Dell EMC PowerStore PowerStore T モデル用ネットワーキング ガイド バージョン 2.x 6 月 2021 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2020 ～2021 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.（不許複製・禁無断転載）Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 関連資料.........................................................................................................................................6 章 1: 概要........................................................................................................................................ 7 PowerStore T モデルアプライアンスの概要..................................................................................................................7 PowerStore T モデルの初期導入とストレージ ネットワークの構成.........................................
パート II: ストレージ サービスの追加............................................................................................... 38 章 8: ストレージ サービスの概要................................................................................................. 39 ストレージ サービス...................................................................................................................................................39 章 9: ストレージ サービスのスイッチとネットワークを構成するための準備......................................40 ストレージ サービス用スイッチ リソースのワークシート........
ストレージ ネットワークの拡張.................................................................................................................................... 73 ノードを ToR スイッチにケーブル接続する......................................................................................................... 73 ToR スイッチでの VLAN の構成............................................................................................................................... 74 IP アドレスを追加してストレージ ネットワークをポートにマッピングする............................................
前書き 改善努力の一環として、ソフトウェアおよびハードウェアのリビジョンを定期的にリリースしています。本書で説明されている機 能の中には、現在お使いのソフトウェアまたはハードウェアの一部のバージョンによってサポートされていないものがあります。 製品のリリース ノートには、製品の機能に関する最新情報が掲載されています。製品が正常に機能しない、またはこのマニュアル の説明どおりに動作しない場合には、サービス プロバイダーにお問い合わせください。 問い合わせ先 サポート情報、製品情報、ライセンス情報は、次の場所で入手できます。 ● ［製品情報］ 製品および機能のドキュメントまたはリリース ノートについては、https://www.dell.com/powerstoredocs で［PowerStore Documentation］ページを参照してください。 ● ［のトラブルシューティング］ 製品、ソフトウェア アップデート、ライセンス、サービスの詳細については、https://www.dell.
1 概要 この章には、次の情報が含まれています。 トピック： PowerStore T モデルアプライアンスの概要 PowerStore T モデルの初期導入とストレージ ネットワークの構成 サポートされるスイッチ • • • PowerStore T モデルアプライアンスの概要 システムのベアメタルに直接導入されるソフトウェア スタックを使用して、ブロック（ストレージ エリア ネットワーク（SAN）） 、 ファイル（ネットワーク接続型ストレージ（NAS））、Virtual Volumes（VVol）のワークロードをサポートします。 PowerStore T モデルモデル番号： ● ● ● ● ● ● 500T 1000T 3000T 5000T 7000T 9000T メモ: ハイパーバイザーの導入はこのモデルではサポートされません。ハイパーバイザーの導入は、PowerStore X モデルアプ ライアンスでサポートされています。 関連ドキュメント このドキュメントを一読することに加え、スイッチとネットワークを構成する前に以下のガイドも読んでおく必要があります。 ● ● ● ● ● PowerS
表 1.
I 初期導入 このパートには、PowerStore T モデルの初期導入を完了するための情報が含まれています。 トピック： • • • • • • PowerStore T モデルの概要の初期導入 管理スイッチとネットワークを設定するための準備 初期導入のためのスイッチとネットワークの要件 Dell PowerSwitch を初期導入用に構成する PowerStore アプライアンスの検出 PowerStore T モデルアプライアンスの初期構成 初期導入 9
2 PowerStore T モデルの概要の初期導入 トピック： • PowerStore T モデルの初期導入 PowerStore T モデルの初期導入 PowerStore T モデルの初期導入では、管理スイッチとネットワークを設定する必要があります。 管理スイッチを構成して PowerStore T モデルノードに接続したら、PowerStore T モデルアプライアンスを検出し、PowerStore Manager［初期構成ウィザード］でネットワークを構成します。 初回導入を完了すると、PowerStore T モデルは Fibre Channel 接続をサポートするように構成されます。 iSCSI ホスト接続性、レプリケーション、インポート、クラスタリングまたはネットワーク接続型ストレージ（NAS）などのサービ スをサポートする必要がある場合は、パート 2：ストレージ サービスの追加の説明に従って追加の構成手順を実行する必要があり ます。 10 PowerStore T モデルの概要の初期導入
3 管理スイッチとネットワークを設定するための 準備 この章には、次の情報が含まれています。 トピック： 初期導入のためのネットワーク リソースの予約 初期構成ワークシートの必須入力フィールドへの入力 • • 初期導入のためのネットワーク リソースの予約 ネットワーク管理者と協力して、次の 2 つのワークシートを完成させ、PowerStore T モデルアプライアンスを初期導入するために 必要なリソースを確保します。 PowerStore T モデルアプライアンスの導入に使用する要件およびネットワーク リソースの詳細については、初期導入のためのスイ ッチおよびネットワーク要件を参照してください。 初期導入後に追加のプロトコルとサービスを使用するために、トップオブラック（ToR）スイッチを構成する場合は、ToR スイッ チの構成に必要ナリソースを、今確保しておくこともできます。ストレージ ネットワークの準備ワークシートを参照してくださ い。 作業が完了すると、管理ネットワークの準備ワークシートには、PowerStore T モデルアプライアンスの初期導入用に管理スイッチ を構成するために必要なリソースのリ
表 3. 管理ネットワーク準備ワークシート （続き） ステ ップ 手順の詳細 注 NTP サーバー 8. 管理スイッチのポート チャネル ID を記録します。 9.
表 4.
表 4.
4 初期導入のためのスイッチとネットワークの要 件 この章には、次の情報が含まれています。 トピック： • • • • 管理スイッチの要件 初期導入に必要なネットワークのタイプ 初期導入時の VLAN オプション 初期導入のための IP 要件 管理スイッチの要件 すべての PowerStore T モデル導入環境に対し、1 つ以上の帯域外管理スイッチを使用して導入します。 ノードから管理スイッチへ 管理スイッチは、次の図のように、各アプライアンス ベース エンクロージャ ノード上の 1 GbE 管理ポートを介して接続されます。 PowerStore T Management Switch Network Topology Management Switch Port Channel Port 0 Port 1 Port 1 Port 0 Node A Node B Mgmt Mgmt PowerStore T Appliance Legend: 10 Gb 1 Gb 図 1.
