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ジャンパ、スイッチ、およびコネクタ
Dell™PowerVault™745Nシステム インストール&トラブルシューティング
ジャンパ ―概要
システム基板のジャンパ
システム基板コネクタ
ライザーボードのコネクタ
忘れたパスワードを無効にする
この付録では、システムジャンパについて説明します。また、ジャンパとスイッチについての基本的な情報を提供するとともに、システム内のさまざまな基板上のコネクタについても説明します。
ジャンパ ―概要
ジャンパを使って、プリント回路基板の回路構成を簡単に変更できます。システムを再構成する場合は、回路基板またはドライブのジャンパ設定を変更が必要になる場合があります。
ジャンパ
ジャンパは回路基板上の小さなブロックで、2 本以上のピンが出ています。ワイヤを格納しているプラスチック製プラグが、ピンに被せられています。ワイヤはピンとピンを接続して、回路を形成します。ジ
ャンパの設定を変更するには、ピンから抜いたプラグを、指定のピンに注意深く押し込みます。図 A-1 は、ジャンパの例を示しています。
図 A-1 ジャンパの例
1 本のピンだけにプラグが被せてある場合や、プラグが被せられていない場合は、ジャンパはオープン状態またはジャンパなしといいます。2 本のピンにまたがってプラグが被せてある場合は、ジャンパ
ありといいます。ジャンパ設定は、通常、1–2 のように 2 つの数字で示されています。番号 1 は回路基板上に三角形で印刷されているので、ピン 1 の位置を基準にして各ピンの番号を識別できます。
図 A-2 は、サーバモジュールのジャンパブロックの位置とデフォルトの設定値を示しています。ジャンパの宛先、デフォルト設定値、および機能については、表 A-1 を参照してください。
システム基板のジャンパ
図 A-2 は、システム基板上での構成ジャンパの位置を示しています。表 A-1 は、ジャンパ設定の一覧です。
図 A-2 システム基板のジャンパ