Dell™ PowerVault™ 77xN NAS システム 管理者ガイド 最初の設定 NAS Manager ディスクおよびボリュームの管理の詳細 システムの管理 システムのバックアップ システムの回復と復元 シャドウコピー アドバンス機能 推奨するセキュリティ トラブルシューティング メモ: 操作上、知っておくと便利な情報が記載されています。 注意: ハードウェアの破損またはデータを損失する可能性があることを示します。また、その問題を回避するための方法も記載されて います。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示します。 このマニュアルの内容は予告なしに変更されることがあります。 © 2003 すべての著作権は Dell Inc. にあります。 Dell Inc. からの書面による許可なしには、いかなる方法においてもこのマニュアルの複写、転載を禁じます。 このマニュアルに使用されている商標: Dell、DELL のロゴ、PowerVault、PowerEdge、および Dell OpenManage は、Dell Inc.
目次ページに戻る 最初の設定 Dell™ PowerVault™ 77xN NAS システム 管理者ガイド はじめての NAS システムの設定 DHCP ネットワーク上での NAS システムの自動設定 キーボード、モニター、およびマウスを使ったシステムの設定 その他のマニュアル この章では、システムの最初の設定を実行するための必要な情報について説明します。 NAS システムはネットワークを経由して管理される 「ヘッドレス」 システムで、キーボード、モニター、およびマウスなしで操作できます。 NAS システムは、同じネットワーク上のクライアントシステムを実行しているウェブベースの Dell™ PowerVault™ NAS Manager を使って設定 および管理されます。 詳細については、「NAS Manager」 を参照してください。 特定の設定タスクおよびトラブルシューティングのために、 キーボード、モニター、およびマウスを使用して NAS システムに直接接続することができます。 はじめての NAS システムの設定 NAS システムの基本設定は、キーボード、モニター、およびマウスが
ク接続に使用できるのは、システムの背面パネルの中央にあるコネクタのみです。 もう 1 つのコネクタは、内蔵リモートアクセ スコネクタです。 このコネクタは、リモートアクセス機能にのみ使用してください。 3. Ethernet ケーブルのもう片方の端を機能している Ethernet ジャックに接続します。 4. 電源ボタンを押して、NAS システムの電源を入れます。 NAS システムは、ネットワーク上の DHCP サーバーから必要な情報 (IP アドレス、ゲートウェイサブネットマスク、および DNS サー バーアドレス) を取得して、ネットワークパラメータを設定します。 メモ: 構成やシステムに接続されたストレージ容量によって、NAS システムが起動するのに数分かかる場合があります。 5. NIC コネクタのリンク LED が点灯していることを確認します。 図 1-1 を参照してください。 LED が点灯していない場合、Ethernet ケーブルの両端が NIC コネクタと Ethernet ジャックに適切に取り付けられていることを確認しま す。 図 1-1. NIC コネクタ 6.
「NAS Manager」 を参照してください。 キーボード、モニター、およびマウスを使ったシステムの設定 1. 電源ケーブルの片方の端を NAS システムに接続し、もう片方の端をコンセントに接続します。 2. キーボード、モニター、およびマウスを NAS システムに接続します。 システムコネクタについては 『ユーザーズガイド』 を参照してください。 3. 電源ボタンを押して、NAS システムの電源を入れます。 4. NAS システムにログインします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 5. NAS Manager にログインします。 詳細については、「NAS Manager へのログイン」 を参照してください。 6. IP アドレスを設定します。 詳細については、「NAS システムのネットワークアドレスの設定」 または Windows のオンラインヘルプを参照してください。 その他のマニュアル 表 1-1 に、システムに付属しているその他のマニュアルを一覧表示します。 表 1-1.
プへのアクセスについては、「オンラインヘルプの検索方法」 を参照してください。 Readme およびリ リースノート 技術的な変更についての最新アップデート、または経験豊かなユーザーまたは技術者用の高度な技術情報を提供します。 これらのマニュアルは、『Resource CD』 に収録されています。 情報のアップデー システムまたはソフトウェアのマニュアルの変更を説明するマニュアルが付属している場合があります。 他のマニュアル ト を参照する前に、必ずアップデートを先にお読みください。 アップデートには、他のマニュアルの情報の更新情報が含ま れている場合があります。 目次ページに戻る
目次ページに戻る NAS Manager Dell™ PowerVault™ 77xN NAS システム 管理者ガイド NAS Manager へのログイン ディスククォータ 基本操作 ログの使い方 NAS Manager 言語の変更 NAS システムのシャットダウン オンラインヘルプの検索方法 ディスクの管理 ネットワークのプロパティの設定 ボリュームの管理 ユーザーの作成 NAS ユーティリティの使い方 共有の使い方 Dell™ PowerVault™ NAS Manager は、ウェブユーザーインタフェースであり、NAS システム設定用の主要ツールです。 この章では、NAS Manager の使い方の基本的情報について説明します。ログオンおよびインタフェースをナビゲートする方法、ネットワークのプロパティおよび IP アドレスの設定方法、ユーザーの作成方法、共有およびディスククォータの使い方、ディスクとボリュームの管理方法が含まれます。 NAS Manager へのログイン NAS Manager を使用するには、管理者とし
これで、NAS Manager にログインできました。 NAS システム上での NAS Manager への直接ログイン 1. キーボード、モニター、およびマウスを NAS システムに接続します。 2. NAS システムに電源を入れ、管理者としてシステムにログインします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 3. NAS システムのデスクトップにある NAS Manager アイコンをダブルクリックします。 メモ: お使いの NAS システムがドメインのナンバーである場合、NAS Manager アイコンは表示されない場合があります。 NAS Manager にアクセスするには、Internet Explorer を開いて、http://localhost と入力します。 次に、 Administer this server (このサーバーを管理する) をクリックして、NAS Manager を表示します。 4.
共有 ― ローカルフォルダの管理とファイル共有の作成や変更ができます。 メンテナンス ― バックアップや復元、ソフトウェアのアップデートの適用、ログの確認、NAS Manager の言語の変更、NAS サーバーデ スクトップへのアクセスなどのメンテナンスタスクを実行できます。 ヘルプ ― ネットワークに接続しているストレージのオンラインヘルプにアクセスできます。 NAS Manager 言語の変更 NAS Manager は他の言語でも使用できます。 NAS Manager の言語を変更するには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2. メンテナンス をクリックします。 3. 言語 をクリックします。 4. 使用する言語の横にあるラジオボタンをクリックします。 5. OK をクリックします。 6.
メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 5.
NAS システムのネットワークアドレスの設定 ネットワーク上に DHCP サーバーがある場合、DHCP はアドレスを自動的に NAS システムに割り当てるので、NAS システムの IP アドレスを 設定する必要はありません。 ネットワークに DHCP サーバーがない場合、NAS Manager を使ってNAS システムにアドレスを設定する必要があ ります。 メモ: DNS、WINS、または AppleTalk などの別のインタフェース用の IP アドレスを設定する場合は、NAS Manager のオンラインヘル プを参照してください。 メモ: IP アドレスを設定する前に、NAS システムがネットワークに接続されていることを確認してください。 IP アドレスを設定するには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2. ネットワーク をクリックして、Interfaces (インタフェース) をクリックします。 3.