メモ: PowerStore T モデルのリモート検出の場合、管理スイッチ ポートはタグ付けされていないネイティブ VLAN トラフィッ クをサポートする必要があります。 次の図は、管理ポートが PowerStore T モデルベース エンクロージャ ノードのどこにあるかを示しています。 Node A Management Port Node B Management Port 図 2.
PowerStore T Management Switch Network Topology with Upstream Switches Management Upstream Switch1 Management Upstream Switch2 Management Switch Port Channel Port 0 Port 1 Port 1 Port 0 Node A Node B Mgmt Mgmt PowerStore T Appliance Legend: 10 Gb 1 Gb 図 3.
PowerStore T Logical Networks Management Upstream Management switch PowerStore T Management Subnets Management Remote Discovery 図 4. PowerStore T モデル論理ネットワーク トラフィック すべてのトラフィックは、ベース エンクロージャノード上の専用 1 GbE 管理ポートを介して転送されます。 PowerStore T モデルに記載されているサブネットを使用して通信できることを確認します。ネットワーク ベンダーのドキュメン トを参照して、適切な L2 トラフィックや L3 トラフィックがすべて、PowerStore T モデルが使用しているすべてのネットワーク用 に正しくルーティングされているようにします。 表 5.
PowerStore T – Untagged Management VLAN Management Management switch PowerStore T Sample ID 100 100 Traffic Remote Discovery PowerStore Management Untagged Traffic Tagged Traffic Subnet 169.254.x.x/16 y.y.y.y/24 図 5.
PowerStore T – Tagged Management VLAN Management Upstream Management switch PowerStore T Sample ID 100 101 Traffic PowerStore Management Remote Discovery Untagged Traffic Tagged Traffic Subnet y.y.y.y/24 169.254.x.x/16 図 6.
メモ: 将来のアプライアンスの追加に対応できるよう、IP アドレスを余分に予約しておくことをお勧めします。 ストレージ ネットワーク 初期導入時には、ストレージ ネットワークの IP 要件はありません。ただし、後で PowerStore Manager、REST API、CLI のいずれ かで追加する場合は、ストレージ ネットワークの IP アドレスが必要です。「ストレージ サービスの追加」を参照してください。 初期導入のためのスイッチとネットワークの要件 21
5 Dell PowerSwitch を初期導入用に構成する この章には、次の情報が含まれています。 トピック： Dell EMC PowerSwitch シリーズ S4148 スイッチを使用した構成の概要 PowerStore T モデルキャビネットへの管理スイッチの取り付け 記入済み管理ネットワークの準備ワークシートの取得 初期導入のための管理スイッチの構成手順 管理スイッチの構成の確認 PowerStore のネットワーク確認ツール • • • • • • Dell EMC PowerSwitch シリーズ S4148 スイッチを使用 した構成の概要 このセクションでは、Dell PowerSwitch シリーズ S4148 管理スイッチに接続された単一のベース エンクロージャを使用して、1 つ のアプライアンスで構成される単一のクラスターを持つ PowerStore T モデルを導入する手順について説明します。 Dell EMC PowerSwitch シリーズ S4148-ON スイッチで PowerStore を導入しない場合は、PowerStore サードパーティ製スイッチの 簡易サポート
次の管理ネットワーク準備ワークシートには、このドキュメントに記載されている構成例で使用したネットワーク リソースが記入 されています。 このガイドで説明しているものと同じリソースを使用してネットワークを構成していない場合、お使いの環境で使用されているリ ソースを使用して、新しい管理ネットワークの準備ワークシートを完成させることができます。未記入のワークシートを入手する には、「管理ネットワークの準備ワークシート」を参照してください。 表 7. 管理ネットワークの準備ワークシート（記入済み） ステ ップ 手順の詳細 1. この表を印刷して、予約するリソースを記録します。 注 「2」と 初期設定ワークシートを印刷して、クラスターの初回作成時に、PowerStore T モデルにネットワークを作成するために必 入力 要な追加のネットワーク リソースを記録します。 しま す。 3. 次のポートと接続する管理スイッチ ポートを記録します。 ノード A の 1GbE 管理ポート ［管理スイッチ ポート 2］ ノード B の 1GbE 管理ポート ［管理スイッチ ポート 53］ 4.
3. 管理スイッチを構成する。 4. まだの場合は、管理スイッチをベース エンクロージャ ノードにケーブル接続する。 管理スイッチを構成してベース エンクロージャ ノードにケーブル接続したら、PowerStore T モデルアプライアンスを検出する前 に構成を検証します。検証オプションについては、管理スイッチ構成の検証を参照してください。 スイッチとのターミナル セッションの確立 Dell EMC PowerSwitch シリーズ S4148 スイッチのシリアル コンソール ポートへのターミナル セッションを確立するには、以下の 手順を実行します。 これは、Dell EMC PowerSwitch S4148-ON スイッチとの接続の確立に固有の手順です。 コンソール シリアル ポート ケーブルの要件については、https://www.dell.
スイッチのバージョンとライセンスの検証 スイッチとネットワークを構成する前に、スイッチのオペレーティング システムのバージョンとライセンスを確認します。 スイッチ OS のアップグレード、またはスイッチ ライセンスの再インストールが必要な場合は、OS10 Enterprise Edition ユーザー ガ イドで詳細を参照してください。 1. スイッチへのターミナル接続を確立し、接続した後に Enter キーを押します。 2. コマンド show version を実行して、OS バージョンを表示します。Dell Digital Locker（www.dell.com/support/software/）で 提供されている最新リリースにアップグレードすることをお勧めします。 OS10# show version Dell EMC Networking OS10-Enterprise Copyright (c) 1999-2018 by Dell Inc. All Rights Reserved. OS Version: 10.4.1.2 Build Version: 10.4.1.2.
