Dell™ PowerVault™ 124T LTO4-120-1 SAS オートローダ ユーザーズ ガイド はじめに オートローダのインストール オートローダの操作 リモート管理ユニット 前面パネル管理 診断テスト トラブルシューティング 技術仕様 ヘルプの概要 注、通知、注意 注 :システムを活用する上で重要な情報を表します。 通 知 :ハードウェアの損傷かデータ消失のいずれかの可能性があることを表し、問題を防ぐ方法を示します。 警告:物的損害、ケ ガ ま た は死 亡 事 故の可 能 性を表し ま す。 本ド キ ュ メ ン ト に記 載されている情 報は予 告な し に変更されることがあります。 © 2005-2011 Dell Inc. All rights reserved.
目次ページに戻る 前面パネルの管理: Dell™ PowerVault™ 124T LTO4-120-1 SAS オートローダ ユーザーズ ガイド オートローダの設定 SCSI バーコード長 イーサネットの設定 マガジンの設定 時間設定 セキュリティの設定 バーコード リーダー パスワードの設定 Dell PowerVault 124T LTO4-120-1 SAS オートローダに電源を入れると、電源投入時の自己診断テスト (POST) が自動的に実行されます。 この POST 中は、左(緑)の LED が点滅します。 この POST が終了すると、左(緑)と右(黄)の LED が交互に点滅します。 次のいずれかを行ってください。 l オートローダの電源投入に成功したら、オートローダの設定を続けます(「オートローダの設定」を参照)。 注 :設定を変更するには、前面パネルに 6 桁のパスワードを入力する必要があります(「パスワードの設定」を参照)。 管理者に対する LCD 前面パネルのデフォルト パスワ ードは 000000 です。 オペレータのデフォルト パスワードは 111111 です。
Dell PowerVault 124T LTO4-120-1 SAS オートローダを設定するには、次の設定を確認してください。 l マガジン。 l イーサネット IP アドレス(DHCP を使用していない場合)。 l SNMP サーバーの IP アドレス(SNMP を使用している場合のみ)。 l タイムサーバー IP アドレス(手動設定する場合は、タイムゾーン、日付、および時刻)-タイムサーバー 使用時のみ。 l 制御モード。 l セキュリティ オプション。 イーサネットの設 定 イーサネットは、オートローダがネットワーク アクセスするときに用いられる手段です。 イーサネット接続を利用することで、ネットワーク上のオートローダへのリモート アクセスが可能です。 イーサネッ ト接続を使用するときは、次の定義が必要です。 l オートローダの動的または静的 IP アドレス(必須) l サブネット マスク(静的 IP アドレスに必要)、IPv6 には不要 l IP ゲートウェイ(オプション) l SNMP (Simple Network Management Protocol)
1. メインメニューから Configuration( 設 定 )へスクロールし、Enter を押します。 2. Configuration( 設 定 )メニューから Ethernet(イ ー サ ネ ッ ト)までスクロールし、Enter を押します。 3. Ethernet(イ ー サ ネ ッ ト)サブメニューから Set IP( IP の設 定 )までスクロールし、Enter を押します。 4. Static IP(静的 IP)までスクロールし、Enter を押します。 1 桁目にカーソルが自動表示されます。 5. IP アドレスの各位置では上下の矢印を使用して各数値を変更できます。 Enter を押すとカーソルは次の桁へ進みます。 IP アドレスの数字を入力し終えると、オートローダには Enter to save(Enter を押して保存) が表示されます。 注 :間違えた場合は、Escape を押して、変更する数字に戻ります。 6.
4. SNMP サーバー アドレスの各位置では、上下の矢印を使用してそれぞれの数値を変更できます。 Enter を押すとカーソルは次の桁へ進みます。 SNMP サーバー アドレスの全桁を入力すると、オートローダに Enter to save(Enter を押して保存) が表示されます。 注 :間違えた場合は、Escape を押して、変更する数字に戻ります。 5. Enter を押します。 New SNMP Server xxx.xxx.xxx.xxx(新規 SNMP サーバー xxx.xxx.xxx.xxx)と LCD に表示されます。 オートローダをリブートする必要はありません。 6.
バーコード リーダー バーコード リーダーはオペレータ コントロール パネル (OCP) から有効または無効にできます。 バーコード リーダーを無効にすると、バーコード リーダーがラベル情報を読み取らないように設定され ます。 バーコード ラベルを使用していない場合は、バーコード リーダーを無効にすることによって初期化時間を短縮できます。 変更を有効にするには、パワーサイクル ([前面パネル] ボタンを使用) またはオートローダ リセット (Web インターフェイスの Error Log (エラーログ) と診断ページのオートローダ リセット コマンドを 使用) が必要です。 バーコード リーダー設定の変更方法: 1. メインメニューから Configuration( 設 定 )へスクロールし、Enter を押します。 2. Configuration( 設 定 )メニューから Barcode Reader(バ ー コ ー ド リ ー ダ ー)までスクロールし、Enter を押します。 3.
1. メインメニューから Configuration( 設 定 )へスクロールし、Enter を押します。 2. Configuration( 設 定 )メニューから Security(セ キ ュ リ テ ィ)までスクロールします。 単語の前にチェック マークが表示される場合は、セキュリティ オプションが On(オ ン)になっていま す。 チェックマークがない場合、セキュリティ オプションは Off (オ フ) です。 3. Enter を押します。 管理者としてログインしていない場合は、Enter を再度押してログインします。 4.
