Lifecycle Controller ユーザーズガイド December 2020 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2020 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: はじめに..................................................................................................................................6 Lifecycle Controller を使用するメリット......................................................................................................................... 6 iDRAC With Lifecycle Controller を使用するメリット................................................................................................... 6 本リリースの新機能..............................................................
ネットワーク共有へのハードウェアインベントリのエクスポート................................................................ 25 部品交換後のハードウェアインベントリの表示またはエクスポート.................................................................. 26 Lifecycle Controller リセット後の現在のインベントリの表示またはエクスポート............................................26 Lifecycle Controller ログ.................................................................................................................................................... 26 Lifecycle ログ履歴の表示............................
CIFS サーバーの設定................................................................................................................................................... 51 HTTP または HTTPS サーバを設定する際の条件...................................................................................................... 52 章 7: 保守......................................................................................................................................53 プラットフォームの復元.............................................................
1 はじめに Dell Lifecycle Controller では、グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)を使用してシステム管理タスク(導入、設定、アップ デート、保守、診断など)を実行するための、高度な組み込み型システム管理が実現されます。Lifecycle Controller は、最新の Dell サーバで、integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)アウトオブバンドソリューションおよび組み込み型 Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)アプリケーションの一部として提供されます。iDRAC は UEFI ファームウェアと連携してハードウェア の各要素にアクセスし、管理します。これには、従来の Baseboard Management Controller(BMC)の機能を超えるコンポーネント やサブシステムの管理が含まれます。 メモ: UEFI 環境は、ローカルコンソールインタフェース、およびローカルに管理されるシステムコンポーネント用のインフラ ストラクチャを提供します。 Lifecycle Co
● 生産性の向上および総所有コスト(TCO)の削減 — 管理者の管理範囲を遠隔地に存在するより多くのサーバーに拡大できるた め、交通費などの運用コストを削減しながら IT スタッフの生産性を向上させることができます。 ● セキュアな環境 — リモートサーバーへのセキュアなアクセスを提供することにより、管理者はサーバーおよびネットワークの セキュリティを維持しながら、重要な管理作業を行うことができます。 ● 高度な組み込み型管理 — Lifecycle Controller は、ローカル導入のための LC GUI、OpenManage Enterprise、OpenManage Essentials、およびパートナーコンソールに統合されたリモート導入のための Redfish インタフェース対応の Remote Services WS-Man および iDRAC RESTful API により、導入機能と簡素化された保守性を提供します。 iDRAC の詳細については、https://www.dell.
主な機能 Lifecycle Controller の主な機能は以下のとおりです。 ● プロビジョニング - 統合インターフェイスから、プリオペレーティング システム全体の設定を行います。 ● 導入 - Lifecycle Controller の組み込みドライバーを使用して、簡素化された手順でオペレーティング システムのインストールを 実行できます。Microsoft Windows および Red Hat Enterprise Linux 7 のオペレーティングシステムでは、無人インストールモー ドを使用することができます。 ● オペレーティング システムのインストール用のドライバーは、www.dell.
表 1. Lifecycle Controller のライセンス可能機能 (続き) 特長 iDRAC の基本 iDRAC Express(ラック iDRAC Express(ブレー およびタワーサーバー) ドサーバー) iDRAC Enterprise / Datacenter - はい はい はい はい はい はい はい システムの再利用ま はい たは廃棄 はい はい はい Remote Services (WS-MAN を使用) SupportAssist Collection iDRAC ライセンス情報の表示 [[Lifecycle Controller GUI]] ページを開くと、サーバにインストールされている iDRAC についての詳細を表示することができま す。iDRAC のライセンス情報を表示するには、次の手順を実行します。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2.
● 『PowerEdge RAID Controller (PERC) 9 ユーザーズガイド』には、PERC 9 コントローラの仕様と設定に関する情報が掲載され ています。 ● 『用語集』では、本書で使用されている用語が説明されています。 ● 『OpenManage Server Update Utility ユーザーズガイド』には、システム用のアップデートを識別、適用するための DVD ベース のアプリケーションの使用に関する情報が提供されています。 詳細については、次のシステムマニュアルを参照することができます。 ● システムに付属している「安全にお使いただくために」には安全や規制に関する重要な情報が記載されています。規制に関す る詳細な情報については、https://www.dell.
5. [文書]をクリックします。 6. [マニュアルおよび文書]をクリックします。 デルへのお問い合わせ メモ: アクティブなインターネット接続がない場合は、 ご購入時の納品書、出荷伝票、請求書、またはデル製品カタログで連 絡先をご確認いただけます。 デルでは、オンラインおよび電話によるサポートとサービスオプションをいくつかご用意しています。これらのサービスは国およ び製品によって異なり、お住まいの地域では一部のサービスがご利用いただけない場合があります。デルのセールス、テクニカル サポート、またはカスタマーサービスへは、次の手順でお問い合わせいただけます。 1. https://www.dell.com/support に進みます。 2. サポートカテゴリを選択します。 3. ページの下部にある [Choose a Country/Region(国 / 地域の選択)] ドロップダウンリストで、お住まいの国または地域を確 認します。 4.
2 Lifecycle Controller の使用 本項では、Lifecycle Controller の起動、有効化、および無効化について説明します。Lifecycle Controller を使用する前に、ネットワ ークと iDRAC が設定されているようにしてください。詳細については、https://www.dell.
表 3. POST 中の開始メッセージ、および原因と解決方法 (続き) メッセージ 原因 解決方法 ください。iDRAC GUI を使用して、ジョブ キューとステータスを確認できます。 Lifecycle Controller の有効化 システム起動中に Lifecycle Controller へのアクセスを有効化するには、次の手順を実行します。 1. POST 中に [] を押します。 [セットアップユーティリティメインメニュー] ページが表示されます。 2. [iDRAC 設定] を選択します。 [iDRAC 設定] ページが表示されます。 3. [Lifecycle Controller] を選択します。 4. Lifecycle Controller で [有効化] を選択します。 5. [セットアップユーティリティメインメニュー] ページで [終了] を選択して設定を保存します。 6.
初期セットアップウィザードによる Lifecycle Controller のセットアッ プ [Initial Setup Wizard] (初期セットアップウィザード)を使用して、言語とデフォルトのキーボード設定の選択、ネットワークの設 定、iDRAC ネットワークと資格情報設定、および設定のサマリの表示を行うことができます。 言語とキーボードタイプの指定 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで [Settings(設定)]をクリックします。 3. [Settings(設定)] ペインで [Language and Keyboard(言語とキーボード)] をクリックします。上矢印および下矢印キーを使 用してオプションを選択します。 ● [Language](言語)ドロップダウンメニューから、言語を選択します。 ● [Keyboard Type](キーボードタイプ)ドロップダウンメニューから、キーボードの種類を選択します。 4.