3. スイッチのホスト名を設定します。 hostname powerStoreMgmtSwitch 4. 管理 VLAN を作成します。 interface vlan 100 description managementNetwork no shutdown exit 5. リモート検出を実行している場合は、必要に応じて、リモート検出ワークステーション用のスイッチの Ethernet インターフェ イスを設定します。 interface ethernet 1/1/1 description discoveryWorkstation switchport access vlan 100 no shutdown exit 6.
表 9.
表 10. 管理スイッチとベース エンクロージャ ノードを接続する手順 1 下部ノード（A）の 1GbE 管理ポートを管理スイッチのポート 2 に接続します。 2 上部ノード（B）の 1GbE 管理ポートを管理スイッチのポート 53 に接続します。 管理スイッチと管理アップリンクのケーブル接続 管理スイッチも管理アップリンクにケーブル接続する必要があります。 Layer 3 – Management Uplinks Management Uplink A Management Uplink B 1 2 図 8. 管理アップリンクへの管理スイッチの接続 表 11.
2. インターフェイスのステータスを確認します。 show interface status | grep up Port Eth 1/1/1 Eth 1/1/2 Eth 1/1/25 Eth 1/1/26 Eth 1/1/53 Description discoveryWork.. PowerStoreNod.. Uplink_Ports Uplink_Ports PowerStoreNod.. Status up up up up up Speed 1000M 1000M 100G 100G 1000M Duplex full full full full full Mode A A A Vlan Tagged-Vlans 100 100 100 - 3.
NVT をダウンロードするには、オンライン サポート アカウントが必要です。アカウントは、www.dell.com/support から作成でき ます。 NVT をダウンロードしたら、NVT とともに zip ファイルでダウンロードされた PowerStore Userguide.
6 PowerStore アプライアンスの検出 この付録では、次の情報について説明します。 トピック： • • 直接接続を使用した検出 リモート接続を使用した検出 直接接続を使用した検出 これは推奨手順です。ベース エンクロージャがインストールされているデータ センターまたはラボに、自分で実際に入っている 必要があります。 ● （オプション）PowerStore ネットワーク確認ツール（NVT）をダウンロードして実行し、ネットワークが正しく構成されている ことを確認します。NVT は Dell EMC Central Solutions（https://psapps.emc.com/central/solutions）からダウンロードできます。 ● お使いのワークステーションのネットワーク アダプターが次のように構成されていることを確認します。 ○ ノード A の PowerStore サービス ポートに直接接続されている。 ○ サービス LAN ポート（128.221.1.0/24）上の固定 IP アドレスを使用して構成されており、ゲートウェイ アドレスを定義して いない（128.221.1.
Node Network B A 図 9. PowerStore T モデルリモート検出の接続性 以下の 2 つの検出方法から選択できます。 ● 検出ツールを使用したリモート検出 ● 固定 IP アドレスを使用したリモート検出 検出ツールを使用したリモート検出 169.254. xx/16 の IP アドレスをアドバタイズする検出ツールを使用して、PowerStore を検出できます。 ● （オプション）PowerStore のネットワーク確認ツール（NVT）をダウンロードして実行し、ネットワークが正しく構成されてい ることを確認します。NVT は、Dell EMC Central Solutions（https://psapps.emc.
○ PowerStore 管理ネットワーク接続と同じネイティブ/タグなしネットワークを使用する、2 個目のネットワーク アダプター を作成します。 ○ 169.254.0.x/16 サブネット セットアップで始まる IP アドレスが使用可能であり、2 個目のネットワーク アダプターの IP ア ドレスとして使用できるかどうかを確認します。このような IP アドレスが使用可能でない場合は、2 個目のネットワーク アダプターの IP アドレスを、ネットマスク 255.255.0.0 の 169.254.1.2 に設定します。また、ゲートウェイ アドレスを定義 しません。このアドレスは、（DHCP と固定 IP アドレスのどちらを使用するかにかかわらず）他のアドレスの範囲で上書き することはできません。 メモ: IP アドレスの重複を防止するには、設定した 169.254.x.x という IP アドレスを持つノートパソコンまたは仮想マシ ンが、同じネイティブ/タグなしネットワーク内に 1 台だけであることを確認します。 1.
7 PowerStore T モデルアプライアンスの初期構成 この章には、次の情報が含まれています。 トピック： • • 初期構成ウィザード 記入済み初期構成ワークシートの取得 初期構成ウィザード PowerStore T モデルアプライアンスを検出したら、 ［初期構成ウィザード］ （ICW）にリダイレクトされ、そこで PowerStore T モデ ルアプライアンスのネットワークを構成します。 ［初期構成ウィザード］ （ICW）は、PowerStore T モデルアプライアンスの初期構成に必要なネットワーク情報の入力を求めるプロ ンプトを表示します。 ICW を通じて実行している場合は、記入済みの初期構成ワークシートを参照してください。［初期構成ワークシート］には、 PowerStore T モデルアプライアンスの初期導入を完了するために必要なすべての情報を入力する必要があります。 ［ICW］に記入する際には、次の点に注意してください。 ● ［ログイン資格情報］ PowerStore に初めてログインするときには、デフォルトのユーザー名とパスワードを使用します。ただし、 ［初期構成ウィザー ド］ （I
記入済み初期構成ワークシートの取得 初期構成ワークシートを完成させるには、ネットワーク管理者と協力する必要があります。 次のワークシートは、Dell EMC PowerSwitch シリーズ S4148-ON のトップオブラック スイッチ上で構成されたリソースを使用して 記入されています。代替ネットワーク リソースを使用して環境を構成している場合は、初期構成ワークシート（未記入）でこのガ イドに記載されている未記入のワークシートを完成させる必要があります。 さらに、以下の記入済み［初期構成ワークシート］に、クラスター用として定義する管理者パスワードを書き留めておいてくださ い。ユーザー定義のパスワードのサンプルは提供されていません。 表 12.