メモ: 管理者パスワードまたはアカウント名を変更する際に、このドメインアカウントのパスワードは変更できません、または このドメインアカウントのアカウント名は変更できませんというエラーメッセージが表示された場合、ドメインユーザーとしてロ グオンしています。 管理者パスワードを変更するには、サーバー管理者としてログオンする必要があります。 ユーザーの作成 ユーザーとは、NAS システム上の共有にアクセスできる個人またはグループを指します。 NAS システムのネットワークのプロパティを設定し てから、ユーザーを作成します。 単一ローカルユーザーの作成 メモ: ドメイン環境では、NAS Manager を介してドメインユーザーを作成することはできません。 1. NAS Manager にログインします。 2. ユーザー をクリックします。 3. ローカルユーザー をクリックします。 4. Local Users on Server (サーバーのローカルユーザー) ページで、New (新規) をクリックします。 5.
加) をクリックします。 ドメイングループのドメインおよびグループ名 (domain¥group_name) またはドメインユーザーアカウントのドメインおよび ユーザー名 (domain¥user_name) を入力して、Add (追加) をクリックします。 メモ: ドメイングループを追加する場合、ドメインからの追加を可能にするユーザー名とパスワードを入力する必要がありま す。 8.
2. 共有 をクリックします。 3. 共有 ページで、共有 をクリックします。 4. Shared Folders (共有フォルダ) ページの Tasks (タスク) 一覧で、New (新規) をクリックします。 5. 共有名および共有パスを入力します。 6. Share path (共有パス) で存在しないフォルダを入力した場合、Create folder (フォルダを作成する) をクリックします。 7. 適切なボックスにチェックマークを付け、有効にするプロトコルのタイプを指定します。 淡色表示されているプロトコルを使用したい場合、まず NAS システム上のそのプロトコルを有効にする必要があります。 AppleTalk お よび FTP プロトコルを有効にする方法については、「アドバンス機能」 を参照してください。 8. DFS (Distributed File System) の一部として共有へのアクセスを提供したい場合、Publish to DFS root: \\servername\root を選びます。 DFS ネームスペースは、リソースの場所に依存しない共有リソースの論理グル
1. NAS Manager にログインします。 2. 共有 をクリックします。 3. 共有 ページで、共有 をクリックします。 4. Shared Folders (共有フォルダ) テーブルで、削除する共有をクリックします。 5. Delete (削除) をクリックします。 確認のダイアログが表示されます。 6. OK をクリックして削除を確認するか、Cancel (キャンセル) をクリックして共有を残します。 共有からのプロトコルの削除 共有には複数のプロトコルが割り当てられている場合がありますので、共有から 1 つのプロトコルを削除するだけで、残りのプロトコルも削除 することができます。 共有から 1 つまたは複数のプロトコルを削除するには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2. 共有 をクリックします。 3. 共有 ページで、共有 をクリックします。 4. Shared Folders (共有フォルダ) テーブルで、プロトコルを削除する共有をクリックします。 5. Properties (プロパティ) をクリックします。 6.
6. Publish to DFS root (DFS ルートで公開する) ボックスで、DFS ルート名を入力します。 7.
を持たないすべてのユーザーに設定が適用されます。 ディスククォータエントリの追加 Quota Entries (クォータエントリ) ページで、NAS システムのユーザーにディスククォータを追加、削除、または設定することができます。 既存のボリュームのディスククォータを有効にすると、新しいユーザーに対するボリュームの使用状況がその時点から自動的に監視されます。 ただし、既存のボリュームユーザーにはディスククォータは適用されません。 既存のボリュームユーザーにディスククォータを適用するに は、Quota Entries ウィンドウで新しいディスククォータエントリを追加します。 新しいクォータエントリを追加するには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2. ディスク をクリックします。 3. Volume Tools (ボリュームツール) をクリックします。 4. Volumes (ボリューム) ページで、管理するボリュームをクリックします。 5. Set Quota Entries (クォータエントリを設定する) をクリックします。 6.
6. Set User Quotas for volume (ボリュームのユーザークォータを設定する) ページで、クォータを設定するユーザーをクリックします。 7. Properties (プロパティ) をクリックします。 8. Quota Entry Properties for volume\user (ボリューム / ユーザーのクォータエントリのプロパティ) ページで、Do not limit volume usage (ボリュームの使用を制限しない) ラジオボタンをクリックし、ディスクの使用を無制限にするか、または次の手順を実行してディス ク領域を制限します。 a. Limit volume usage to (ボリュームの使用を制限する) ラジオボタンをクリックします。 b. テキストボックスで、特定のユーザーまたはグループに割り当てるディスク容量を数値で入力します。 ドロップダウンボックス を使って、KB、MB、GB、TB、PB、または EB を選びます。 c.
8. OK をクリックします。 ログの使い方 ログファイルは、アプリケーション、サービス、またはオペレーティングシステムが生成するイベントやイベントログエントリと呼ばれるメッ セージを保存します。 このようなメッセージは、システムによって実行される処理を記録するために使用されます。 ログファイルは、通常テ キスト (ASCII) ファイルで、.log ファイルの拡張子が付いています。 NAS システムは、次のログへのアクセスを提供します。 アプリケーションログ FTP ログ NFS ログ セキュリティログ システムログ ウェブ (HTTP) 共有ログ ウェブ管理ログ ログエントリの詳細の表示 日付、時刻、ソース、イベント ID、説明、およびデータなどの特定のログファイルから詳細を表示することができます。 ログエントリの詳細を表示するには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2. メンテナンス をクリックします。 3. ログ をクリックします。 4. ログ ページで、表示するログのタイプを選びます。 5.
ときに、システムがログエントリを処理する方法を指定できます。 ログファイルのプロパティを変更するには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2. メンテナンス をクリックします。 3. ログ をクリックします。 4. ログ ページで、設定するログのタイプを選びます。 5. Tasks (タスク) 一覧で、Log Properties (ログのプロパティ) をクリックします。 6. Log Properties ページの Maximum log size (最大ログサイズ) テキストボックスで、ログの最大サイズを (KB で)入力します。 7.
ダウンロードしたログファイルの表示 ログファイルをダウンロードした後、次の方法でログファイルを参照することができます。 .log ファイル ― Microsoft のメモ帳などのテキストエディターを使用します。 .csv ファイル ― テキストエディターまたは Microsoft Excel を使用します。 .evt ファイル ― イベントビューアを使用します。イベントビューアは、通常 Windows 2000 システムの スタート メニューの 管理ツール にあります。 イベントビューア ウィンドウで、操作 をクリックして、ログファイルを開く をクリックします。 ログファイルの場所を 検索し、ファイルのログタイプを選んで、開く をクリックします。 ログファイルのクリア 1. NAS Manager にログインします。 2. メンテナンス をクリックします。 3. ログ をクリックします。 4. ログ ページで、クリアするログのタイプを選びます。 5. クリアする特定のログを選び、Tasks (タスク) 一覧の Clear Log (ログをクリア) をクリックします。 6.