メモ: ネットワークに接続できない場合は、設定を確認してください。正しいネットワーク設定については、ネットワーク 管理者に問い合わせてください。 iDRAC ネットワークと資格情報の設定 このページを使用して、iDRAC 用のリモートアクセスパラメータを設定します。 1.
表 6. ネットワーク共有へのアクセス時に推奨される文字 文字 長さ a~z -*/:?@\_| ネットワーク設定のサマリの表示 このページには、Lifecycle Controller および iDRAC IP 設定のサマリが表示されます。設定を確認し、Finish(終了) をクリックし て設定を保存し、Settings(設定) ウィザードを終了します。 ヘルプへのアクセス Lifecycle Controller の各ページには、関連するヘルプが用意されています。そのページ上で使用できる機能についてのヘルプ情報を 表示するには、[] を押すか、[Help(ヘルプ)] (画面右上隅)をクリックします。 リリースノートの表示 1. リリースノートを表示するには、Lifecycle Controller の任意のページで [About](バージョン情報)をクリックします。 メモ: [About](バージョン情報)オプションはヘルプページからは使用できません。 2.
● [[静的 IP]] :静的 IP を使用して NIC を設定する必要があることを示します。 [IP アドレスの各プロパティ] ([IP アドレス]、 [サブネット マスク]、[デフォルト ゲートウェイ]、[DNS アドレス])を入力します。この情報が不明の場合は、ネットワ ーク管理者に問い合わせてください。 ● [[設定なし]]:NIC を設定してはならないことを示します。 6.
3 オペレーティングシステムの導入 [OS 導入]機能では、管理下システムに標準およびカスタムのオペレーティング システムを導入することができます。RAID が設 定済みでない場合、オペレーティングシステムをインストールする前に RAID を設定することもできます。 Lifecycle Controller では、次のオプションを使用したオペレーティングシステムの導入が可能です。 ● 手動インストール ● 無人インストール。無人インストールの詳細については、「無人インストール」を参照してください。 ● UEFI セキュア ブート。UEFI セキュア ブートの詳細については、「UEFI セキュア ブート」を参照してください。 メモ: Lifecycle Controller によってサポートされている Windows および Linux オペレーティングシステムの導入には、ドライバ パックを使用することができます。これらのオペレーティングシステムを導入する前に、Lifecycle Controller が最新のドライバ パックでアップデートされているようにしてください。最新のドライバパックは、https://w
● [最初に RAID を設定する] - サーバーに接続する RAID を構成します。RAID 設定の詳細については「オプションの RAID 設 定の使用」を参照してください。 メモ: 接続済みの仮想ディスクがすでに存在する場合、RAID の設定はオプションです。 ● [OS 導入に直接移動] - オペレーティング システム導入ウィザードを起動し、オペレーティング システムのインストール を開始します。 4.
オプションの RAID 設定の使用 オペレーティングシステムをインストールするときは、次を行うことができます。 ● RAID を設定せずにオペレーティングシステムを導入する。 ● オプションの RAID 設定ウィザードを使用してハードディスクドライブを設定し、オペレーティングシステムを導入する。 この代わりに、 [Hardware Configuration(ハードウェア設定)] > [Configuration(設定) ウィザード] > [RAID Configuration(RAID 設定)] から RAID 設定ページを開き、RAID を設定することもできます。 オペレーティングシステム導入ウィザードを使用した RAID の設定 [OS 導入] ページを使用して RAID を設定するには、次の手順を実行します。 メモ: システムに RAID コントローラがある場合、仮想ディスクをブートデバイスとして設定できます。起動仮想ディスクは、 システムの 0 ~ 3 に配置されたディスクドライブでのみ作成します。スロットの情報については、https://www.dell.
● すべての管理アプリケーションで、UEFI ベースのオペレーティングシステムのみがオペレーティングシステム導入に対してサ ポートされている。 ● 認証済み EFI イメージとオペレーティングシステムローダーのみが UEFI ファームウェアから起動される。 セキュア起動の属性は、Dell EMC の管理アプリケーションを使用してローカルまたはリモートで有効 / 無効を切り替えることがで きます。Lifecycle Controller は、UEFI 起動モードの場合のみ、セキュア起動オプションを使用したオペレーティングシステムの導 入をサポートします。 セキュア起動に関連付けられている BIOS 属性には、次の 2 つがあります。 ● [セキュア起動] — [セキュア起動] が有効化されている、または無効化されていることを表示します。 ● [Secure Boot Policy(セキュア起動ポリシー)] - BIOS が認証に使用するポリシーまたはデジタル署名を指定することができま す。ポリシーは次のように分類されます。 ○ [標準] — BIOS は、デフォルトの証明書セットを使用して起動プロセス中にドライ
表 7.
4 監視 Lifecycle Controller を使用することにより、サーバーのライフサイクルを通じて、そのハードウェアインベントリとイベントを監視 することができます。 トピック: • • • • • • • • ハードウェアインベントリの表示とエクスポート 現在のインベントリの表示とエクスポートについて 工場出荷時インベントリの表示とエクスポートについて ハードウェアインベントリの表示 - 現在または工場出荷時のインベントリ ハードウェアインベントリのエクスポート - 現在または工場出荷時のインベントリ 部品交換後のハードウェアインベントリの表示またはエクスポート Lifecycle Controller リセット後の現在のインベントリの表示またはエクスポート Lifecycle Controller ログ ハードウェアインベントリの表示とエクスポート Lifecycle Controller は、システムインベントリを管理するため、次のウィザードを提供します。 ● ● ● ● ● [現在のインベントリの表示] [現在のインベントリのエクスポート] [工場出荷時のインベントリの表示] [工場出
ハードウェアインベントリの表示 - 現在または工場出荷時 のインベントリ メモ: 工場出荷時のインベントリでは、取り付け済みコンポーネントの一部のパラメータの状態が [Unknown] (不明)と表示 されます。 現在取り付けられている、または工場出荷時に取り付けられたハードウェアコンポーネントとそれらの設定詳細を表示するには、 次の手順を実行します。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで、[Hardware Configuration](ハードウェア設定)をクリックします。 3. 右ペインで、[Hardware Inventory](ハードウェアインベントリ)をクリックします。 4.