目次ページに戻る ヘルプの概要 Dell™ PowerVault™ 124T LTO4-120-1 SAS オ ー ト ロ ー ダ ユ ー ザ ー ズ ガ イ ド デルへのお問い合わせ 米国内のお客様は 800-W W W-DELL (800-999-3355) にお電話ください。 注 :アクティブなインターネット接続がない場合は、お買い上げ時の送り状、納品書、請求書、デルの製品カタログに連絡先が記載されています。 デルでは、オンラインおよび電話によるサポートとサービス オプションをいくつかご用意しています。 ご利用いただけるオプションは国や製品によって異なり、一部のサービスは地域によってはご利用い ただけない場合があります。 セールス、テクニカル サポート、またはカスタマ サービス上の問題についてデルに連絡するには、以下を行います。 1 support.dell.
目次ページに戻る 診断: Dell™ PowerVault™ PowerVault 124T LTO4-120-1 SAS オートローダ ユーザーズ ガイド 前面パネルからの診断テスト リモート管理ユニットの診断テスト 前 面パネルからの診断テスト 診断テストを使用すると、オートローダパーツのキャリブレーション、パーツ状態のチェック、およびオートローダ機能のテストなどができます。 診断テストはすべて前面パネルから実行できます。 手動 でカートリッジを少なくとも 2 つ挿入しなければならないテストもあるため、リモート管理ユニット (RMU) を使って実行できる診断テストは一部のみです 。 「リモート管理ユニットの診断テスト」を参照し てください。 注 :すべての診断テストは、RMU を使って要求できます。 ただし、カートリッジを挿入する必要のあるテストは、時間内に手動でカートリッジを挿入しないとタイムアウトしま す。 セキュリティの設 定 セキュリティ機能を有効にすると、データの保全を図るために診断テストにパスワード保護が適用されます。 どの診断テストにアクセスする場合も、管理者パスワードが必要になります
すでに管理者としてログイン済みであれば、テストは即座に実行を開始します。 テストが実行されている最中はRunning Test(テスト実行中)のメッセージが表示されます。 注 :各テストは完了までに 30 秒から数分かかります。 テストを途中で中止するには、「診断テストの中止」を参照してください。 3.
目次ページに戻る ヘルプの概要: Dell™ PowerVault™ 124T LTO4-120-1 SAS オートローダ ユーザーズ ガイド テクニカルサポート デル法人向けトレーニングと認定プログラム ご注文に関する問題 製品情報 保証、返金や修理の目的での返品 お問い合わせになる前に テクニカルサポート テクニカルサポートが必要な場合には、次の手順を実行してください。 1. 「カスタマ サポートにお問い合わせになる前に」に記載の手順を行います。 2. システムの Diagnostics (診断) プログラムを実行し何か情報があれば書き留めておきます。 3. インストールおよびトラブルシューティングの手順については、デルのサポート (support.dell.com) からアクセスできる各種オンラインサービスをご利用ください。 詳細については、「オンラインサービス」を参照してください。 4.
www.dell.com/jp(日本のみ) www.euro.dell.com(ヨーロッパのみ) www.dell.com/la(ラテンアメリカのみ) www.dell.ca(カナダのみ) l 匿名ファイル転送プロトコル (FTP) ftp.dell.com/ user:anonymous でログインし、お客様の電子メールアドレスをパスワードとして使用してください。 l 電子メールでのサポートサービス support@us.dell.com apsupport@dell.com(アジア / 太平洋諸国のみ) support.jp.dell.com(日本のみ) support.euro.dell.com(ヨーロッパのみ) l 電子メールでの見積りサービス sales@dell.com apmarketing@dell.com(アジア / 太平洋諸国のみ) sales_canada@dell.com(カナダのみ) l 電子メールでの情報サービス info@dell.
自 動オーダーステータス サービス 注文した Dell™ 製品のステータスを確認するには、support.dell.com にアクセスするか、注文ステータス自動サービスにまでご連絡ください。 録音の音声指示に従って、ご注文の検索と情報の入 手に必要な情報を入力してください。 お住まいの地域のお問い合わせに関する情報は、「デルへのお問い合わせ」を参照してください。 テクニカルサポートサービス デルのテクニカルサポートサービスは年中 24 時間ご利用が可能であり、Dell ハードウェアについてのご質問についてお答えします。 弊社のテクニカルサポートスタッフは、コンピュータベースの Diagnostics(診断)プログラムを使って迅速で正確な回答をいたします。 デルのテクニカルサポートサービスにお問い合わせになる場合は、「お問い合わせになる前に」をご確認の上、「デルへのお問い合わせ」でお住まいの地域でのお問い合わせに関する情報をご覧くださ い。 デル法人向けトレーニングと認定プログラム デルでは法人向けトレーニングと認定プログラムをご用意しています。詳細については、www.dell.
お問い合わせになる前に メ モ:お問い合わせの際にはエクスプレスサービスコードをご用意ください。 このコードを使用することによって、デルの自動サポート電話システムにおいて、お電話をより効率 的に転送することができます。 可能な限り電源の入ったコンピュータの近くから、デルのテクニカルサポートへお電話ください。 キーボードを使用してコマンドを入力したり、操作中の詳細情報を伝えたり、コンピュータシステムでのみ 可能なその他のトラブルシューティング手順を試す場合があります。 システムのマニュアルもご用意ください。 注 意 : コ ン ピ ュ ー タ内部のコンポーネントのサービスを行う前に、 『 製 品 情 報ガ イ ド』で重 要な安 全 情 報を お読みください。 目次ページに戻る
目次ページに戻る オートローダのインストール: Dell™ PowerVault™ 124T LTO4-120-1 SAS オートローダ ユーザーズ ガイド インストールの概要 製品の概要 インストールの準備 オートローダの開梱 ホストバス要件 製品コンポーネントの確認 付属品 SAS、イーサネット、および電源ケーブルの接続 設置場所の選択 ホストの準備とその接続の検証 UL 要件 デバイス ドライバのインストール バーコードリーダー Linux 上で LUN サポートを有効にする インストールの概要 オートローダのインストールは次の手順から構成されています。詳細については、後ほどこのセクションで説明いたします。 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9.
