドライブベイには、SATA または SAS ハードドラ イブを 2 台まで装備できます。2 台は SAS または SATA のどちらか一方で 統一する必要があります。SAS と SATA を混在させる構成はサポートされ ていません。システムの内蔵 SATA コントローラまたはオプションの SAS コントローラ拡張カードには、SATA ドライブを 2 台まで接続できます。 オプションの SAS コントローラ拡張カードには、SAS ドライブを 2 台ま で接続できます。可能なドライブ構成を 表 3-1 に示します。 表 3-1.
ハードドライブの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り外 し」を参照してください。 3 取り外すハードドライブから、ハードドライブ電源ケーブルを外し ます。 4 青色のタブを引き上げて、取り外すハードドライブから青色のデー タケーブルを外します。 5 ハードドライブブラケットの両側にある青色のタブを内側に押しな がら、ドライブとブラケットを上方向にスライドさせてベイから取 り外します。図 3-14 を参照してください。 システム部品の取り付け 69
図 3-14.
ハードドライブの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 交換用のハードドライブを梱包から取り出して、取り付けの準備を します。 2 ハードドライブのマニュアルを参照して、ドライブの設定がお使い のシステムに合っているか確認します。 3 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 4 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 5 ハードドライブを交換する場合は、既存のドライブを取り外します (69 ページの「ハードドライブの取り外し」を参照)。 空のハードドライブベイにハードドライブブラケットがある場合は、 ブラケットの 2 個のタブを内側に押し、ブラケットを引き上げてド ライブベイから取り出します。 交換用ハードドライブにハードドライブブラケットが付いていない 場合は、これまで使用していたドライブからブラケッ
図 3-15.
• SAS コントローラ拡張カード(SAS ハードドライブまたは SATA ハードドライブの場合)に接続する場合は、SAS コントローラ カードに接続されたデータケーブルと電源ケーブルを 図 3-17 の ように接続します。カードの取り付けとケーブルの配線につい ては、79 ページの「SAS コントローラ拡張カード」を参照して ください。 図 3-16.
図 3-17.
12 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 ドライブの動作に必要なソフトウェアをインストールする手順につ いては、ドライブに付属のマニュアルを参照してください。 13 を押してセットアップユーティリティを起動し(31 ページの 「セットアップユーティリティの起動」を参照)、ドライブのコント ローラが有効になっていることを確認します。 14 セットアップユーティリティを終了し、システムを再起動します。 15 ドライブのパーティション分割と論理フォーマットを実行します。 手順については、OS のマニュアルを参照してください。 16 (オプション)システム診断プログラムを実行して、ハードドライブ をテストします。141 ページの「システム診断プログラムの実行」 を参照してください。 17 取り付けたドライブがプライマリドライブの場合は、そのハードド ライブに OS をインストールします。 拡張カード システム基板には、次の構成で拡張カードを 4 枚まで取り付けることが できます。 • 3.
拡張カードの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 3 シャーシの内側で、カード固定ドアのリリースタブを押し、シャー シの外側の固定ドアのラッチを押し下げて、ドアを開きます。 図 3-18 を参照してください。 4 必要があれば、カードに接続されたすべてのケーブルを外します。 5 カードの上端の角を持って、コネクタから取り外します。 6 カードを取り外したままにする場合は、空のカードスロット開口部 にフィラーブラケットを取り付けます。 メモ:FCC 認可規格にシステムを準拠させるには、空の拡張カード スロットにはフィラーブラケットを取り付ける必要があります。 ブラケットには、システム内へのごみやほこりの侵入を防ぐほか、
図 3-18.
拡張カードの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り外 し」を参照してください。 3 シャーシの内側で、カード固定ドアのリリースタブを押し、シャー シの外側の固定ドアのラッチを押し下げて、ドアを開きます。 図 3-18 を参照してください。 4 新たにカードを取り付ける場合、フィラーブラケットを取り外し ます。 メモ:このブラケットは、拡張カードを取り外す場合に備えて保管 しておいてください。FCC 認可規格にシステムを準拠させるには、 空の拡張カードスロットにフィラーブラケットを取り付ける必要が あります。ブラケットには、システム内へのごみやほこりの侵入を 防ぐほか、システム内部の正常な冷却と換気を助ける働きもあり ます。 5 取り付けるカードを
8 必要なすべてのケーブルをカードに接続します。 カードのケーブル接続については、カードに付属しているマニュア ルを参照してください。 9 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り付 け」を参照してください。 10 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 11 カードのマニュアルに従って、必要なすべてのデバイスドライバを インストールします。 SAS コントローラ拡張カード SAS コントローラカードに付属のマニュアルに書かれている取り付け手順 を読みます。カードを拡張カードコネクタ SLOT1 または SLOT2 に取り付 け(78 ページの「拡張カードの取り付け」を参照)、カードに接続された ハードドライブ動作インジケータケーブルをシステム基板上の AUXLED コネクタに接続します(コネクタの位置については、図 6-2 を参照してく ださい)。図 3-19 に示すようにケーブルをスロットに固定し、ケーブル の緩みが邪魔にならないようにします。 システム部品の取り付け 79
図 3-19.
メモリ システム基板上の 8 個のメモリモジュールコネクタには、512 MB から 8 GB の 667 MHz および 800 MHz、バッファなしの ECC DDR II シングル ランクまたはデュアルランクのメモリモジュールを取り付けることができ ます。4 個のメモリモジュールコネクタの位置については、図 6-2 を参照 してください。 メモ:メモリを取り付ける場合は、表 3-2 に示す構成のガイドラインに 従って、慎重に作業してください。メモリを間違ったスロットに取り付け ると、システムパフォーマンスが著しく低下します。スロットの位置につ いては、図 6-2 を参照してください。 メモリモジュールアップグレードキット このシステムは、512 MB、1 GB、および 2 GB の 667 MHz または 800 MHz、バッファなしの ECC DDR II シングルランクまたはデュアルラ ンクメモリモジュールを組み合わせて、最大 8 GB までアップグレードす ることができます。メモリアップグレードキットは、デルからご購入いた だけます。 メモリモジュール取り付けガイドライン • メモリモジュール
メモリ構成のガイドラインを 表 3-2 に示します。この表に示すスロット 構成に従ってメモリを取り付けると、メモリの最大のパフォーマンスが得 られます。 表 3-2.
アドレススペースを必要とするコンポーネントは次のとおりです。 • システム ROM • 高度なプログラム可能割り込みコントローラ(APIC) • 内蔵 PCI デバイス(NIC など)および SCSI コントローラ • PCI 拡張カード システムの起動時に、BIOS はアドレススペースを必要とするコンポーネ ントを識別します。BIOS は予約された必要なアドレススペースの容量を 動的に計算して、8 GB から予約済みのアドレススペースを減算し、利用 可能なメモリスペースの容量を決定します。 • システムに取り付けられたメモリの総量が利用可能なアドレスス ペースより少ない場合、取り付けられたすべてのシステムメモリは、 OS のみが利用できます。 • システムに取り付けられたメモリの総量が、利用可能なアドレスス ペースと等しいか、またはそれ以上である場合は、取り付けられた システムメモリの少量部分を、OS が利用できます。 メモリモジュールの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属
メモリモジュールの取り付け 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 3 メモリモジュールコネクタの両端にある固定クリップを押し開き ます。図 3-20 を参照してください。 4 メモリモジュールのエッジコネクタをコネクタの位置合わせキーに 揃えます。 メモリモジュールコネクタには位置合わせキーがあるので、メモリ モジュールは一方向にしか取り付けられません。 5 モジュールの両端に均等に力をかけながら、モジュールをコネクタ に差し込んで慎重に所定の位置まで押し下げます。 図 3-20.
6 固定クリップを掛けてモジュールを所定の位置に固定します。 モジュールを正しく挿入すると、固定クリップはモジュール両端の 切り欠きにカチッと収まります。 メモリモジュールがコネクタに正しく装着されると、コネクタの固 定クリップは、メモリモジュールが取り付けられた他のコネクタの 固定クリップと揃います。 7 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り付 け」を参照してください。 8 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 新しいメモリ容量が既存の設定情報と一致しないことをシステムが 検知すると、次のメッセージが表示されます。 The amount of system memory has changed.