ディスクの管理 NAS Manager では、使用できるディスクの一覧表示、ディスクの再スキャン、ホットスペアの作成、ホットスペアの解放、およびディスクのプ ロパティの表示を実行できます。 メモ: この項で説明していないディスクの管理の手順については、NAS Manager のオンラインヘルプを参照してください。 使用可能なディスクの一覧表示およびプロパティの表示 1. NAS Manager にログインします。 2. ディスク をクリックします。 3. ディスク ページで、ディスク をクリックします。 4. 横にあるラジオボタンをクリックして、一覧表示するディスクを含むアダプタを選びます。 メモ: 「Di」 とラベルが付いているコントローラは、内蔵 RAID コントローラです。 「DC」 および 「QC」 とラベルが付いて いるコントローラは、PCI アドインカードです。 5. Tasks (タスク) コラムで、Select (選択) をクリックします。 利用可能なディスクの一覧と、各ディスクのステータスが表示されます。 6.
メモ: この手順は、 PERC 3/Di コントローラ (PowerVault 775N NAS システムの内蔵 RAID コントローラ) には適用されません。 ホットスペアとは、アレイグループの一部である未使用のバックアップディスクです。 ホットスペアは、スタンバイモードのままです。 仮想 ディスクのアレイディスクが機能を停止すると、割り当てられたホットスペアが停止したアレイディスクに代わって動作を開始します。 その 間、システムが停止したり、システムに介入する必要はありません。 1. NAS Manager にログインします。 2. ディスク をクリックします。 3. ディスク ページで、ディスク をクリックします。 4. 隣接するラジオボタンをクリックして、ホットスペアを作成するディスクを含むアダプタを選びます。 5. Tasks (タスク) コラムで、Select (選択) をクリックします。 利用可能なディスクの一覧と、各ディスクのステータスが表示されます。 6.
メモ: この項で説明していないボリュームの管理の手順については、NAS Manager のオンラインヘルプを参照してください。 ボリュームの作成 1. NAS Manager にログインします。 2. ディスク をクリックします。 3. ボリューム をクリックします。 4. Tasks (タスク) 一覧で、New (新規) をクリックします。 5. 隣接するラジオボタンをクリックして、ボリュームを作成するアダプタを選びます 6. Tasks (タスク) コラムで、Select (選択) をクリックします。 7. 新しいボリュームに使用するディスクを選びます。 8.
ボリュームの拡張の準備ができると、RAID ステータスは Ready to Expand (拡張準備完了) とマークが付きます。 メモ: すべての RAID コントローラの詳細な操作については、「ディスクおよびボリュームの管理の詳細」 を参照してください。 ボリュームを拡張するには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2. ディスク をクリックします。 3. ボリューム をクリックします。 4. ボリューム コラムで隣接するラジオボタンをクリックして、拡張するボリュームを選びます。 5. Tasks (タスク)一覧で、Expand (拡張) をクリックします。 6.
NAS ユーティリティの使い方 NAS ユーティリティは、お使いの NAS システムのアドバンス機能を提供します。 NAS ユーティリティにアクセスするには、次の手順を実行 します。 1. NAS Manager にログインします。 2. メンテナンス をクリックします。 3. Remote Desktop (リモートデスクトップ) をクリックして、NAS システムに管理者としてログインします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 4.
目次ページに戻る ディスクおよびボリュームの管理の詳細 Dell™ PowerVault™ 77xN NAS システム 管理者ガイド Array Manager を使用したディスクアレイの管理 ディスクの管理 Disk Management を使用したボリュームの管理 この章では、物理ハードドライブ、アレイ、およびボリュームの管理方法について説明します。 アレイディスクの作成には、Dell OpenManage™ Array Manager を使用し、ボリュームの作成および管理には、Microsoft® Windows® Disk Management ツールを使用します。 ボリュームを作成するには、以下のタスクを順番に実行します。 使用するディスクを初期化します (Array Manager)。 「Initialize (初期化)」 を参照してください。 仮想ディスクを作成します (Array Manager)。 「仮想ディスクの作成」 を参照してください。 仮想ディスクを初期化します (Disk Management)。 「ディスクの初期化」 を参照してください。 ディスクをベーシックディス
メモ: 自動的に Array Manager をコンソールウィンドウに表示させるには、Show this window at start-up (このウィンドウを起動 時に表示) が選択されていないことを確認します。 Array Manager コンソール Array Manager コンソール表示は、左側ペインにツリービューを使ってストレージオブジェクトを表示し、右側ペインにタブを使ってストレージ オブジェクトについての追加情報を表示します。 ディスクアレイの管理 この項では、Array Manager を使って NAS システムに搭載されている Dell™ PowerEdge™ Expandable RAID Controller 3/Dual Channel (PERC 3/DC) 、PERC 3/QC、および PERC 4/DC コントローラでアレイの設定および管理をおこなう方法について説明します。 仮想ディスクの作成 システム管理を向上させるため、まず仮想ディスクを作成します。 メモ: 対応する PERC コントローラカードを使って作成された仮想ディスクは、全体のサイズが 2 TB を越える大
2. Delete (削除) をクリックします。 確認のダイアログボックスが表示されます。 3.
Virtual Disk Change Policy (仮想ディスクのポリシーの変更) ダイアログボックスが表示されます。 3. プルダウンメニューから、変更するポリシーを選びます。 書き込みキャッシュの有効化または無効化、および読み取りキャッシュの有効化または無効化が変更できます。 メモ: 書き込みキャッシュは、デフォルトで有効になっています。 書き込みキャッシュを無効にすると、お使いのシステムの性 能に悪影響を与える可能性があります。 4. OK をクリックして続行するか、Cancel (キャンセル) をクリックして操作を中止します。 操作を終了したら、Properties (プロパティ) をクリックして、ポリシーが変更されたか確認します。 Check Consistency (一貫性のチェック) の使い方 ディスクの性能が低下した場合、Check Consistency (一貫性のチェック) を使ってディスクを Ready (準備完了) ステータスに復元できるこ とがあります。 必要に応じてミラー同期化の確認およびパリティの再構築をおこなうには、次の手順を実行します。 1.
ディスクコマンド Initialize (初期化) アレイディスクは使用前に初期化してください。 サポートしている RAID コントローラのアレイディスクで、次の手順を実行します。 注意: 仮想ディスクが初期化されると、そのディスク上のすべてのデータが失われます。 1. 初期化するアレイディスクを右クリックします。 2. Initialize (初期化) をクリックします。 操作が終了するまで、右側ペインにディスクのステータスが Initializing (初期化中) と表示されます。 Format (フォーマット) Format (フォーマット) コマンドは、アレイディスクの低レベルフォーマットをおこないます。 アレイディスクをフォーマットするには、次 の手順を実行します。 1. フォーマットするディスクを右クリックします。 2.