表 12. 初期構成ワークシート（記入例） （続き） 管理ネットワークは、DNS や NTP などのサービスにクラスターを接続します。管理ネットワークの IP アドレスは、クラスター、 アプライアンス、コントローラー、内部ホストのアドレス指定に使用されます。 メモ: 管理ネットワークの VLAN 情報はオプションです（デフォルトは 0）。これは、ネットワーク トラフィックがタグ付け されておらず、ネイティブ VLAN がスイッチを介して適用されていることを示すために使用されるマーカーです。セキュリ ティとパフォーマンスを向上させられるよう、ネットワークのタイプごとに一意の VLAN 情報を指定することをお勧めしま す。 ［クラスターの IP アドレス ］ 192.168.1.10 （各 PowerStore クラスターごとに IP アドレス 1 個） これは、クラスターの管理に使用するアドレスです。 ［VLAN ］（オプション、デフォ ［ネットマスク/プレフ ルトは 0） ィックス長 ］ 255.255.255.
表 12.
II ストレージ サービスの追加 このパートには、スイッチを準備し、追加のプロトコルとサービスのために PowerStore T モデル用 Dell EMC PowerSwitch シリー ズを構成するための情報が含まれています。 トピック： • • • • • • • 38 ストレージ サービスの概要 ストレージ サービスのスイッチとネットワークを構成するための準備 ToR スイッチを使用した導入のためのスイッチおよびネットワーク要件 Dell PowerSwitch シリーズ S4148 のトップオブラックスイッチを使用した PowerStore T モデルの構成 ストレージ サービス用の Dell PowerSwitch Series ToR のケーブル接続 ToR スイッチを使用した PowerSwitch シリーズの設定の検証 PowerStore Manager でのストレージと NAS ネットワークの構成 ストレージ サービスの追加
8 ストレージ サービスの概要 この章では、次の情報について説明します。 トピック： • ストレージ サービス ストレージ サービス PowerStore T モデルアプライアンスは、初期導入後に Fibre Channel 用に構成されています。オプションとして、初期導入後にスト レージ サービスを追加できます。 ストレージ サービスには、次のプロトコルとサービスが含まれています。 ● ● ● ● ● iSCSI のホスト接続性 レプリケーション インポート クラスタリング ネットワーク接続型ストレージ（NAS） メモ: NAS は［ユニファイド］導入にのみ含まれています。 ストレージ サービスを追加するためのスイッチの要件 ストレージ サービスを追加するには、PowerStore T モデルアプライアンスを 2 台のトップオブラック（ToR）スイッチに接続する 必要があります。 本書では、Dell PowerSwitch シリーズ S4148 スイッチに接続された単一のベース エンクロージャを使用して、1 つのアプライアン スで構成される単一のクラスターを搭載した PowerStore T モデ
9 ストレージ サービスのスイッチとネットワーク を構成するための準備 この章には、次の情報が含まれています。 トピック： ストレージ サービス用スイッチ リソースのワークシート ストレージ ネットワーク構成ワークシート • • ストレージ サービス用スイッチ リソースのワークシート ネットワーク管理者と協力して、ストレージ サービスのスイッチ リソースワークシートを完成させ、必要なリソースを確保して、 ストレージ サービスに必要な 2 台のトップオブラック（ToR）スイッチを構成します。 Dell PowerSwitch シリーズのストレージ サービス用スイッチ リソースのワークシートのサンプルについては、「ストレージ サービ ス用スイッチ リソースのワークシートの記入例」を参照してください。 メモ: このセクションでは、初期導入を完了し、管理スイッチとネットワークが正常に構成されていることを前提としていま す。 さらに、ネットワーク管理者と協力して、ストレージ ネットワーク構成ワークシートを同時に完成させることもできます。これに より、PowerStore Manager でストレージ ネットワーク
表 13. ストレージ サービス用スイッチ リソース（ダミー） （続き） ステ ップ 手順の詳細 注 4. ToR スイッチを構成するために必要な、次の IP アドレスを予約して記録します。 ToR スイッチ 1 用管理 IP アドレス ToR スイッチ 2 用管理 IP アドレス デフォルト ゲートウェイ NTP サーバー 5. Dell EMC では、レイヤー 2 インターコネクト リンクを備えた 2 台のトップオブラック（ToR）スイッチを使用した、 PowerStore T モデルの導入をサポートしています。 使用するレイヤー 2 インターコネクトのタイプを選択します。 ［特に推奨］：マルチシャーシ リンク アグリゲーション グループ（MC-LAG） MC-LAG を使用する場合は、スイッチを相互接続するために使用するポートを記録します。 ToR スイッチ 1 と ToR スイッチ 2 ポート ペア 1 ToR スイッチ 1 と ToR スイッチ 2 ポート ペア 2 または、MC LAG を使用しない L2 アップリンク 6.
表 13. ストレージ サービス用スイッチ リソース（ダミー） （続き） ステ ップ 手順の詳細 注 1. MC LAG を使用しない L2 アップリンク用のポート チャ ネル ID 2. MC LAG を使用しない L2 アップリンク用のポート チャ ネル ID 11. ベスト プラクティスとして、ToR スイッチにスパニング ツリー プロトコルを追加することをお勧めします。各スイッチ に設定するスパニング ツリー プロトコルを記録します。 ToR スイッチ 1 用スパニング ツリー プロトコル ToR スイッチ 2 用スパニング ツリー プロトコル ストレージ ネットワーク構成ワークシート PowerStore Manager でストレージ ネットワークを作成するには、次のリソースを予約する必要があります。 ネットワーク管理者と協力して、PowerStore Manager で作成する各ストレージ ネットワーク用に、ストレージ ネットワーク構成 ワークシートを完成させます。 表 14.
10 ToR スイッチを使用した導入のためのスイッチ およびネットワーク要件 この章では、次の情報について説明します。 トピック： • • • • トップオブラック（ToR）スイッチの接続のオプションと要件 ストレージ サービスを追加する際のネットワーク構成 ストレージ ネットワークおよび NAS サーバーを追加する際の VLAN オプション ストレージ サービスを追加するためのストレージ ネットワーク IP アドレスの要件 トップオブラック（ToR）スイッチの接続のオプションと 要件 PowerStore T モデルアプライアンスの初期導入中に構成された管理スイッチに加えて、iSCSI の接続性、レプリケーション、イン ポート、クラスター、ネットワーク接続型ストレージ（NAS）をサポートするために、2 台の ToR スイッチを追加する必要があり ます。 トップオブラック（ToR）ToR スイッチ（L2）の接続オプション 次のいずれかのオプションを使用して、2 つの ToR スイッチを接続します。 表 15.