室温 10 ~ 35ºC(50 ~ 95ºF) 電源 AC 電圧:100 ~ 127 VAC 用:200 ~ 240 VAC 用 回線周波数:50 ~ 60 Hz 重量 14.1 kg(31 ポンド)本体のみ 17.2 kg(38 ポンド)(マガジン 2 台とカートリッジ 16 本) 空気の清 浄性 微粒子などの汚染要因を最小限に抑えること。 ドアの開け閉めや人通りの多い場所、エアコン空気の出口や排気口、ほこりがたまり易い物品の保管場所、プリンタ、煙が充満する場 所、これらの付近は避けること。 床上やその付近、またはカーペットの部屋には置かないでください。 注 :オートローダの近くにある AC コンセントを使用します。 AC 電源ケーブルは、常に利用できる状態にしておきます。 通 知 :埃や屑が多い場所では、テープやテープ ドライブが損傷を負う可能性があります。 湿度 20 ~ 80% RH(結露しないこと) 間隔 背面:43.2 cm(17 インチ)以上 前面:68.6 cm(27 インチ)以上 側面:5.
1 電 源ス イ ッ チ 2 メ デ ィ ア ド ア(メ ー ル ス ロ ッ ト) 3 前 面パ ネ ル の LED 4 前 面パ ネ ル の LCD ス ク リ ー ン 5 機 能キ ー 6 左マ ガ ジ ン 7 右マ ガ ジ ン(ま た は ブ ラ ン ク) 後 方パネルの概要 1 SAS コ ネ ク タ 2 フ ァ ン通気孔 3 電 源コ ネ ク タ 4 イーサネットコネクタ 5 電 源ス イ ッ チ 注 :カバーを外す必要がある場合は、取り外すネジが 26 本、レール ボルトが 6 本あります。 カバーの取り外しは、資格を持ったデル サービス プロバイダのみが行ってくだ さい。 オートローダの開 梱 作業を始める前に、机やテーブルの上にオートローダの開梱に充分なスペースを確保します。 オートローダをホスト制御するサーバー付近に、空いている 2U コンピュータ ラックを選択しておく必要が あります。 通 知 :オートローダの作業場の温度と出荷場所や保管場所の温度との差が 15°C(30°F)以上ある場合は、箱を開く前に少なくとも 24 時間オートローダ
1 SAS ケ ー ブ ル 2 3 電 源ケ ー ブ ル 『ス タ ー ト ア ッ プ ガ イ ド』 4 CD(ドライバと文 書) 5 マ ガ ジ ン ブ ラ ン ク(マ ガ ジ ン 1 個の構 成の場 合に の み提 供 ) バーコード ラベル 6 7 8 TORX L-key ド ラ イ バ(T8 お よ び T10)) 緊 急マ ガ ジ ン取り外し ツ ー ル SAS、イーサネット、および電 源ケーブルの接続 SAS、イーサネット、および電源ケーブルのオートローダへの接続方法: 1. 選択したサーバーをシャット ダウンし、電源を切ります。 プリンタやその他のデバイスなど、取り付けられた付属デバイスの電源をすべて切ります。 2. イーサネット ケーブルの一端をオートローダの背面に接続します。 3. 他端をホスト コンピュータまたはネットワークに接続します。 4. SAS ケーブル(付属品キットに含まれる)の一方の端をオートローダの背面パネル上の SAS コネクタに取り付けます。 5.
1 イーサネット ケーブル 2 3 SAS ケ ー ブ ル 電 源ケ ー ブ ル 6. 電源ケーブルのメスコネクタをオートローダ後方パネルの電源コネクタに取り付けます。 7. 電源ケーブルを最寄りの適切なアース付きコンセントに差し込みます。 8. ホストサーバーまたはワークステーションおよび以前から取り付けられていたデバイスをすべて接続します。 9. オートローダ背面パネルの電源スイッチを On(オン)に設定して電源を入れます。 電源を切っていたその他のデバイスすべてに電源を入れます。 LCD スクリーンをチェックして、オートローダ が電源供給を受けていることを確認します。 電源が供給されていなかったら、電源の接続とその供給元を確認します。 電源投入時の自己診断テスト (POST) 中、両方の LED が数秒間点灯してから、Ready/Activity(使用可能 / アクティブ)LED が点滅し始めます。 初期化シーケンスが完了すると、LCD ス クリーンがホームスクリーンを表示します。 サーバーをオンにします。 10.
Linux 上で LUN サポートを有効にする テープ ドライブが検出されたことを確認するには、管理者が /proc/scsi/scsi 内のエントリをチェックする必要があります。 現在のバージョンの Linux では、各デバイスの論理ストレージ ユニット (LUN) ID がスキャンされない場合があります。 このため、一部の PowerVault デバイスが認識されないことや /proc/scsi/scsi 出力に表示されない場合があります。 管理者は、以下の手順に 従って、これらのデバイスのサポートを有効にできます。 1. 「cat/proc/scsi/scsi」と入力します。 以下に示すような情報が表示されます。 Attached devices: Host: scsi3 Channel: 00 Id: 00 Lun: 00 Vendor: IBM Model: ULTRIUM 4 Rev: xxxx Type: Sequential-Access ANSI SCSI revision: 04 2.
