Dell™ PowerVault™ 122T SDLT 320 オートローダ ユーザー ガイド はじめに オートローダの設置 オートローダの操作 オートローダの管理 診断とトラブルシューティング 技術仕様 Dell のお問い合わせ先 ヘルプ 規定 注記、注意、警告 このガイドには、太字またはイタリック体の文字で書かれ、冒頭に記号が付けられている箇所があります。これらの箇所はその内容に応じて「注記」、「注意」、「警告」の 3 つに分けられ、それぞれが以 下の内容を表しています。 注 記 : 「注記」には、システムをより効率的に使用するための重要な情報が示されています。 注 意 : 「注意」には、ハードウェアの損傷またはデータの喪失を招く恐れがある場合についての情報と、これを回避するための方法が示されています。 警 告 : 「 警 告 」に は、 回 避で き な か っ た場 合 、 死 亡ま た は重 傷を招く恐れのある危険な状況が示さ れ て い ま す。 本ガイドに記 載さ れ た情 報は予 告な く変更されることがあります。 (c) 2002-2004 Dell Inc.
目次に戻る オートローダの管理: Dell™ PowerVault™ 122T SDLT 320 オートローダ ユーザー ガイド オートローダの構成 ファームウェアのアップデート オートローダ System Test(システム テスト)の実行 オートローダ情報の検索 オートローダの構 成 [Configuration(コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン)]メニュー オプションを使用すると、次の処理を実行することができます。 l オートローダのリセット l SCSI ID の設定 l オートローダの操作モード l ファームウェアのアップデート ホーム スクリーンまたはメイン メニューから [Configuration(コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン)]メニューにアクセスするには、LCD スクリーンの 1 行目に 「Configuration(コンフィグレーショ ン)」と表示されるまで [+]または [-]を押します。 [Enter]を押してから [+]または [-]を押して、使用可能なオプションにアクセスします。 [Enter]を押して、表示されたメニュー オプションを 実行しま
注 記 : SCSI ID のどちらか 1 つでも変更した場合は、ホスト サーバーを再起動し、バックアップ ソフトウェアを再構成してから、オートローダを使用します。詳細について は、ハードウェアおよびソフトウェアのマニュアルを参照してください。 オートローダの操 作モード 概要 操作モードは、カートリッジを制御する自動制御ソフトウェアがオートローダ内にあるかどうか、または操作パネルのコマンドを使用してカートリッジを手動でロード/アンロードしているかどうかに基づいて 設定されます。オートローダは、必ず Autodetect(自動検知)モードで動作します。Autodetect(自動検知)モードは透過的です。Autodetect(自動検知)モードでは、オートローダは、カートリッジ またはドライブの動作を制御するために自動化ソフトウェア パッケージが 使用されていないと自動的に見なします。これは、Stacker(スタッカ)モードまたは Sequential(シーケンシャル)モードと呼 ばれます。自動化ソフトウェアパッケージによってテープまたはドライブの動作が制御されていることをオートローダが検知すると、オートローダ
このオプションを使用するには、次の手順に従ってください。 1. ホーム スクリーンまたはメイン メニューから、LCD スクリーンの 1 行目に 「Configuration(コンフィグレーション)」と表示されるまで [+]または [-]を押し、 [Enter]を押します。 2.
このオプションは、オートローダの最新のエラーおよびイベントへのアクセスを可能にします(「オートローダのエラー コード」を参照してください)。 1. ホーム スクリーンまたはメイン メニューから、LCD スクリーンの 1 行目に 「Information(情報)」と表示されるまで [+]または [-]を押します。 2. [Enter]を押して、使用可能なオプションにアクセスします。 3. LCD スクリーンに 「View Event Log(イベント ログの表示)」と表示されるまで、 [+]または [-]を押します。 LCD スクリーンには、現在イベント ログに記録されているエラーやイベントの数も表示されます。 4. [Enter]を押して、最近記録されたイベントにアクセスします。 5. [+]または [-]を押して、ログに記録された各イベントを表示します。 6.