PowerStore Network Topology with Top of Rack Switches and MC-LAG Interconnect Upstream Switch 2 Upstream Switch 1 Port Channel Top of Rack Switch 1 Port 0 MC-LAG Interconnect Port 1 Top of Rack Switch 2 Port 1 Node A Port 0 Node B PowerStore T Appliance Legend: 10 Gb 1 Gb 図 10.
メモ: 高信頼性の高速アップリンクのポートの場所は、スイッチのベンダーやモデルに応じて変わる場合があります。 MC-LAG は、独立した複数のトップオブラック（ToR）スイッチを結合して、単一の仮想シャーシにするスイッチ インターコネク ト技術です。MC-LAG を使用すると、複数のシャーシにわたるリンク アグリゲーション（LAG）ポート グループが実現され、LAG 接続の耐障害性が向上します。さらに、MC-LAG により、スイッチ間のトラフィックが、使用可能な接続の帯域幅全体を使用でき るようになります。ループを防止するために一部のリンクを無効にするスパニング ツリー プロトコル（STP）は使用されません。 MC-LAG は、このテクノロジーの一般的な名称ですが、一部のベンダーは、独自の用語を使用して MC-LAG 接続を定義していま す。 表 16.
PowerStore Network Topology with a no MC-LAG interconnect Upstream Switch 2 Upstream Switch 1 Port Channels Top of Rack Switch 1 Port 0 Top of Rack Switch 2 Port 1 Port 1 Node A Port 0 Node B PowerStore T Appliance Legend: 10 Gb 1 Gb 図 11.
メモ: 高信頼性の高速アップリンクのポートの場所は、スイッチのベンダーやモデルに応じて変わる場合があります。 非 MC LAG L2 接続には、高速の冗長接続が必要です。 ノードとトップオブラック（ToR）スイッチの接続 トップオブラック（ToR）スイッチとともに導入する場合、各ベース エンクロージャ アプライアンス ノードで、NIC およびスイッ チ レベルで冗長性を実現するため、各 ToR スイッチに 1 つ以上の接続が設定されている必要があります。 図 12.
PowerStore T – Production Subnets Production ToR 1 ToR 2 PowerStore T Production Subnets Storage NAS Internal 図 13. ストレージ サービスを使用した PowerStore T モデル用ネットワーク トラフィック PowerStore T モデルが上に示した VLAN を使用して通信できることを確認します。ネットワーク ベンダーのドキュメントを参照 して、適切な L2 トラフィックや L3 トラフィックがすべて、PowerStore T モデルが使用しているすべてのネットワーク用に正しく ルーティングされているようにします。 表 17.
表 17.
PowerStore T – Management Network is Untagged Production ToR 1 ToR 2 PowerStore T Sample ID 200 300 102 Traffic Subnet PowerStore Storage NAS Servers Internal Untagged Traffic Tagged Traffic y.y.y.y/24 y.y.y.y/24 Internal IPv6 addressing 図 14.
表 18.
11 Dell PowerSwitch シリーズ S4148 のトップオ ブラックスイッチを使用した PowerStore T モ デルの構成 この章には、次の情報が含まれています。 トピック： Dell EMC PowerSwitch シリーズ S4148 スイッチを使用した構成の概要 トップオブラック スイッチを PowerStore T モデル キャビネットに取り付ける Dell PowerSwitch シリーズをストレージ サービス用に構成する • • • Dell EMC PowerSwitch シリーズ S4148 スイッチを使用 した構成の概要 本書では、Dell PowerSwitch シリーズ S4148 管理スイッチと、Dell PowerSwitch シリーズ S4148 トップオブラック（ToR）スイッチ 2 台に接続された 1 つのベース エンクロージャを使用し、1 台のアプライアンスで構成される単一のクラスターを備えた PowerStore T モデルを導入する手順について説明します。 Dell EMC PowerSwitch シリーズ S4148-ON スイッチで Powe
PowerStore T モデルアプライアンスを導入しない場合、スイッチをキャビネットに取り付ける手順について、専用のマニュアルを 参照してください。 Dell PowerSwitch シリーズをストレージ サービス用に構 成する iSCSI ホスト接続性、レプリケーション、インポート、クラスタリングまたはネットワーク接続型ストレージ（NAS）をサポートす るには、PowerStore T モデル用に少なくとも 1 つの帯域外（OOB）管理スイッチと、2 つのトップオブラック（ToR）スイッチを 構成する必要があります。 推奨されるように、次の手順では、2 つの ToR スイッチ間の仮想リンク トランキング（VLT）レイヤー 2（L2）インターコネクト を使用して、2 つの ToR スイッチを構成する方法について説明します。VLT インターコネクトを使用せずに PowerStore T モデル導 入環境を構成する手順については、VLTi を使用しない PowerStore T モデルの構成を参照してください。 メモ: 仮想リンク トランキング（VLT）は Dell PowerSwitich 接続に固有のもの
表 20. ストレージ サービス用スイッチ リソースのワークシート（完成済み） （続き） ステ ップ 3. 手順の詳細 注 ノード A、ポート 0 ［ToR スイッチ 1 のポート 1］ ノード A、ポート 1 ［ToR スイッチ 2 のポート 1 ］ ノード B、ポート 0 ［ToR スイッチ 2 のポート 54］ ノード B、ポート 1 ［ToR スイッチ 2 のポート 54 ］ トップオブラック（ToR）スイッチで使用される VLAN ID を記録します。 ストレージ ネットワーク ［200 ］ インターフェイスあたり最大 32 のストレージ ネットワー クと 8 つのストレージ ネットワークを追加できます。 4. 5. 内部（タグなし） ［1 ］ NAS（ユニファイド導入のみ） ［300 ］ ToR スイッチを構成するために必要な、次の IP アドレスを予約して記録します。 ToR スイッチ 1 用管理 IP アドレス ［100.0.100.10/24 ］ ToR スイッチ 2 用管理 IP アドレス ［100.0.100.