マイクロプロセッサ システムプロセッサは将来、速度と機能が向上したプロセッサに交換 して、アップグレードできます。プロセッサとそれぞれの内部キャッシュ メモリは、システム基板の ZIF ソケットに取り付けられた LGA(Land Grid Array)パッケージに格納されています。 プロセッサの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 警告:システム稼動中は、プロセッサおよびヒートシンクが非常な高温 になることがあります。プロセッサおよびヒートシンクが十分に冷えるの を待ってから手を触れるようにしてください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り外 し」を参照してください。 3 エアフローカバーアセンブリの上部に固定されているディスケット ケーブルを外し、脇に置きます。 4 #2 プラ
図 3-21.
8 プロセッサをソケットから取り外したら、ソケットに新しいプロ セッサを取り付けられるように、リリースレバーは立てたままにし ておきます。 注意:プロセッサを取り外す際には、ZIF ソケットのピンを曲げないよう に気をつけてください。ピンを曲げるとシステム基板が破損して修復でき ない場合があります。 図 3-22.
a プロセッサのソケットのリリースレバーが完全に立っていない場 合は、垂直に立てます。 b プロセッサとソケットのキーを合わせ、プロセッサをソケット に軽く置きます。 注意:プロセッサは強く押し込まないでください。プロセッサの位置が 合っていれば、簡単にソケットに入ります。 c プロセッサシールドを閉じます。図 3-22 を参照してください。 d プロセッサがソケットにしっかりと収まったら、ソケットリ リースレバーを元の位置にカチッとはまるまで下ろしてプロ セッサを固定します。図 3-22 を参照してください。 4 ヒートシンク底面に塗ってあるサーマルグリースをきれいに拭き取 ります。 注意:新しいサーマルグリースを塗ります。新しいサーマルグリースの 塗布は、正しいサーマルボンディングとプロセッサの最適な動作を保証す る上できわめて重要です。 5 プロセッサの上面にサーマルグリースを新たに塗布します。 6 ヒートシンクアセンブリブラケットにを戻し、ヒートシンクアセン ブリを傾けてシステム基板の上に置きます。図 3-21 を参照してくだ さい。 7 2 本の拘束ネジをシステム基板に正しく合わせて
冷却ファン システムには、プロセッサ用とカードケージ用の 2 台の冷却ファンが備 わっています。各ファンには、冷却ファンアセンブリの一部であるエアフ ローカバーが付いています。ファンとエアフローカバーは 1 つのユニッ トとして交換します。 メモ:大型のプロセッサ冷却ファンを取り外す場合は、まずヒートシン クとエアフローカバーアセンブリを取り外す必要があります。86 ページの 「プロセッサの取り外し」 (ただし、プロセッサは取り外しません)および 図 3-24 を参照してください。 冷却ファンの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 3 ファンの電源ケーブルをシステム基板から外します。 a 小型のハードドライブ冷却フ
b プロセッサ冷却ファンをシャーシに固定している側面リリースタ ブを押します(図 3-24 を参照)。 c 底部リリースタブを押し、前方にずらして、底部取り付けタブを 取り付け穴から外します(図 3-24 を参照)。 d ファンを背面パネルの方向へスライドさせ、持ち上げて外し ます。 図 3-23.
図 3-24.
ハードドライブ冷却ファンを取り付ける場合は、次の手順に従います。 1 交換用ファンの底部取り付けタブを、システムシャーシの取り付け 穴に合わせます。 2 上部にある 2 つのリリースタブを両端から挟むように押し、アセン ブリを前方にずらして所定の位置にロックします。 プロセッサ冷却ファンを取り付ける場合は、次の手順に従います。 1 交換用ファンの底部取り付けタブを、システムシャーシの取り付け 穴に合わせます。交換用ファンの側面のスロットをシャーシのブラ ケットマウントの固定タブに合わせます。 2 カチッと音がして所定の位置に収まるまで、ファンを正面パネルに 向かってスライドさせます。 3 ケーブルをヒートシンクファンエアフローカバーのスロットに固定 して、不要な緩みを調節します。図 3-25 を参照してください。 4 ファンケーブルをシステム基板に接続します。コネクタの位置につ いては、図 6-2 を参照してください。 システム部品の取り付け 93
図 3-25.
システムバッテリー コイン型バッテリーによって、システムの設定、日付、時間の情報が保持 されます。バッテリーの寿命は数年です。 バッテリーの交換が必要かどうかを判断するには、122 ページの「システ ムバッテリーのトラブルシューテ ィング」を参照してください。 バッテリーがなくてもシステムは動作しますが、電源をオフにしたり、 コンセントから電源プラグを抜いたりした場合、設定情報が消去され ます。この場合、セットアップユーティリティを起動して、セットアップ 項目を再設定しなければなりません。 警告:新しいバッテリーは、正しく取り付けないと破裂するおそれがあ ります。交換用のバッテリーには、製造元が推奨する型、またはそれと同 等の製品を使用してください。使用済みのバッテリーは、製造元の指示に 従って廃棄してください。 システムバッテリーの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 セットアップユーティリティを起動
図 3-26.
7 新しく取り付けたバッテリーのテスト方法については、122 ページ の「システムバッテリーのトラブルシューテ ィング」を参照してく ださい。 8 1 時間経過後、システムをコンセントに接続して、電源を入れます。 9 セットアップユーティリティを起動します。時刻と日付が正しく なっていない場合は、151 ページの「困ったときは」を参照してく ださい。 10 古いバッテリーは適切に廃棄します。詳細については、『製品情報ガ イド』を参照してください。 電源ユニット 電源ユニットの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り外 し」を参照してください。 3 システム構成に応じて、該当する次のコンポーネントから電源ケー ブルを外します(コネクタの位置については
4 ヒートシンクおよびエアフローカバーアセンブリを取り外します。 ヒートシンクとエアフローカバーアセンブリを所定の位置に固定し ている 2 本の拘束ネジを緩めます。 拘束ネジは、プロセッサ冷却ファンハウジングの横にあります。 図 3-21 を参照してください。 5 ヒートシンクとエアフローカバーアセンブリをファンハウジングか ら離すように傾け、持ち上げて外します。 6 電源ユニットの側面の配線クリップに I/O パネルと SATA のケーブル が接続されていれば、それらのケーブルを外します。 7 #2 プラスドライバを使って、電源ユニットを背面パネルに固定して いる 4 本のプラスネジを取り外します。 8 電源ユニットリリースタブを押し下げ、電源ユニットをシステム正 面に向かってスライドさせてから、持ち上げてシステムシャーシか ら取り外します。図 3-27 を参照してください。 9 新しい電源ユニットに取り付けるために、ケーブルクリップを取り 外して邪魔にならない場所に置きます。 98 システム部品の取り付け
図 3-27.
6 システム構成に応じて、以下の電源ケーブルを取り付けます。 • システム基板の PWR_CONN コネクタ • システム基板上の 12V コネクタ • ハードドライブ • ディスケットドライブ • テープバックアップ装置 • オプティカルドライブ 7 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り 付け」を参照してください。 シャーシイントルージョンスイッチ シャーシイントルージョンスイッチの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 3 システム基板上の INTRUSION SWITCH コネクタからシャーシイント ルージョンスイッチケーブルを外します。図 3-28 を参照してく
図 3-28.
ベゼル(サービス技術者専用の手順) ベゼルの取り外し 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 3 ヒートシンクおよびエアフローカバーアセンブリを取り外します。 86 ページの「プロセッサの取り外し」を参照してください。 ただし、プロセッサは取り外しません。 4 大型のプロセッサ冷却ファンを取り外します。90 ページの「冷却 ファンの取り外し」を参照してください。 5 2 本のベゼルリリースネジを取り外します。図 3-29 を参照してくだ さい。 6 ベゼルをシステムの上部に向かってスライドさせてから、外側へ持 ち上げます。 102 システム部品の取り付け
図 3-29.