目次に戻る Dell のお問い合わせ先 Dell の お問い合わせ先 オンラインで Dell にお問い合わせの場合は、以下の Web サイトをご利用ください。 l www.dell.com l support.dell.com(テクニカル サポート) l premiersupport.dell.
代表番号 02 696 821 12 法人 テクニカル サポート 02 577 826 90 カスタマ ケア 02 577 825 55 FAX 02 575 035 30 代表番号 インド テクニカル サポート セールス ウルグアイ 英国 (ブ ラ ッ ク ネ ル) 国際認識番号: 00 一般サポート 02 577 821 1600 33 8045 1600 33 8044 フリーダイヤル: 000-413-598-2521 Web サイト: support.euro.dell.com カスタマ ケア Web サイト: support.euro.dell.com/uk/en/ECare/Form/Home.asp 国番号: 44 市外局番: 1344 E-メール: dell_direct_support@dell.
市外局番: 20 (Latitude): nl_latitude_support@dell.com (Inspiron): nl_inspiron_support@dell.com (Dimension): nl_dimension_support@dell.com (OptiPlex): nl_optiplex_support@dell.com (Dell Precision): nl_workstation_support@dell.
ダイレクト セールス フリーダイヤル: 800 6011 054 法人セールス フリーダイヤル: 800 6011 053 国番号: 65 ス イ ス(ジ ュ ネ ー ブ) 国際認識番号: 00 国番号: 41 市外局番: 22 ス ウ ェ ー デ ン(ウ プ ラ ン ズ バ ス ビ ー) Web サイト: support.euro.dell.com E-メール: swisstech@dell.com E-メール(個人/SOHO ユーザー、法人ユーザー)(フランス語): support.euro.dell.com/ch/fr/emaildell/ テクニカル サポート(個人/SOHO ユーザー) 0844 811 411 テクニカル サポート(法人) 0844 822 844 カスタマ ケア(個人/SOHO ユーザー) 0848 802 202 カスタマ ケア(法人) 0848 821 721 FAX 022 799 01 90 代表番号 022 799 01 01 Web サイト: support.euro.dell.
国際認識番号: 00 国番号: 420 市外局番: 2 中国(厦門/ア モ イ) E-メール: czech_dell@dell.com テクニカル サポート 02 2186 27 27 カスタマ ケア 02 2186 27 11 FAX 02 2186 27 14 TechFax 02 2186 27 28 代表番号 02 2186 27 11 テクニカル サポート Web サイト: support.dell.com.cn 国番号: 86 市外局番: 592 テクニカル サポート E-メール: cn_support@dell.
国際認識番号: 00 国番号: 49 E-メール: tech_support_central_europe@dell.
代表番号 671 16800 FAX 代表番号 671 16865 バーミューダ 一般サポート 1-800-342-0671 パナマ 一般サポート 001-800-507-0962 バハマ 一般サポート フリーダイヤル: 1-866-278-6818 バルバドス 一般サポート 1-800-534-3066 フィンランド(ヘ ル シ ン キ) 国際認識番号: 990 国番号: 358 Web サイト: support.euro.dell.com E-メール: fin_support@dell.com E-メール サポート(サーバー): Nordic_support@dell.