目次ページに戻る はじめに: Dell™ PowerVault™ 124T LTO4-120-1 SAS オートローダ ユーザーズ ガイド 概要 データのバックアップは、かけがえのない情報を保護する上で極めて重要です。 磁気テープへのデータのバックアップは、手軽でコスト効率のよい手段であるため、多くの中小企業が利用しています。 しかし、大容量のデータを扱う大企業の場合、一本のバックアップテープではデータを格納できず、多数のテープにデータを拡散せざるを得ません。 ここで、複数のテープを手動で頻繁に交換する手間 を省くために、多くのテープ バックアップ ソリューションが PowerVault 124T LTO4-120-1 SAS(シリアル接続 SCSI)オートローダを採用しています。 オートローダは、ロボット、テープ ドライブ、およびテープ カートリッジ用の 1 つまたは 2 つのマガジンで構成されるデバイスです。 ユーザーのアプリケーションは、必要に応じて自動的にテープ カート リッジをロード/アンロードし、データ バックアップまたはデータ取得を行います。 Dell PowerVault 124T LTO
目次ページに戻る オートローダの操作:Dell™ PowerVault™ 124T LTO4-120-1 SAS オートローダ ユーザーズ ガイド 操作パネル機能 カートリッジの使用 マガジンおよびマガジン ブランクの使用 ステータス情報の参照 インベントリの実行 データ圧縮 操 作パネル機 能 注 :セキュリティが有効になっているときに、パスワードを入力しないでコマンドを実行しようとすると、パスワードを入力するまで、Enter Password(パスワードの入 力 )画 面が表示されたままになります。 パスワードが入力されると、オートローダはパスワード入力を行う前のコマンド画面に戻ります。 操作パネルの構成は、LED 2 個、ボタン 5 個、16 文字 液晶ディスプレイ (LCD) スクリーン 2 行です。 この操作パネルを使って、オートローダ ステータスの監視や全機能の制御を行うことができま す。 1 電 源ス イ ッ チ 2 前 面パ ネ ル の LCD ス ク リ ー ン 3 前 面パ ネ ル の LED 4 スクロール アップ ボタン 5 スクロール ダウン ボタン 6
カートリッジの使 用 オートローダを初めて設置する際には、カートリッジをマガジンにロードし(「マガジンの手動操作」を参照)、マガジンをオートローダにロードします。 また、メディア ドア(メールスロット)を使用してカートリ ッジを個別に挿入したり取り出したり、マガジンを取り出したり、手動でカートリッジをロードまたはアンロードしてから、そのマガジンをオートローダにロードし直すことも可能です。 オートローダはマガジン スロット内から自動的にカートリッジの存在を検出します。 注 :前面パネルのメニューに Enter または Eject( 取り出し)が表示されているときは、テープがメディア ドア(メールスロット)を通じてオートローダに出入りしていることを示 します。 Load(ロ ー ド)またはUnload(アンロード)が表示されているときは、テープがテープ ドライブにロードまたはアンロードしていることを意味します。 不正な操作を行おうとすると、オートローダはその操作を拒否します。 たとえば、メディア ドア(メールスロット)からドライブにカートリッジをロードしようとしたとき、そのドライブにすでにカートリッジがある と、
カートリッジをバーコードで選択して取り出す方法: 注 :この機能はバーコード リーダーが有効な場合にのみ使用できます。 1. メインメニューから Command(コ マ ン ド)へスクロールし、Enter を押します。 2. Command(コ マ ン ド)サブメニューから Eject( 取り出し)までスクロールし、Enter を押します。 3. Eject( 取り出し)サブメニューから Tape(テ ー プ)→ Mailslot(メ ー ル ス ロ ッ ト)までスクロールし、Enter を押します。 4. By Barcode(バ ー コ ー ド使 用 )までスクロールします。 バーコード ラベルが表示されます。 5. 取り出すカートリッジに該当するラベルまでスクロールします。 Enter を押します。 カートリッジを場所指定で取り出す方法: 1. メインメニューから Command(コ マ ン ド)へスクロールし、Enter を押します。 2. Command(コ マ ン ド)サブメニューから Eject( 取り出し)までスクロールし、Enter を押します。 3.
オートローダは両方のマガジン ベイにマガジンまたはマガジン ブランクが正しく入っていない限りは作動しません。 この開口部を閉じる唯一の方法はマガジンを 2 個使うことです。 マガジンが 1 個だ けの場合は、もう一つのマガジンの開口部にマガジンブランクを入れてユニットが作動できるようにします。 注 :異なる種類のドライブ間でマガジンを交換することはできません。 これらの品目を交換する際は、正しいパーツ番号でご注文ください。 マガジンの取り出し 複数のカートリッジを同時に取り外す際は、まずマガジンを取り出します。 マガジンの取り出し方法: 1. メインメニューから Command(コ マ ン ド)へスクロールし、Enter を押します。 2. Command(コ マ ン ド)サブメニューから Eject( 取り出し)までスクロールし、Enter を押します。 3.
ットを移動することができます。 手を入れてカートリッジ キャリアを押して、マガジンを回さないでください。 マガジンの開口部を利用して、各マガジンにある 8 個のスロットからカートリッジをロード / アンロードすることができます。 通 知 :カートリッジからロード / アンロードするときは、マガジンを完全に取り外しておくことをお勧めします。 マガジン が完全に取り外されていないと、マガジンは回りません。 スロットの場所の確認方法: 各スロットには、スロットがマガジンの上側のセクションに行くと見える識別番号が付いています。 マガジンをオートローダから取り外した状態では、マガジン上面にある 2 つの窓のうち 1 つを通して、マ ガジン上部からこの識別マークを確認することができます。 各マガジン キャリアには 1/9、2/10、3/11 などのラベルが付けられています。 低い番号(1 ~ 8)は左マガジンのスロットを指します。 高 い番号(9 ~ 16)は右マガジンのスロット(オプションの右マガジンが取り付けられている場合)をそれぞれ指します。 完全に取り出されているマガジンへのカートリッジのロード方法: 1.
