Dell EMC PowerStore インストールおよびサービスガイド(PowerStore 500T モデル) バージョン 2.x 6 月 2021 年 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2021 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 関連資料......................................................................................................................................... 7 章 1: 新しいベース エンクロージャのインストール............................................................................... 8 取り付け:新しい ベース エンクロージャ.................................................................................................................... 8 ベース エンクロージャの取り付け場所の選択.................................................................................................
障害が発生したパーツの返却................................................................................................................................... 27 SFP の交換.......................................................................................................................................................................... 28 PowerStore Manager から障害が発生した SFP モジュールを特定する.......................................................... 28 SFP モジュールの取り外し................................................................
ノードの電源投入.........................................................................................................................................................51 新しい内蔵 M.2 起動モジュールの再イメージ化.................................................................................................. 51 交換用内蔵 M.2 起動モジュールの動作の確認..................................................................................................... 52 障害が発生したパーツの返却.................................................................................
サポート通知を無効にする.............................................................................................................................................. 71 サポート通知の有効化...................................................................................................................................................... 71 付録 E: システムの再初期化.............................................................................................................72 システムの再初期化......................................................
前書き 改善努力の一環として、ソフトウェアおよびハードウェアのリビジョンを定期的にリリースしています。本書で説明されている機 能の中には、現在お使いのソフトウェアまたはハードウェアの一部のバージョンによってサポートされていないものがあります。 製品のリリース ノートには、製品の機能に関する最新情報が掲載されています。製品が正常に機能しない、またはこのマニュアル の説明どおりに動作しない場合には、サービス プロバイダーにお問い合わせください。 問い合わせ先 サポート情報、製品情報、ライセンス情報は、次の場所で入手できます。 ● [製品情報] 製品および機能のドキュメントまたはリリース ノートについては、https://www.dell.com/powerstoredocs で[PowerStore Documentation]ページを参照してください。 ● [のトラブルシューティング] 製品、ソフトウェア アップデート、ライセンス、サービスの詳細については、https://www.dell.
1 新しいベース エンクロージャのインストール 新しいベース エンクロージャを追加するには、次の手順を実行します。ベース エンクロージャの詳細な概要については、 PowerStore ハードウェア情報ガイドを参照してください。 メモ: パーツを取り扱う前に、交換可能なユニットの取り扱いに関する安全上の注意事項 、p. 59 に記載されている情報を確 認してください。 トピック: 取り付け:新しい ベース エンクロージャ • 取り付け:新しい ベース エンクロージャ 新しいベース エンクロージャをラックに取り付けるには、次の作業を実行します。 ベース エンクロージャの取り付け場所の選択 新しいベース エンクロージャを取り付ける前に、ラック内での新しいベース エンクロージャの配置場所を決定します。 手順 1. ベース エンクロージャを使用可能で最小の 2U スペースに取り付け、ラックの下部に保守のための 2U スペースを残します。 多くのキャビネットでは、溝の横線または小さな穴によって、1U 増分をマークします。 2.
キャビネットへのレールの取り付け このタスクでは、1 個のレールの取り付け方法について説明します。1 個のレールを設置したら、もう片方のレールに対して処理手 順を繰り返します。処理手順は、左側および右側のレール両方で同じです。レールを角穴または丸穴のラックに取り付けられま す。 手順 1. ラベル面がラックの前側にあり、ラックの内側を向くようにレールの端を配置します。また、レール後部の位置をラックの背 面にある穴に合わせて調整します。 2. ラックの背面から、ラッチがロックされるまでレールをまっすぐ手前に引き出します。 3. レールのフロント エンド部分を取り付けるには、ラッチが回転して開くまで、青いラッチ リリース ボタンを押します。 4. ピンがスライドしてラックの前面にある穴に入るまでレールを前方に引き出し、ラッチを外してレールを所定の位置に固定し ます。 図 1. レールの取り付け 5. もう一方のレールにも同じ手順を繰り返します。 ベース エンクロージャのレールへの取り付け 手順 1. エンクロージャを持ち上げ、キャビネット前面からレールにスライドさせます。 2.
図 2. エンクロージャへのシステムの設置 ベース エンクロージャアプライアンスからスイッチへのケーブル接続 スイッチのケーブル接続の詳細については、PowerStore T モデル向け PowerStore ネットワーキング ガイドを参照してください。 メモ: ネットワーク構成が完了するまでは、電源ケーブルを接続しないでください。 電源ケーブルの接続 手順 1. 各電源ケーブルのプラグをベース エンクロージャの PSU に差し込みます。 図 3. 電源ケーブルを挿入します。 2.
図 4.
2 ベース エンクロージャ サービスの処理手順 ベース エンクロージャには、お客様による交換が可能なコンポーネントが含まれます。障害が発生したコンポーネントを安全に交 換するには、次の手順を実行します。 メモ: 交換可能なパーツを取り扱う前に、交換可能なユニットの取り扱いに関する安全上の注意事項 、p. 59 に記載されてい る情報を確認します。 トピック: ベース エンクロージャで障害が発生したディスクの交換 ベース エンクロージャへの新しいドライブの追加 PSU の交換 交換: 4 ポート カード SFP の交換 I/O モジュールのリプレース 交換: ファン モジュール DIMM(デュアル インライン メモリー モジュール)の交換 内蔵 M.
図 5. 2.5 インチ ドライブの取り外し 4. 静電気を帯びていない清潔な平面にドライブを置きます。 2.5 インチ ドライブの取り付け このタスクについて メモ: 電源が入っているシステムに複数のドライブを取り付ける場合は、10 秒以上待ってから、次のドライブを所定の位置に スライドします。 手順 1. ドライブを、スロット内のガイドの位置に合わせます。 2. ラッチを完全に開いた状態にして、ドライブを慎重にスロットに押し込みます。 ディスクがエンクロージャに接触すると、ラッチが下向きに回転しはじめます。 3. ドライブがスロットに完全に固定されるまで、オレンジ色のボタンを押します。 4. 所定の位置にロックされるまでラッチを押し下げます。 図 6. 2.