表 20. ストレージ サービス用スイッチ リソースのワークシート（完成済み） （続き） ステ ップ 10 手順の詳細 注 アップリンク A から ToR 1 スイッチへ ［ポート 29］ アップリンク B から ToR 1 スイッチへ ［ポート 30］ アップリンク A から ToR 2 スイッチへ ［ポート 29］ アップリンク B から ToR 2 スイッチへ ［ポート 30］ ToR スイッチとアップリンクの接続に使用されるポート チャネル ID を記録します。 MC-LAG（VLT）を使用して導入している場合は、アップリ ［ポート チャネル 30］ ンクに使用されるポート チャネル ID を入力します。 MC-LAG に必要なポート チャネル ID は 1 つのみです。 または、MC LAG を使用しない L2 アップリンクに必要なアップリンクポート チャネル ID を記録します。 MC LAG 接続のない L2 アップリンクには、2 つのポート チャネル ID が必要です。 11. 1.
表 21. シリアル接続設定 （続き） 設定 Value データ ビット 8 ストップ ビット 1 同等 なし フロー制御 なし 5. ターミナル エミュレータ プログラムを使用してスイッチに接続します。 6. スイッチのログイン認証情報を入力します。デフォルトのユーザー名とパスワードは次のとおりです。 ● ユーザー名：admin ● パスワード：admin 7. グローバル構成モードを有効にします。 configure terminal 8.
License Type : PERPETUAL License Duration: Unlimited License Status : Active License location: /mnt/license/D8MSG02.lic --------------------------------------------------------メモ: メモ：OS10EE が出荷時にインストールされていた場合は、永久ライセンスがすでにスイッチにインストールされて います。 4.
● スイッチ 1 とスイッチ 2 を構成するときは、異なる RSTP 優先度の値を使用する必要があります。 ● 0 優先度は通常、ルート ブリッジ用に予約されています。 9. 2 つ目のスイッチ（Switch2）に前掲と同じ手順を繰り返します。 Switch1 Switch2 configure terminal configure terminal hostname Switch1 hostname Switch2 interface mgmt 1/1/1 no shutdown no ip address dhcp ip address 100.0.100.10/24 exit interface mgmt 1/1/1 no shutdown no ip address dhcp ip address 100.0.100.11/24 exit management route 0.0.0.0/0 100.0.100.1 management route 0.0.0.0/0 100.0.100.1 ntp server 100.0.100.200 ntp server 100.0.
6. アップリンクの構成の準備を行うために、ピアルーティングを有効にします。ピアルーティングにより、ピアへの L3 ルーティ ングが有効または無効になります。 メモ: お客様のネットワークへのアップリンクを構成する手順は、このガイドでは説明しません。 peer-routing 7. スイッチの優先度を設定します。 primary-priority 1 有効な優先度の値の範囲は 1～65535 です。より低い優先度のスイッチが、より高い優先度のスイッチより優先されます。2 台 の ToR スイッチに、同じ優先度の値を設定しないでください。 8. ネットワーク上の競合を回避するために VLT MAC アドレスを入力します。 メモ: VLT MAC アドレスには、すべてがゼロ（00:00:00:00:00）のアドレスは使用できません。 vlt-mac 00:00:00:00:00:01 スイッチ 2 の構成時には、同じ VLT MAC アドレスを使用します。 9.
description Internal_Network no shutdown exit ノードのスイッチ ポートでの LACP ポート チャネルの構成 LACP の構成は必須ではありませんが、使用することを強くお勧めします。4 ポート カードの最初の 2 ポートが LACP ボンドに集 約されます。LACP が構成されている場合、ポートはアクティブ/アクティブ モードで動作します。LACP が構成されていない場 合、ポートはアクティブ/パッシブ モードで動作します。 LACP では、スイッチ上で Virtual Link Trunking インターコネクト（VLTi）が構成されていることが必要です。詳細については、 「仮 想リンク トランキング インターコネクトの構成」を参照してください。 1. 1 台目の ToR スイッチ（スイッチ 1）に対するターミナル セッションを確立します。 2. グローバル構成モードを有効にします。 configure terminal 3.
10. ノード B 側ポートを 2 つ目のポート チャネル グループに移動し、アクティブ LACP モードを有効にします。 メモ: iSCSI のベストプラクティスを実行するため、以下に示すように、フロー制御を無効にすることをお勧めします。 interface ethernet 1/1/54 channel-group 20 mode active flowcontrol receive off flowcontrol transmit off exit 11. nvram への構成の変更をコミットします。 copy running-configuration startup-configuration 12.
switchport access vlan 1 vlt-port-channel 30 4. スイッチのアップリンク ポートを設定します。 メモ: iSCSI のベストプラクティスを実行するため、以下に示すように、フロー制御を無効にすることをお勧めします。 interface ethernet 1/1/29 description Uplink_Ports no shutdown channel-group 30 mode active no switchport flowcontrol receive off flowcontrol transmit off interface ethernet 1/1/30 description Uplink_Ports no shutdown channel-group 30 mode active no switchport flowcontrol receive off flowcontrol transmit off 5.
2. グローバル構成モードを有効にします。 configure terminal 3. ストレージ VLAN を作成します。 interface vlan 200 description Storage_Network no shutdown exit 4. ノード A ポートのストレージ VLAN の構成 interface port-channel 10 switchport trunk allowed 200 exit 5. ノード B ポートのストレージ VLAN の構成 interface port-channel 20 switchport trunk allowed 200 exit 6. アップリンク用のストレージ VLAN の構成 interface port-channel 30 switchport trunk allowed 200 exit 7. 作成する各 iSCSI ストレージ ネットワークについて、手順 3～6 を繰り返します。 8. 2 つ目の ToR スイッチ（Switch2）で、手順 1～7 を繰り返します。 表 23.