インベントリの実行 電源を入れ直した時、またはマガジンを挿入した時、オートローダは自動的にインベントリを実行します。 インベントリが、各マガジンスロット、ドライブ、ピッカー、およびメディア ドア(メールスロット)をチェ ックして、カートリッジの存在を確認します。 カートリッジが存在する場合、バー コード ラベルが利用可能であれば、その読み取りを行います。 これ以外の時にインベントリを実行する場合は、手動で実 行します。 以下に、オートローダの始動にかかるおおよその時間をテープカートリッジマガジンの構成ごとに示します。 フ ル に使 用されているマガジン(バ ー コ ー ド ラ バ ー コ ー ド リ ー ダ ー ベ ル付き メ デ ィ ア を使 用 ) 起動時間 ( 分:秒 ) 左のマガジンのみ 有効 無効 3:40 1:40 右のマガジンのみ 有効 無効 3:40 1:40 両方のマガジン 有効 無効 4:15 1:40 注 :テープがピッカーにある場合、バーコードラベルは読み取りできません。 インベントリの手動実行方法: 1.
エレメント ステータスは、マガジン スロットのステータスを報告します。 このステータスは、スロット内のカートリッジの有無、およびクリーニング カートリッジ用に割り当てられたスロットを示します。 エレ メント ステータスの参照方法: 1. メインメニューで Status(ス テ ー タ ス)までスクロールし、Enter を押します。 2. Status(ス テ ー タ ス)サブメニューで Autoloader(オ ー ト ロ ー ダ)までスクロールし、Enter を押します。 3. 4.
目次ページに戻る リモート管理ユニット:Dell PowerVault™ 124T LTO4-120-1 SAS オートローダ ユーザーズ ガイド リモート管理ユニット概要 設定ページ ファームウェアページ エラーログと診断ページ ライブラリ操作ページ リモート管 理ユニット概要 Dell PowerVault 124T LTO4-120-1 0 SAS オートローダには、リモート管理を可能にするイーサネット インターフェイスが搭載されています。 このインターフェイスは、リモート管理ユニット (RMU) と呼ばれ、HTML (Hypertext Markup Language) ベースの GUI (Graphic User Interface) によるユーザフレンドリーな Web サーバーが含まれています。 RMU は、前面パネル インターフェイスと同じ機能を多くを実行できます。 これらの機能には、テープの移動、システム操作オプション、ネットワーク オプション、セキュリティ オプション、診断テストの実 行、システム アップデートの実行、などがあります。 注 :Diagnostics( 診断)コマンドは、オ
RMU Web インターフェイス ステータス ペイン 1. シ ス テ ム ス テ ー タ ス - オートローダとドライブの両方のモデルとシリアル番号 (S/N) を提供します。 デル サービス タグ番号もこのセクションに含まれています。 この番号はテクニカル サポ ートに問い合わせる際に必要となります。 2. オ ー ト ロ ー ダ - オートメーション デバイスに固有のステータスを提供します。 マガジンの設定に関する情報については、「前面パネル管理」を参照してください。 バーコード スキャナの有効 / 無効に関する情報については、「取り付け概要」を参照してください。 3. ド ラ イ ブ - ドライブに固有のステータス情報を提供します。 ドライブ TapeAlert フラグに関する情報については、「TapeAlert ログ」を参照してください。 4. 管 理ロ ッ ク - RMU のセキュリティ設定に関するステータスを提供します。 管理ロックの設定方法に関する情報は、「クライアント オーバーラップ制御」を参照してください。 5.
Magazines(マ ガ ジ ン)、および System Time(シ ス テ ム時 間 )などがあります。 圧縮 Dell PowerVault 124T LTO4-120-1 SAS オートローダのデータ圧縮はドライブに依存します。 前面パネルおよび RMU は、圧縮が有効か無効かを表示します。 データ圧縮とは、同じテープ サイズに、ドライブがより多くのデータを書き込むようにすることです。 圧縮によってデータ転送のパフォーマンスも向上します。 注 :圧縮は、オートローダの前面パネルや RMU からは変更できません。 圧縮設定の表示方法: 任意のページで、Configuration( 設 定 )の見出しをクリックします。 Configuration( 設 定 )画面が表示されます。 Compression(圧縮 )見出しの下に、現在の圧縮設定が Compression Enabled(圧縮が有効です)または Compression Disabled(圧縮は無効です)として表示されます。 バーコードリーダー バーコード リーダーは有効 / 無効に設定できます。 バーコード リーダーを無効にすると、リーダ
Both(両方 )のマガジンに設定されている場合、オートローダは常に 16 個の格納エレメントについてホストへ報告します。 これにより、ホストへの報告内容に影響を与えることなく、マガジンの取り外し や再取り付けを行うことができます。 Left( 左 )または Right( 右 )に設定されている場合、オートローダは常に 8 個の格納エレメントについてホストへ報告します。 エレメント アドレスはマガジンの設定によって異なります。 物理的には両方のマガジンが取り付けられているにもかかわらず、Left( 左 )または Right( 右 )の一方のみが選択されている場合は、ユー ザが前面パネルと RMU から選択されていないマガジンへアクセスすることはできますが、ホストからはこのマガジンにアクセスできません。 Magazines(マ ガ ジ ン)オプションの設定方法: 1. 任意のページで、Configuration( 設 定 )の見出しをクリックします。 Configuration( 設 定 )画面が表示されます。 2.