交換用ドライブの動作の確認 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. 障害が発生したドライブを交換したアプライアンスを選択します。 3. [Components]カードの[Driver]の下で、[BaseEnclosure]を展開してドライブを選択します。 交換用ドライブのステータスは Healthy である必要があります。ステータスが Faulted のままの場合は、数分待ってから PowerStore Manager をリフレッシュします。ステータスが変わらない場合は、ドライブが正しく取り付けられていることを確 認するか、サービス プロバイダーにお問い合わせください。 4. [Stop Blink LED]をクリックします。 障害が発生したパーツの返却 このタスクについて 米国の国のお客様には、障害の発生したパーツの 5 営業日以内の返却をお願いしております。米国以外の国のお客様には、障害の 発生したパーツの 5~10 営業日以内の返却をお願いしております。障害の発生したパーツの返却に必要な資材は、正常なパーツの 出荷時に提供されます。 手順 1.
図 7. ドライブ フィラー モジュールの取り外し 2.5 インチ ドライブの取り付け このタスクについて メモ: 電源が入っているシステムに複数のドライブを取り付ける場合は、10 秒以上待ってから、次のドライブを所定の位置に スライドします。 手順 1. ドライブを、スロット内のガイドの位置に合わせます。 2. ラッチを完全に開いた状態にして、ドライブを慎重にスロットに押し込みます。 ディスクがエンクロージャに接触すると、ラッチが下向きに回転しはじめます。 3. ドライブがスロットに完全に固定されるまで、オレンジ色のボタンを押します。 4.
図 8. 2.5 インチ ドライブの取り付け アクティビティー ライトが点滅し、スピンアップ シーケンスが開始されたことを示します。 追加されたドライブの動作の検証 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. ドライブを追加したアプライアンスを選択します。 3.
図 9. ベース エンクロージャ PSU の LED 表 1. ベース エンクロージャ PSU の LED LED AC 電源(入力) DC 電源(出力) 障害 場所 State 説明 緑 AC 電源がオンです。 オフ AC 電源がオフです。主電源を確認してく ださい。 緑 DC 電源がオンです。 オフ DC 電源がオフです。主電源を確認して ください。 オレンジの点灯 PSU またはバックアップの障害です。ケ ーブル接続を確認してください。 オフ 障害なし。 PSU の取り外し このタスクについて PSU は 2 つあります。PSU は上下のノードに取り付けられており、上側の PSU は上下が逆さまです。この処理手順は、いずれの PSU を取り外す場合にも使用できます。ただし、リリース ハンドルを押す方向は、下側の PSU では左、上側の PSU では右になり ます。 メモ: PSU を取り外すために、システムの電源をオフにする必要はありません。 手順 1.
図 11. PSU の取り外し PSU の設置 このタスクについて PSU は上下のノードに取り付けられており、上側の PSU は上下が逆さまです。この処理手順は、いずれの PSU の取り付けにも該 当します。 手順 1. PSU とノードのスロットの位置を合わせます。電源ケーブルの固定金具は、下側の PSU の右側、および上側の PSU の左側に あります。 2. カチッと音がするまで、PSU をノードに押し込みます。 0 1 1 3 XXX XXX XXXX XX REV:XXX 2 図 12. PSU の設置 3.
図 13. 電源ケーブルを挿入します。 交換用電源装置の動作の確認 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. 障害が発生した電源を交換したアプライアンスを選択します。 3. [Components]カードの[Rear View]で、[BaseEnclosure]を展開します。 4.
手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. 交換が必要な 4 ポート カードを含むアプライアンスを選択します。 3. [Components]カードの[Rear View]で、[BaseEnclosure]を展開します。 4. 4 ポート カードを含むノードを展開し、[4PortCard]を選択します。 障害が発生したパーツは、システムのイメージに赤色で表示され、Faulted ステータスが[State]フィールドにレポートされ ます。 組み込みモジュールの LED 障害が発生したパーツを特定するには、障害 LED を使用します。 図 14. 組み込みモジュールの LED 表 2.
表 2.
図 15. 電源ケーブルの取り外し 2. I/O モジュールの背面およびノード上のネットワーク ポートから、ネットワーク ケーブルなどすべてのケーブルを取り外しま す。 メモ: もう一方のノードからはケーブルを取り外さないでください。 3. ノードをゆっくりと押し込みながら、オレンジ色のリリース トリガを引きます。 ロッキング メカニズムからフックが外れ、リリース タブが引き出せます。 メモ: ノードはシャーシから完全に引き出されます。ノードが落下しないよう支える準備をしてください。 メモ: ノード B ののリリース トリガーとハンドルは左上にあります。ノード A ののリリース トリガーとハンドルは右下に あります。 注意: 間違ったノードを取り外すと、システムの電源が失われ、キャッシュされたデータが失われます。 図 16. ノード B のロッキング メカニズムの解除 4. ノードを取り外す前に、電源およびキャッシュが誤って失われるのを防ぐため、配線金具がもう一方のノードの電源ケーブル に正しく固定されていることを確認してください。 5.
図 17. ノードの取り外し 6. ノードを、清潔で平らで静電気を帯びていない平面に置きます。 ノードから組み込みモジュールカバーを取り外します。 手順 1. 青いリリース ボタンを押し下げながら、システムの背面に向かって止まるまでトップ カバーをスライドさせます。 2. トップ カバーを引き上げ、ノードから取り外します。 図 18. 組み込みモジュールカバーの取り外し 4 ポート カードの取り外し 手順 1. 組み込みモジュールの前面から SFP を取り外します。 2.