仮想ディスクのアレイディスクが機能を停止すると、割り当てられたホットスペアが停止したアレイディスクに代わって動作を開始します。 そ の間、システムが停止したり、システムに介入する必要はありません。 ホットスペアの割り当てを変更するには、ディスクの割り当てを解除し、必要に応じて別のディスクを選んで割り当てます。 グローバルホットスペアを割り当てるには、次の手順を実行します。 1. ホットスペアとして使用するアレイディスクを右クリックします。 2. Assign Global Hot Spare (グローバルホットスペアの割り当て) をクリックします。 Assign Hot Spare (ホットスペアの割り当て) ダイアログボックスが表示されます。 3.
このコマンドでアレイディスクのプロパティを表示します。 一般的なコントローラコマンド この項では、一般的なコントローラ操作について説明します。 Rescan controller (コントローラの再スキャン) Rescan Controller (コントローラの再スキャン) コマンドは、設定完了後に接続された新しいディスクがあるかどうかを確認する場合に使用し ます。 コントローラを再スキャンするには、次の手順を実行します。 1. 再スキャンするコントローラを右クリックします。 2.
Rebuild Rate (再構築割合) Rebuild Rate (再構築割合) コマンドは、再構築割合設定を変更します。再構築割合とは、機能停止したドライブの再構築に使用される演算サ イクルの割合です。 再構築割合が 100 % とは、全システムが機能停止したドライブの再構築に使用されることを示します。 再構築中、アレイディスクの完全な内容が再現されます。 再構築処理は、通常の動作中におこなうことができますが、それによって性能が低下 します。 再構築処理中にシステムの性能を維持するために再構築割合を下げることができます。ただし、再構築割合を下げると再構築にかかる 時間が長くなります。 注意: デフォルトの再構築割合は、30 % です。 再構築割合をデフォルト値より高く設定すると、システムの性能が低下する場合があり ます。 Properties (プロパティ) Properties (プロパティ) コマンドは、コントローラの属性を表示します。 プロパティを表示するには、次の手順を実行します。 1. 該当するコントローラを右クリックします。 2.
エンクロージャのファン エンクロージャ内に取り付けられているファンは、左側ペインのツリービューの Fans (ファン) の下に表示されます。 Fans を選んで展開し、 個々のファンとステータス情報を右側ペインに表示できます。 Fans を展開して、左ページに個々のファンを表示することもできます。 Fans オブジェクトまたは個々のファンを右クリックすると、コンテキストメニューが Properties (プロパティ) オプションと一緒に表示され ます。 エンクロージャの電源装置 エンクロージャ内に取り付けられている電源装置は、ツリービューの Power Supplies (電源装置) の下に表示されます。 左側ペインで Power Supplies を選択し、右側ペインに個々の電源装置とステータス情報を表示します。 Power Supplies を展開して、左側ページに個々の電源装置を 表示することもできます。 Power Supplies または個々の電源装置を右クリックすると、コンテキストメニューが Properties (プロパティ) オプションと一緒に表示されま す。 エンクロージャの温度プローブ
Set Tag Data (タグデータの設定) ― エンクロージャの資産情報を入力したり、変更できます。 Download Firmware (ファームウェアのダウンロード) ― エンクロージャのファームウェアをダウンロードできます。 メモ: Download Firmware コマンドは、 PowerVault 220S および PowerVault 221S エンクロージャでのみ利用可能です。 Enclosure Properties (エンクロージャのプロパティ) ― エンクロージャのプロパティを表示します。 Set Thresholds for Temperature (温度警告限界値の設定) ― 温度警告限界値の最低および最大値を設定します。 このコマンドは、メイ ンのコンテキストメニューではなく、個々の温度プローブのコンテキストメニューにあります。 ディスクの管理 この項では、Array Manager を使用したベーシックディスクおよびダイナミックディスクの運用方法についての概念と手順について説明します。 ディスクの信頼性の監視 Array Manager は、SMART (Self-Mon
仮想ディスクを作成し、再スキャンをおこなった場合、新しく作成された仮想ディスクが Disks (ディスク) ノードに表示されます。 署名のな いディスクのアイコンにエラービットマップが表示されます。 Disk Type (ディスクのタイプ) は、Unsigned Disk (未署名ディスク) です。 署名のないディスクは、署名が書き込まれるまで使用することができません。 ディスク署名を書き込むには、未署名のディスクを右クリックします。 Write Signature (署名の書き込み) コマンドを示すメニューが表示さ れます。 (Write Signature コマンドは、ディスクに署名がない場合にのみ表示されます。) このコマンドを選択して、ディスクに署名を書き 込みます。 ディスクに署名を書き込んだら、そのディスクは Basic Disk (ベーシックディスク) として表示されます。 ベーシックディスクにパーティ ションを作成したり、ディスクをダイナミックディスクにアップグレードしてボリュームを作成できます。 注意: システム回復の制限により、オペレーティングシステムディスクはベーシックディスクのままであ
異種ステータスのダイナミックディスクとは、別のシステムから移動されたディスクのことです。 異種ディスクを復帰することはできないの で、システムにディスクを結合する必要があります。 異種ディスクのステータスを変更し、現在のシステムの一部として表示するには、Merge Foreign Disk (異種ディスクの結合) コマンドを使用します。 異種ディスクを結合するには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager から メンテナンス をクリックして、Remote Desktop (リモートデスクトップ) をクリックします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 2. NAS システムのデスクトップで、NAS Utilities (NAS ユーティリティ) をダブルクリックします。 3.
Properties ウィンドウが表示されます。 3. ボリュームのプロパティを確認します。 パーティションまたはボリュームのフォーマット 1. フォーマットするボリュームまたはパーティションを右クリックして、Format (フォーマット) をクリックします。 2. パーティション上のすべてのデータが失われますという警告メッセージが表示されますが、ディスクをフォーマットする場合は、Yes (はい) をクリックします。 3. ファイルシステムの種類に NTFS を選びます。 メモ: NAS システムは、NTFS パーティションのみをサポートします。 すべてのパーティションを NTFS としてフォーマットす ると、そのファイルシステムのみで利用可能なアドバンス機能を使用できます。 4. ボリュームのラベルを入力します。 ラベルは Array Manager コンソールに表示されます。 名前が選ばれていると、この名前が Name (名前) フィールドに表示されます。 名前を変更するには、別の名前を入力します。 5.
1. 指定されたボリュームを右クリックして、Delete Volume (ボリュームの削除) をクリックします。 2.