I/O パネルアセンブリ(サービス技術者専用 の手順) 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 I/O パネルアセンブリの取り外し 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 3 ヒートシンクおよびエアフローカバーアセンブリを取り外します。 86 ページの「プロセッサの取り外し」を参照してください。 ただし、プロセッサは取り外しません。 4 プロセッサ冷却ファンを取り外します。90 ページの「冷却ファンの 取り外し」を参照してください。 5 前面ベゼルを取り外します。102 ページの「ベゼルの取り外し」を 参照してください。 注意:後で正しく配線しなおせるよう、各ケーブルの配線経路をメモし ておいてください。 6 黄色のケーブルループを引いて、I/O パネルリボンケーブル
図 3-30.
2 ネジを取り付けて I/O パネルアセンブリを固定します。図 3-30 を参 照してください。 3 I/O パネルリボンケーブルをオプションの 3.5 インチディスケットド ライブの下と電源ユニットエアフローカバーの側面にあるクリップ を通して固定し、I/O パネルリボンケーブルを新しい I/O パネルコネ クタに接続します。図 3-31 を参照してください。 図 3-31.
4 大型のプロセッサ冷却ファンを取り付けます。92 ページの「冷却 ファンの取り付け」を参照してください。 5 ヒートシンクおよびエアフローカバーアセンブリを取り付けます。 88 ページの「プロセッサの交換」を参照してください。 メモ:プロセッサの損傷を防止するには、ヒートシンクを清掃してサー マルグリースを拭き取り、新しいサーマルグリースをプロセッサに塗布し てからヒートシンクを取り付けます。 6 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り 付け」を参照してください。 7 電源ケーブルをコンセントに接続し、システムの電源を入れます。 システム基板(サービス技術者専用の手順) 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 警告:動作中はヒートシンクが高温になることがあります。やけどをし ないように、システムが十分に冷えるのを待ってからシステム基板を取り 外してください。 システム基板の取り外し 1
4 すべての拡張カードと取り付けケーブルを取り外します。76 ページ の「拡張カードの取り外し」を参照してください。 5 すべてのメモリモジュールを取り外します。81 ページの「メモリ」 を参照してください。 メモ:メモリモジュールを正しく取り付けなおすために、メモリモ ジュールソケットの位置を記録します。 警告:プロセッサとヒートシンクは高温になることがあります。プロ セッサとヒートシンクが十分に冷えるのを待ってから作業してください。 注意:プロセッサの損傷を防ぐために、ヒートシンクをプロセッサから 無理にこじって外そうとしないでください。 6 プロセッサを取り外します。86 ページの「プロセッサの取り外し」 を参照してください。 7 #2 プラスドライバを使用して、システム基板をシャーシに固定して いる 6 本のシステム基板取り付けネジを取り外します。図 6-2 を参 照してください。 8 #2 プラスドライバを使用して、2 本のプロセッサヒートシンクピ ボットマウントネジを外し、システム基板からピボットマウントを 取り外します。図 6-2 を参照してください。ヒートシンクピボット マウントネジはシ
4 プロセッサ、ヒートシンク、およびエアフローカバーアセンブリを 取り付けます。88 ページの「プロセッサの交換」を参照してくだ さい。 5 メモリモジュールを取り外したソケットと同じソケットに装着し ます。84 ページの「メモリモジュールの取り付け」を参照してく ださい。 6 拡張カードを取り付け、ケーブルを接続します。78 ページの「拡張 カードの取り付け」を参照してください。 7 構成に応じて、107 ページの「システム基板の取り外し」で取り外 した以下のケーブルを接続します。図 6-2 を参照してください。 • PWR_CONN および 12V コネクタの 2 本の電源ケーブル • 該当する場合は、FLOPPY コネクタのディスケットドデータケー ブル • CONTROL_PANEL コネクタの I/O パネルケーブル • CPU_FAN コネクタのプロセッサ冷却ファンケーブル • HDD_FAN コネクタのドライブケージ冷却ファンケーブル • SATA コネクタの SATA ハードドライブデータケーブル • INTRUSION SWITCH コネクタのイントルージョンスイッ
システム部品の取り付け
システムのトラブルシューティ ング 作業にあたっての注意 本書に記載されている手順の一部では、システムカバーを取り外してシス テム内部の作業を行う必要があります。システム内部の作業中は、本書お よびシステムマニュアルで説明されている以外の作業を行わないでくだ さい。 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 起動ルーチン システムの起動ルーチン中に目と耳を使って確認する事項を表 4-1 に示し ます。 表 4-1.
表 4-1.
対応処置 1 モニターとシステム、およびモニターと電源の接続を確認します。 2 システムにビデオ出力コネクタ付きの拡張カードが取り付けられて いるかを調べます。 このシステム構成では、モニターケーブルは通常、システムの内蔵 ビデオコネクタではなく、拡張カードのコネクタに接続する必要が あります。 モニターが正しいビデオコネクタに接続されていることを確認する には、システムの電源を切って 1 分間待ち、モニターを別のビデオ コネクタに接続してシステムの電源を入れます。 3 適切なオンライン診断テストを実行します。141 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照してください。 テストが正常に終了したら、問題はビデオハードウェアに関連する ものではありません。 テストが失敗した場合は、151 ページの「困ったときは」を参照し てください。 キーボードまたはマウスのトラブルシュー ティング 問題 • システムメッセージがキーボードおよび / またはマウスの問題を示し ている。 • キーボードおよび / またはマウスが機能していないか、または正常に 機能していない。
2 キーボード / マウスをシステムの反対側の USB ポートに接続してみ ます。たとえば、前面 USB ポートを使用している場合は、背面 USB ポートに接続してみます。 問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。 これで問題が解決した場合は、システムを再起動し、セットアップ ユーティリティを起動して、機能していない USB ポートが有効に なっているかどうかを確認します。ポートが有効であるにもかかわ らず機能していない場合は、151 ページの「困ったときは」を参照 してください。 3 障害のあるキーボードまたはマウスを正常なキーボードまたはマウ スと取り替えます。 これで問題が解決した場合は、障害のあるキーボードまたはマウス を交換します。 4 キーボードとマウスが接続されているポートに隣接するシステム ポートに他の USB デバイスが接続されている場合は、デバイスの電 源を切り、システムから外します。 別の USB デバイスに過電流が発生すると、キーボードとマウスの両 方が機能しなくなる場合があります。 別の USB デバイスを取り外してもマウスとキーボードがすぐに回復 しない場合は、システムを再起動
警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 a システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システム を電源コンセントから外します。 b システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取 り外し」を参照してください。 c システム基板上の NVRAM_CLR ジャンパの位置を確認し (図 6-1 を参照)、ジャンパを有効の位置に設定します。 d システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取 り付け」を参照してください。 e システムおよび周辺機器を電源に接続し、電源を入れます。 マウスとキーボードが機能する場合は、次の手順に進みます。 マウスとキーボードが依然として回復しない場合は、151 ページ の「困ったときは」を参照してください。 f 手順 a および 手順 b を繰り返します。 g NVRAM_CLR ジャンパを無効の位置に設定します。 h システムカバ
シリアル I/O 問題のトラブルシューティング 問題 • エラーメッセージが、シリアルポートに問題があることを示して いる。 • シリアルポートに接続されたデバイスが正しく動作していない。 対応処置 1 セットアップユーティリティを起動し、シリアルポートが有効で、 お使いのアプリケーション用に正しく設定されていることを確認し ます。31 ページの「セットアップユーティリティの使い方」を参照 してください。 2 問題が特定のアプリケーションだけで発生する場合は、そのアプリ ケーションのマニュアルを参照して、そのプログラムに必要な特定 のポート設定を確認します。 3 適切なオンライン診断テストを実行します。141 ページの「システ ム診断プログラムの実行」を参照してください。 テストが正常に実行されるにもかかわらず問題が解決しない場合は、 117 ページの「USB デバイスのトラブルシューティング」を参照し てください。 シリアル I/O デバイスのトラブルシューティング 問題 • シリアルポートに接続されたデバイスが正しく動作していない。 対応処置 1 システムおよびシリアルポートに接続さ
4 システムとシリアルデバイスの電源を入れます。 これで問題が解決した場合は、シリアルデバイスを交換します。 151 ページの「困ったときは」を参照してください。 問題が解決しない場合は、151 ページの「困ったときは」を参照し てください。 USB デバイスのトラブルシューティング 問題 • システムメッセージが USB デバイスに問題があることを示して いる。 • 少なくとも 1 台の USB デバイスが正常に動作していません。 対応処置 1 単一の USB デバイスでのみ問題が発生している場合は、次の手順 を実行します。複数の USB デバイスで問題が発生している場合は、 手順 2 に進みます。 a USB デバイスの電源を切り、USB ケーブルをシステムから少し の間だけ外し、再び接続します。 b システムを起動し、セットアップユーティリティを起動して、 すべての USB ポートが有効になっていることを確認します。 31 ページの「セットアップユーティリティの使い方」を参照し てください。 c USB デバイスの電源を切り、インタフェースケーブルを動作確 認済みのケーブルと取り