メモ: 工場出荷時のインベントリでは、取り付け済みコンポーネントの一部のパラメータの状態が [Unknown](不明)と 表示されます。 USB ドライブへのハードウェアインベントリのエクスポート ハードウェア関連のインベントリを USB ドライブにエクスポートするには、つぎの手順を行います。 1. [[デバイスの選択] ]ドロップダウン メニューから、USB ドライブを選択します。 2. [[参照]]をクリックし、フォルダー選択ウィジェットでデバイスのルートの場所の、ファイルを保存するフォルダーのパスを 選択します。 ネットワーク共有へのハードウェアインベントリのエクスポート ネットワーク共有にエクスポートするには、[CIFS]、[NFS]、[HTTP] または [HTTPS] を選択し、必要な詳細を入力します。 CIFS CIFS については、次の詳細を入力します。 ● [Share Name(共有名)] - サーバ IP、または、ネットワーク共有のルートを後に続けたホスト名を入力します。例:\ \192.168.0.120\sharename、\\hostname\sharename。 ● [Do
メモ: Lifecycle Controller では、ファイル名とファイル拡張子を含むパスに 256 文字を使用できます。たとえば、ファイル名と 拡張子に 56 文字が使用されている場合、パスには 200 文字までしか使用できません。Lifecycle Controller では、:、*、?、”、<、 >、|、#、%、^、およびスペースは使用できません。 部品交換後のハードウェアインベントリの表示またはエク スポート 部品交換後にハードウェアインベントリを表示またはエクスポートするには、次の手順を行います。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで、[Hardware Configuration](ハードウェア設定)をクリックします。 3. 右ペインで、[Hardware Inventory](ハードウェアインベントリ)をクリックします。 4.
● システムイベントログ ● ファームウエアのアップデート履歴 メモ: 設定変更の詳細は表示されません。 ● ユーザーの作業メモ Lifecycle ログの表示には、フィルタリングおよび並べ替えオプションを使用することができます。 メモ: システムイベントは様々なシステム管理ツールによって作成されることから、イベントがログされた直後にはログにイ ベントが表示されない場合あります。 Lifecycle ログ履歴を表示する、およびフィルタリングオプションを使用するには、次の手順を実行します。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで、[[Lifecycle ログ]]をクリックします。 3.
1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで、[Lifecycle Log(Lifecycle ログ)]をクリックします。 3. 右ペインで、 [Export Lifecycle Log](Lifecycle Log ログのエクスポート)をクリックします。 4.
メモ: Lifecycle Controller では、パスに 256 文字まで使用できます。これにはファイル名とファイル拡張子が含まれます。たと えば、ファイル名と拡張子に 56 文字が使用されている場合、パスには 200 文字までしか使用できません。Lifecycle Controller では、:、*、?、”、<、>、|、#、%、^、およびスペースは使用できません。 HTTP と HTTPS HTTP/HTTPS の場合、次の詳細情報を入力します。 ● [共有名 / アドレス] - ローカルの HTTP/HTTPS サーバの IP アドレスを入力します。例:\\192.168.0.120\ または IP アドレ ス ● [File Path(ファイルパス)] - サブディレクトリのパスを入力します(存在する場合)。 メモ: Lifecycle Controller では、ファイル名とファイル拡張子を含むパスに 256 文字を使用できます。たとえば、ファイル名と 拡張子に 56 文字が使用されている場合、パスには 200 文字までしか使用できません。Lifecycle Controller では、:、*
5 ファームウェアアップデート Lifecycle Controller によって、FTP やネットワーク共有経由でアクセス可能なリポジトリ、またはローカルに接続された USB ドラ イブや DVD 上のリポジトリを使用して、システムをアップデートできます。 [ファームウェア アップデート]ページを使用して、 次の操作を行います。 ● インストールされたアプリケーションおよびファームウェアの現在のバージョンを表示。 ● 使用可能なアップデートの一覧を表示する。 ● 必要なアップデートを選択し、ダウンロード(自動)してから、そのアップデートを、表にリストされている次のコンポーネ ントに適用する。 メモ: BCM57xx および 57xxx アダプタでファームウェアをアップデートすると、これらのカードが QLogic として表示されま す。これは、QLogic による Broadcom NetXtreme II の買収によるものです。 次の表では、[ファームウェアアップデート] 機能をサポートするコンポーネントをリストしています。 メモ: 複数のファームウェアアップデートを帯域外メソッド経由、または Lifecy
表 8.
表 10. イメージファイルのタイプと依存関係 .D9 イメージ LC の有効化が必 要 対応 LC の有効化が必要 BMCFW64.
4. アップデートリポジトリである[[FTP サーバー]]、[[ローカル ドライブ(CD、DVD、または USB)]]、または[[ネットワー ク共有(CIFS、NFS、HTTP または HTTPS)]]のいずれかを選択し、[[次へ]]をクリックします。 [Enter Access Details(アクセス詳細の入力)]ページが表示されます。 メモ: [[FTP サーバー]]を選択した場合、接続を検証するには、[[ネットワーク接続のテスト]]をクリックします。ド メイン名が入力されている場合、サーバ IP アドレスとドメイン名が表示されます。プロキシ IP が入力されている場合、プ ロキシ IP がサーバ IP と一緒に表示されます。 メモ: [[ネットワーク共有(CIFS、NFS、HTTP、または HTTPS)]]を選択した場合は、[[ネットワーク接続のテスト]] をクリックして、接続を確認することができます。Lifecycle Controller はデフォルトでホストおよびプロキシ IP を ping し ます。 5.
ローカルドライブの使用 Lifecycle Controller では、ローカルで使用できる DVD や USB ドライブ、または仮想メディアを使用してファームウェアのアップデ ートを実行することができます。この柔軟性により、ネットワークトラフィックが多いときも効率よくアップデートプロセスを実 行できます。アップデートレポジトリを選択すると、Lifecycle Controller が自動的に必要なアップデートを検出し、選択して特定し たコンポーンネント上でアップデートを実行します。 ローカルドライブのレポジトリにアクセスするには、DVD または USB ドライブ上にレポジトリを作成して、それをサーバーにロ ーカルで接続するか、仮想メディアを使用してください。 DVD の使用 ファームウェアのアップデートを実行する場合は、 『Server Update Utility(SUU)』DVD またはカスタム DVD(https://www.dell.