2. グローバル構成モードを有効にします。 configure terminal 3. NAS VLAN を作成します。 interface vlan 300 description NAS_Network no shutdown exit 4. ノード A ポートのストレージ VLAN の構成 interface port-channel 10 switchport trunk allowed 300 exit 5. ノード B ポートのストレージ VLAN の構成 interface port-channel 20 switchport trunk allowed 300 exit 6. アップリンク用のストレージ VLAN の構成 interface port-channel 30 switchport trunk allowed 300 exit 7. 作成する各 iSCSI ストレージ ネットワークについて、手順 3～6 を繰り返します。 8. 2 つ目の ToR スイッチ（Switch2）で、手順 1～7 を繰り返します。 表 24.
12 ストレージ サービス用の Dell PowerSwitch Series ToR のケーブル接続 この章では、次の情報について説明します。 トピック： ToR スイッチとベース エンクロージャのケーブル接続 ToR スイッチの相互ケーブル接続 コア アップリンクとトップオブラック スイッチのケーブル接続 • • • ToR スイッチとベース エンクロージャのケーブル接続 各ノードをトップオブラック（ToR）スイッチにケーブル接続します。 2 4 1 3 図 15. ToR スイッチとベース エンクロージャの接続 図に示すように、ノードを ToR スイッチにケーブル接続する場合は、次の手順に従います。 ● 同じノード上のポート 0 とポート 1 は、反対側のスイッチに接続する必要があります。 ● ノード A のポート 0、ノード B のポート 0 は、反対側のスイッチに接続する必要があります。 ● ノード A のポート 1、ノード B のポート 1 は、反対側のスイッチに接続する必要があります。 表 25.
ToR スイッチの相互ケーブル接続 VLT を使用する PowerStore デュアル スイッチの導入では、2 台のトップオブラック（ToR）スイッチを相互ケーブル接続する必要 があります。 1 2 図 16. スイッチ間の接続 100Gbps ダイレクト アタッチ ケーブル（DAC）など、高速ポート間の接続をサポートする 2 本のケーブルを使用します。 表 26. 使用可能なスイッチ間用ポート PowerSwitch 100 GbE ポート S4148F-ON 25、26、29、30 S4148T-ON 25、26、29、30 S5248F-ON 49～54 次に示すように、上部スイッチと下部スイッチのペアに同じポート番号を使用することをお勧めします。 表 27.
Core uplinks Uplink A 1 3 Uplink B 4 2 図 17. Dell EMC PowerSwitch シリーズ S4148-ON ToR スイッチのコア アップリンクへの接続 表 28.
13 ToR スイッチを使用した PowerSwitch シリー ズの設定の検証 この章には、次の情報が含まれています。 トピック： • • トップオブラック（ToR）スイッチでの構成の確認 トップオブラック スイッチを PowerStore T モデル導入環境に追加した後のネットワーク検証ツール トップオブラック（ToR）スイッチでの構成の確認 ToR スイッチの構成とケーブル接続を行った後は、PowerStore T モデルモデルの導入を検出する前に構成を確認します。 1. スイッチとのターミナルセッションを確立します。 2.
5.
9.
14 PowerStore Manager でのストレージと NAS ネ ットワークの構成 この章には、次の情報が含まれています。 トピック： • • PowerStore Manager で iSCSI ストレージ ネットワークを作成する PowerStore Manager でのネットワーク接続型ストレージ（NAS）サービスの作成 PowerStore Manager で iSCSI ストレージ ネットワーク を作成する ストレージ サービス用に ToR を構成したら、PowerStore Manager で iSCSI サポート用のストレージ ネットワークを作成する必要 があります。 PowerStore は、4 ポート カードで、最大 32（ポートあたり最大 8）のストレージ ネットワークをサポートします。 PowerStore Manager に追加する各ストレージ ネットワークに対して、記入済みのストレージ ネットワーク構成ワークシートを取 得します。 次の［ストレージ ネットワーク構成ワークシート］は、このガイドで使用されているネットワーク リソースを使用して記入され ています。このガイド
表 29. 単一ネットワーク用のストレージ ネットワーク構成ワークシート（記入例） （続き） リソース 注 追加する各ストレージ ネットワークに対し、少なくとも 2 つの IP アドレスを予約する必 要があります。ストレージ ネットワーク内の IP アドレスは、iSCSI ターゲット、および iSCSI イニシエーター、 およびグローバル ストレージ検出 IP アドレスの追加 IP（オプション）として使用されま す ポートへの［Map Storage for Appliance］（ストレージがマッピングされる各アプライアン ［Bond0 ］ スのポートを含む） 1. ［初期設定ウィザード］を実行したら、［Settings］ > ［Network IPs］ > ［Storage］タブに移動します。 2. ［［Create］］をクリックします。 3. iSCSI ネットワーク用に予約されているリソースを使用して、 ［Create Storage Network ］ウィザードから実行します。 4.
A 複数のポートにまたがって実行するようストレ ージ ネットワークを拡張する 付録には、次の情報が含まれます。 トピック： • ストレージ ネットワークの拡張 ストレージ ネットワークの拡張 ある PowerStore T モデルアプライアンス上の複数のポートにまたがって実行するように、ストレージ ネットワークを拡張するこ とができます。 ストレージ ネットワークを拡張する手順を実行するには、次の情報が必要です。 メモ: 以下のネットワーク リソース例を使用して、このガイドで前述した、2 つの Dell EMC PowerSwitch シリーズ S4148 トッ プオブラック スイッチ上に、ストレージ サービスの追加で構成されたストレージ ネットワークを拡張することができます。 このガイドに記載されている同じストレージ ネットワークを構成しなかった場合は、サンプル リソースをお使いの環境に一 致する値に置き換えてください。 表 30.
これらの手順を使用するには、ストレージ ネットワークと ToR スイッチを、ストレージ サービスの追加の説明に従って構成する 必要があります。 次の例では、4 ポート カードのポート 2 を使用しています。ただし、ノードが構成されている場合は、ポート 3 を使用するか、 I/O モジュール内の任意のポートを使用するかを選択できます。 図に示すように、ノードを ToR に接続する場合は、下部のノード（A）をスイッチし、上部ノード（B）を反対のスイッチにケー ブル接続する必要があります。 1 2 図 18. 追加ポートのケーブル接続 1. 下部ノード（A）のポート 2 を下部スイッチ（1）のポート 2 に接続します。 2.