2 すべての USB 周辺機器の電源を切り、USB マウスとキーボードを除 くすべての USB デバイスをシステムから取り外します。 3 システムを起動し、USB デバイスを再び接続します。 問題が解決した場合は、USB デバイスのいずれかに発生した過電流 が原因だった可能性が大です。問題が解決しない場合は、USB の構 成を変えて障害のあるデバイスの特定を試みてください。 問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。 4 システム内の NVRAM _CLR ジャンパを設定することで、システム BIOS をデフォルト設定にリセットします。次の手順を実行してくだ さい。 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 a システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システム を電源コンセントから外します。 b システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取 り外し」を参照してください。 c システム基
i システムおよび周辺機器を電源に接続し、電源を入れます。 j セットアップユーティリティを起動して、リセットされたカスタ ム BIOS 設定があればすべて再入力します。すべての USB ポート を必ず有効のままにしておいてください。31 ページの「セット アップユーティリティの使い方」を参照してください。 NIC のトラブルシューティング 問題 • NIC がネットワークと通信できない。 対応処置 1 適切なオンライン診断テストを実行します。141 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照してください。 2 NIC コネクタの該当するインジケータを確認します。14 ページの 「NIC インジケータコード」を参照してください。 • リンクインジケータが点灯しない場合は、すべてのケーブル接続 を確認します。 • アクティビティインジケータが点灯しない場合は、ネットワーク ドライバファイルが損傷しているか、削除された可能性があり ます。 該当するドライバを削除してから、再インストールします。NIC のマニュアルを参照してください。 • 可能であれば
5 ネットワーク上の NIC、ハブ、およびスイッチが、すべて同じデー タ転送速度に設定されていることを確認します。ネットワーク装置 のマニュアルを参照してください。 6 すべてのネットワークケーブルのタイプが適切で、最大長を超えて いないことを確認します。 問題が解決しない場合は、151 ページの「困ったときは」を参照し てください。 システムが濡れた場合のトラブルシューティ ング 問題 • システムに液体をこぼした。 • 湿度が高すぎる。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 3 システムに取り付けられている拡張カードをすべて取り外します。 76 ページの「拡張カードの取り外し」を参照してください。 4
7 システムが正常に起動する場合は、システムをシャットダウンして、 取り外した拡張カードを取り付けます。78 ページの「拡張カードの 取り付け」を参照してください。 8 適切なオンライン診断テストを実行します。141 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照してください。 テストが失敗した場合は、151 ページの「困ったときは」を参照し てください。 システムが損傷した場合のトラブルシュー ティング 問題 • システムを落下させた、または損傷を与えた。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 2 以下のコンポーネントが正しく取り付けられていることを確認し ます。 • 拡張カード • 電源ユニット • ファン • プロセッサとヒートシンク • オプショ
5 システム診断プログラムでシステム基板のテストを実行します。 141 ページの「システム診断プログラムの実行」を参照してくだ さい。 テストが失敗した場合は、151 ページの「困ったときは」を参照し てください。 システムバッテリーのトラブルシューテ ィング 問題 • システムメッセージがバッテリーに問題があることを示している。 • セットアップユーティリティからシステム設定情報が消える。 • システムの日時が正しく維持できない。 メモ:長い期間(数週間から数か月)システムの電源が切られていた 場合、NVRAM からシステム設定情報が失われる可能性があります。これ はバッテリーの不良が原因です。 対応処置 1 セットアップユーティリティで時刻と日付を再入力します。31 ペー ジの「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。 2 システムの電源を切り、少なくとも 1 時間は電源ケーブルをコンセ ントから抜いておきます。 3 電源ケーブルをコンセントに接続し、システムの電源を入れます。 4 セットアップユーティリティを起動します。31 ページの「セット アップユーティリティの使い
電源ユニットのトラブルシューティング 問題 • 電源ユニットの障害インジケータが黄色に点滅している。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 適切なオンライン診断テストを実行します。141 ページの「システ ム診断プログラムの実行」を参照してください。 2 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 3 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 4 故障した電源ユニットの位置を確認します。 電源ユニットの障害インジケータが点灯しています。15 ページの 「電源ユニットインジケータ」を参照してください。 注意:電圧選択スイッチの設定が不適切な場合は、システムを損傷する おそれがあります。 5 電源ユニットをいったん取り外してから取り付けなおし、正しく取 り付けられていることを確認します。99 ページの「
システム冷却問題のトラブルシューティング 問題 • システム管理ソフトウェアが、ファンに関連するエラーメッセージ を発している。 対応処置 以下のことを確認してください。 • システムカバー、ドライブのダミー、または前面 / 背面フィラーパネ ルが取り外されていないこと。 • 室温が高すぎないこと。 • 周辺の空気の流れが遮断されていないこと。 • システム内部のケーブルが空気の流れを遮断していないこと。 • 冷却ファンが取り外されていたり、故障したりしていないこと。 124 ページの「ファンのトラブルシューティング」を参照してくだ さい。 ファンのトラブルシューティング 問題 • システムステータスインジケータが黄色になっている。 • システム管理ソフトウェアが、ファンに関連するエラーメッセージ を発している。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 適切な診断テス
3 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 警告:冷却ファンはホットプラグ対応です。システムの電源が入ってい る間は、適切な冷却効果を維持するため、ファンの交換は 1 台ずつ行って ください。 4 診断ソフトウェア、または黄色に点滅しているファンインジケータ によって示されている、障害が発生したファンの位置を確認します。 各ファンの識別番号については、92 ページの「ヒートシンク冷却 ファンの取り外しと取り付け」を参照してください。 5 障害のあるファンの電源ケーブルがファンの電源コネクタに確実に 接続されていることを確認します。ホットプラグ対応ファンの場 合は、ファンを取り外して装着しなおします。90 ページの「冷却 ファン」を参照してください。 メモ:システムがファンを認識して正常に動作していることを確認 するまで 30 秒待ちます。 6 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 7 問題が解決しない場合は、新しいファンを取り付けます。90 ページ の「冷却ファン」を参照してください。 交換したファンが正常に動作する
対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムが機能している場合は、適切なオンライン診断テストを実 行します。141 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」 を参照してください。 診断テストで問題が示された場合は、診断プログラムによって示さ れる対応処置を行います。問題が解決しないか、またはシステムが 操作できない場合は、次の手順に進みます。 2 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムを 電源コンセントから外し、電源ボタンを押して、システムを電源コ ンセントに接続しなおします。 3 システムおよび接続されている周辺機器の電源を入れ、システム起 動時の画面表示を書き留めます。 特定のメモリモジュールに障害があることを示すエラーメッセージ が表示された場合は、手順 12 に進みます。 不特定のメモリの問題を示すシステムメッセージがほかにも表示さ れた場
7 メモリバンクにメモリモジュールが正しく装着されていることを確 認します。81 ページの「メモリモジュール取り付けガイドライン」 を参照してください。 メモリモジュールが正しく装着されている場合は、次の手順に進み ます。 8 各メモリモジュールをソケットに装着しなおします。84 ページの 「メモリモジュールの取り付け」を参照してください。 9 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り 付け」を参照してください。 10 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 11 セットアップユーティリティを起動して、システムメモリの設定を 確認します。31 ページの「セットアップユーティリティの使い方」 を参照してください。 取り付けられたメモリの容量がシステムメモリの設定に一致してい ない場合は、次の手順に進みます。 12 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムを 電源コンセントから外します。 13 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 メモ:メモリモジュールには複数の構成方法があります。