1. サブネット マスク、ゲートウェイ、SNMP (Simple Network Management Protocol) サーバー、またはタイムサーバーの内容を変更するときは、 キーでボックス間を移動しなが ら新たなアドレスを入力します。 2. Submit( 送 信 )をクリックします。 前 面パネルセキュリティ オプションの設 定 セキュリティ オプションを有効にすると、ユーザーはオートローダの前面パネル機能へアクセスする際に、パスワードの入力が必要になります。 パスワードは管理者レベルまたはオペレータレベルのア クセスを許可します(「セキュリティの設定」を参照)。 設定可能なパスワード数は管理者およびオペレータでそれぞれ 2 つまでです。 セキュリティの設定方法: 1. 任意のページで、Configuration( 設 定 )の見出しをクリックします。 Configuration( 設 定 )画面が表示されます。 2.
l Full Locking(フ ル ロ ッ ク)は、一度に一名の認証済みクライアントのみに対して制御要求の発行を許可します。 このクライアントは、ページの上位フレームにある Home/Logout(ホ ー ム / ログアウト)オプションをクリックしてロックを解除して他のクライアントに制御アクセスを与えます。 l Time-Based Locking(タ イ ム ベ ー ス ロ ッ ク)は Full Locking(フ ル ロ ッ ク)に似ており、一度に一名の認証済みクライアントのみに対して制御アクセスを与えますが、そのロックはアク ションがないまま一定の秒数がたつと自動的に開放されます。 チェック ボックスをクリックして該当するポリシーを選択し終えたら、submit( 送 信 )をクリックして変更を保存します。 1. 任意のページで、Configuration( 設 定 )の見出しをクリックします。 Configuration( 設 定 )画面が表示されます。 2. 画面の左側にある Security(セ キ ュ リ テ ィ)をクリックします。 3.
診断テストの実行には少なくとも 2 つのカートリッジが必要です。 オートローダで利用できる診断テストは次のとおりです。 l ローダ — ピッカー テスト l ローダ — マガジン テスト l ローダ—インベントリ テスト l ランダム移動 1. 任意のページから、見出しの Error Log and Diagnostics(エ ラ ー ロ グ と診断)をクリックします。 Error Log and Diagnostics(エ ラ ー ロ グ と診断)画面が表示されます。 2. Diagnostics( 診断)セクションで、Test(テ ス ト)ドロップダウン メニューから実行する診断テストを選択します。 3. 必要に応じて、ループ回数を指定します。 有効な数字は 1 ~ 99 までです。 4. Submit( 送 信 )をクリックします。 5.
1. 任意のページで、見出しの Library Operations(ラ イ ブ ラ リ操 作 )をクリックします。 Library Operations(ラ イ ブ ラ リ操 作 )画面が表示されます。 2.
目次ページに戻る 技術仕様:Dell™ PowerVault™ 124T LTO4-120-1 SAS オートローダ ユーザーズ ガイド 物理仕様 オートローダ性能仕様 オートローダ環境仕様 オートローダ電源仕様 オートローダ振動仕様 オートローダ ショック仕様 テープ ドライブ仕様 物理的仕様 特性 製 品単体 高さ 幅 8.9 cm(3.5 インチ) 長さ 75.46 cm(29.71 インチ) 45 cm(17.7 インチ) パッケージ重量(メディアなし ) 22.7 kg(50 ポンド) 底面積 0.32 平方メートル(3.
オートローダ電源仕様 仕様 特性 線間電圧 60 Hz シ ス テ ム:90–265 VAC 50 Hz シ ス テ ム:90–265 VAC 回線周波数 47–63 Hz AC 入力電流 60 Hz シ ス テ ム:4.0 50 Hz シ ス テ ム:2.0 消費電力 60 Hz = 75 W(256 50 Hz = 80 W(273 A (RMS)、115 VAC にて A (RMS)、230 VAC にて BTU/時) BTU/時) オートローダ振動仕様 特性 動作中 仕様 掃引サイン波 ランダム振動 停止中 掃引サイン波 5–500 Hz、0.25 G、クロスオーバスムージング 0.254 mm(0.01 インチ)、1 8ve/分、(X、Y、Z)軸 ランダム振動 1.06 Grms、5–500 Hz(X、Y、Z)軸 0.25 Grms、5–500 Hz(X、Y、Z`)軸 5–500 Hz、0.75 G、クロスオーバスムージング 0.51 mm(0.
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目次ページに戻る トラブルシューティング:Dell™ PowerVault™ 124T LTO4-120-1 SAS オートローダ ユーザーズ ガイ ド カスタマサポートまでお問い合わせの前に オペレータ コントロール パネル エラーの表示 エラー チェック オートローダのログ TapeAlert ログ 保守サービスのためのオートローダの返送 カスタマサポートまでお問い合わせの前に オートローダの使用中に発生するエラーは、単純な接続問題から複雑なハードウェアの障害まで幅広くあります。 デルにお問い合わせになる前に、次のいくつかの基本的なトラブルシューティング手順 を実行されることで、ご自身で問題を解決できる場合があります。 Dell PowerVault 124-120-1 SAS オートローダで推奨される定期メンテナンス作業はドライブのクリーニングのみです。 オートローダの前面にあるオペレータ コントロール パネルにもいくつかのトラブルシューティング機能がありますが、限られたもののみです。 リモート管理ユニットには、オートローダの現在の状態や過 去のパフォーマンス、その他エラーのトラブルシューティングに
オートローダがイーサネット経由でホ スト システムと通信を行っていませ ん。 アプリケーション ソフトウェアからメデ ィアが見つからない、または要求どお りにメディアを移動できない障害が報 告されています。 アプリケーション ソフトウェアからメデ ィアの読み取りまたは書き込み中のエ ラーが報告されています。 イーサネット ケーブルまたはネットワーク 設定の問題により通信障害が起きていま す。 現在のホスト バックアップ ソフトウェアま たはオートローダ インベントリが失われま した。 現在のメディアに障害があるか、内部テー プ ドライブのクリーニングが必要です。 その他の障害が発生しています。 l LUN スキャンがホスト バス アダプタで有効になっていることを確認してください。 l support.dell.