融資相談(リース/ローン) 融資相談(Dell 優先アカウント(DPA)) フリーダイヤル: 1-877-577-3355 フリーダイヤル: 1-800-283-2210 法人 カスタマ サービスおよびテクニカル サポート EPP(従業員購入プログラム)カスタマ テクニカル サポート(プリンタ、プロジェクタ) フリーダイヤル: 1-800-822-8965 フリーダイヤル: 1-800-695-8133 フリーダイヤル: 1-877-459-7298 公 共 機関(官公庁、教育機関、医療機関) カスタマ サービスおよびテクニカル サポート EPP(従業員購入プログラム)カスタマ Dell セールス フリーダイヤル: 1-800-456-3355 フリーダイヤル: 1-800-234-1490 フリーダイヤル: 1-800-289-3355 またはフリーダイヤル: 1-800-879-3355 Dell アウトレット ストア(Dell 再生コンピュータ) ソフトウェアおよび周辺装置セールス 交換部品セールス 拡張サービスおよび保証セールス FAX 聴覚障害者または言語障害者向けの Dell サービス
テクニカル サポート(PowerApp(tm)、PowerEdge(tm)、PowerConnect(tm)、 PowerVault(tm)) Gold Queue EEC ホットライン 2969 3187 カスタマ権利擁護 3416 0910 主要法人 3416 0907 グローバル カスタマ プログラム 3416 0908 中規模法人部門 3416 0912 個人/SOHOユーザー部門 マカオ 国番号: 853 テクニカル サポート カスタマ サービス(マレーシア、ペナン島) ダイレクト セールス マ レ ー シ ア(ペナン島 ) 国際認識番号: 00 国番号: 60 市外局番: 4 南ア フ リ カ(ヨ ハ ネ ス ブ ル グ) 国際認識番号: 09/091 2969 3196 テクニカル サポート カスタマ サービス 2969 3105 フリーダイヤル: 0800 582 604 633 4949 フリーダイヤル: 0800 581 フリーダイヤル: 1 800 888 298 04 633 4949 ダイレクト セールス フリーダイヤル: 1 800 888 20
目次に戻る 診断とトラブルシューティング: Dell™ PowerVault™ 122T SDLT 320 オートローダ ユーザー ガイド トラブルシューティング 引っかかったカートリッジを取り除く オートローダのエラー コード トラブルシューティング 設 置の問 題 オートローダ設置中の問題は、通常、不適切な SCSI バスの構成、アプリケーション ソフトウェアの構成エラー、または不適切に構成されたオペレーティング システムが原因で発生します。オートロー ダの設置後、使用しているアプリケーション ソフトウェアがオートローダと通信しない場合は、次をチェックします。 l SCSI ID: オートローダは、2 つの SCSI ID を使用します。1 つはテープ ドライブ用で、もう 1 つはオートローダ ロボティックス用です。同じ SCSI バスに接続されたその他のデバイスとそ の SCSI ID によっては、オートローダを使用する前に、オートローダとテープ ドライブのどちらかの SCSI ID を変更する必要があります。この場合、未使用の SCSI ID を選択します。SCSI バスに接続されたほかのデバイ
テープが格納スロットに 引っかかっている。 メディア クリーニング カートリッジ またはデータ カートリッ ジに、ドライブとの互換性 がない。 テープの書き込みまたは 読み取りができない。 l 「引っかかったカートリッジを取り除く」を参照してください。 l 必ずドライブと互換性のあるクリーニング カートリッジまたはデータ カートリッジを使用してください。オートローダは互換性のないカートリッジを自動的にアンロードし て元のスロットに戻します。DLT I クリーニング カートリッジをロードすると、オートローダにエラー 3 0 A1(カートリッジ搬送位置エラー)が表示されます。この 場合、カートリッジがオートローダ内で引っかかる可能性があります。 l カートリッジが書き込み可能になっていることを確認してください(「カートリッジの書きこみ防止」を参照してください)。 カートリッジが Super DLTtape I であることを確認してください。 カートリッジが過酷な環境や電気的状態にさらされていなかったかどうか、また何らかの物理的な損傷がないかどうかを確認します。 バックアップ アプリケーションの多くは
引っかかったカートリッジを取り除く オートローダで深刻な機械的問題が発生した場合、または電源障害など回転式スロット マガジンにあるカートリッジをエクスポートすることができない状況が原因でカートリッジを取り出す必要がある場 合は、次の手順に従ってください。 注 記 : カートリッジがドライブに引っかかった場合は、Dell サポート担当者に ご連絡ください。 1. 前面パネルの電源スイッチをオフの位置にします。 2. オートローダの背面パネルのコネクタから電源ケーブルと SCSI ケーブルを取り外します。 警 告 : 負 傷を防ぐ た め に、 電 源ケ ー ブ ル と SCSI ケ ー ブ ル を切断してからオートローダのカバーを外し、ファンには指を近づけないようにしてくださ い。 3. 該当する場合はオートローダをラック スロットから取り出し、テーブルまたは片付いている平らな作業面に置きます。 4.