図 19. 保持タブの解放 3. ペグから 4 ポート カードを引き上げ、4 ポート カードを組み込みモジュールから引き抜きます。 メモ: 4 ポート カードの取り外しが困難な場合は、組み込みモジュールの前面にエア ダムを固定する 4 本の拘束ネジを緩め ます。 図 20. 4 ポート カードの取り外し 4 ポート カードの取り付け 手順 1. 組み込みモジュールの前面にあるスロットの位置にポートの前側が揃うように組み込みモジュールの 4 ポート カードを合わせ ます。 2.
注意: 4 ポート カードを無理にはめ込もうとしないでください。4 ポート カードがスムーズに収まらない場合は、再度ペグ の位置を調整してから、もう一度試してください。 図 21. 4 ポート カードの取り付け 3. 4 ポート カードの左上の丸い部分を丁寧に押し下げます。 4. 所定の位置に固定されるまで、青色のタブを押し上げます。 図 22. 所定の位置に 4 ポート カードをロック 5. 必要に応じて、組み込みモジュールの前面にエア ダムを固定する 4 本の拘束ネジを締めます。 6. 組み込みモジュールに SFP を取り付けます。 組み込みモジュールのカバーを取り付けます。 手順 1. 埋め込みモジュールにカバーを被せ、側面にあるスロットの位置に合わせます。 2.
図 23. 組み込みモジュール カバーの取り付け ノードの取り付け 手順 1. ノード上部のピンの位置をシャーシ上部のグルーヴと合わせます。 2. ノードが止まるまで、シャーシにスライドさせます(半分ほど入ったあたり)。 図 24. ノードがシャーシに半分入るまでスライドして挿入 3.
図 25. ノードの取り付け 4. オレンジ色のリリース トリガーを引き、丁寧に押し込んでロック機構に再び収めます。 引き出したときに黒いリリース タブが出た場合、ロック機構は機能していません。 ノードの電源投入 電源統制手続きの説明に従ってノードに電源を投入します。 新しい 4 ポート カードの動作の確認 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. 4 ポート カードを交換したアプライアンスを選択します。 3. [Components]カードの[Rear View]で、[BaseEnclosure]を展開します。 4.
e. 画面に部品返却リンクが表示されない場合は、サービス プロバイダーにお問い合わせください。 SFP の交換 システムで障害が発生した SFP を取り外し、交換用 SFP を取り付けるには、次の作業を実行します。 PowerStore Manager から障害が発生した SFP モジュールを特定する PowerStore Manager を使用すると、障害が発生した SFP とその場所を特定できます。 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. 交換する必要のある SFP モジュールが含まれているアプライアンスを選択します。 3. [Components]カードの[Rear View]で、[BaseEnclosure]を展開します。 4. SFP モジュールを含むノードを展開し、[4PortCard]または[IOModule]を選択します。 障害が発生したパーツは、システムのイメージに赤色で表示され、Faulted ステータスが[State]フィールドにレポートされ ます。 5.
EMC3550 図 27. SFP モジュールの取り付け 3. スプリング リリースを押し下げて、SFP モジュールを所定の位置にロックします。 4. 交換用 SFP モジュールにケーブルをリコネクトします。 例 交換用 SFP モジュールの動作の確認 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. SFP モジュールを交換したアプライアンスを選択します。 3. [Components]カードの[Rear View]で、[BaseEnclosure]を展開します。 4. SFP モジュールを含むノードを展開し、[4PortCard]または[IOModule]を選択します。 5.
I/O モジュールのリプレース システムで障害が発生した I/O モジュールを取り外し、交換用 I/O モジュールを取り付けるには、次の作業を実行します。 PowerStore Manager から障害が発生した I/O モジュールを特定する I/O モジュールを交換する前に、システム内でその場所を特定しておいてください。PowerStore Manager を使用すると、障害が発 生した I/O モジュールとその場所を特定できます。 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. 交換が必要な I/O モジュールを含むアプライアンスを選択します。 3. [Components]カードの[Rear View]で、[BaseEnclosure]を展開します。 4.
障害のある I/O モジュールの取り外し 手順 1. I/O モジュールハンドルのトリガー メカニズムを引き抜いて解除します。 注意: ベース エンクロージャからノードを抜き出さないでください。 図 29. I/O モジュールのリリース 2. スロットから I/O モジュールを静かに引き出します。 図 30. I/O モジュールの取り外し 新しい I/O モジュールのインストール 手順 1. 空のスロットにモジュールの位置を合わせて、慎重にモジュールをスロットに押し込みます。 図 31. I/O モジュールの取り付け 2.
● ボタンが戻る場合は、モジュールをシャーシの中にそっと押し込んで再度ボタンを押します。 ● それでもまだボタンがハンドルより突き出ている場合は、モジュールを取り外してステップ 1 と 2 を繰り返します。 図 32. I/O モジュールでのロック 3. 割り当てられている I/O モジュールのポートにケーブルを接続します。 ノードの電源投入 電源統制手続きの説明に従ってノードに電源を投入します。 交換用 I/O モジュールの動作の確認 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. I/O モジュールを交換したアプライアンスを選択します。 3. [Components]カードの[Rear View]で、[BaseEnclosure]を展開します。 4.
PowerStore Manager から障害が発生したファン モジュールを特定する ファン モジュールを交換する前に、システム内でその場所を特定しておいてください。PowerStore Manager を使用すると、障害 が発生したファン モジュールとその場所を特定できます。 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. 交換が必要なファン モジュールを含むアプライアンスを選択します。 3.