17 システムの起動中に表示されるエラーメッセージ、およびシステム 前面の診断インジケータを観察します。 18 メモリの問題が引き続き示される場合は、取り付けられている各メ モリモジュールについて 手順 12 ~ 手順 17 を繰り返します。 問題が解決しない場合は、151 ページの「困ったときは」を参照し てください。 ディスケットドライブのトラブルシューティ ング 問題 • エラーメッセージがディスケットドライブに問題があることを示し ている。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 セットアップユーティリティを起動し、ディスケットドライブが正 しく設定されていることを確認します。31 ページの「セットアップ ユーティリティの使い方」を参照してください。 2 ベゼルを取り外します。102 ページの「ベゼルの取り外し」を参照 してください。 3 適切なオンライン診断テストを実行します。141 ペ
8 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り 付け」を参照してください。 9 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 10 適切なオンライン診断テストを実行して、ディスケットドライブが 正常に動作するかどうかを確認します。 問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。 11 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、システムを 電源コンセントから外します。 12 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取 り外し」を参照してください。 13 システムに取り付けられている拡張カードをすべて取り外します。 76 ページの「拡張カードの取り外し」を参照してください。 14 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り 付け」を参照してください。 15 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 16 適切なオンライン診断テストを実行して、ディスケットドライブが 正常に動作するかどうかを確認します。 テストが正常に実行される場合は、拡張カードがディスケットドラ イブロジックと競合を
21 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 22 適切なオンライン診断テストを実行して、ディスケットドライブが 正常に動作するかどうかを確認します。 23 すべての拡張カードの再取り付けが完了するまで、または拡張カー ドのいずれかでテストエラーが発生するまで、手順 17 ~ 手順 22 を 繰り返します。 問題が解決しない場合は、151 ページの「困ったときは」を参照し てください。 オプティカルドライブのトラブルシューティ ング 問題 • システムがオプティカルドライブの CD または DVD からデータを読 み込めない。 • 起動中にオプティカルドライブのインジケータが点滅しない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 ベゼルを取り外します。102 ページの「ベゼルの取り外し」を参照 してください。 2 動作確認済みの別の CD または DVD を
6 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 7 インタフェースケーブルがオプティカルドライブおよびコントロー ラにしっかり接続されていることを確認します。 8 電源ケーブルがドライブに正しく接続されていることを確認します。 9 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り 付け」を参照してください。 10 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 問題が解決しない場合は、151 ページの「困ったときは」を参照し てください。 外付け SCSI テープドライブのトラブル シューティング 問題 • テープドライブの不良。 • テープカートリッジの不良。 • テープバックアップソフトウェアまたはテープドライブ用のデバイ スドライバがないか、壊れている。 • SCSI コントローラの不良。 対応処置 1 障害発生時に使用していたテープカートリッジを取り外し、動作確 認済みのテープカートリッジを挿入します。 2 テープドライブ用の SCSI デバイスドライバがインストールされ、 正しく設定され
5 テープドライブに一意の SCSI ID 番号が割り当てられていること、 また、ドライブを接続しているインタフェースケーブルに応じて、 テープドライブのターミネータが正しく設定されていることを確認 します。 SCSI ID 番号の選択とターミネータの有効 / 無効の設定については、 テープドライブのマニュアルを参照してください。 6 適切なオンライン診断テストを実行します。141 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照してください。 7 ベゼルを開くか、取り外します。102 ページの「ベゼルの取り外し」 を参照してください。 8 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 9 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 10 SCSI コント
ハードドライブのトラブルシューティング 問題 • デバイスドライバのエラー。 • システムが 1 台または複数のハードドライブを認識しない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 注意:このトラブルシューティング手順を実行すると、ハードドライブ に保存されたデータが損傷するおそれがあります。以下の手順を実施する 前に、ハードドライブ上のすべてのファイルをバックアップしてくだ さい。 1 適切なオンライン診断テストを実行します。141 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照してください。 診断テストの結果に応じて、必要に応じて以下の手順に進みます。 2 複数のハードドライブに問題が発生している場合は、手順 6 に進み ます。1 台のハードドライブに問題が発生している場合は、次の手 順に進みます。 3 お使いのシステムに SAS RAID コントローラが装着さ
5 セットアップユーティリティで、コントローラが有効になっていて ドライブが表示されていることを確認します。31 ページの「セット アップユーティリティの使い方」を参照してください。 6 次の手順で、システム内部のケーブル接続を確認します。 a システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、 電源コンセントから外します。 b システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取 り外し」を参照してください。 c ハードドライブとドライブコントローラの間のケーブル接続が正 しいこと、また、接続の相手がシステム基板の SATA コネクタ、 SAS 拡張カード、SAS RAID コントローラのいずれであるかを確 認します。68 ページの「ハードドライブ」を参照してください。 d SAS または SATA ケーブルがコネクタにしっかりと装着されてい ることを確認します。 e システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取 り付け」を参照してください。 f 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の 電源を入れます。 問題が解決しない場合は、15
対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 適切なオンライン診断テストを実行します。141 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照してください。 2 セットアップユーティリティを起動し、SAS または SAS RAID コント ローラが有効になっていることを確認します。31 ページの「セット アップユーティリティの使い方」を参照してください。 3 システムを再起動し、次のうちで該当するキーシーケンスを押して 設定ユーティリティプログラムを起動します。 • SAS コントローラの場合は • SAS RAID コントローラの場合は 設定内容については、コントローラのマニュアルを参照してくだ さい。 4 設定内容を確認し、必要な修正を行い、システムを再起動します。 問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。 5 システムおよ
9 ハードドライブと SAS コントローラの間のケーブル接続が正しいこ とを確認します。68 ページの「ハードドライブ」を参照してくだ さい。 ケーブルが SAS コントローラとハードドライブにしっかりと接続さ れていることを確認します。 10 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り 付け」を参照してください。 11 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。問題が解決しない場合は、151 ページの「困ったと きは」を参照してください。 拡張カードのトラブルシューティング メモ:拡張カードのトラブルシューティングを行う際には、OS と拡張 カードのマニュアルを参照してください。 問題 • エラーメッセージが拡張カードに問題があることを示している。 • 拡張カードの動作が正常でない、またはまったく動作しない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してくだ