メモ: Lifecycle Controller では、パスに 256 文字まで使用できます。これにはファイル名とファイル拡張子が含まれます。 たとえば、ファイル名と拡張子に 56 文字が使用されている場合、パスには 200 文字までしか使用できません。Lifecycle Controller では、:、*、?、”、<、>、|、#、%、^、およびスペースは使用できません。 FTP サーバーの使用 Lifecycle Controller には、内部 FTP サーバーで利用可能なファームウェアを使用してサーバーをアップデートするオプションがあ ります。プロキシまたは非プロキシに設定されたローカル FTP を使用するには、次のオプションを使用します。 ● 非プロキシ FTP サーバーの使用 ● プロキシ FTP サーバーの使用 非プロキシ FTP サーバーの使用 Lifecycle Controller は、ダウンロードページから最新のファームウェアにアクセスします。この場所から DUP をダウンロードして ファームウェアのアップデートを実行します。 非プロキシ FTP サーバーを使用してアップデートを実行す
メモ: カタログ ファイルがルート フォルダーにある場合、[ファイル パス]または[アップデート パッケージ パス] フィールドにファイル名を入力しないでください。ただし、カタログファイルがサブディレクトリにある場合は、サブ ディレクトリ名(例:subdirectory)を入力してください。 メモ: カタログ ファイルまたは DUP を downloads.dell.
● [ファイルパス]または[アップデートパッケージパス] — カタログが保存されている DUP の場所、またはサブディレクトリ の名前です。 メモ: フォルダを参照するオプションはありません。ファイルにアクセスするには、HTTP または HTTPS Web サーバーの完全 な URL を入力します。 ● [設定の有効化] — このオプションを選択して、次の詳細を入力します。 ○ [サーバ] — プロキシサーバのホスト名。 ○ [ポート]: プロキシサーバーのポート番号。 ○ [ユーザー名]: プロキシサーバーにアクセスするために必要なユーザー名。 ○ [パスワード]: プロキシサーバーにアクセスするために必要なパスワード。 ○ [タイプ]:プロキシ サーバーのタイプ。Lifecycle Controller は HTTP、SOCKS 4、SOCKS 5 のプロキシサーバタイプをサポ ートします。 メモ: このリリースでは、HTTP、SOCKS 4、および SOCKS 5(IPv6 の場合)のプロキシサーバタイプがサポートされてい ます。 シングルコンポーネント DUP の使用 シングルコンポーネント Del
システム設定ロックダウン モード システム設定ロックダウン モードにすると、OS ベースのアップデートによってファームウェアの設定が変更されなくなります。 この機能を有効にした場合、サードパーティー製 I/O カードのファームウェアのアップデートがブロックされます。 この機能は、iDRAC GUI、LC UI、RACADM、Redfish、WSMAN、BIOS、iSM などのインターフェイスを使用して有効にすることが できます。 メモ: ロックダウン モードを有効/無効にするには、iDRAC 設定およびシステム制御の権限が必要です。 メモ: この機能は、Enterprise ライセンスでサポートされています。 ファームウェアのロールバック Lifecycle Controller では、BIOS、iDRAC with Lifecycle Controller、RAID コントローラー、NIC、エンクロージャ、バックプレーン、 ファイバー チャネル カード、BOSS-S1、NVDIMM、電源供給ユニット(PSU)などを、以前インストールされたバージョンのコン ポーネント ファームウェアにロールバックできます。
メモ: [ファームウェアのロールバック]ページでは、iDRAC の GUI と Lifecycle Controller の GUI でコンポーネント名が異 なる場合があります。 4.
6 設定 Lifecycle Controller には、さまざまなシステム設定ウィザードがあります。設定ウィザードを使用して、システムデバイスを設定し ます。設定ウィザードには、次のウィザードがあります。 ● [システム設定ウィザード] — このウィザードには、[LCD パネル セキュリティ]、[iDRAC 設定]、[システム日付/時刻設定] があります。 ● [ストレージ設定ウィザード] — このウィザードには、 [RAID 設定]、 [キー暗号化]、および [ミラーの解除] が含まれます。 メモ: ホストの起動中は、ストレージ設定操作を実行しないことをお勧めします。これを実行すると、予期しない結果が生じ る場合があります。 トピック: • • • • • • • • • • • • • • システムコントロールパネルのアクセスオプション iDRAC の設定 システム時刻と日付の設定 RAID の設定 ソフトウェア RAID を使用した RAID の設定 RAID コントローラ上でのセキュアな仮想ディスクの作成 キー暗号化 ローカルキー暗号化モード ミラードライブの解除 セットアップユーティリティ—
iDRAC の設定 LAN、共通 IP 設定、IPv4、IPv6、仮想メディア、LAN ユーザー設定など、システムに適用可能な iDRAC パラメータを設定するに は、[iDRAC 設定] ウィザードを使用します。 メモ: iDRAC の設定には、起動中に[System Setup(セットアップ)]ユーティリティを使用することもできます。[System Setup(セットアップ)] ユーティリティの詳細については、「セットアップユーティリティとブートマネージャの使い方」を 参照してください。 iDRAC パラメータを設定および管理するには、次の手順を行います。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. [ホーム] ページの左ペインで、[ハードウェア設定] をクリックします。 3. 右ペインで、[設定ウィザード] をクリックします。 4.
メモ: システム上に内蔵のストレージコントローラカードが存在する場合、その他の外付けカードは設定できません。内部カ ードがない場合にのみ、外部カードを設定できます。 メモ: RAID 0 への自動設定は、Lifecycle Controller ではサポートされていません。 メモ: Lifecycle Controller は、eHBA モードのときには VD の作成をサポートしません。 LC で RAID を設定するには、次の手順に従ってください。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで、[ハードウェア設定] をクリックします。 3. 右ペインで、[設定ウィザード] をクリックします。 4. [ストレージ設定ウィザード]で、[RAID 設定]をクリックしてウィザードを起動します。 [現在の RAID 設定の表示とコントローラーの選択]ページが表示されます。 メモ: BOSS-S1 コントローラは、RAID 1 レベルでのみサポートされます。 5.