注 記 : ベルトに未使用のループがあります。正常なベルト ループには、ループの外側に突起が付いています(「キャリヤの取り付け」を参照してください)。 キャリヤの取り 付け 13. カートリッジ キャリヤの底面にあるペグをベルトのスロットに挿入し、カートリッジ キャリヤをゆっくり回してベルトに固定します。 14. キャリヤの上部を軽く押して前後にスライドさせ、キャリヤがベルトの上に適切に取り付けられていることを確認します。キャリヤが適切にベルトに取り付けられている場合、キャリヤは動きませ ん。キャリヤが動く場合は、キャリヤを取り付け直します。 15.
3 0 92 事前位置決めに失敗した。 Preposition( 事前位 置決め )コマンド実行中に、ベルトの位置決めエラーが発生しました。 3 0 93 カートリッジ ロード エラー スロットからドライブにカートリッジをロードしようとしたときに、障害が発生しました。 3 0 94 カートリッジ アンロード エラー ドライブからスロットにカートリッジをアンロードしようとしたときに、障害が発生しました。 3 0 95 インポート エラー データ カートリッジを回転式スロット マガジンにインポートしようとしたときに、エラーが発生しました。 3 0 96 エクスポート エラー データ カートリッジを回転式スロット マガジンからエクスポートしようとしたときに、エラーが発生しました。このエラーは、エクスポ ートしようとしたスロットが空だった場合に発生します。 3 0 A0 回転式スロット マガジンの動きに障 害が発生した。 回転式スロット マガジンが動いているときに、位置が見つからない、というエラーが発生しました。このエラーは、カートリッジ キャ リヤの欠損や取り付け位置不良がある場合
目次に戻る ヘルプ 技術支援 Dell Enterprise Training and Certification(Dell エンタープライズ トレーニングおよび認定) オーダーに関するお問い合わせ 製品情報 保証期間内の修理または返金時の返送品 お問い合わせの前に 技術支援 技術的な問題に関するサポートが必要な場合は、次の手順を実行してください。 1. 「システムのトラブルシューティング」の手順を実行します。 2. システム診断プログラムを実行し、診断結果をすべて記録しておきます。 3. 診断チェックリストをコピーして、必要事項を入力します。 4. インストールおよびトラブルシューティングの手順に関するサポートが必要な場合は、Dell のサポート Web サイト support.dell.com で提供されている豊富なオンライン サービスをご利 用ください。 詳細については、「オンライン サービス」を参照してください。 5.
www.euro.dell.com(ヨーロッパ諸国専用) www.dell.com/la(中南米諸国専用) www.dell.ca (カナダ専用) l 匿名 FTP ftp.dell.com/ user:anonymous(ユーザー: 匿名)でログインして、自分の E-メール アドレスをパスワードとして指定します。 l オンライン サポート サービス support@us.dell.com apsupport@dell.com(アジアおよび太平洋諸国専用) support.jp.dell.com (日本専用) support.euro.dell.com(ヨーロッパ諸国専用) l オンライン見積りサービス sales@dell.com apmarketing@dell.com(アジアおよび太平洋諸国専用) sales_canada@dell.com(カナダ専用) l オンライン情報サービス info@dell.
び状況の報告に必要な情報を答えてください。お住まいの地域の AutoTech サービスの情報をご確認ください。 テクニカル サポート サービス Dell のテクニカル サポート サービスは、24 時間年中無休体制で、ご購入いただいた Dell のハードウェア製品に関するご質問にお答えします。Dell のテクニカル サポート スタッフは、コンピュータに 基づく診断を実行して、迅速かつ的確に対応します。 Dell のテクニカル サポート サービスに問い合わせの際は、「お問い合わせの前に」をお読みになってから、お近くのサポート サービス情報をご確認ください。 Dell Enterprise Training and Certification(Dell エンタープライズ トレーニングおよび認定) Dell のエンタープライズ トレーニングおよび認定プログラムをご利用いただけます。詳細については、 www.dell.