5 各拡張カードがコネクタに確実に装着されていることを確認します。 78 ページの「拡張カードの取り付け」を参照してください。 6 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り 付け」を参照してください。 7 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 問題が解決しない場合は、次の手順に進みます。 8 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 9 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 10 システムに取り付けられている拡張カードをすべて取り外します。 76 ページの「拡張カードの取り外し」を参照してください。 メモ:SAS コントローラカードなどのディスクコントローラカードから OS を実行している場合は、そのカードを取り外さないでください。 11 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り 付け」を参照してください。 12 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 13 適切なオンライン診断テスト
適切なオンライン診断テストを実行します。 f テストが失敗した場合は、障害のある拡張カードが特定できる まで、それぞれの拡張カードに 手順 14 を繰り返します。 すべての拡張カードでテストが失敗した場合は、151 ページの 「困ったときは」を参照してください。 マイクロプロセッサのトラブルシューテ ィング 問題 • エラーメッセージがプロセッサに問題があることを示している。 • 診断インジケータコードが、プロセッサまたはシステム基板に問題 があることを示している。 • ヒートシンクがプロセッサに取り付けられていない。 対応処置 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 可能であれば、適切なオンライン診断テストを実行します。 141 ページの「Dell PowerEdge Diagnostics の使い方」を参照して ください。 2 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を
7 可能であれば、適切なオンライン診断テストを実行します。 141 ページの「システム診断プログラムの実行」を参照してくだ さい。 テストが失敗した場合や問題が解決しない場合は、次の手順に進み ます。 8 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 9 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り外 し」を参照してください。 10 プロセッサを交換します。88 ページの「プロセッサの交換」を参照 してください。 11 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り 付け」を参照してください。 12 電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電 源を入れます。 13 適切なオンライン診断テストを実行します。141 ページの「システ ム診断プログラムの実行」を参照してください。 それでも問題が解決しない場合は、システム基板に障害があります。 151 ページの「困ったときは」を参照してください。 システムのトラブルシューティング 139
システムのトラブルシューティング
システム診断プログラムの実行 システムに問題が発生した場合、テクニカルサポートに電話される前に診 断プログラムを実行してください。診断プログラムを使うと、特別な装置 を使用せずにシステムのハードウェアをテストでき、データが失われる心 配もありません。ご自身で問題を解決できない場合でも、サービスおよび サポート担当者が診断プログラムのテスト結果を使って問題解決の手助け を行うことができます。 Dell PowerEdge Diagnostics の使い方 システムの問題を分析するには、オンラインの Dell™ PowerEdge™ Diagnostics を最初に使用します。Dell PowerEdge Diagnostics は、診断 プログラムまたはテストモジュールの一式であり、ハードドライブ、物理 メモリ、通信ポート、プリンタポート、NIC、CMOS など、シャーシやス トレージコンポーネントを対象とする診断テストを実行します。Dell PowerEdge Diagnostics を使用して問題を識別できない場合は、システ ム診断プログラムを使用します。 サポートされている Microsoft® Win
• エラーが検出された場合にテストを一時的に中断、またはユーザー が指定する最大エラー数に達したときにテストを終了する。 • 各テストとそのパラメータを簡潔に説明するヘルプメッセージを表 示する。 • テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセー ジを表示する。 • テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示する。 システム診断プログラムの実行が必要な場合 システム内の主要コンポーネントまたはデバイスが正しく動作していない 場合、コンポーネントの障害が表示されることがあります。マイクロプロ セッサとシステムの I/O デバイス(モニター、キーボード、およびディス ケットドライブ)が動作していれば、問題の識別にシステム診断プログラ ムを使用することができます。 システム診断プログラムの実行 システム診断プログラムは、ハードドライブのユーティリティパーティ ションから実行されます。 注意:システム診断プログラムは、お使いのシステムをテストする場合 にのみ使用してください。このプログラムを他のシステムで使用すると、 無効な結果やエラーメッセージが発生する場合があります。
システム診断プログラムのテストオプション Main Menu(メインメニュー)ウィンドウでテストオプションをクリッ クします。テストオプションの簡単な説明を 表 5-1 に示します。 表 5-1.
診断オプションの選択 Diagnostics Options(診断オプション)領域で、デバイスをテストす る方法が選択できます。以下のオプションが選択可能です。 • Non-Interactive Tests Only(非インタラクティブテストのみ)— このオプションを選択すると、ユーザーの操作を必要としないテス トだけが実行されます。 • Quick Tests Only(クイックテストのみ)— このオプションを選択 すると、デバイスのクイックテストだけが実行されます。このオプ ションでは詳細なテストは実行されません。 • Show Ending Timestamp(終了タイムスタンプの表示)— この オプションを選択すると、テストの記録に時刻が記載されます。 • Test Iterations(テスト回数)— テストの実行回数を選択すること ができます。 • Log output file pathname(ログ出力ファイルのパス名)— この オプションを選択すると、テストを記録したログファイルの保存場 所を指定することができます。 情報および結果の表示 Customize(カスタマイ
ジャンパおよびコネクタ 本項では、システムジャンパについて具体的な情報を提供するとともに、 システム内のさまざまな基板上のコネクタについても説明します。 システム基板のジャンパ 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 システム基板上のジャンパの位置を 図 6-1 に示します。また、 表 6-1 に はジャンパ設定のリストを示します。 図 6-1.
表 6-1.
図 6-2. システム基板のコネクタ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 28 27 26 25 16 17 24 23 22 21 20 19 18 表 6-2.
表 6-2.
パスワードを忘れたとき システム基板にあるパスワードジャンパで、システムパスワード機能のオ ン / オフを切り替えることができ、現在使用されているパスワードをすべ てクリアできます。 警告:システムのカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、 トレーニングを受けたサービス技術者のみが行ってください。システムに 付属のマニュアルの「安全にお使いいただくために」を参照してから、 本項の作業を開始してください。 1 システムおよび接続されている周辺機器の電源を切って、システム を電源コンセントから外します。 2 システムカバーを開きます。51 ページの「システムカバーの取り 外し」を参照してください。 3 PWRD_EN ジャンパを無効の位置にします。 システム基板上のパスワードジャンパの位置については、図 6-1 を 参照してください。 4 システムカバーを閉じます。51 ページの「システムカバーの取り 付け」を参照してください。 5 電源ケーブルをコンセントに接続し、システムの電源を入れます。 既存のパスワードは、パスワードジャンパプラグを取り外した状態 でシステムを再起動するまで無効(消去)になりません
8 PWRD_EN ジャンパを無効の位置から有効の位置にします。 9 システムを閉じ、システムをコンセントに再接続して、システムの 電源を入れます。 10 新しいシステムパスワードとセットアップパスワードの両方または そのどちらか一方を設定します。 セットアップユーティリティを使用して新しいパスワードを設定す るには、43 ページの「システムパスワードの使い方」を参照してく ださい。 150 ジャンパおよびコネクタ
困ったときは デルへのお問い合わせ 米国のお客様は、800-WWW-DELL(800-999-3355)までお電話くだ さい。 メモ:お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場 合は、購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデルの製品カタログで 連絡先をご確認ください。 デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプション を複数提供しています。サポートやサービスの提供状況は国や製品ごとに 異なり、国 / 地域によってはご利用いただけないサービスもございます。 デルのセールス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスへは、 次の手順でお問い合わせいただけます。 1 support.dell.