メモ: Lifecycle Controller を使用して作成できる仮想ディスクは 1 つのみです。複数の仮想ディスクを作成するには、オプシ ョン ROM を使用します。オプション ROM にアクセスするには、起動中または POST 中に を押します。 RAID コントローラの選択 [View Current RAID Configuration and Select Controller(現在の RAID 設定の表示とコントローラの選択)] ページには、システムに 接続されているサポート対象 RAID コントローラがすべて表示されます。仮想ディスクを作成する RAID コントローラを選択して、 [Next(次へ)] をクリックします。 RAID レベルの選択 仮想ディスクの [RAID レベル] を選択します。 ● [RAID 0] — 複数の物理ディスク全体にデータをストライプします。RAID 0 は、冗長データを保持しません。RAID 0 仮想ディ スクで 1 台の物理ディスクが故障すると、データを再構築する方策はありません。RAID 0 では、読み取りおよびライト パフォ
物理ディスクの選択 [物理ディスクの選択]画面を使用して、仮想ドライブに使用する物理ディスクと、物理ディスクドライブに関連するプロパティ を選択します。 仮想ディスクに必要な物理ディスクの数は RAID レベルによって異なります。RAID レベルに必要な物理ディスクの最小数と最大 数が画面に表示されます。 ● [プロトコル] - ディスク プールのプロトコルを、 [Serial Attached SCSI(SAS)]、 [Serial ATA(SATA)]、 [NVM Express(NVMe)] の中から選択します。SAS ドライブはハイ パフォーマンスな処理に適しており、SATA ドライブはコスト効率を重視する場合 に使用します。ディスク プールとは、1 つ以上の仮想ドライブを作成可能な物理ディスク ドライブの論理グループです。プロ トコルとは、RAID の実装に使用するテクノロジの種類です。 ● [メディア タイプ] - ディスク プールのメディア タイプを、[ハード ディスク ドライブ(HDD)]または[ソリッド ステート ディスク(SSD)]から選択します。HDD ではデータ ストレージに従来の回転
● ● ● ● ○ [ライトスルー]— コントローラはデータがドライブに書き込まれた後でのみ書き込み要求完了信号を送信します。ライト スルーポリシーでは、データがディスクドライブに書き込まれた後でのみ使用可能と見なされるので、ライトバックポリシ ーよりもデータセキュリティは優れています。 ○ [ライトバック] — データがコントローラキャッシュに入り、ディスクドライブに書き込まれる前に、コントローラから書 き込み要求の完了信号が送信されます。ライトバックポリシーでは、書き込みが高速に行われますが、システムエラーによ ってデータがドライブに書き込まれなくなるので、データの安全性は劣ります。 ○ [ライトバックの強制] — 書き込みキャッシュは、コントローラにおける動作可能のバッテリの有無にかかわらず、有効に なります。コントローラにバッテリがない場合は、停電時にデータが失われる可能性があります。 [ディスクキャッシュポリシー] — 書き込みポリシーを選択しします。 ○ [有効] - コントローラは仮想ディスクを作成する際に物理ディスクのキャッシュ設定を有効にします。 ○ [無効] — コントローラは仮想デ
1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで、[ハードウェア設定] をクリックします。 3. 右ペインで、[設定ウィザード] をクリックします。 4.
10. 仮想ディスクパラメータを選択し、[セキュア仮想ディスク] オプションを選択して、[次へ] をクリックします。 [サマリ] ページが表示されます。 11. RAID の設定を適用するには、 [終了] をクリックします。 キー暗号化 [キー暗号化]機能を使用して、次の操作を実行します。 ● ● ● ● PERC H730、H730P、H740、H740P、H745、H755、H840 RAID コントローラーに対してローカル暗号化を適用する。 ローカル暗号化キーを削除する。 セキュアでない既存の仮想ドライブを暗号化する。 既存の暗号化キーを別のキーに変更する。 メモ: PERC コントローラー H740、H740P、および H745 は、Secure Enterprise Key Manager(SEKM)モードに設定されている と、キー暗号化機能に表示されません。 RAID コントローラへのローカルキーの適用 RAID コントローラにローカルキーを適用する前に、コントローラがセキュリティ対応であることを確認します。 RAID コントローラにローカルキーを適用するには、次の手順を実行します。 1.
セキュア化されていない仮想ディスクの暗号化 次の前提条件が満たされていることを確認します。 ● 選択したコントローラがセキュリティ対応である。 ● セキュリティ対応仮想ドライブが、コントローラに接続されている。 ● コントローラがローカルキー暗号化モードになっている。 セキュア化されていない仮想ドライブを暗号化するには、次の手順を実行します。 メモ: 同じ物理ディスクドライブ上で作成された仮想ドライブのいずれかが暗号化されている場合は、すべての仮想ドライブ が自動的に暗号化されます。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2. 左ペインで、[Hardware Configuration](ハードウェア設定)をクリックします。 3. 右ペインで、[Configuration Wizards](設定ウィザード)をクリックします。 4. [ストレージ設定ウィザード] ページで、 [キー暗号化] をクリックします。 5.
4. [ストレージ設定ウィザード] で [ミラーの解除] をクリックします。 ミラーリングされた仮想ドライブが記載された [ミラーの解除] ページが表示されます。 5. 関連コントローラを選択して、[終了]をクリックします。 メモ: [ミラーの解除]機能は、PERC 10.
4. 設定するデバイスを選択します。 設定の変更に応じて、次のメッセージが表示される場合があります。 One or more of the settings requires a reboot to be saved and activated. Do you want to reboot now? 5. さらに設定変更を続行する場合は [いいえ] を選択し、変更内容を保存してウィザードを終了する場合は [はい] を選択し ます。 すべての変更内容は次回のシステム再起動時に適用されます。 Collect System Inventory On Restart [Collect System Inventory On Restart] (CSIOR)プロパティを有効にすると、システムの再起動ごとにハードウェアインベントリと 部品設定情報が検出され、前のシステムインベントリ情報と比較されます。 メモ: デフォルトでは、[CSIOR] プロパティが有効になっています。 サーバーインベントリ情報のアップデート 再起動時のシステムインベントリの収集を有効にするには、次の手順を行います。 1.
Dell Repository Manager を使用したリポジトリの作成とローカル FTP サーバーへのコピー リポジトリの作成とコピーには、次の手順を行います。 1. [Dell Repository Manager] を使用して作成したリポジトリをローカル FTP サーバーのルートディレクトリにコピーします。 メモ: お使いのシステムに対応したリポジトリの作成の詳細については、www.dell.com/openmanagemanuals > Repository Manager で『Dell Repository Manager ユーザーズガイド』を参照してください。 2. ファームウェアアップデートには、このローカル FTP サーバーを使用します。 NFS および CIFS サーバーの設定 downloads.dell.com などの外部サイトへアクセスできないプライベートネットワークを使用している場合、ローカルに設定された NFS および CIFS サーバからアップデートを提供することもできます。 NFS サーバーの設定 NFS サーバーを設定するには、次のタスクを実行します。 1.
