Users Guide
図 1.テープカートリッジ
書込み保護スイッチ
各テープカートリッジには、書込み保護スイッチがあります。 テープカートリッジをロードする前に、指示されるようにカートリッジの正面に書込み保護スイ
ッチを位置付けます。
スイッチが (閉じる )にセットされている場合、データをテープに書き込むことができません。
スイッチが (開く)にセットされている場合、データをテープに書き込むことができます。
書込み保護スイッチは、既存のデータ上への記録の上書きを防ぐために使用されます。記録の上書きまたは削除を防ぐには、書込み保護スイッチを
「閉じる」の位置にセットします。ドライブは、スイッチの位置を感知し、この状態では書込みを可能にしません。
カートリッジの保護
可能な場合は常に、 LTOUltriumデータカートリッジを次の室内環境条件で保管してください:
l 理想温度 20℃、 ± 5℃(68°F,± 9°F)
l 理想湿度 50 % (±20%)
表 1.環境に関する仕様
さらに :
l カートリッジを落としたりぶつけたりしないでください。こうしたことによりテープリーダーが外れ、カートリッジが使用できなくなったり、場合によって
はドライブが破損する恐れがあります。
l テープカートリッジを直射日光、ヒーターおよび他の発熱源より離して置いてください。
l カートリッジの寿命を長くするために、カートリッジは必ず付属のプラスチック製コンテナに入れるようにしてください。
l テープカートリッジは埃のない場所に保管してください。
l テープカートリッジが極端な高温あるいは低温に露出される場合、露出された時間と同じ時間 (24時間以内)の間、室温でカートリッジを安定させ
てください。
l 端末、電動機、およびビデオあるいは X線機器のような電磁妨害源の近くにカートリッジを置かないでください。
l 識別ラベルの貼り付け場所は、カートリッジの正面にあるスライドイン式スロット内のみです。
注意
:
ラベルは、スライドイン式スロット内以外には、貼り付けないでください。
メディアの処理
環境的要素
操作時
保管時
出荷時
温度
10℃~ 40℃
(50°F~ 104°F)
16℃~ 32℃
(61°F~ 90°F)
-23℃~ 49℃
(-9°F~ 120°F)
相対湿度
(凝縮なし)
20%~ 80%
20%~ 80%
20%~ 80%
湿球温度
26℃
(79°F)
26℃
(79°F)
26℃
(79°F)