Users Guide

Walking Bits Test 有効な I/O レジスタすべてを対象に Walking 1's Test を実行します。
Self Test i8255x マイクロマシン、内蔵レジスタ、内蔵 ROM のそれぞれの機能性を確認します。
IRQ Test 割り込みが i8255x に割り当てられたことを確認してから、コントローラに IRQ を強制的に生成させて、それが正
しく受け入れられたかどうかを確認します。
MAC Address Test 保存された MAC アドレスが有効かどうかを調べます。
Transmission Test (ループバックテスト) i8255x コントローラでデータの送受信が正しく行われているかどうかを調べま
す。このテストでは、1 台のハブか 1 本のクロスオーバケーブルを介して、システム内の i8255x Ethernet コントローラを 2
以上接続する必要があります。
メモ: クロスオーバケーブルを使わずにこのテストを実行するとエラーが発生します。
テストの選択と実行
テストの実行方法を選ぶときは Options ニューを使ってください。目的のテストをハイライト表示してからスペースバーを押すと、そ
れぞれのメニューで個々のテストを何種類か選ぶことができます。Options メニューを使えば、複数のテストから成るグループを何種類
か選ぶこともできます。
Toggle All システム診断プログラムの各テストをすべて選択またはすべて選択を解除します。
Toggle All Tests in Menu 選択した 1 つのメニューに表示された各テストをすべて選択するか、またはすべて選択を解除し
ます。たとえば Memory メニューに表示される各テストをすべて選択したり、すべて選択を解除したりできます。
Toggle All Quick Tests Quick Tests に分類されている各テストを選択、または選択を解除します。
Run Selected Tests メニューで選択したテストをすべて実行します。選択したテストの左にはアスタリスクが 1 つ表示され
ます。
Toggle Hidden Tests 初期状態では非表示になっているテストを表示または非表示にします。表示すれば、メニューを開いた
とき選択できるようになります。
注意: IDE ハードドライブの書き込みテストは、破壊および隠しテストです。このテストを実行すると、テストされたハードドライ
ブのデータはすべて消去されます。
テスト結果の出力
テスト結果の出力方式を選択するときは Options メニューを使ってください。テスト名、テスト開始時刻、テスト終了時刻、エラーなど
すべてがわかる詳細なテスト結果から、エラーだけを示した単純なテスト結果に至るまで、さまざまなテスト結果を出力できます。
エラーログでは、エラーコードで各エラーを区別しています。エラーコードについては、『Resource CD に収録されている
errorcodes.txt ファイルを参照してください。
レポートの生成
111 診断テストを実行します。
111 Options メニューを選択し、Generate Report を選択して、<Enter> を押します。
111 Continue を選択して、<Enter> を押します。
111 OptionsDownload Report を選択して、<Enter> を押します。
111 ハイパーターミナルウィンドウの転送を選択してからファイルの受信を選択します。
111 レポートの保存先を入力し、プロトコルに Xmodem を選択し、受信を選択します。
111 レポートのファイル名を入力します。お使いのテキストエディタの拡張子を付けて test1.txt のような名前にし、OK をクリック
します。