3. 左のナビゲーションペインで、 [Local Policies] (ローカルポリシー)オプションを展開し、 [Security Options] (セキュリティオ プション)を選択します。 4. [Microsoft network server: Digitally sign communications (always)] (Microsoft ネットワークサーバー:常に通信にデジタル署名を 行う)オプションをダブルクリックします。 5.
7 保守 Lifecycle Controller を使用することにより、[部品交換設定] および [プラットフォーム復元] などの機能を使用して、システム のライフサイクルを通じてその正常性を保守することができます。 トピック: • • • • • • プラットフォームの復元 サーバーライセンスのインポート 部品交換設定 Repurpose or retire system ハードウェア診断 SupportAssist Collection プラットフォームの復元 サーバーの保守には、次の機能を使用することができます。 ● [サーバライセンスのインポート] — iDRAC ライセンスをネットワーク共有または USB ドライブからインポートすることがで きます。Lifecycle Controller GUI から iDRAC ライセンスをインポートするには、この機能を使用します。ライセンスをインポー トするシナリオには、工場から出荷された新しいサーバーのセットアップ時、Express ライセンスの Enterprise ライセンスへの アップグレード中などがあります。ライセンスは、USB ドライブ、ま
交換した部品へのファームウェアと設定のアップデートの適用 交換した部品を設定する前に、次の条件が満たされていることを確認します。 ● [再起動時のシステムインベントリ収集] オプションをクリックし、Lifecycle Controller がシステムの起動時に自動で [部品フ ァームウェアアップデート] および [部品設定アップデート] を呼び出すようにします。 メモ: [Collect System Inventory On Restart(再起動時のシステムインベントリ収集)] が無効になっている場合、システム への電源投入後に Lifecycle Controller を手動で起動することなく新しいコンポーネントが追加されると、システムインベン トリ情報のキャッシュが古くなる場合があります。手動モードでは、部品交換後のシステム再起動中に を押してく ださい。 ● [部品ファームウェアアップデート] および [部品設定アップデート] の [無効] オプションがクリアされていることを確認 して下さい。 ● 以前のコンポーネントと新しいデバイスが同じ部品として識別される必要があります。 ● システ
NOTE: The Repurpose or Retire System option resets the state of the inventory collection to Enabled, and then permanently deletes the iDRAC and BIOS configuration information, factory-shipped inventory, configurations, Lifecycle Log information (historical data and work notes), non-volatile (NV) cache, NVDIMM, operating system driver packs, disk erase, and diagnostics. Click on this link for more details on System erase - https://downloads.dell.com/manuals/common/dell-emc-system-erase-poweredge-idrac9.pdf.
診断テストが完了したら、テストの結果が画面に表示されます。テスト結果で報告された問題を解決するには、dell.
Lifecycle Controller によって SupportAssist Collection ファイルがエクスポートされた後は、テクニカルサポートと共有しない情報を 削除することができます。データが収集されるたびに、イベントが Lifecycle Controller ログに記録されます。このイベントには、 使用されるインターフェイス、エクスポート日時、iDRAC ユーザー名などの情報が含まれています。 SupportAssist Collection のエクスポート レポートをエクスポートする前に、次を確認してください。 ● [Collect System Inventory On Reboot ](CSIOR)が有効になっている。 ● ログインおよびサーバー制御権限がある。 SupportAssist Collection をエクスポートするには、次の手順を実行します。 1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。 2.
8 使いやすいシステムコンポーネント名 以下は、GUI、Redfish 対応の iDRAC RESTful API、WSMAN、RACADM を含むすべてのインタフェースで使用される、最も一般に使 用されている FQDD(完全修飾デバイスディスクリプタ)のリストです。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● All(すべて) iDRAC システム LifecycleController EventFilters BIOS NIC FC RAID NVDIMM BOSS-S1 BOSS ディスク 以下の表は、システムコンポーネントの FQDD およびそれに相当する使いやすい名前を示しています。 表 12. システムコンポーネントの使いやすい名前 システムコンポーネント名の FQDD 使いやすい名前 RAID.Integrated.1-1 内蔵 RAID コントローラ 1 RAID.Slot.1-1 スロット 1 の RAID コントローラ NIC.Mezzanine.1B-1 メザニン内の NIC NIC.Mezzanine.1C-1 NIC.Mezzanine.1C-2 NIC.
表 12. システムコンポーネントの使いやすい名前 (続き) システムコンポーネント名の FQDD 使いやすい名前 ISABridge.Embedded.1-1 内蔵 ISA ブリッジ 2 P2PBridge.Embedded.1-1 内蔵 P2P ブリッジ 3 P2PBridge.Mezzanine.2B-1 メザニン 1 の内蔵ホストブリッジ(ファブリック B) USBUHCI.Embedded.1-1 内蔵 USB UHCI 1 USBOHCI.Embedded.1-1 内蔵 USB OHCI 1 USBEHCI.Embedded.1-1 内蔵 USB EHCI 1 Disk.SATAEmbedded.A-1 内蔵 SATA ポート A のディスク Optical.SATAEmbedded.B-1 内蔵 SATA ポート B の光学ドライブ TBU.SATAExternal.C-1 外付け SATA ポート C のテープバックアップ Disk.USBFront.1-1 前面 USB 1 に接続されたディスク Floppy.USBBack.
表 12. システムコンポーネントの使いやすい名前 (続き) システムコンポーネント名の FQDD 使いやすい名前 Fan.Slot.6 ファン 6 Fan.Slot.7 ファン 7 Fan.Slot.8 ファン 8 Fan.Slot.9 ファン 9 MC.Chassis.1 シャーシ管理コントローラ 1 MC.Chassis.2 シャーシ管理コントローラ 2 KVM.Chassis.1 KVM IOM.Slot.1 IO モジュール 1 IOM.Slot.2 IO Module 2 IOM.Slot.3 IO Module 3 IOM.Slot.4 IO Module 4 IOM.Slot.5 IO Module 5 IOM.Slot.6 IO モジュール 6 PSU.Slot.1 電源装置 1 PSU.Slot.2 電源装置 2 PSU.Slot.3 電源装置 3 PSU.Slot.4 電源装置 4 PSU.Slot.5 電源装置 5 PSU.Slot.6 電源装置 6 CPU.Socket.1 CPU 1 System.
9 セットアップユーティリティとブートマネージ ャの使用 セットアップユーティリティでは、システムハードウェアの管理と BIOS レベルオプションの指定を行うことができます。 起動時に以下のキー操作を行うと、システム機能にアクセスできます。 表 13.