メモ: もう一方のノードからはケーブルを取り外さないでください。 3. ノードをゆっくりと押し込みながら、オレンジ色のリリース トリガを引きます。 ロッキング メカニズムからフックが外れ、リリース タブが引き出せます。 メモ: ノードはシャーシから完全に引き出されます。ノードが落下しないよう支える準備をしてください。 メモ: ノード B ののリリース トリガーとハンドルは左上にあります。ノード A ののリリース トリガーとハンドルは右下に あります。 注意: 間違ったノードを取り外すと、システムの電源が失われ、キャッシュされたデータが失われます。 図 34. ノード B のロッキング メカニズムの解除 4. ノードを取り外す前に、電源およびキャッシュが誤って失われるのを防ぐため、配線金具がもう一方のノードの電源ケーブル に正しく固定されていることを確認してください。 5. ノードの側面を両手でつかむことができるようになるまで、リリース ハンドルを使用して引き出します。それから、ノードを 両手で支えながら、ノードをエンクロージャから完全に引き出します。 図 35. ノードの取り外し 6.
ノードからのトップ カバーの取り外し 手順 1. 2 個の青いリリース ボタンを押し下げながら、システムの背面に向かって止まるまでトップ カバーをスライドさせます。 2. トップ カバーを引き上げ、ノードから取り外します。 図 36. トップ カバーの取り外し 障害のあるファン モジュールの取り外し 手順 1. マザーボードからファン モジュールの電源ケーブルを取り外します。 図 37. ファンの電源ケーブルの取り外し 2. ケーブル ホルダーからファン モジュールの電源ケーブルを外します。 3. 青色のリリース タブをつまみます。 4.
図 38. マザーボードからのファンの取り外し 新しいファン モジュールのインストール 手順 1. ファン モジュールをノードのマウント位置に置きます。 2. 青色のタブをつかみ、下方向に押してファン モジュールの所定の位置にロックします。 ビデオを表示する 3. マザーボードのコネクターにファン モジュールの電源ケーブルを接続します。 図 39. ファン モジュールの取り付け ビデオを表示する ノードへのトップ カバーの取り付け 手順 1. ノードの背面にあるスロットの位置に注意して、ノードの上にトップ カバーを合わせます。 2.
図 40. 上部カバーの取り付け ノードの取り付け 手順 1. ノード上部のピンの位置をシャーシ上部のグルーヴと合わせます。 2. ノードが止まるまで、シャーシにスライドさせます(半分ほど入ったあたり)。 図 41. ノードがシャーシに半分入るまでスライドして挿入 3.
図 42. ノードの取り付け 4. オレンジ色のリリース トリガーを引き、丁寧に押し込んでロック機構に再び収めます。 引き出したときに黒いリリース タブが出た場合、ロック機構は機能していません。 ノードの電源投入 電源統制手続きの説明に従ってノードに電源を投入します。 交換用ファン モジュールの動作の確認 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. ファン モジュールを交換したアプライアンスを選択します。 3.
e. 画面に部品返却リンクが表示されない場合は、サービス プロバイダーにお問い合わせください。 DIMM(デュアル インライン メモリー モジュール)の交 換 システムで障害が発生した DIMM を取り外し、交換用 DIMM を取り付けるには、次の作業を実行します。 DIMM はノード内にあります。DIMM にアクセスするには、シャーシからノードを取り外してトップカバーを開きます。 メモ: DIMM は、元の位置にとどまる必要があります。DIMM を別のスロットに移動しないでください。 PowerStore Manager から障害が発生した DIMM を特定する DIMM を交換する前に、システム内でその場所を特定しておいてください。PowerStore Manager を使用すると、障害が発生した DIMM とその場所を特定できます。 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. 交換する必要のある DIMM を含むアプライアンスを選択します。 3.
図 43. 電源ケーブルの取り外し 2. I/O モジュールの背面およびノード上のネットワーク ポートから、ネットワーク ケーブルなどすべてのケーブルを取り外しま す。 メモ: もう一方のノードからはケーブルを取り外さないでください。 3. ノードをゆっくりと押し込みながら、オレンジ色のリリース トリガを引きます。 ロッキング メカニズムからフックが外れ、リリース タブが引き出せます。 メモ: ノードはシャーシから完全に引き出されます。ノードが落下しないよう支える準備をしてください。 メモ: ノード B ののリリース トリガーとハンドルは左上にあります。ノード A ののリリース トリガーとハンドルは右下に あります。 注意: 間違ったノードを取り外すと、システムの電源が失われ、キャッシュされたデータが失われます。 図 44. ノード B のロッキング メカニズムの解除 4. ノードを取り外す前に、電源およびキャッシュが誤って失われるのを防ぐため、配線金具がもう一方のノードの電源ケーブル に正しく固定されていることを確認してください。 5.
図 45. ノードの取り外し 6. ノードを、清潔で平らで静電気を帯びていない平面に置きます。 ノードからのトップ カバーの取り外し 手順 1. 2 個の青いリリース ボタンを押し下げながら、システムの背面に向かって止まるまでトップ カバーをスライドさせます。 2. トップ カバーを引き上げ、ノードから取り外します。 図 46. トップ カバーの取り外し 障害のある DIMM の取り外し 手順 1.
図 47. ノードの上面図 メモ: 左端の DIMM スロットは 11 で、スロットの番号は右端のスロットの 0 まで順番に小さくなっていきます。 2. 白と黒の固定タブを下に押し込み、スロットに対する DIMM の固定を緩めます。 3. 障害の発生した DIMM を取り外します。 図 48. DIMM の取り外し DIMM の取り付け 手順 1. DIMM の外側の端のみを持ち、DIMM をコネクタに合わせます。 2.