3. ToR スイッチ 1 のポート 2 を介して実行するよう、ストレージ ネットワーク VLAN を構成します。 interface ethernet 1/1/2 switchport mode trunk switchport trunk allowed vlan 200 no shutdown exit 4. ToR スイッチ 2 のポート 53 に対して、手順 1～3 を繰り返します。 表 31.
B 追加のストレージ ネットワークの作成 この付録では、次の情報について説明します。 トピック： 新しいストレージ ネットワークの作成 • 新しいストレージ ネットワークの作成 ノード上の 4 ポート カードまたは I/O モジュール上のポートあたり最大 8 つのネットワークを使用して、最大 32 のストレージ ネ ットワークを構成することができます。 新しいストレージ ネットワークを作成する手順を実行するには、次の情報が必要です。 メモ: 以下のサンプルネットワーク リソースは、ストレージ サービスの追加で説明されている元のストレージ ネットワークに 対して構成された、2 台の Dell EMC PowerSwitch シリーズ S4148 の ToR（トップオブラック）スイッチで使用できます。この ガイドで説明されている同じ Dell EMC PowerSwitch シリーズ S4148 ToR スイッチを使用していない場合は、サンプル リソー スを、お使いの環境に一致する値に置き換えてください。 表 32.
これらの手順を使用するには、ストレージ ネットワークと ToR スイッチを、ストレージ サービスの追加の説明に従って構成する 必要があります。 次の例では、4 ポート カードのポート 2 を使用しています。ただし、ノードが構成されている場合は、ポート 3 を使用するか、 I/O モジュール内の任意のポートを使用するかを選択できます。 図に示すように、ノードを ToR に接続する場合は、下部のノード（A）をスイッチし、上部ノード（B）を反対のスイッチにケー ブル接続する必要があります。 2 1 図 19. 追加ポートのケーブル接続 1. 下部ノード（A）のポート 2 を下部スイッチ（1）のポート 2 に接続します。 2.
3. ToR スイッチ 1 のストレージ ネットワークを構成します。 interface vlan 210 description Storage_Network2 exit 4. ToR スイッチ 1 のポート 2 経由で実行するようにストレージ ネットワークを構成します。 interface ethernet 1/1/2 switchport mode trunk switchport trunk allowed vlan 210 no shutdown 5. ToR スイッチ 2 のポート 53 を使用して、手順 1 を繰り返します。 表 33.
C ToR スイッチを使用した PowerStore T モデル の構成（VLT インターコネクトなし） この付録には、次の情報が含まれています。 トピック： • VLT を使用せずに ToR スイッチを搭載した PowerStore T モデルを構成する手順 VLT を使用せずに ToR スイッチを搭載した PowerStore T モデルを構成する手順 次に示すのは、仮想リンク トランキング インターコネクトを使用せずに、2 つのトップオブラック スイッチを搭載した PowerStore T モデルを導入するために必要な手順です。 PowerSwitch シリーズを構成するための次の手順で使用する具体的なコード サアンプルについては、「ToR スイッチを使用した導 入用に Dell PowerSwitch シリーズを構成する」を参照してください。 スイッチとのターミナルセッションを確立します。 スイッチのバージョンとライセンスを検証します。 各スイッチについて、手順 1 と 2 を繰り返します。 OOB 管理スイッチを設定します。 ToR スイッチで一般設定を構成します。 スイッチで本番 VLAN
D その他の Dell EMC PowerSwitch シリーズの構 成操作 この付録では、次の情報について説明します。 トピック： Dell EMC SmartFabric サービス スイッチを出荷時設定にリセット PowerStore T モデル導入環境で使用されている PowerSwitch シリーズの設定の実行 • • • Dell EMC SmartFabric サービス Dell EMC SmartFabric サービスを使用すると、エンドツーエンドの自動ファブリックで、最大 98% のタスクを自動化できます。こ れにより、クラスターとネットワークの拡張をおこなう 2 日目のネットワーク作業に、シンプルさと俊敏性を提供します。vCenter を備えた単一の管理パネルでは、ユーザーは vCenter 内から 1 つまたは複数のファブリックのライフ サイクル管理を実行し、運用 することができます。 Dell EMC SmartFabric サービスを PowerStore ネットワーク導入環境に適用する場合、詳細については、次のドキュメントを参照し てください。 表 34.
PowerStore T モデル導入環境で使用されている PowerSwitch シリーズの設定の実行 Dell PowerSwitch シリーズ S4148 スイッチを管理およびトップオブラック（ToR）スイッチに使用しているときに、次のコマンドを 使用して実行中の構成ファイルを生成します。 show running-configuration 管理スイッチの実行中の構成の例 ! Version 10.4.1.4 ! Last configuration change at Mar 19 04:19:20 2020 ! snmp-server contact http://www.dell.
! interface ethernet1/1/4 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/5 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/6 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/7 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/8 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol rece
interface ethernet1/1/16 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/17 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/18 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/19 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/20 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol r
flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/30 no shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/31 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/32 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/33 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet
flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/42 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/43 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/44 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/45 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/46 shutdown switchport
flowcontrol transmit off ! interface ethernet1/1/54 shutdown switchport access vlan 1 flowcontrol receive off flowcontrol transmit off ! interface mgmt1/1/1 no shutdown no ip address dhcp ip address 100.0.100.50/24 ipv6 address autoconfig ! management route 0.0.0.0/0 100.0.100.1 ! support-assist 表 35. ToR スイッチでの実行中の構成の例 Switch1 ! Version 10.4.1.4 ! Last configuration change at Mar 19 04:24:55 2020 ! snmp-server contact http://www.dell.
表 35.
表 35.
表 35.
表 35.
表 35.
表 35. ToR スイッチでの実行中の構成の例 Switch1 discovery-interface ethernet1/1/25-1/1/26 peer-routing primary-priority 1 vlt-mac 00:00:00:00:00:01 92 その他の Dell EMC PowerSwitch シリーズの構成操作 Switch2 backup destination 100.0.100.