メモ: Dell NAS は BIOS 起動モードのみをサポートしています。起動モードは UEFI に変更しないでください。変更すると、 システムが起動しません。 ● Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)(デフォルト)起動モードは、拡張 64 ビット起動インターフェイスです。UEFI モ ードで起動するようシステムを設定すると、システム BIOS の設定が置換されます。 メモ: 本システムは、BIOS 起動モードのみサポートします。 1. [System Setup Main Menu(セットアップユーティリティのメインメニュー)]で、[Boot Settings(起動設定)]をクリックし、 [Boot Mode(起動モード)]を選択します。 2. UEFI 起動モードを選択し、このモードでシステムが起動されるようにします。 注意: OS インストール時の起動モードが異なる場合、起動モードを切り替えるとシステムが起動しなくなることがありま す。 3.
セットアップユーティリティのオプション セットアップユーティリティのメイン画面 メモ: BIOS または UEFI の設定をデフォルトにリセットするには、 を押します。 メニュー項目 説明 システム BIOS このオプションは、BIOS 設定の表示と設定を行うために使用します。 iDRAC 設定 このオプションは、iDRAC 設定の表示と設定を行うために使用します。 デバイス設定 このオプションは、デバイス設定の表示と設定を行うために使用します。 システム BIOS 画面 メモ: セットアップユーティリティのオプションはシステム構成に応じて変わります。 メモ: セットアップユーティリティのデフォルト設定を以下の項の該当する各オプションの下に示します。 メニュー項目 説明 [システム情報] システムモデル名、BIOS バージョン、サービスタグなど、システムに関する情報が表示されます。 [メモリ設定] 取り付けられているメモリに関連する情報とオプションが表示されます。 [プロセッサ設定] 速度、キャッシュサイズなど、プロセッサに関する情報とオプションが表示されます。
メニュー項目 説明 システムサービス タグ システムのサービスタグが表示されます。 システム製造元 FRU メーカーの名前を表示します。 システム製造元の 連絡先情報 システム製造元の連絡先情報が表示されます。 メモリ設定画面 メニュー項目 説明 システムメモリの サイズ システムに取り付けられているメモリの容量が表示されます。 システムメモリの タイプ システムに取り付けられているメモリのタイプが表示されます。 システムメモリ速 度 システムメモリの速度が表示されます。 システムメモリ電 圧 システムメモリの電圧が表示されます。 ビデオメモリ ビデオメモリの容量が表示されます。 システムメモリテ スト システム起動時にシステムメモリテストを実行するかどうかを指定します。オプションは [Enabled](有 効)および [Disabled] (無効)です。デフォルトでは、 [System Memory Testing] (システムメモリテスト) オプションは [Disabled](無効)に設定されています。 メモリ動作モード メモリの動作モードを指定します。お使い
メニュー項目 説明 理プロセッサが表示されます。このオプションが [Disabled](無効)に設定されていると、BIOS にはコア ごとに 1 つの論理プロセッサのみが表示されます。デフォルトでは、[Logical Processor](論理プロセッサ) オプションは [Enabled](有効)に設定されています。 QPI Speed(QPI 速 QuickPath Interconnect(QPI)のデータ速度を設定できます。デフォルトでは、[QPI Speed](QPI スピー 度) ド)オプションは Maximum data rate(最大データ速度)に設定されています。 メモ: QPI 速度 オプションは、両方のプロセッサが取り付けられている場合にのみ表示されます。 代替 RTID(リクエ リモートソケットへの RTID の割り当てを増やしてソケット間のキャッシュパフォーマンスを高めること スタトランザクシ も、NUMA の標準モードでシステムを動作させることもできます。Alternate RTID (Requestor ョン ID)設定 Transaction ID) Setting(代替 R
メモ: プラットフォームによっては、一部の属性が表示されない場合があります。 SATA 設定画面 メニュー項目 説明 内蔵 SATA 内蔵 SATA のモードを、Off(オフ)、ATA、AHCI、または RAID に設定します。デフォルトでは、内蔵 SATA は [AHCI Mode(AHCI モード)] に設定されています。 ポート A Auto(自動) に設定すると、SATA ポート A に接続されているデバイスに対する BIOS サポートが有効にな ります。デフォルトでは、ポート A は [Auto(自動)] に設定されています。 ポート B Auto(自動)に設定すると、SATA ポート B に接続されているデバイスに対する BIOS サポートが有効にな ります。デフォルトでは、Port B(ポート B)は [Auto](自動)に設定されています。 ポート C Auto(自動) に設定すると、SATA ポート C に接続されているデバイスに対する BIOS サポートが有効にな ります。デフォルトでは、ポート C は [Auto(自動)] に設定されています。 ポート D Aut
内蔵デバイス画面 メニュー項目 説明 内蔵 RAID コント ローラ 内蔵 RAID コントローラの有効 / 無効を切り替えることができます。デフォルトでは、[Integrated RAID Controller](内蔵 RAID コントローラ)オプションは [Enabled] (有効)に設定されています。 ユーザーアクセス ユーザーのアクセスが可能な USB ポートの有効 / 無効を切り替えることができます。[Only Back Ports On] 可能 USB ポート (背面ポートのみオン)を選択すると前面 USB ポートが無効になり、[All Ports Off](すべてのポートがオ フ)を選択すると前面および背面 USB ポートの両方が無効になります。デフォルトでは、 [User Accessible USB Ports] (ユーザーのアクセスが可能な USB ポート)オプションは [All Ports On] (すべてのポートがオ ン)に設定されています。 内蔵 USB ポート 内蔵 USB ポートの有効 / 無効を切り替えることができます。デフォルトでは、 [Internal USB P
メニュー項目 説明 メモ: SOL(Serial Over LAN)には Serial Device 2(シリアルデバイス 2)のみ使用できます。SOL でコ ンソールのリダイレクトを使用するには、コンソールのリダイレクトとシリアルデバイスに同じポート アドレスを設定します。 外付けシリアルコ ネクタ 外部シリアルコネクタは、シリアルデバイス 1、シリアルデバイス 2、またはリモートアクセスデバイスに 関連付けることができます。デフォルトでは、 [External Serial Connector(外部シリアルコネクタ)] オプシ ョンは [Serial Device1(シリアルデバイス 1)] に設定されています。 メモ: SOL にはシリアルデバイス 2 のみ使用できます。SOL でコンソールのリダイレクトを使用するに は、コンソールのリダイレクトとシリアルデバイスに同じポートアドレスを設定します。 フェイルセーフボ ーレート コンソールのリダイレクトに使用されているフェイルセーフボーレートが表示されます。BIOS は自動的に ボーレートの決定を試みます。このフェイルセーフボーレートは、その試み