● DIMM の片方の端を配置してから、もう一方の端を差し込むことはできません。 図 49. DIMM の取り付け 3. DIMM を適切に挿入すると、自動的にラッチのイジェクターが閉じ、ソケットに DIMM がロックされます。ラッチのイジェク ターが完全に閉じて、DIMM の切り込みにはめ込まれていることを確認します。 ノードへのトップ カバーの取り付け 手順 1. ノードの背面にあるスロットの位置に注意して、ノードの上にトップ カバーを合わせます。 2. トップ カバーを前方に引き入れ、所定の位置に固定します。 図 50. 上部カバーの取り付け ノードの取り付け 手順 1. ノード上部のピンの位置をシャーシ上部のグルーヴと合わせます。 2.
図 51. ノードがシャーシに半分入るまでスライドして挿入 3. 黒いリリース タブを完全に引き出し、ノードの残りの部分をスライドさせてシャーシに戻します。 挿入されるとともに、黒いリリース タブがシステムにスライドして戻ります。 図 52. ノードの取り付け 4. オレンジ色のリリース トリガーを引き、丁寧に押し込んでロック機構に再び収めます。 引き出したときに黒いリリース タブが出た場合、ロック機構は機能していません。 ノードの電源投入 電源統制手続きの説明に従ってノードに電源を投入します。 交換用 DIMM の動作の確認 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. DIMM を交換したアプライアンスを選択します。 3.
交換用 DIMM のステータスは Healthy である必要があります。ステータスが Faulted のままの場合は、数分待ってから PowerStore Manager をリフレッシュします。ステータスが変わらない場合は、DIMM が正しく取り付けられていることを確認 するか、サービス プロバイダーにお問い合わせください。 障害が発生したパーツの返却 このタスクについて 米国の国のお客様には、障害の発生したパーツの 5 営業日以内の返却をお願いしております。米国以外の国のお客様には、障害の 発生したパーツの 5~10 営業日以内の返却をお願いしております。障害の発生したパーツの返却に必要な資材は、正常なパーツの 出荷時に提供されます。 手順 1. 交換用パーツが入っていた梱包箱に、障害の発生したパーツを梱包します。 2. 障害の発生したパーツは、交換用パーツの送付時に同梱されていた手順に従ってサービス プロバイダまでご返送ください。 3. お客様にて交換可能なパーツを返却する方法の詳細については、以下を参照してください。 a. b. c. d. e.
手順 1. SSH クライアントを起動し、管理 IP アドレスを使用してアプライアンスに接続します。 2.
注意: 間違ったノードを取り外すと、システムの電源が失われ、キャッシュされたデータが失われます。 図 54. ノード B のロッキング メカニズムの解除 4. ノードを取り外す前に、電源およびキャッシュが誤って失われるのを防ぐため、配線金具がもう一方のノードの電源ケーブル に正しく固定されていることを確認してください。 5. ノードの側面を両手でつかむことができるようになるまで、リリース ハンドルを使用して引き出します。それから、ノードを 両手で支えながら、ノードをエンクロージャから完全に引き出します。 図 55. ノードの取り外し 6. ノードを、清潔で平らで静電気を帯びていない平面に置きます。 ノードからのトップ カバーの取り外し 手順 1. 2 個の青いリリース ボタンを押し下げながら、システムの背面に向かって止まるまでトップ カバーをスライドさせます。 2.
図 56. トップ カバーの取り外し 障害のある内蔵 M.2 起動モジュールの取り外し 手順 1. 青いプルタブを慎重に引いて、マザーボードから内蔵 M.2 起動モジュールを取り外します。 図 57. マザーボードからの内蔵 M.2 起動モジュールの取り外し 2. 内蔵 M.2 起動モジュールの外側の端だけに触れるようにして、内蔵 M.2 起動モジュールの端を少し持ち上げ、マザーボードの スロットから取り外します。 図 58. 内蔵 M.
内蔵 M.2 起動モジュールの取り付け 手順 1. 内蔵 M.2 起動モジュールの外端のみに触れるようにして、内蔵 M.2 起動モジュールをマザーボードのスロットに配置します。 メモ: バーコードのある内蔵 M.2 起動モジュールの側面が上になるようにします。 図 59. 内蔵 M.2 起動モジュールの配置 2. マザーボードの青いコネクターに、青いプル タブを接続します。 図 60. 内蔵 M.2 起動モジュールをマザーボードにケーブル接続する ノードへのトップ カバーの取り付け 手順 1. ノードの背面にあるスロットの位置に注意して、ノードの上にトップ カバーを合わせます。 2.
図 61. 上部カバーの取り付け ノードの取り付け 手順 1. ノード上部のピンの位置をシャーシ上部のグルーヴと合わせます。 2. ノードが止まるまで、シャーシにスライドさせます(半分ほど入ったあたり)。 図 62. ノードがシャーシに半分入るまでスライドして挿入 3.
図 63. ノードの取り付け 4. オレンジ色のリリース トリガーを引き、丁寧に押し込んでロック機構に再び収めます。 引き出したときに黒いリリース タブが出た場合、ロック機構は機能していません。 ノードの電源投入 電源統制手続きの説明に従ってノードに電源を投入します。 新しい内蔵 M.2 起動モジュールの再イメージ化 svc_repair コマンドを実行して、新しい内蔵 M.2 起動モジュールへの再イメージ化を開始します。 このタスクについて メモ: ノードを挿入する前に svc_repair を実行しないでください。ノードを挿入した後にのみ、このコマンドを実行してく ださい。システムに完全に挿入されると、ノードの電源がオンになります。 手順 1. ノードを挿入した直後に、SSH 接続に戻って、ノードの svc_repair コマンドを実行します。 メモ: ノードを挿入した直後にコマンドを実行することで、タイムアウトの問題が発生するのを防ぎます。 再イメージ化手順は、完了までに約 40~50 分かかります。 2.