注 記 : お問い合わせの前に、エクスプレス サービス コードをお手元にご用意ください。エクスプレス サービス コードを使用すると、電話は Dell の自動サポート電話システムによって適切な担当者に 転送されます。エクスプレス サービス コードを取得するには、 support.dell.
目次に戻る オートローダの設置: Dell™ PowerVault™ 122T SDLT 320 オートローダ ユーザー ガイド 設置方法の概要 オートローダの開梱 オートローダの特徴 製品コンポーネントの確認 バー コード リーダ SCSI と電源ケーブルの接続 SCSI 要件 ホストの設定と接続確認 製品の概要 デバイス ドライバのインストール 場所の選択 設置方法の概要 オートローダの設置方法について概略を説明します。 詳しい手順については、このセクションの後半を参照してください。 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9.
1 電 源ス イ ッ チ 2 メディア ドア 3 前 面パ ネ ル の LED 4 前 面パ ネ ル の LCD ス ク リ ー ン 5 コントロール キー 背 面パネルの概要 1 68 ピ ン SCSI コ ネ ク タ 2 フ ァ ン通気孔 3 電 源コ ネ ク タ 4 バ ー コ ー ド リ ー ダ(オ プ シ ョ ン) 注 記 : 図の矢印は、カバーを外すときに外す必要のある装置背面のネジを示します。上部カバーを持ち上げるには、装置の両側面に 3 本ずつあるネジも外す必要があります。 場 所の選択 次の基準に適合する場所を選択します(「技術仕様」を参照)。 独立 型の要 件 平面、堅牢、水平で、ホスト サーバーに近い場所を選択します。オートローダは、床やカーペットの上に設置しないでください。 注 意 : オートローダを横に倒したり、逆さまにして設置したりしないでください。また、オートローダの上に 15 kg(33 ポンド)以上の物を載せない でください。 ラ ッ ク の要 件 オートローダを 2 台設置できる 19 インチの標準ラック 室温 10〜40℃
オートローダを開梱する前に、机やテーブルの上を片付けます。また設置場所として、オートローダのホストとなるサーバーの近くに、2U サイズのコンピュータ ラックが置けるスペースを用意するか、デ スクトップを使用します。 注 意 : 作業している部屋の温度と、オートローダが輸送または保管されていた温度との間に 15℃(30°F)以上の差がある場合は、12 時間以上、周囲の環境に順応させて から、輸送梱包箱のふたを開けます。 次の手順に従ってオートローダを開梱し、輸送による破損がないか調べます。 1. オートローダを開梱する前に、机やテーブルの上を片付けます。 2. 破損がないか、梱包箱を調べます。破損が見つかった場合は、すぐに運送会社に連絡します。 3. 箱を開き、付属品パッケージを取り出します。付属品パッケージは後で使用します。 4. 箱からオートローダと内部梱包材を持ち上げ、上部を上にして作業台の上に置きます。 オートローダは側面を下にして置かないでください。 5.
同梱の SCSI ケーブルが、SCSI ホスト アダプタのコネクタに適合しない場合は、使用している SCSI ホスト アダプタに互換性がないため、ケーブル アダプタを購入する必要があります。詳細につい ては、サービス担当者または SCSI ホスト アダプタのメーカーにご連絡ください。 1. オートローダが、SCSI バスに接続している最後のデバイスまたは唯一のデバイスである場合は、オートローダの背面パネル上にある残りの SCSI コネクタにターミネータを取り付けます。他の SCSI デバイスがある場合は、SCSI バス上の次のデバイスにケーブルを取り付けます。SCSI バス上の最後のデバイスが、適切にターミネートされているかどうかを確認してください。 2. オートローダの背面パネルにある電源コネクタに、電源ケーブルのメス コネクタを接続します。 3. 適切に接地された一番近い電源コンセントに、電源ケーブルを差し込みます。 4. ホスト サーバーまたはワークステーションと、すべての付属デバイスをコンセントに差し込みます。 5.
