Users Guide
電源装置の取り付け
1. 電源ユニットをシャーシに押し下げ、電源ユニットの 4 本のピンが固定ブラケットに収まるまで後方にスライドします。
2. 電源ユニットをシャーシに固定している、電源ユニットの前面にある拘束ネジを締めます。
3. 以下の電源ユニットケーブルを接続します。
a. P3 を配電基盤に接続
b. P2 をシステム基板コネクタ CN2 に接続
c. P1 をシステム基板コネクタ CN3 に接続
4. システムを閉じます。「システムのトラブルシューティング」の「システムを閉じる」を参照してください。
拡張カード
システムは PCI 拡張カードを 2 枚までサポートします。カードはライザーボード上のコネクタに装着します。上部スロットは、PCI 32 ビット、33 MHz(5.0 V)の拡張カードをサポートし、下部スロットは
PCI-X 64 ビット、66 MHz(3.3 V)の拡張カードをサポートします。図 A-4 を参照してください。リモートアクセスコントローラカードを取り付ける場合は、ライザーカードの上部スロットに取り付る必要が
あります。ほとんどの RAID コントローラカードおよび SCSI コントローラカードは下部スロットに取り付けます。
拡張カードの取り付け
1. システムを開きます。「システムのトラブルシューティング」の「システムを開く」を参照してください。
2. ドーターカードが取り付けられているときにリモートアクセスコントローラカードを取り付ける場合は、ドーターカードを取り外します。「ドーターカードの取り外し」を参照してください。
3. PCI スロットに隣接する拡張カードリテイナを取り外します。図 6-7を参照してください。
4. 使用するスロットのフィラーブラケットを取り外します。
5. CERC SATA RAID コントローラまたはリモートアクセスコントローラを取り付けている場合は、以下の作業を適切に実行します。
l LED ケーブルを RAID コントローラの底部に接続します。図 6-8を参照してください。
l リモートアクセスコントローラケーブルを、リモートアクセスコントローラの底部に接続します。図 6-9を参照してください。
6. システム基板からライザーボードが外れないよう気を付けながら、拡張カードが完全に装着されるまで、ライザーボード上の拡張カードコネクタにカードを挿入します。
メモ: システムにおいて、64 ビットカードのコネクタは、32 ビットの PCI コネクタよりも長くなっています。 ただし、カードを適切に取り付けてある限りカードは機能します。
警告: 安全上の注意、コンピュータ内 部の作業、および静 電気障害への対処の 詳細については、『システム情報ガイド』を参照してください。
メモ: このブラケットは、拡張カードを取り外す場合に備えて保管しておいてください。システムの FCC(Federal Communications Commission)認証を満たすため、フィラーブラ
ケットを空のカードスロットに取り付ける必要があります。ブラケットを取り付けると、システムが塵や埃から保護されるとともに、システム内部の空気循環と冷却にも効果的です。