CSU - still waiting for ping... “ “ “ “ “ CSU - still waiting for ping... CSU - peer node is reachable, starting health verification CSU - waiting for node to answer via ssh, and checking installation flag (retry 10 out of 10) CSU - waiting for node to answer via ssh, and checking installation flag (retry 9 out of 10) CSU - installation flag detected on peer node, reimage successfully performed CSU - verifying peer is healthy, please wait... “ “ “ “ “ CSU - verifying peer is healthy, please wait...
交換: ノード エンクロージャで障害が発生したノードを取り外し、交換用ノードを取り付けるには、次の作業を実行します。 PowerStore Manager から障害が発生したノードを特定する ノードを交換する前に、システム内でその場所を特定しておいてください。PowerStore Manager を使用すると、障害が発生したノ ードとその場所を特定できます。 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. 交換が必要なノードを含むアプライアンスを選択します。 3. [Components]カードの[Rear View]で、[BaseEnclosure]を展開します。 4.
図 64. 電源ケーブルの取り外し 2. I/O モジュールの背面およびノード上のネットワーク ポートから、ネットワーク ケーブルなどすべてのケーブルを取り外しま す。 メモ: もう一方のノードからはケーブルを取り外さないでください。 3. ノードをゆっくりと押し込みながら、オレンジ色のリリース トリガを引きます。 ロッキング メカニズムからフックが外れ、リリース タブが引き出せます。 メモ: ノードはシャーシから完全に引き出されます。ノードが落下しないよう支える準備をしてください。 メモ: ノード B ののリリース トリガーとハンドルは左上にあります。ノード A ののリリース トリガーとハンドルは右下に あります。 注意: 間違ったノードを取り外すと、システムの電源が失われ、キャッシュされたデータが失われます。 図 65. ノード B のロッキング メカニズムの解除 4. ノードを取り外す前に、電源およびキャッシュが誤って失われるのを防ぐため、配線金具がもう一方のノードの電源ケーブル に正しく固定されていることを確認してください。 5.
図 66. ノードの取り外し 6. ノードを、清潔で平らで静電気を帯びていない平面に置きます。 ノードからのトップ カバーの取り外し 手順 1. 2 個の青いリリース ボタンを押し下げながら、システムの背面に向かって止まるまでトップ カバーをスライドさせます。 2. トップ カバーを引き上げ、ノードから取り外します。 図 67.
● ● ● ● ● PSU を移動します。 I/O モジュールとフィラーを移動します。 4 ポート カードを移動します。 内蔵 M.2 ブート モジュールを移動します。 DIMM を移動します。 メモ: 故障しているノードから、DIMM を交換用ノードの同じスロットに、一度に 1 つずつ移動します。 ● 内蔵ファンを移動します。 ● 内蔵バックアップ バッテリ モジュールを移動します。 ノードへのトップ カバーの取り付け 手順 1. ノードの背面にあるスロットの位置に注意して、ノードの上にトップ カバーを合わせます。 2. トップ カバーを前方に引き入れ、所定の位置に固定します。 図 68. 上部カバーの取り付け ノードの取り付け 手順 1. ノード上部のピンの位置をシャーシ上部のグルーヴと合わせます。 2.
図 69. ノードがシャーシに半分入るまでスライドして挿入 3. 黒いリリース タブを完全に引き出し、ノードの残りの部分をスライドさせてシャーシに戻します。 挿入されるとともに、黒いリリース タブがシステムにスライドして戻ります。 図 70. ノードの取り付け 4. オレンジ色のリリース トリガーを引き、丁寧に押し込んでロック機構に再び収めます。 引き出したときに黒いリリース タブが出た場合、ロック機構は機能していません。 ノードの電源投入 電源統制手続きの説明に従ってノードに電源を投入します。 交換用ノードの動作の確認 手順 1. PowerStore Manager で、[Hardware]を選択します。 2. ノードを交換したアプライアンスを選択します。 3. [Components]カードの[Rear View]で、[BaseEnclosure]を展開します。 4.
交換用ノードのステータスは Healthy である必要があります。ステータスが Faulted のままの場合は、数分待ってから PowerStore Manager をリフレッシュします。ステータスが変わらない場合は、ノードが正しく取り付けられていることを確認 するか、サービス プロバイダーにお問い合わせください。 障害が発生したパーツの返却 このタスクについて 米国の国のお客様には、障害の発生したパーツの 5 営業日以内の返却をお願いしております。米国以外の国のお客様には、障害の 発生したパーツの 5~10 営業日以内の返却をお願いしております。障害の発生したパーツの返却に必要な資材は、正常なパーツの 出荷時に提供されます。 手順 1. 交換用パーツが入っていた梱包箱に、障害の発生したパーツを梱包します。 2. 障害の発生したパーツは、交換用パーツの送付時に同梱されていた手順に従ってサービス プロバイダまでご返送ください。 3. お客様にて交換可能なパーツを返却する方法の詳細については、以下を参照してください。 a. b. c. d. e.
