Users Guide
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ライブラリの保守:Dell™PowerVault™160Tテープ ライブラリ ユーザガイド
ライブラリ サブシステムの監視
全ユーザのための保守アクション
管理者ユーザのための保守アクション
Dell PowerVault 160T では、外部のトラブルシューティング システムを使用しない高度なシステム監視機構や警告機構が提供されています。イベントは、動作をフィードバックし、バックアップの障
害となる問題を事前に回避するための診断や是正措置を通じて、サービス技術者の指針となるデータを提供します。
Monitor(監視) メニューは、システム、ドライブ、接続性、I/E ステーション、スロット、メディアについての詳細情報を表示します。Tools(ツール) メニューを使用すると、管理者は、ドライブのテス
ト、スナップショット取得、ソフトウェアの更新、ロボットの較正と設定を行えます。Tools(ツール) メニューの Service Wizard(サービス ウィザード) はトラブルシューティング用のツールであり、
管理者ユーザが使用できます。このメニューの使用方法の詳細については、「トラブルシューティング」を参照してください。
ライブラリ サブシステムの監視
このライブラリでは、6 種類のメニューのいずれかでグループ化された詳細なステータス情報を表示することができます。
l System(システム)
l Drive (ドライブ)
l Connectivity(接続性)
l I/E ステーション
l Slots(スロット)
l メディア
システム ステータス ボタンを使用してもこの情報を表示できます。「システム ステータス ボタン」を参照してください。
システム ステータスの監視
Monitor(監視) -> System(システム) コマンドを使用して、さまざまなコンポーネントのステータス情報を表示します。
1. パーティションを作成している場合は、View(表示) メニューを使用して使用するライブラリまたはパーティションを選択します。選択方法については、「ライブラリまたはパーティションの選択」を
参照してください。
2. Monitor(監視) -> System(システム) を選択します。
System Status(システム ステータス) ダイアログ ボックスが表示されます。
コンポーネントごとに、コンポーネントの名前、ID、ステータスを表示することができます。表 1 は、ダイアログ ボックスに表示される項目について説明しています。
表 1. Monitor -> System ダイアログ ボックスの表示
表示された情報の記録
1. System Status(システム ステータス) ダイアログ ボックスの下にある Send(送信) を選択します。
Email, Save, or Print Table(テーブルの電子メール送信、保存、または印刷) ダイアログ ボックスが表示されます。
2. 次のいずれかの操作を実行します。
¡ e-mail(電子メール) を選択し、送信先の電子メールアドレスを入力して OK をクリックします。
¡ Save(保存) オプションを選択し、ファイル名をテキスト ボックスに入力します。ファイル ブラウザを使用し、任意の場所を指定して保存します。
記述
ID
記述
Library(ライブラリ)
[シリアル番号]
オンライン/オフライン
Media Moves(メディアの移動回数)
[ロボット番号(使用可能な場合)]
[ライブラリの履歴におけるメディアの移動回数]
Recovered Gets(Get 復旧回数)
[ロボット番号(使用可能な場合)]
[ライブラリの履歴における Get 復旧回数]
Recovered Puts(Put 復旧回数)
[ロボット番号(使用可能な場合)]
[ライブラリの履歴内の Put 復旧回数]
Recovered Scans(Scan 復旧回数)
[ロボット番号(使用可能な場合)]
[ライブラリの履歴における scan 復旧回数]
MCB Status(MCB ステータス)
[シリアル番号]
良好、低下、不良
RCU Status(RCU ステータス)
[シリアル番号]
良好、低下、不良
Vertical Motion(上下移動)
なし
[ライブラリの履歴内の移動距離(メートル)]
Horizontal Motion(平行移動)
なし
[ライブラリの履歴内の移動距離(メートル)]
注: 電子メールサーバーの設定がまだ済んでいない場合は、電子メールの設定を行ってください。設定が済んだらこのセクションに戻ってください。