3. [デバイス マネージャ]を起動します(手順については、使用している OS のマニュアルを参照してください)。たとえば、 [マ イ コ ン ピ ュ ー タ]アイコンを右クリックし、 [管 理]→ [デ バ イ ス マ ネ ー ジ ャ]をクリックします。 4. SDLT 320 ドライブが [?そ の他の デ バ イ ス]項目の下に、 [Quantum SDLT 320 SCSI Sequential Device]として表示されます。 5. [Quantum SDLT 320 SCSI Sequential Device]を右クリックし、さらに [削 除]、 [OK]をクリックしてデバイスを削除します。 6. [コ ン ピ ュ ー タ の管 理]ダイアログ ボックスの左上にある [操 作]をクリックします。 7.
16.
目次に戻る はじめに: Dell™ PowerVault™ 122T SDLT 320 オートローダ ユーザー ガイド 概要 PowerVault 122T SDLT 320 オートローダは、初めて完全に自動化されたラック取り付け可能な 2U(高さ 3.34 インチ、幅 16.
目次に戻る オートローダの操作: Dell™ PowerVault™ 122T SDLT 320 オートローダ ユーザー ガイド 操作パネルの概要 メニュー構造について カートリッジの使用 テープ ドライブのクリーニング カートリッジ インベントリの作成 操 作パネルの概要 操作パネルは、4 つの LED、4 つのボタン、2 行×16 文字の LCD スクリーンから構成されています。操作パネルからは、オートローダのステータスを監視し、オートローダのすべての機能を制御する ためのすべての操作を行うことができます。 デフォルトでは、ホーム スクリーンになっています。ホーム スクリーンの 1 行目にはオートローダのステータス、2 行目には現在のカートリッジ インベントリが表示されます。テープ ドライブにカートリッ ジが入っていない場合は、1 行目に 「DELL PV-122T」 と表示されます(「ホーム スクリーン」を参照)。 カートリッジ インベントリは、スロット番号を表示して、カートリッジを含むすべてのスロットを表します。空のスロットは、ダッシュまたはハイフン(-)で示されます。 ホーム スクリーン 感
Ready/Activity ( 使 用 可 能/ア ク テ ィ ブ) 緑色 電源が入っている場合に点灯します。テープ ドライブまたはオートローダ ロボティックスがアクティブなときに点滅します。 Clean Drive(ド ラ イブのクリーニン グ) こはく色 テープ ドライブのクリーニングが必要な場合に点灯します。適切にクリーニングが行われると LED はオフになります(「テープ ドライブのクリーニング」を 参照)。SDLT 320 テープ ドライブを定期的にクリーニングする必要はありません。 Media Attention (メ デ ィ ア注 意 ) こはく色 メディアに関係するエラーが発生した場合に点灯します。この状態は、テープ ドライブの読み込み/書き込みヘッドが汚れている、または無効であるか損 傷のあるカートリッジが挿入されたことが原因で発生します。エラー状態のカートリッジには、該当するスロットのカートリッジ インベントリに感嘆符(!)が表 示されます。表示されたカートリッジをエクスポートするとエラーが解決します(「カートリッジのエクスポート」を参照)。この状態が複数の正常なカートリ
リに感嘆符(!)が表示されるなど、ドライブでその他の読み取り/書き込みの問題が発生した場合にも、テープ ドライブをクリーニングします。SDLT CleaningTape のみを使用してください。 カートリッジのインポート このオプションを使用すると、回転式スロット マガジンにある特定の空きスロットにカートリッジが強制的にインポートされます。オートローダにテープをインポートするには 1. 各データ カートリッジの書き込み防止スイッチのオン/オフを確認します(「カートリッジの書き込み防止」参照)。バー コード リーダを使用する場合は、カートリッジ前面の凹面にバー コード ラベ ルを貼り付けます(「バー コード リーダ」を参照)。 2. ホーム スクリーンまたはメイン メニューから、LCD スクリーンの 1 行目に 「Commands(コマンド)」と表示されるまで [+]または [-]を押します。 3. [Enter]を押して、使用可能なオプションにアクセスします。 4.