困ったときは
用語集 本項ではシステムマニュアルで使用される技術用語、略語の意味を示し ます。 A — Ampere(アンペア)。 AC — Alternating current(交流電流)。 ACPI — Advanced Configuration and Power Interface。OS で設定と電力管 理を実行するための標準インタフェースです。 ANSI — American National Standards Institute(米国規格協会)。米国の主要 技術標準開発機関です。 ASCII — American Standard Code for Information Interchange(情報交換用 米国標準コード) 。 Asset Tag — 通常はシステム管理者がセキュリティやトラッキングのためにコ ンピュータごとに割り当てるコード。 BIOS — Basic input/output system(基本入出力システム)。システムの BIOS は、フラッシュメモリチップに格納された複数のプログラムから成ります。 BIOS は、次の事項を制御します。 • プロセッサと周辺機器との間の通信 • シ
DC — Direct current(直流)。 DDR — Double-data rate(ダブルデータ速度) 。出力を 2 倍にできるメモリモ ジュールの技術です。 DHCP — Dynamic Host Configuration Protocol(ダイナミックホスト設定プロ トコル)。クライアントシステムに自動的に IP アドレスを割り当てるための方 法です。 Diagnostics(診断)— システム用の総合テストセット。 DIMM — Dual in-line Memory Module(デュアルインラインメモリモジュー ル)。「メモリモジュール」も参照してください。 DIN — Deutsche Industrie Norm(ドイツ工業規格)。 DMA — Direct memory access(ダイレクトメモリアクセス)。DMA チャネル を使用すると、RAM とデバイス間で特定のタイプのデータ転送を、プロセッサ を介さずに直接行うことができます。 DMI — Desktop Management Interface(デスクトップ管理インタフェース) 。 DMI を使えば、OS、メモリ、周
F — Fahrenheit(ファーレンハイト、華氏)。 FAT — File allocation table(ファイルアロケーションテーブル) 。FAT はファ イル保存の記録と管理のために MS-DOS で使用されるファイルシステム構造で す。Microsoft® Windows® OS では、オプションとして FAT ファイルシステム を使用できます。 FSB — Front-Side Bus(フロントサイドバス) 。プロセッサとメインメモリ (RAM)間のデータ伝送路および物理インタフェースです。 ft — Feet(フィート)。 FTP — File transfer protocol(ファイル転送プロトコル)。 g — Gram(グラム)。 G — Gravity(重力加速度)。 Gb — Gigabit(ギガビット)。1 Gb = 1024 Mb = 1,073,741,824 ビット。 GB — Gigabyte(ギガバイト) 。1 GB = 1024 MB = 1,073,741,824 バイト。た だし、ハードドライブの容量を表すときには、1000 MB(10 億バイト)を意味 する場合
Kb — Kilobit(キロビット) 。1 Kb = 1024 ビット。 KB — Kilobyte(キロバイト)。1 KB = 1024 バイト。 Kbps — Kilobits per second(キロビット / 秒)。 KBps — Kilobytes per second(キロバイト / 秒)。 kg — Kilogram(キログラム)。1 kg = 1000 グラム。 kHz — Kilohertz(キロヘルツ)。 KMM — Keyboard/monitor/mouse(キーボード / モニター / マウス)。 KVM — Keyboard/video/mouse(キーボード / ビデオ / マウス) 。KVM は、 キーボード、マウス、ディスプレイを共有する複数のコンピュータを切り替え て使用するための装置です。 LAN — Local area network (ローカルエリアネットワーク)。通常、LAN のシ ステム構成は同じ建物内部または隣接した少数の建物に限定され、すべての装 置が LAN 専用のケーブルで接続されます。 lb — Pound(ポンド) 。 LCD — Liquid
MB — Megabyte(メガバイト)。1 MB = 1,048,576 バイト。ただし、ハードド ライブの容量を表すときには、1 MB = 1,000,000 バイトを意味する場合もあり ます。 Mbps — Megabits per second(メガビット / 秒)。 MBps — Megabytes per second(メガバイト / 秒)。 MBR — Master boot record(マスターブートレコード)。 MHz — Megahertz(メガヘルツ)。 mm — Millimeter(ミリメートル)。 ms — Millisecond(ミリ秒)。 MS-DOS® — Microsoft Disk Operating System(マイクロソフトディスクオペ レーティングシステム)。 NAS — Network Attached Storage(ネットワーク接続ストレージ)。ネット ワーク上に共有ストレージを実現するのに使用される概念です。NAS システム には、ファイルサーバー専用に最適化された OS、内蔵ハードウェア、およびソ フトウェアが搭載されています。 NIC — Netwo
POST — Power-on self-test(電源投入時の自己診断) 。コンピュータの電源を 入れると、OS がロードされる前に、RAM やハードドライブなどのさまざまな システムコンポーネントがテストされます。 PS/2 — Personal System/2。 PXE — Preboot eXecution Environment。ハードドライブや起動用ディスケッ トを使用せずに、LAN を介してシステムを起動する方法です。 RAC — Remote access controller(リモートアクセスコントローラ)。 RAID — Redundant array of independent disks。データの冗長性を提供する 方法です。一般的に実装される RAID には、RAID 0、RAID 1、RAID 5、RAID 10、および RAID 50 があります。「ガーディング」 、「ミラーリング」、「ストラ イピング」も参照してください。 RAM — Random-access memory(ランダムアクセスメモリ) 。プログラムの命 令やデータを保存するシステムの主要な一次記憶領域です。コ
SDRAM — Synchronous dynamic random-access memory(同期ダイナミック ランダムアクセスメモリ)。 sec — Second(秒)。 SMART — Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology(システムの 自己監視分析および報告テクノロジ)。システム BIOS にエラーや障害があった 場合に、ハードドライブが報告し、画面にエラーメッセージを表示するための 技術です。 SMP — Symmetric multiprocessing(対称型マルチプロセッシング)。高帯域 幅のリンクを介して複数のプロセッサを接続し、各プロセッサが同等な立場で I/O 処理を行うように OS によって管理する技法です。 SNMP — Simple Network Management Protocol。ネットワーク管理者がリ モートでワークステーションの監視および管理を行うための標準インタフェー スです。 SVGA — Super video graphics array(スーパービデオグラフィックスアレ イ)。VGA と SVGA
VAC — Volts alternating current(交流電圧)。 VDC — Volt direct current(直流電圧)。 VGA — Video graphics array(ビデオグラフィックスアレイ) 。VGA と SVGA は、従来の規格よりも高解像度の色表示機能を持つビデオアダプタに関するビ デオ規格です。 W — Watt(ワット)。 WH — Watt-hour(ワット時)。 win.ini ファイル — Windows OS 用の起動ファイル。Windows を起動すると、 win.ini ファイルが参照されて、Windows 動作環境の各種オプションが設定さ れます。また、win.
拡張カード — NIC や SCSI アダプタなどの、システム基板上の拡張カードコネ クタに差し込むアドインカード。拡張カードは、拡張バスと周辺機器間のイン タフェースとして、システムに特別な機能を追加します。 拡張カードコネクタ — 拡張カードを差し込むシステム基板またはライザーボー ド上のコネクタ。 拡張バス — お使いのシステムには、プロセッサがネットワークカードなどの周 辺機器のコントローラと通信できるようにするための拡張バスがあります。 ガーディング — 複数の物理ドライブを一組にしてデータを格納し、さらにもう 1 台のドライブにパリティデータを格納するデータ冗長化の手法です。「ミラー リング」、 「ストライピング」 、「RAID」も参照してください。 起動用ディスケット — ハードドライブから起動できない場合に、OS の起動に 使用します。 起動ルーチン — システム起動時に、すべてのメモリのクリア、デバイスの初期 化、および OS のロードを行うプログラム。OS が正常に応答する場合は、 を押して再起動できます。これを「ウォームブート」といい ます。ウォームブー
