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シリアルコネクタ自動設定
内蔵シリアルコネクタのデフォルト設定は COM1 です。内蔵コネクタと同じ割り当てのシリアルコネクタを搭載する拡張カードを追加する場合には、システムの自動構成機能によって、内蔵シリアルコネ
クタは別の利用可能なコネクタに再マップ(再割り当て)されます。新しい COM ポートおよび再マップされた COM コネクタは、同じ IRQ 設定を共有します。COM1 と COM3 は IRQ4 を共有し、
COM2 と COM4 は IRQ3 を共有します。
COM コネクタを再マップするカードを追加する前に、ソフトウェアに付属のマニュアルを参照して、ソフトウェアに新しい COM コネクタ指定を組み込めることを確認してください。
図 B-2 はシリアルコネクタのピン番号を示しています。表 B-2 では、コネクタのピン番号の割り当てを定義しています。
図 B-2 シリアルコネクタのピン番号
表 B-2 シリアルコネクタのピン番号の割り当て
PS/2 互換キーボードおよびマウスのコネクタ
PS/2-互換キーボードおよびマウスケーブルを、6 ピン、ミニ DIN コネクタに接続します。図 B-3 は、これらのコネクタのピン番号を示しています。表 B-3 では、コネクタのピン番号の割り当てを定義し
ています。
図 B-3 PS/2 互換キーボードおよびマウスコネクタのピン番号
表 B-3 キーボードおよびマウスコネクタのピン番号の割り当て
メモ: 2 つの COM コネクタが 1 つの IRQ 設定を共有している場合は、2 つのポートを同時に使用することはできません。また、COM1 および COM3 に割り当てられているシリアルコネク
タを搭載する 1 つまたは複数の拡張カードを取り付けた場合は、内蔵シリアルコネクタは無効になります。
ピン
シグナル
I/O
定義
1
DCD
I
データキャリア検出
2
SIN
I
シリアル入力
3
SOUT
O
シリアル出力
4
DTR
O
データターミナル使用可能
5
GND
利用不可
シグナルグラウンド
6
DSR
I
データセット使用可能
7
RTS
O
送信リクエスト
8
CTS
I
送信クリア
9
RI
I
リングインジケータ
シェル
利用不可
利用不可
シャーシ接地
ピン
シグナル
I/O
定義
1
KBDATA または MFDATA
I/O
キーボードデータまたは
マウスデータ
2
NC
利用不可
接続無し
3
GND
利用不可
シグナルグラウンド
4
FVcc
利用不可
ヒューズ付き供給電圧
5
KBCLK または MFCLK
I/O
キーボードクロックまたは
マウスクロック