最大で 32 のダイナミックディスクに、ダイナミックディスク上のシンプルおよびスパンボリュームを拡張できます。 ボリュームを拡張した後 は、ソフトウェア RAID を使ってミラーやストライプをすることはできません。 スパンボリューム全体を削除しないと、スパンボリュームでは どの部分も削除できません。 1. 拡張するシンプルまたはスパンボリュームを右クリックして、Extend Volume (ボリュームの拡張) をクリックします。 選択したボリュームが、現在のサイズでダイアログボックスに表示されます。 2. ボリュームを拡張する容量を入力して、OK をクリックします。 3.
目次ページに戻る システムの管理 Dell™ PowerVault™ 77xN NAS システム 管理者ガイド Dell OpenManage Server Administrator リモートアクセスコントローラの使い方 Server Administrator からの警告ログメッセージ SNMP のプロパティの設定 この章では、Dell OpenManage™ Server Administrator の概要、ERA (内蔵リモートアクセス) コントローラの使い方、および SNMP のプロパ ティの設定方法など、お使いの NAS システムのシステム管理について説明します。 Dell OpenManage Server Administrator Dell OpenManage Server Administrator は総合的な、1 対 1 のシステム管理ソリューションを 2 つの方法で提供します。 1つは組み込みウェブブラ ウザベースの GUI (Server Administrator ホームページ) からで、もう 1 つはオペレーティングシステムを使った CLI (コマンドライ
アクセスを提供し、監視システムのシャットダウン、スタートアップ、およびセキュリティなどのリモート管理が可能になります。 リモートアクセスサービス Remote Access Service (リモートアクセスサービス) は、リモートアクセスコントローラを装備したシステムに、完全なリモートシステム管理 ソリューションを提供します。 Remote Access Service の詳細については、「リモートアクセスコントローラの使い方」 を参照してください。 ストレージ管理サービス Storage Management Service (ストレージ管理サービス) は、組み込みグラフィカル表示でストレージ管理情報を提供します。 Storage Management Service を使って、監視されているシステムに接続されたローカルおよびリモートストレージのステータスを表示することができま す。 Storage Management Service は、Dell OpenManage Array Manager 管理ノードから接続されているストレージデバイスについての論理的および 物理的情報を取得します。 診断
す。DELL1234567 はお使いの NAS システム名です。 Server Administrator の追加情報 Dell OpenManage Server Administrator の詳細については、 デルサポートウェブサイト support.jp.dell.
7. Log in to Remote Connect Interface (リモート接続インタフェースにログインする) をクリックする。 RAC の追加情報 RAC ソフトウェアのインストールと設定については、『Dell Remote Access Controller Installation and Setup Guide』 を参照してください。 メモ: NAS システム上の RAC のデフォルトのユーザー名とパスワードはそれぞれ administrator と powervault です。RAC マ ニュアルにあるユーザー名とパスワードとは異なります。 Server Administrator からの警告ログメッセージ Server Administrator は、SNMP イベントログファイルに記録される警告メッセージを生成します。 警告ログメッセージには、ドライブ、温度、 ファン、および電源の状態についての情報、ステータス、警告、および障害メッセージが含まれます。 トラップログを表示するには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2.
5. コンピュータの管理 ウィンドウで、Services and Applications (サービスとアプリケーション) をダブルクリックして、Services (サー ビス) をダブルクリックします。 6. 右側ペインで、SNMP Service (SNMP サービス) をダブルクリックして、SNMP Service Properties (SNMP サービスのプロパティ) ウィンドウを表示します。 7. Security (セキュリティ) タブをクリックして、Send authentication trap (認証トラップの送信) をクリックします。 認証に失敗した時にトラップメッセージを送信したい場合、このオプションを選びます。 8. Accepted community names (承認するコミュニティ名) を選び、Add (追加) をクリックします。 9. Community Rights (コミュニティの権限) を選び、選択したコミュニティからの SNMP 要求を処理するホストの許可レベルを選びま す。 10.
8. Service (サービス) パネルで、システムに適切なチェックボックスを選び、OK をクリックします。 9.
目次ページに戻る システムのバックアップ Dell™ PowerVault™ 77xN NAS システム 管理者ガイド システム状態のバックアップ データボリュームのバックアップ Windows バックアップと回復ツール サードパーティバックアップソフトウェア Windows バックアップと回復ツール用テープデバイスドライバのインストール SAN でのテープバックアップの使い方 この章では、システムのファイルのバックアップ方法について説明します。 以下の項目が含まれます。 システム状態ファイルのバックアップ データボリュームのバックアップ バックアップと回復ツールの使い方 ローカルおよびネットワークバックアップ用のサードパーティソフトウェアの使い方 テープデバイスドライバのインストール システム状態のバックアップ システム状態ファイルには、Dell™ PowerVault™ NAS システムについての設定情報が含まれます。 システム状態をバックアップすると、オペ レーティングシステムの再インストールが必要になった場合にシステム状態を回復できます。 システム状態の復元は、ユーザー情
システム状態データをバックアップするには、次の手順を実行します。 1. 管理者として NAS Manager にログインします。 2. メンテナンス をクリックします。 3. Remote Desktop (リモートデスクトップ) をクリックして、NAS システムにログインします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 4. NAS システムのデスクトップで、システム状態バックアップ アイコンをクリックします。 5. バックアップ ウィンドウが表示されたら、システム状態バックアップを実行する をクリックします。 6. システム状態データがバックアップされることを示すメッセージが表示されたら、OK をクリックします。 7.
NAS Manager のメインメニューの メンテナンス タブで バックアップ をクリックして、バックアップと回復ツールにアクセスできます。 詳細については、バックアップと回復ツールのオンラインヘルプを参照してください。 サードパーティバックアップソフトウェア LAN 接続バックアップサーバーにローカルで、またはネットワークを介してデータボリュームをバックアップできます。 ネットワークバックアップ用のサードパーティバックアップソフトウェアの使い方 ネットワークバックアップのために、前もってバックアップサーバーをネットワークに接続しておく必要があります。 ネットワークバックアッ プのパフォーマンスを向上させるため、バックアップソフトウェアに付属のネットワークアクセラレータエージェントを使用することをお勧め します。 ネットワークアクセラレータエージェントのインストール VERITAS Backup Exec ネットワークアクセラレータエージェントは、ネットワーク上のリモートシステムから NAS システムにリモートでイン ストールすることができます。 ネットワークアクセラレータエージェントのインストール方法
メモ: インストール CD が自動で実行されない場合、Windows のコントロールパネルで スタート ボタンをクリックして、ファイル名を 指定して実行 を選びます。 CD ドライブの実行ファイルを検索します。 開く をクリックして、OK をクリックします。 クライアントシステムへの VERITAS Backup Exec Remote Administrator のインストール 1. 『VERITAS Backup Exec CD』 をクライアントシステムの CD ドライブに挿入します。 CD は自動的にソフトウェアを起動します。 2. CD が自動的にソフトウェアを起動しない場合、Windows エクスプローラを開き、VERITAS ソフトウェアを含む CD ドライブを右ク リックして、メニューから Autoplay (自動再生) を選びます。 3. バックアップソフトウェアに付属のマニュアルに従って、インストールを完了します。 VERITAS Backup Exec Remote Administrator の使い方 1.