A 交換可能なユニットの取り扱いに関する安全上 の注意事項 システムへの損傷を避けるため、パーツを交換する前に、次に示す安全に関する考慮事項を確認してください。 トピック: • 交換可能ユニットの取り扱い 交換可能ユニットの取り扱い このセクションでは、交換用ユニットの取り外し、設置、保管を行う場合に必要な事前作業と、守るべき一般的な手順について説 明します。 ESD(静電気放出)による損傷の防止 ハードウェア ユニットを交換または設置する際、誤って触れただけで、装置内部の精密な電子回路を壊してしまう可能性がありま す。 これは、人体に蓄積した静電気が、回路を通して放電されるためです。作業エリアの空気が非常に乾燥している場合は、作業エリ アで加湿器を使用して、ESD が損傷するリスクを減らしてください。 装置の損傷を防ぐには、次の手順を実行します。 ● 装置を組み立てるのに十分なスペースを用意します。 ● すべての不要な物、または静電気が自然に蓄積されるような物(発泡スチロール製梱包材、発泡スチロール製カップ、セロハ ン包装材など、その他同様の材質の物)を作業現場から取り除きます。 ● 設置する準備が
● ユニットを帯電防止バッグから取り出すときは、CRU 上の電子部品や回路に触れないようにしてください。 ● ユニットを設置する前に、室内を移動したり、他の物質の表面に触れる必要がある場合は、先にユニットを帯電防止バッグに 戻してください。再びユニットを設置できる状況になったら、前述の手順を繰り返します。 ハードウェアの順応時間 ユニットは、電源を投入する前に動作環境に順応させる必要があります。この場合、温度が安定して結露が生じないようにするた めに、開梱されていないシステムまたはコンポーネントが最大 16 時間動作環境に存在している必要があります。 輸送/保管環境 動作環境温度 順応時間 0~1 時間 温度 湿度 標準 標準 公称 68~72°F(20~22°C) 68~72°F(20~22°C) 相対湿度 40~ 55% 相対湿度 40~55% コールド 乾燥 <86°F(30°C) 4 時間 <68°F(20°C) 相対湿度<30% コールド 多湿 <86°F(30°C) 4 時間 <68°F(20°C) 相対湿度≥30% ホット スタンバイ 乾燥
● 交換可能なユニットは、帯電防止バッグと、受け取りに使用した特別設計の出荷用コンテナーに入れて保管してください。交 換可能なユニットを返却する必要がある場合、帯電防止バッグと特別な出荷用コンテナーを使用してください。 ● 交換可能なユニットは、電源を投入する前に操作環境に順応させる必要があります。この場合、温度が安定して結露が生じな いようにするため、開梱されていないコンポーネントを最大 16 時間、操作環境に置いておく必要があります。交換可能なユニ ットが操作環境に対して温度的に安定したことを確認するには、ハードウェアの順応時間 、p.
B 電源統制手続き システムの電源切断と電源投入の方法について説明します。 トピック: • • • • • • • • 電源統制手続きの考慮事項 PowerStore ノードの電源オフの手順 PowerStore ノードの電源オンの手順 PowerStore ノードの再起動手順 PowerStore アプライアンスの電源オフの手順 PowerStore アプライアンスの電源オンの手順 PowerStore クラスターの電源オフの手順 PowerStore クラスターの電源オンの手順 電源統制手続きの考慮事項 作業を始める前に、次の点に注意してください。 ● ノード、アプライアンス、クラスターの電源をオフにすると、完了するまでに数分かかる場合があります。 ● 緊急電源オフの状況では、キャビネットの電源スイッチをオフの位置にして、すべてのキャビネット コンポーネントの電源を 直ちに切断します。 ● ハードウェアを取り扱うことにより、ハードウェアに損傷を与える可能性がある ESD(静電気放出)が発生することがありま す。ハードウェアで作業を行う前に、交換可能ユニットの取り扱いに関する予防措置を講じてください。
PowerStore Manager を使用した PowerStore T モデルノードの電源オ フ 前提条件 次の情報を取得します。 ● PowerStore Manager にログインするための、クラスターの管理 IP アドレス ● Administrator 権限を持つ PowerStore Manager ユーザー アカウントの認証情報 メモ: ピア ノードが正常に動作していない場合は、ノードの電源をオフにしたり、再起動したりしないでください。ピア ノー ドで重大な問題が発生している場合は、関連するアラートとイベントが PowerStore Manager に表示されます。 また、サービスの中断を回避するために、接続されているすべてのホストからピア ノードへの十分かつ正常なパスがあること を確認します。 このタスクについて PowerStore Manager を使用して PowerStore T モデル ノードの電源をオフにする(切断する)には、次の手順を実行します。 メモ: PowerStore Manager にアクセスできない場合は、サービス スクリプトを使用した PowerStore T モ
ログイン プロンプトで、ログインしているノードが示されます。たとえば、[SVC:user@FNM12345678910-A~]$プロンプト の文字"A"は、ノード A にログインしていることを示します。 3. ログインしているノードに応じて、次のコマンドのいずれかを実行します。 ● ログインしているノードの電源をオフにするには svc_node shutdown local。 ● ピア ノードの電源をオフにするには svc_node shutdown peer。 次の手順 ノードの電源がオフになったことを確認するには、シャーシの背面にある LED のステータスを調べます。ノードで、電源供給ユニ ット、管理ポート、サービス ポートの LED 以外のすべての LED がオフになっている必要があります。アクティブ ノードまたはピ ア ノードの「取り外すのは安全でない」LED が点灯します。 PowerStore ノードの電源オンの手順 このセクションでは、次の手順について説明します。 ● サービス スクリプトを使用した PowerStore T モデルノードの電源オン 、p.
PowerStore ノードの再起動手順 このセクションでは、次の手順について説明します。 ● PowerStore Manager を使用した PowerStore T モデル ノードの再起動 、p. 65 ● サービス スクリプトを使用した PowerStore T モデル ノードの再起動 、p.
● ログインしているノードを再起動するには svc_node reboot local。 ● ピア ノードを再起動するには svc_node reboot peer。 詳細については、PowerStore サービス スクリプト ガイドを参照してください。 PowerStore アプライアンスの電源オフの手順 このセクションでは、次の手順について説明します。 ● PowerStore T モデルアプライアンスの電源オフ 、p. 66 PowerStore T モデルアプライアンスの電源オフ 前提条件 ● ハードウェア コンポーネントを交換する場合は、アプライアンスの電源をオフにしないでください。障害の発生したハードウ ェア コンポーネントを含むノードを特定し、そのノードのみ電源をオフにします。詳細については、PowerStore Manager を使 用した PowerStore T モデルノードの電源オフ 、p.