コンベンショナルメモリ — RAM の最初の 640 KB。コンベンショナルメモリは すべてのコンピュータに存在します。MS-DOS® プログラムは、特別に設計さ れていない限り、コンベンショナルメモリ内でのみ実行されます。 コンポーネント — DMI 関連では、管理可能なコンポーネントには、OS、コン ピュータシステム、拡張カード、および DMI 対応の周辺機器が含まれます。 各コンポーネントは、そのコンポーネントに関連したものとして定義されるグ ループおよび属性で構成されます。 サービスタグ — 弊社カスタマーサポートまたはテクニカルサポートにお問い合 わせになる際に、コンピュータを識別するためのバーコードラベル。 システム基板 — コンピュータの主要な回路ボードであるシステム基板には、プ ロセッサ、RAM、周辺機器用コントローラ、各種 ROM チップなど、大部分の 重要なコンポーネントが搭載されています。 システム設定情報 — メモリに保存されたデータで、取り付けられているハード ウェアの種類およびシステムの動作設定が記録されています。 システムディスケット — 「起動用ディスケット」を参照してください
スパニング — ディスクボリュームをスパニング、つまり連結して、複数のディ スク上の未割り当てスペースを単一の論理ボリュームにまとめる技法。複数 ディスクを装備したシステム上のすべてのディスク容量およびすべてのドライ ブ文字をより効率的に使用できます。 セットアップユーティリティ — コンピュータのハードウェア構成やパスワード 保護などの機能を設定して、システムの動作をカスタマイズするための BIOS プログラム。セットアップユーティリティは NVRAM に保存されるため、設定 は再度変更しない限り有効に維持されます。 ターミネータ — 一部のデバイス(SCSI ケーブルの終端に接続されるデバイス など)では、ケーブル内信号反射や不正信号を防止するための終端処理が必要 です。このようなデバイスを連結する場合は、ジャンパまたはスイッチを変更 するか、デバイスの設定ソフトウェアで設定を変更して、ターミネータを有効 または無効にする必要があります。 ディレクトリ — ディレクトリを使用すると、関連性のあるファイルをディスク 上で「逆ツリー」の階層構造に編成することができます。各ディスクには 1 つ の「ルート」ディ
バックアップバッテリー — コンピュータに電源が入っていないとき、メモリの 特別なセクションに保存された日付、時刻、システム設定情報を保持するため に使用されます。 パーティション — fdisk コマンドを使用すると、ハードドライブをパーティ ションと呼ばれる複数の物理セクションに分割できます。各パーティションに は、複数の論理ドライブを設定することができます。各論理ドライブは format コマンドを使用してフォーマットする必要があります。 パリティ — データブロックに関連付けられた冗長情報。 ピクセル — ビデオ画面上の単一の点。画像は、ピクセルを縦横に配置すること で作成されます。ビデオの解像度(640 x 480 など)は、上下左右に並ぶピクセ ルの数で表します。 ビット — システムによって認識される情報の最小単位。 ビデオアダプタ — モニターと組み合わせることで、コンピュータにビデオ機能 を提供する論理回路。ビデオアダプタは、システム基板に組み込まれている場 合や拡張スロットに装着する拡張カードの場合があります。 ビデオ解像度 — 800 x 600 などのビデオ解像度は、横のピクセル数 ×
フラッシュメモリ — コンピュータに取り付けたまま、ディスケット内のユー ティリティを使用して再プログラミングできる EEPROM チップ。一般の EEPROM チップは、特別なプログラミング用の装置を使用しなければ書き換え はできません。 ブレード — プロセッサ、メモリ、ハードドライブを組み込んだモジュール。こ のモジュールは、電源ユニットとファンを搭載したシャーシに取り付けます。 プロセッサ — 演算機能と論理機能の解釈と実行を制御する、コンピュータ内部 の主要な演算チップ。通常、特定のプロセッサ用に書かれたソフトウェアを別 のプロセッサ上で実行するには、ソフトウェアの改訂が必要です。 「CPU」はプ ロセッサの同義語です。 プロテクトモード — コンピュータの動作モード。プロテクトモードでは、 OS を通じて次のことが実現されます。 • 16 MB ~ 4 GB のメモリアドレススペース • マルチタスク • 仮想メモリ(ハードドライブを使用して、アドレッシング可能なメモリを増加 させる技法) 32 ビットの Windows 2000 と UNIX は、プロテクトモードで実行されます。 MS-DOS
ミラーリング — データ冗長性の一種。一組の複数の物理ドライブを使用して データを格納し、さらに一組または複数組の追加のドライブに同じデータのコ ピーを格納します。ミラーリング機能はソフトウェアによって実現されます。 「ガーディング」、「内蔵ミラーリング」 、「ストライピング」、「RAID」も参照し てください。 メモリ — 基本的なシステムデータを記憶するハードドライブ以外の装置。コン ピュータには、複数の異なるタイプのメモリを搭載できます。たとえば、内蔵 メモリ(ROM と RAM)、増設メモリモジュール(DIMM)などです。 メモリアドレス — コンピュータの RAM 内部にある特定の位置。 通常、メモリアドレスは 16 進数で表します。 メモリモジュール — システム基板に接続されている、DRAM チップを搭載し た小型回路基板。 ユーティリティ — メモリ、ディスクドライブ、プリンタなどのシステム資源を 管理するためのプログラム。 読み取り専用ファイル — 編集や削除が禁止されているファイルのことをいいま す。 ローカルバス — ローカルバス拡張機能を持つコンピュータでは、特定の周辺デ バイス(ビデ
索引 数字 3.5 インチドライブ 取り付け , 56 取り外し , 56 5.
SAS ハードドライブ 「ハードドライブ」を参照 SATA ハードドライブ 「ハードドライブ」を参照 お オプティカルドライブ 取り付け , 64 取り外し , 61 System Security(システムセ キュリティ)画面 , 39 か U USB デバイス コネクタ(前面パネル), 11 コネクタ(背面パネル), 13 トラブルシューティング , 117 拡張カード , 75 トラブルシューティング , 136 取り付け , 78 取り外し , 76 き あ アップグレードキット メモリ , 81 アラートメッセージ , 30 安全について , 111 起動時 システムの機能へのアクセ ス , 10 キーボード トラブルシューティング , 113 機能 前面パネル , 11 背面パネル , 13 い インジケータ NIC, 14 前面パネル , 11 背面パネル , 13 え エラーメッセージ , 32 168 索引 け 警告メッセージ , 29 ケーブルクリップ , 99
こ 交換 プロセッサ , 88 コネクタ , 146 NIC, 13 USB, 11, 13 シリアルポート , 13 ビデオ , 13 前面パネル , 11 背面パネル , 13 さ サポート デルへのお問い合わせ , 151 し システム カバーの取り付け , 51 カバーの取り外し , 51 システムが損傷した場合 トラブルシューティング , 121 システムカバーの取り外し , 51 システムカバーの取り付け , 51 システム基板 コネクタ , 146 ジャンパ , 145 取り付け , 108 取り外し , 107 システムの保護 , 44 システムパスワード 機能 , 42 削除 , 45 設定 , 43 変更 , 45 システムバッテリー 取り外し , 95 システムメッセージ , 18 システム冷却 トラブルシューティング , 124 シャーシイントルージョンス イッチ 取り付け , 101 取り外し , 100 ジャンパ , 145 周辺機器のチェック , 112 奨励するツール , 49 シリアルポート コネクタ , 13 システムが濡れた場合 トラブルシューティング , 120
せ セットアップパスワード 機能 , 42 使用中の操作 , 47 設定 , 46 変更 , 47 セットアップユーティリティ Console Redirection(コン ソールリダイレクション) 画面 , 39 CPU Information(CPU 情報) 画面 , 36 Integrated Devices(内蔵デバ イス)画面 , 38 System Security(システムセ キュリティ)画面 , 39 起動 , 31 ナビゲーションキー , 32 メイン画面 , 33 前面ドライブベゼルカバー 取り付け , 54 取り外し , 54 そ 外付けデバイス 接続 , 14 て ディスケットドライブ トラブルシューティング , 128 取り付け , 58 取り外し , 56 170 索引 テープドライブ トラブルシューティング , 131 取り付け , 64 取り外し , 61 デルへのお問い合わせ , 151 電源ユニット トラブルシューティング , 123 取り付け , 99 取り外し , 97 電話番号 , 151 と トラブルシューティング CD/DVD ドライブ , 130 NI
ドライブ 取り外し , 61 取り付け 3.5 インチドライブ , 56 5.25 インチドライブ , 64 CD/DVD ドライブ , 64 I/O パネル , 105 オプティカルドライブ , 64 拡張カード , 78 システム基板 , 108 システムバッテリー , 95 シャーシイントルージョンス イッチ , 101 前面ドライブベゼル , 53 ディスケットドライブ , 58 テープドライブ , 64 電源ユニット , 99 ハードドライブ , 71 プロセッサ , 88 ベゼル , 103 メモリ , 84 冷却ファン , 92 取り外し 3.5 インチドライブ , 56 5.
ひ ビデオ コネクタ , 13 トラブルシューティング , 112 ふ プロセッサ 交換 , 88 トラブルシューティング , 138 取り付け , 88 取り外し , 86 へ ベゼル 取り付け , 103 取り外し , 102 ベゼル(前面ドライブ) カバー , 54 取り付け , 53 取り外し , 53 ほ 保証 , 9 ま マイクロプロセッサ 交換 , 88 トラブルシューティング , 138 取り外し , 86 172 索引 マウス トラブルシューティング , 113 め メッセージ アラート , 30 エラーメッセージ , 32 警告 , 29 システム , 18 メモリ 4 GB 構成 , 82 アップグレードキット , 81 チャネル , 81 トラブルシューティング , 125 取り付け , 84 取り外し , 83 ブランチ , 81 れ 冷却ファン トラブルシューティング , 124 取り付け , 92 取り外し , 90