メモ: インストール CD が自動で実行されない場合、Windows のコントロールパネルで スタート ボタンをクリックして、ファイル名を 指定して実行 を選びます。 CD ドライブの実行ファイルを検索します。 開く をクリックして、OK をクリックします。 Windows バックアップと回復ツール用テープデバイスドライバのインストール Windows バックアップと回復ツールをお使いの場合、テープドライブとテープメディアチェンジャーの両方のドライバをインストールする必要 がある場合があります。 1. PowerVault テープドライブを接続して、システムを再起動します。 2. NAS Manager にログインします。 3. メンテナンス をクリックします。 4. Remote Desktop (リモートデスクトップ) をクリックして、NAS システムに管理者としてログインします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 5.
15. 完了 をクリックします。 16.
目次ページに戻る システムの回復と復元 Dell™ PowerVault™ 77xN NAS システム 管理者ガイド 再インストールの前に試行する解決策 システム障害からの回復 システム状態データの復元 初期システムセットアップの復元 この章では、オペレーティングシステムに障害が発生した場合の Dell™ PowerVault™ NAS システムの回復方法について説明します。 また、オ ペレーティングシステムの復元を必要としない解決方法についても説明します。 NAS システムには冗長性があるので、特定のハードウェアおよびソフトウェアの障害から回復することができます。 場合によっては、自動的 に回復しますが、NAS システムの回復に管理者権限が必要になり、手動で操作をしなければならない場合もあります。 次の方法を順番通りに実行して、NAS システムを復元します。 1. 「再インストールの前に試行する解決策」 に一覧表示された可能な解決策を実行します。 2.
システム障害からの回復 オペレーティングシステムが操作できなくなった場合、NAS システムの 『Reinstallation CD』 を使ってオペレーティングシステムを再インス トールすることができます。 オペレーティングシステムの再インストール後、システム状態のバックアップが復元され、システム設定情報が修 復できます。 システム障害から回復するには、次のタスクを完了する必要があります。 『Reinstallation CD』 を使ったオペレーティングシステムの再インストール システム状態バックアップの復元 (詳細については、「システムのバックアップ」 の 「システム状態データの復元」 を参照) オペレーティングシステムの再インストール 注意: 『Reinstallation CD』 を使用すると、オペレーティングシステムドライブ上のすべてのデータが削除されます。 ただし、データ ドライブのデータは削除されません。 1. CD ドライブに 『Reinstallation CD』 の 1 枚目を挿入します。 2. NAS システムをシャットダウンします。 3.
プしておく必要があります。 NAS Manager を使ってシステム状態データを復元するには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2. メンテナンス をクリックします。 3. バックアップ をクリックします。 4. 管理者としてシステムにログインします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 Welcome to the Backup or Restore Wizard (バックアップまたは復元ウィザードの開始) ウィンドウが表示されます。 メモ: ウィンドウが表示されない場合、NAS システムのデスクトップで、スタート ボタンをクリックし、プログラム → アクセ サリ → システムツール → バックアップ → と選択して、Windows Backup/Recovery (Windows バックアップ / 復元) をクリック します。 5.
d. File の横にある (+) のマークをクリックします。 e. バックアップファイル (.bkf) の横にある (+) のマークをクリックします。 バックアップファイルの場所が表示されます。 f. 場所が正しければ、OK をクリックします。 正しくない場合、正しいバックアップファイルの場所を検索します。 バックアップが What to Restore ウィンドウに表示されます。 g. バックアップファイルの横の (+) をクリックして、System State アイコンを表示します。 h. System State の横にあるチェックボックスをクリックして、Next をクリックします。 i. Advanced (詳細) をクリックします。 Where to Restore (ファイルの復元先) ウィンドウが表示されます。 j. Restore files to (復元ファイルの保存先) フィールドで、Original location (元の場所) を選び、Next をクリックします。 How to Restore (復元方法) ウィンドウが表示されます。 k.
目次ページに戻る シャドウコピー Dell™ PowerVault™ 77xN NAS システム 管理者ガイド シャドウコピーの概要 ボリューム設定 シャドウコピーの使い方 シャドウコピーのスケジュール シャドウコピーを含むボリュームのデフラグ Shadow Copy (シャドウコピー) サービスを使用して、NAS システムのデータボリュームの時間を指定したコピーを作成することができま す。 Shadow Copy ソフトウェアは、NAS Manager を使って設定できます。 メモ: シャドウコピーは、SMB および NFS 共有を介してアクセスできます。 シャドウコピーは、HTTP、FTP、AppleTalk、または NetWare 共有を介してアクセスすることはできません。 シャドウコピーの概要 シャドウコピーは、共有ファイルまたはフォルダの時間を指定したコピーです。 シャドウコピーを作成した後に、アクティブなファイルシステ ムでファイルを変更した場合、シャドウコピーにはファイルの古いバージョンが含まれます。 アクティブなファイルが破壊されるか削除された 場合、最新のシャドウ
デフラグすると以前のバージョンのファイルが失われる場合があります。 メモ: ソースボリュームで NTFS ファイルシステムのファイル圧縮を使用している場合、4 KB 以上の割り当てユニットサイズを 使用することはできません。 ソースボリュームをデフラグすると、差異ファイルが大きくなります。 差異ファイルが割り当てら れているサイズを超えた場合、いくつかのファイルの以前のバージョンを失う可能性があります。 大きいサイズの NTFS ファイ ルクラスタを使用すると、差異ファイルの拡大を小さくすることができます。 シャドウコピーの保存 NAS システムでは、各ボリュームで最大 64 個のシャドウコピーを保存することができます。ただし、この最大値を超えた場合、最も古いコ ピーが上書きされます。 この数値を使って、複数のシャドウコピーをスケジュールすることができます。 (データがどのように変更されるか により、予定を立ててください。) ボリューム設定 1. NAS Manager にログインします。 2. ディスク をクリックします。 3.
ページが更新され、Copies (コピー) コラムの数値が 1 つ増えます。 シャドウコピーの削除 1. NAS Manager にログインします。 2. ディスク をクリックします。 3. Shadow Copies (シャドウコピー) をクリックします。 4. Manage Shadow Copies (シャドウコピーの管理) ページで、削除するシャドウコピーのボリュームを選び、View Shadow Copies (シャ ドウコピーの表示) をクリックします。 一度に 1 つのみ選択できます。 5. Shadow Copies on Volume (ボリュームのシャドウコピー) x ページで、削除する コピーをクリックして、Delete (削除) をクリック します。 6. シャドウコピーを削除するか尋ねられたら、OK をクリックします。 シャドウコピーのスケジュール すべてのボリュームで、日 / 週 / 月ごとに 1 回シャドウコピーをスケジュールすることができます。 シャドウコピーのスケジュールの作成 1. NAS Manager にログインします。 2.