5. カートリッジのロードが終了したら、 [Cancel]を押します。 カートリッジのアンロード このオプションを使用すると、テープ ドライブからオリジナル スロットへカートリッジをアンロードすることができます。このオプションを使用するには、次の手順に従ってください。 1. ホーム スクリーンまたはメイン メニューから、LCD スクリーンの 1 行目に 「Commands(コマンド)」と表示されるまで [+]または [-]を押します。 [Enter]を押します。 2. LCD スクリーンに 「Unload Cartridge(カートリッジのアンロード)」と表示されるまで [+]または [-]を押します。 [Enter]を押して、テープ ドライブからカートリッジをアンロード します。 注 記 : カートリッジをアンロードしている間、ステータス メッセージが表示されます。操作が完了すると、 「Drive Empty(ドライブが 空です)」と表示されます。 3.
注 記 : 操作パネルを使用してドライブをクリーニングする場合は、必ず Clean Drive(ドライブのクリーニング)コマンドを選択してから、クリーニ ング カートリッジをインポートしてください。オートローダにクリーニング カートリッジを残しておく場合は、バックアップ ソフトウェアでドライブのクリー ニングを管理する必要があります。 テープ ドライブをクリーニングするには、次の手順に従います。 1. ホーム スクリーンまたはメイン メニューから、LCD スクリーンの 1 行目に 「Commands(コマンド)」と表示されるまで [+]または [-]を押し、 [Enter]を押します。 2. LCD スクリーンに 「Clean Drive(ドライブのクリーニング)」と表示されるまで [+]または [-]を押し、 [Enter]を押します。 3.
目次に戻る 規定: Dell™ PowerVault™ 122T SDLT 320 オートローダ ユーザー ガイド UL および CUL 規格適合 CE マーキング適合 FCC 適合情報 カナダ産業省(デジタル機器) 製造者宣言 UL および CUL 規格適合 この情報技術装置は、ユーザーによるカード ケージ アクセサリの取り付けに関する詳細な説明書が付属する UL 規格適合パーソナル コンピュータ用の製品として、UL および CUL の承認を受けてい ます。 CE マーキング適 合 電磁適合性 この装置は、欧州指令 89/336/EEC に準拠する以下の規格に適合しています。 l l イミュニティ EN 55024:1998 エミッション EN 55022、クラス A:1994 + A1:1995 + A2:1997 安全性 (低電圧指令) この装置は、欧州指令 73/23/EEC に準拠する以下の規格に適合しています。 l EN 60950:2000 以下の規定は、安全規格に従って区別されています。 l l EN 60950:2000 SELV: 安全特別低電圧 FCC 適合情報 この装
目次に戻る 技術仕様: Dell™ PowerVault™ 122T SDLT 320 オートローダ ユーザー ガイド 外形仕様 オートローダの仕様 オートローダ環境仕様 テープ ドライブ仕様 外形仕様 特性 本体 梱包時 高さ 幅 8.4 cm(3.34 インチ) 20.5 cm(8.0 インチ) 重量 10 kg(22 ポンド) 41.9 cm(16.5 インチ) 60 cm(23.6 インチ) 奥行き 60.9 cm(24 インチ)(バー コード リーダ付きの場合は約 65 cm(25.6 インチ)) 74.3 cm(29.2 インチ) 13 kg(29 ポンド) オートローダの仕様 特性 最大保存容量 仕様 最大データ転送速度 非圧縮時: 16 MB/s 圧縮時: 32 MB/s(圧縮率 2:1 の場合) ドライブ タイプ 1 SDLT 320 ドライブ スロット数 8 250,000 時間 MCBF インタフェース 非圧縮時: 1.28 TB 圧縮時: 2.
メディア仕様 特性 Super DLTtape I フォーマット済み容 量 基本説明 テープの長さ Super DLTtape I 160 GB(非圧縮時) 320 GB(通常の圧縮率 2:1) 高度メタル粒子 548.64 m(1800 フィート) カートリッジの面積 10.414 x 10.414 x 2.54 cm (4.1 x 4.1 x 1.