l TapeAlert ログ にはオートローダ内のテープ ドライブにより報告されたエラー情報が含まれています。 オートローダのログ オートローダのエラーログ情報は、以下の 3 つの方法のいずれかを使って取得できます。 l オペレータ コントロール パネル (OCP) には一部の限られた情報が表示されます l リモート管理ユニット (RMU) の画面への表示 l コール センターの診断用に RMU を介してテキスト ファイルに保存された詳細ログ Dell PowerVault 124T のエラー コードに関する詳細情報と推奨される処置については表 2 を参照してください。 OCP を介したオートローダ ログ 前面パネルからハードエラー ログ情報を表示する方法: 1. 前面パネル LCD から Diagnostics( 診断) までスクロールし、Enter を押します。 Diagnostics( 診断)サブメニューが表示されます。 2.
19 一時停止の解除 1A プールのブロック エラー 1B キュー機能が失敗しました 1C セマフォ機能が失敗しました 1D タイマー機能が失敗しました 1F スレッド機能が失敗しました 20 コマンドが起動しました 21 システム エラー 22 システム ビジー 23 システム タイムアウト 24 ソフトウェア エラー 25 ハードウェア エラー メッセージ エラー タイプ 26 メッセージ送信者(タスク)ID エラー l ホスト バックアップ アプリケーションとデバイス ドライバが最新の対応リビジョンかどうかを support.dell.
磁気テ ー プ ド ラ イ ブ エ ラ ー種 別 3A ドライブリセットエラー 3B ドライブ HW エラー 3C ドライブのクリーニングが必要 3D 一般ドライブ エラー 3E ドライブ ロード エラー 3F ドライブ アンロード エラー 特定のドライブ エラー情報の詳細については、TapeAlert ログで確認してください。 推奨される処置については、表 3 を参照してくださ い。 l ドライブに正しいクリーニング カートリッジをロードしてクリーニングを行います。 クリーニング カートリッジ専用に利用可能なスロッ トがある場合は、この操作を有効にしてリモート管理ユニット設定ページ内で自動的に実行できます。 l 特定のドライブ エラー情報の詳細については、TapeAlert ログで確認してください。 推奨される処置については、表 3 を参照し てください。 l ドライブがクリーニングを要求し続ける場合は、「デ ル へ の お問い合わ せ」を参照してください。 l 特定のドライブ エラー情報の詳細については、TapeAlert ログで確認してください。 推奨される処置につ
53 スタック DTrap が発生しました l これまでの操作にすべて失敗した場合は、「デ ル へ の お問い合わ せ」を参照してください。 l PowerVault 124T ファームウェアのアップデートについては、support.dell.
l オートローダの電源を入れ直し、操作を再試行します。 l これまでの操作にすべて失敗した場合は、「デ ル へ の お問い合わ せ」を参照してください。 l オートローダの電源を入れ直します。 l リモート管理ユニット (RMU) またはオペレータ コントロール パネル (OCP) からランダム移動テストを実行します。 サーボ エレベータ ハードウェア エラー タイプ 92 不良なエレベータ フラグ 93 不良なエレベータ センサ 97 エレベータ キャリブレーションを失いま した 98 エレベータ キャリブレーションの詰まり 99 エレベータを失いました 9B エレベータの位置エラー 注:ランダム移動テストではオートローダ内に少なくとも 2 つのカートリッジが必要です。 l PowerVault 124T ファームウェアのアップデートについては、support.dell.