シャドウコピーのスケジュールの削除 1. NAS Manager にログインします。 2. ディスク をクリックします。 3. Shadow Copies (シャドウコピー) をクリックします。 4. シャドウコピーのスケジュールを削除するボリュームを選んで、Tasks (タスク) 一覧で、Set Schedule (スケジュールの設定) をク リックします。 5. 削除するシャドウコピーのスケジュールを選びます。 6. Tasks 一覧で、Delete (削除) をクリックします。 7. OK をクリックして、シャドウコピーのスケジュールを削除します。 シャドウコピーのスケジュールの編集 1. NAS Manager にログインします。 2. ディスク をクリックします。 3. Shadow Copies (シャドウコピー) をクリックします。 4. シャドウコピーのスケジュールを編集するボリュームを選んで、Tasks (タスク) 一覧で、Set Schedule (スケジュールの設定) をク リックします。 5. 編集するシャドウコピーのスケジュールを選びます。 6.
クライアントソフトウェアをインストール後、次の手順を実行してシャドウコピーにアクセスします。 1. アクセスするフォルダファイルがある NAS システムの共有にマップします。 2. アクセスするフォルダまたはファイルを右クリックして、Properties (プロパティ) をクリックします。 3. Previous Versions (以前のバージョン) または Shadow Copies (シャドウコピー) タブをクリックして、アクセス可能な以前のバー ジョンを表示します。 4. ご希望の以前のバージョンをクリックします。 5. View (表示) をクリックして、フォルダを参照します。 6. Copy (コピー) をクリックして、内容を新しい場所にコピーします。 7.
目次ページに戻る アドバンス機能 Dell™ PowerVault™ 77xN NAS システム 管理者ガイド 冗長メモリ機能の使い方 MUI (多言語ユーザーインタフェース) サポートのインス トール ネットワークアダプタのチーミング Telnet サーバー FTP NFS (Network File System) のサーバー Macintosh 用ファイルサーバー Novell NetWare オペレーティングシステムのサービス Microsoft ディレクトリ同期化サービス セキュアソケットレイヤの使い方 DFS の使用 この章では、Dell™ PowerVault™ NAS Manager では実行できない高度な機能について説明します。 この章にある手順を実行するには、Remote Desktop (リモートデスクトップ) を使用する必要があります。 Remote Desktop にアクセスするには、次 の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2.
冗長メモリ機能は、バンクごとにサポートされています。 冗長メモリの最小単位は、バンクです。 予備のバンクは 1 回の起動ごとに 1 回のみ利用できます。 バンクをスワップすると、リセットするまでシステムに冗長メモリはありませ ん。 NAS システムの冗長メモリ機能を有効にする方法については、お使いのシステムの 『ユーザーズガイド』 を参照してください。 冗長メモリの有効化 冗長メモリは、セットアップユーティリティで有効にすることができます。 詳細については、『ユーザーズガイド』 を参照してください。 MUI (多言語ユーザーインタフェース) サポートのインストール NAS システムを使って、オペレーティングシステムのユーザーインタフェースの言語を変更することができます。 MUI により、NAS システムで はオペレーティングシステムのメニュー、ダイアログ、ヘルプファイルが複数の言語で表示できます。 使用したい言語が NAS システムにない場 合、『Multilingual Support CD』 から該当する言語をインストールする必要があります。 メモ: オペレーティングシステム MUI のインストール
3. Remote Desktop (リモートデスクトップ) をクリックします。 4. 管理者としてシステムにログインします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 5. スタート ボタンをクリックし、設定 を選んで、コントロールパネル をクリックします。 6. コントロールパネル で、地域と言語のオプション をダブルクリックします。 7. 地域のオプション タブで、Standards and Formats (標準およびフォーマット) から該当する地域を選びます。 8. 言語 タブをクリックして、メニューおよびダイアログで使用する適切な言語を選びます。 9.
リンクアグリゲーション (複数の伝送路をたばねる技術) リンクアグリゲーションは、Intel® などによって開発されたネットワークスループットを向上させる技術です。 ALB とは違い、リンクアグリゲー ションでは、システムとスイッチとを結んでいる送信チャネルおよび受信チャネルの両方の転送を増やすように設定することができます。 リンク アグリゲーションは、Intel 互換のスイッチでのみ動作します。 リンクアグリゲーションを使うには、NAS システム の Ethernet ポートを同じ Intel Ethernet スイッチにリンクさせる必要があります。 Fast EtherChannel FEC (Fast EtherChannel) は、 Cisco Systems によって開発されたネットワークスループットを向上させる技術です。 ALB とは違い、FEC で は、NAS システムとスイッチとを結んでいる送信チャネルおよび受信チャネルの転送の両方を増やすように設定することができます。 FECは、Cisco 互換のスイッチでのみ動作します。 FEC を使うには、NAS システムの Ethernet ポートを
メモ: Broadcom NIC は選べません。 9. チームに適切なメンバーが含まれていることを確認して、Finish (終了) をクリック します。 10. チームを変更する必要がある場合、Back (戻る) をクリックします。 Intel PROSet II ネットワークチームの削除 1. NAS Manager にログインします。 2. メンテナンス をクリックして、Remote Desktop (リモートデスクトップ) をクリックします。 3. Remote Desktop セッションに administrator としてログインします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 4. NAS システムのタスクバーのネットワークアイコンをダブルクリックします。 Network Teaming (ネットワークのチーミング) ユーティリティの Intel PROSet II が表示されます。 5. ツリービュ-で、削除するチームをクリックします。 6.
メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 4. NAS システムのタスクバーのネットワークアイコンをダブルクリックします。 Network Teaming (ネットワークのチーミング) ユーティリティの Intel PROSet II が表示されます。 5. ツリービューで、モードを変更するチームをクリックします。 6. Action (操作) をクリックして、Change Team Mode (チームモードの変更) をクリックします。 7. Teaming (チーミング) ウィザードで、作成するチームのタイプを選び、Next (次へ) をクリックします。 チームのタイプには、Fault Tolerance、Load Balancing、Fast EtherChannel*/Link Aggregation、および IEEE 802.3ad があります。 8.
ネットワークチームからの Broadcom アダプタの削除 1. NAS Manager にログインします。 2. メンテナンス をクリックして、Remote Desktop (リモートデスクトップ) をクリックします。 3. Remote Desktop セッションに administrator としてログインします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 4. NAS システムのタスクバーのネットワークアイコンをダブルクリックします。 Broadcom Advanced Server Control Suite ウィンドウが表示されます。 5. Load Balance/Virtual LAN をクリックします。 6. Configuration (設定) ボックスでチーム名を選びます。 7. Team Members (チームメンバー) 一覧でアダプタを選び、Load Balance Members (ロードバランスメンバー) の横の矢印をクリックし て、アダプタを削除します。 8.