PowerStore T モデルアプライアンスの電源オン このタスクについて PowerStore T モデルアプライアンスの電源をオンにするには、次の手順を実行します。 手順 1. ノードが取り外された場合は、ベース エンクロージャのシャーシにノードを再装着します。 2. ノード A、ノード B の順に電源ケーブルを再度接続します。 電源ケーブルが接続されると、両方のノードのノード電源 LED が点灯します。 PowerStore クラスターの電源オフの手順 このセクションでは、次の手順について説明します。 ● PowerStore T モデル クラスターの電源オフ 、p.
PowerStore クラスターの電源オンの手順 このセクションでは、次の手順について説明します。 ● PowerStore T モデルクラスターの電源オン 、p. 68 PowerStore T モデルクラスターの電源オン このタスクについて PowerStore T モデルクラスターの電源をオンにするには、次の手順を実行します。 手順 1. ノードが取り外された場合は、該当するベース エンクロージャのシャーシにノードを再装着します。 2. クラスター内のアプライアンスごとに、拡張エンクロージャもキャビネットに再装着します(該当する場合)。 3.
C データ コレクション お使いのシステムのアプライアンスのトラブルシューティングに役立つサポート情報の収集方法を説明します。 トピック: • • サポート情報の収集 サポート情報の収集 サポート情報の収集 お使いのシステムのアプライアンスのトラブルシューティングに役立つサポート情報を収集できます。 選択したオプションに応じて、サポート情報には、システム ログや構成の詳細などの診断情報が含まれます。この情報を使用して パフォーマンスの問題を分析したり、この情報をサービス プロバイダーに送信して、問題の診断と解決に役立てたりすることがで きます。このプロセスでは、ユーザー データは収集されません。 サポート情報は 1 つまたは複数のアプライアンスについて収集できます。サポート情報の収集を開始すると、データは常にアプラ イアンス レベルで収集されます。たとえば、特定のボリュームに関する収集をリクエストした場合は、そのボリュームを含んだア プライアンスのサポート情報が収集されます。複数のボリュームに関する収集をリクエストした場合は、それらのボリュームを含 んだすべてのアプライアンスのサポート情報が収集されます
タスクの結果 ジョブが完了すると、ステータスを含むジョブ情報が[Support Materials]ページに投稿されます。 次の手順 ジョブが完了したら、サポート資料コレクションをクライアントにダウンロード、コレクションをサポートに送信、またはコレク ションを削除することができます。資料のコレクションを選択し、[Download]、[Send to Support]、または[Delete]を選択しま す。 70 データ コレクション
D サポート通知 サポート通知を無効化および有効化する方法について説明します。 トピック: • • サポート通知を無効にする サポート通知の有効化 サポート通知を無効にする カスタマー サポートでアウテージに対する不要なアラートが発生するのを避けるため、電源をオフにしたり再起動したりしてノー ドを切断する手順を開始する前にサポート通知を無効にします。 手順 1. PowerStore Manager で、[Settings] > [Support] > [Disable Support Notifications]に移動します。 2. サービス作業を行っているアプライアンスのチェックボックスをクリックします。 3. [変更]をクリックします。 4. [Enable Maintenance Mode]チェックボックスをクリックします。 5. [Maintenance Window Duration (in hours)]フィールドに、手順の時間を超える分の時間数を入力します。 6.
E システムの再初期化 システム全体を、元のデフォルト出荷時設定にリセットする方法を説明します。 トピック: • システムの再初期化 システムの再初期化 システムを再初期化すると、システム全体が元のデフォルトの出荷時設定にリセットされます。サービス スクリプトを使用してシ ステムを再初期化できます。サービス スクリプトを使用したシステムの再初期化については、PowerStore Series Service Scripts Guide を参照してください。 注意: システムを再初期化すると、データ ロスが発生するおそれがあります。 72 システムの再初期化
F 内蔵バッテリー バックアップ モジュールの転送 障害のあるノードから交換用ノードに内蔵バッテリー バックアップ モジュールを転送する方法を学びます。 メモ: 交換可能なパーツを取り扱う前に、交換可能なユニットの取り扱いに関する安全上の注意事項 、p. 59 に記載されている 情報を確認します。 トピック: 内蔵バッテリー バックアップ モジュールの取り外し 内蔵バッテリー バックアップ モジュールの取り付け • • 内蔵バッテリー バックアップ モジュールの取り外し 手順 1. 内蔵バッテリー バックアップ モジュールケーブルをマザーボードから取り外します。 図 71. 内蔵バッテリー バックアップ モジュールケーブルの取り外し 2. 内蔵バッテリー バックアップ モジュールカバーの青いタッチポイントを掴み、マザーボードからカバーを持ち上げます。 図 72.
3. 青色の固定タブを押して内蔵バッテリー バックアップ モジュールをリリースし、青いタブを引いてマザーボードから内蔵バッ テリー バックアップ モジュールを取り外します。 図 73. マザーボードからの内蔵バッテリー バックアップ モジュールの取り外し 内蔵バッテリー バックアップ モジュールの取り付け 交換用ノード内に内蔵バッテリー バックアップ モジュールを取り付けます。 手順 1. 内蔵バッテリー バックアップ モジュールをマザーボードの所定の位置に置き、コネクターにまっすぐに押し込みます。 内蔵バッテリー バックアップ モジュールが完全に固定されると、コネクターのラッチがカチッと所定の位置に納まります。 図 74. 内蔵バッテリー バックアップ モジュールの取り付け 2.
図 75.