AA AB ピッカー カートリッジ センサエラー ドライブ パス センサ エラー 注:ランダム移動テストではオートローダ内に少なくとも 2 つのカートリッジが必要です。 l 入力元がマガジン内のスロットである場合は、カートリッジを手動でマガジンに挿入する際に、バネ付きカートリッジの存在を示すフ ラグが自由に動くかどうかをチェックします。 l これまでの操作にすべて失敗した場合は、「デ ル へ の お問い合わ せ」を参照してください。 l 前面パネルを使ってオートローダの電源を入れ直します。 l リモート管理ユニット (RMU) またはオペレータ コントロール パネル (OCP) からランダム移動テストを実行します。 注:ランダム移動テストではオートローダ内に少なくとも 2 つのカートリッジが必要です。 AC AD AE メール スロット ドア センサエラー l これまでの操作にすべて失敗した場合は、「デ ル へ の お問い合わ せ」を参照してください。 l オートローダのパワーサイクルを行います。 l メール スロットを使ってカートリッジをオートローダに挿入します。
サ ー ボ モ ー タ ー エ ラ ー種 別 C0 モーター エラー C1 モーター ソフトウェア エラー C2 モーター ハードウェア エラー C3 モーター セグメント エラー C4 モーター位置エラー C5 モーターの方向エラー C6 モーター ランナウェイ エラー C7 モーターの破損 C8 モーターの加速エラー C9 モーターのノイズ検出 CA モーターのシーク エラー CB モーターは手順をスキップしました CC モーターのストール CD モーターの詰まり CE モーター変換ピンジャムエラー CF モーターの非同期の停止 l オートローダが安定した平面またはラック ユニットの設置レベルにあることを確認してください。 l オートローダのパワーサイクルを行います。 l リモート管理ユニット (RMU) またはオペレータ コントロール パネル (OCP) からランダム移動テストを実行します。 注:ランダム移動テストではオートローダ内に少なくとも 2 つのカートリッジが必要です。 l PowerVault 124T ファームウェ
ED SNTP 時のソケット エラー l 正しいログイン / パスワードを使用してください。 l マガジンを取り外し、カートリッジをチェックします。 有効なバーコード ラベルがすべてのカートリッジに貼り付けられていることを確 認してから、マガジンを再度挿入します。 l バーコード ラベルが貼り付けられていない場合は、オペレータ コントロール パネルまたはリモート管理ユニットを使ってバーコード リーダーを無効にします。 l リモート管理ユニット (RMU) またはオペレータ コントロール パネル (OCP) からランダム移動テストを実行します。 バ ー コ ー ド エ ラ ー の種 類 F0 バーコードの初期化エラー F1 バーコード ハードウェア エラー F2 バーコード ボーレート エラー F3 バーコード ハンドシェイク エラー F4 バーコード リーダーからの不良な / ノ イズの入った応答 注:ランダム移動テストではオートローダ内に少なくとも 2 つのカートリッジが必要です。 F5 F6 F7 チェックサムに失敗しました バーコードの読み取り不可 バ
l リモート管理ユニット (RMU) の画面への表示 l コール センターの診断用に RMU を介してテキスト ファイルに保存された詳細ログ TapeAlert の詳細情報と推奨される処置については表 3 を参照してください。 OCP を介した TapeAlert ロ グ 前面パネルから TapeAlert のログ情報を表示する方法: 1. 前面パネル LCD から Diagnostics( 診断) までスクロールし、Enter を押します。 Diagnostics( 診断)サブメニューが表示されます。 2. Diagnostics( 診断)サブメニューから TapeAlert Logs(TapeAlert ロ グ)までスクロールし、Enter を押します。 TapeAlert ログ情報が表示されます。 3.
Drive TAflag[03] Hard Error TapeAlert ログ エントリ: 2000000000000000 Drive TAflag[04] Media データの読み取り / 書き込み時にドライブが補 ドライブでハード読み取り / 書き込みエラー 正できないエラーが発生したため、処理は中止さ が発生しました。 れました。 この問題は不良なメディアまたはドライブを使 用している場合に発生することがあります。 データは不安定な状態です。 必要なデータをす べてコピーしてから、 このテープを処分します。 メディアへの書き込み / 読み取りができない か、性能が著しく低下しています。 TapeAlert ログ エントリ: 1000000000000000 Drive TAflag[05] Read Failure テープが損傷しているか、ドライブに障害があり ます。 ドライブはテープ内のデータを読み取ること ができません。 TapeAlert ログ エントリ: 0800000000000000 Drive TAflag[06] Write Error テープが欠陥バッチのもの
Drive TAflag[18] Tape Directory Corrupted On Load TapeAlert ログ エントリ: 0000400000000000 Drive TAflag[19] Media Life テープ カートリッジ上のテープ ディレクトリが損 傷しています。 ファイル検索の性能が低下しま す。 テープ ディレクトリを再構築するには、カー トリッジ上のデータをすべて読み取ります。 テープ ドライブはテープがロードされたことで パワーダウンしたか、固定的なエラーが発生 したためテープ ディレクトリをアップデートで きません。 テープ カートリッジでメディアの推定寿命が尽き メディアは指定のパス数を超えた可能性があ ようとしています。 ります。 TapeAlert ログ エントリ: 0000200000000000 Drive TAflag[20] Clean Now テープ ドライブのクリーニングが必要です。 ドライブのヘッドが詰まっているか、クリーニン グが必要であるかのような応答を示しました。 TapeAlert ログ エントリ: 00001000000000
源を入れ直して回復する必要があります。 TapeAlert ログ エントリ: 0000000200000000 Drive TAflag[32] Interface テープ ドライブはアプリケーション クライアント インターフェイスに問題があります。 ドライブはインターフェイス障害を検出しまし た。 TapeAlert ログ エントリ: 0000000100000000 Drive TAflag[33] Eject Media 処理に失敗しました。 エラー リカバリ処置 TapeAlert ログ エントリ: 0000000080000000 Drive TAflag[34] Download Fail l 処理を再開します。 l SAS インターフェイス ケーブルとすべての接続を確 認してください。 l 処理を再開します。 l テープまたはマガジンを取り出します。 l テープまたはマガジンを再度挿入します。 l 処理を再開します。 このテープ ドライブに正しくないファームウェアを ファームウェアのダウンロードに失敗しまし 使用しようとしたため、ファームウェアのダウン
0000000000000100 Drive TAflag[57] Automation Interface Failure テープ ドライブは自動インターフェイスに問題が あります。 ドライブはインターフェイス障害を検出しまし た。 l 自動システムへの電源を確認します。 l ケーブルおよびケーブル接続を確認します。 TapeAlert ログ エントリ: 0000000000000080 Drive TAflag[58] Firmware Failure ファームウェア障害が検出されたため、テープ ド ファームウェアに問題があります。 ライブはリセットされました。 サポートされていません。 WORM メディアの整合性チェック中に、テープ ドライブは不一致を検出しました。 WORM カートリッジが変更されている可能 性があります。 WORM メディアを交換します。 WORM メディア上でユーザー データを上書き しようとしました。 アプリケーション ソフトウェアはメディアを WORM として認識していません。 TapeAlert ログ エントリ: 000000000000004
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