オプション 説明 メモ: [Custom](カスタム)モードで [C States] が [Enabled](有効)に設定されている場合に、 Monitor/Mwait 設定を変更しても、システムの電力またはパフォーマンスは影響を受けません。 [ メモリ巡回スクラ メモリ巡回スクラブの周波数を設定します。デフォルトでは、このオプションは [Standard(標準)] に設 ブ] 定されています。 [メモリリフレッシ メモリリフレッシュレートを 1x または 2x に設定します。デフォルトでは、このオプションは [1x] に設定 ュレート] されています。 [メモリ動作電圧] DIMM 電圧を設定します。自動 に設定すると、システムが DIMM 容量と取り付けられている DIMM の枚数 に応じて、システム電圧を最適に自動設定します。メモリ動作電圧 オプションは、デフォルトで 自動 に設 定されています。 [CPU パフォーマン CPU 電力の管理の有効 / 無効を切り替えます。Enabled(有効)に設定すると、CPU 電力の管理が OS DBPM ス協調制御] およびシステムの DBPM(DAPC)によ
説明 メニュー項目 AC 電源リカバリ AC 電源が回復した後のシステムの動作を設定することができます。デフォルトでは、 [AC Power Recovery] (AC 電源の回復)オプションは [Last](前回)に設定されています。 メモ: [AC 電源リカバリ遅延] オプションを有効化または無効化するには、[AC 電源リカバリ] オプ ションを [オン] または [前回] に設定します。 AC 電源リカバリ遅 AC 電源が回復した後、電源投入の時期をシステムがどのようにサポートするかを設定できます。デフォル 延 トで、 [AC Power Recovery Delay] (AC AC 電源リカバリ遅延)オプションは [Immediate] (即時)に設定さ れています。 メモ: [ユーザー定義の遅延] オプションを有効化または無効化するには、 [AC 電源リカバリ遅延] オ プションを [ユーザー] に設定します。 ユーザー定義遅延 [AC Power Recovery Delay](AC 電源リカバリ遅延)に [User Defined](ユーザー定義)オプションが選択 (60 ~ 240 秒)
システムパスワードおよびセットアップパスワードの割り当て パスワードジャンパによって、System Password(システムパスワード) と Setup Password(セットアップパスワード) の機能の 有効 / 無効を切り替えることができます。パスワードジャンパの設定についての詳細は、「システム基板のジャンパ設定」を参照 してください。 メモ: 新しい System Password(システムパスワード) や Setup Password(セットアップパスワード) の割り当て、または既存の System Password(システムパスワード)や Setup Password(セットアップパスワード)の変更は、パスワードジャンパの設定が[Enabled] (有効) で [Password Status] (パスワードステータス) が Unlocked(ロック解除) の場合のみ可能です。Password Status(パ スワードステータス)が [Locked] (ロック)に設定されている場合、System Password(システムパスワード)や Setup Password (セットアップパスワード)
メモ: システムパスワードおよび / またはセットアップパスワードを変更する場合は、新しいパスワードの再入力を求める メッセージが表示されます。システムパスワードおよび / またはセットアップパスワードを削除する場合は、削除の確認 を求めるメッセージが表示されます。 7. [] を押してシステム BIOS 画面に戻ります。もう一度 [] を押すと、変更の保存を求めるプロンプトが表示され ます。 メモ: システムへのログオン中はパスワードセキュリティを無効にすることができます。パスワードセキュリティを無効にす るには、システムの電源をオンにするかシステムを再起動し、パスワードを入力して [] を押します。 システムを保護するためのシステムパスワードの使い方 サポートサイトのリンク セットアップパスワードが設定されている場合、システムはセットアップパスワードをシステムパスワードの代用として受け入れ ます。 1. システムの電源を入れるか、再起動します。 2.
ブートマネージャは次の手順で起動します。 1. システムの電源を入れるか、再起動します。 2.
UEFI Boot Menu(UEFI 起動メニュー) メニュー項目 説明 Select UEFI Boot 使用可能な UEFI 起動オプション(アスタリスク [*] 付き)のリストが表示されます。使用する起動オプショ Option(UEFI 起動 ンを選択し、 を押します。 オプションの選択) Add Boot Option 新しい起動オプションを追加します。 Delete Boot Option 既存の起動オプションを削除します。 Boot From File(フ 起動オプションリストに含まれていない 1 回限りの起動オプションを設定します。 ァイルからの起動) 組み込み型システム管理 Lifecycle Controller により、システムのライフサイクル全体で、高度な組み込み型システム管理が実現されます。Lifecycle Controller は Boot Sequence 中に起動し、オペレーティングシステムに依存せずに機能することが可能です。 メモ: 一部のプラットフォーム構成では、Lifecycle Controller の提供する機能の一部がサポートされない場
10 トラブルシューティングとよくあるお問い合わ せ(FAQ) このセクションでは、Lifecycle Controller でよく表示されるエラーメッセージについて説明し、問題を解決する方法を示唆します。 Lifecycle Controller ユーザーからのよくある質問についても紹介します。 トピック: • • エラーメッセージ よくあるお問い合わせ(FAQ) エラーメッセージ Lifecycle Controller から生成される各エラーメッセージは、1 つのダイアログボックス内に、メッセージ ID、メッセージの内容、推 奨される対処方法を表示します。メッセージに関する詳細な説明を表示するには、https://www.dell.com/support にある『デルイベ ントメッセージリファレンスガイド』を参照してください。 よくあるお問い合わせ(FAQ) 1.
いいえ、 『Dell EMC Server Updates』DVD からダウンロードされたドライバおよびファームウェアのみがサポートされます。詳 細については、「ローカル USB ドライブの設定」を参照してください。 8. Lifecycle Controller を削除することはできますか? 番号 9. インストール中、オペレーティングシステムのメディアソース用に仮想メディアを使用できますか? はい。iDRAC の詳細については、 「https://www.dell.com/idracmanuals から入手可能な『iDRAC ユーザーズ ガイド』」を参照して ください。 10. リポジトリのアップデートに仮想 USB ドライブを使用できますか? はい。リポジトリーのアップデートに仮想 USB ドライブを使用する方法についての詳細は、「https://www.dell.com/ idracmanuals から入手可能な『iDRAC ユーザーズ ガイド』」を参照してください。 11.