Telnet サーバー Telnet サーバーは、ほとんどのインストールで最適に動作します。 Windows® 2000、Windows NT®、Windows 95、Windows 98、Windows XP、 お よび Windows Server 2003 に付属の Telnet クライアント、およびほぼすべてのオペレーティングシステムからの各種文字モードのターミナルクライ アントを含む、様々なクライアントからのログインを受け入れます。 また、Telnet サーバーは、セキュリティの向上、ログインの簡素化、および ストリームやコンソールモードのサポートなど、特定のサイト要件を満たすように設定することもできます。 認証 Telnet サーバーは、クライアントログインの認証に Windows NTLM (NT LAN Manager) をサポートしています。 NTLM を使って、Windows NT ロ グインに基づいてユーザーは自動的に Telnet サーバーに認証されます。 これにより、Telnet の使用がユーザーに完全に気づかれず、また、明らか なテキストパスワードがネットワーク上で渡されることは
3. Remote Desktop (リモートデスクトップ) をクリックします。 4. 管理者としてログインします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 5. NAS システムのデスクトップにある NAS Utilities (NAS ユーティリティ) アイコンをダブルクリックします。 6. 管理ツール をクリックします。 7. Internet Information Services (IIS) Manager をクリックします。 8. Local Computer (ローカルコンピュータ) をクリックします。 9. FTP Sites (FTP サイト) をクリックします。 10. Default FTP Site (デフォルト FTP サイト) を右クリックして、Properties (プロパティ) をクリックします。 11.
NFS (Network File System) のサーバー NFS のサーバーは、Windows NT、Windows 2000、および Windows Server 2003 を実行しているシステムから NFS をサポートするネットワーク上の すべてのシステムにディスクリソースを提供するために使用することができます。 NFS のサーバーを管理するには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2. メンテナンス をクリックして、Services (サービス) をクリックします。 3. Server for NFS (NFS のサーバー) をクリックして、Startup (起動) をクリックします。 4. Set Service Properties (サービスのプロパティの設定) ウィンドウで、NFS のサーバーを自動的にまたは手動で起動するか、または無効にす るかを選びます。 5.
5. ユーザーとグループのマッピング をクリックします。 6. ユーザーとグループのマッピング ウィンドウを使って、ユーザーおよびグループのマップを定義します。 UNIX のユーザーおよびグループ名にアクセスする際に使用するサーバーの種類を設定するには、次の手順を実行します。 1. ユーザーとグループのマッピング ウィンドウで、全般 をクリックします。 2. NIS サーバーの使用 をクリックするか、パスワードファイルとグループファイルを使用します。 をクリックして、サーバーの種類を選びま す。 3.
ワークグループ ワークグループの事例では、NAS システム側でユーザー名マッピングをローカルに設定します。すべてのマップがこのシステムに含まれます。 ファイル名文字変換 Windows と UNIX のファイルシステムでは、ファイル名に特定の文字を使用できませんが、各オペレーティングシステムで禁止されている文字は 同じではありません。 たとえば、有効な Windows ファイル名にはコロン (:) は使用できませんが、UNIX ファイル名には使用できます。UNIX のユーザーが NFS 共有でファイルを作成しようとして、そのファイル名に Windows での違法文字が含まれる場合、ファイルを作成することはでき ません。 ファイル名文字変換を使って、ファイルシステムで許可されていない文字を有効な文字にマップすることによって、それらの文字を置き換えるこ とができます。 ファイル名文字変換を有効にするには、Windows の文字を UNIX の文字にマップするテキストファイルを作成し、次に、変換ファ イルのパスと名前を指定するレジストリエントリを変更します。 ファイル名文字変換テキストファイルは、以下のようなフォ
Macintosh 用ファイルサーバー FSM (Macintosh のファイルサーバー) は、既存の Macintosh ネットワークのリソースと技術を活用して、Macintosh と Windows のネットワークを 統合するのに必要なツールを提供します。 FSM は、NAS システムではデフォルトで無効になっています。 FSM を有効にする方法については、 「AppleTalk プロトコルの有効化」 を参照してください。 AppleTalk プロトコルの有効化 AppleTalk プロトコルは、NAS システムではデフォルトで無効になっています。 Macintosh クライアントから NAS システムにアクセスするに は、AppleTalk プロトコルを有効にする必要があります。 AppleTalk プロトコルを有効にするには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2. 共有 をクリックします。 3. 共有プロトコル をクリックします。 4.
6. OK をクリックして設定を完了します。 アダプタのバインド FSM は、1 つのネットワークアダプタのみにバインドできます。 デフォルトで、内蔵 10/100 ネットワークアダプタにバインドされています。 複 数のネットワークアダプタがあるシステム内でバインドを変更するには、AppleTalk が使用しているネットワークアダプタの AppleTalk プロトコル のプロパティがインバウンドの接続を受け付けるように変更される必要があります。 AppleTalk プロトコルアダプタのバインド 複数のネットワークアダプタのあるシステムで AppleTalk プロトコルアダプタのバインドを変更するには、NAS Manager から次の手順を実行しま す。 1. NAS Manager にログインします。 2. ネットワーク をクリックします。 3. Interfaces (インタフェース) をクリックします。 4.
ユーザー認証のインストール システムの Microsoft UAM Volume にログインして、MS UAM ファイルにアクセスし、このファイルを システム フォルダ内の AppleShare Folder にドラッグします。 システムの Microsoft 認証ファイルにアクセスするには、次の手順を実行します。 1. 8 文字以下のパスワードを使ってユーザーを作成します。 a. NAS Manager にログインします。 b. ユーザー をクリックします。 c. ローカルユーザー をクリックします。 d. 新規 をクリックします。 e. 新しいユーザーの作成 ウィンドウに必要情報を入力して、OK をクリックします。 メモ: パスワードは 8 文字以内にしてください。 8 文字を超えるパスワードは、UAM がない状態で Apple 共有をマップする際に使 用できません。 2. Macintosh Apple メニューで、Chooser をクリックします。 3.
Macintosh のファイルサービスがローカル RPC サービスへの通信を確立できない場合、Workstation Service を再起動する必要がある場合がありま す。 Workstation Service を再起動するには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2. メンテナンス をクリックして、Services (サービス) をクリックします。 3. Workstation (ワークステーション) をクリックして、Startup (起動) をクリックします。 4. Set Service Properties (サービスのプロパティの設定) ウィンドウで、NFS のサー バーを自動的にまたは手動で起動するか、または無効に するかを選びます。 5.
デフォルトで、IPX プロトコルは NAS システム上で自動的にフレームタイプを検出するように設定されます。 IPX プロトコルを使用するには、手 動でフレームタイプを検出するように NAS システムの IPX のプロパティを変更する必要があります。 手動でフレームタイプを検出するように IPX プロトコルを設定するには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2. メンテナンス をクリックして、Remote Desktop (リモートデスクトップ) をクリックします。 3. 管理者として NAS システムにログインします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 4. NAS システムのデスクトップで マイネットワーク を右クリックして、プロパティ をクリックします。 5. ネットワークとダイヤルアップ接続 ウィンドウで、NAS システムが使用しているネットワークアダプタを右クリックして、プロパティ を 選びます。 6.
MSDSS を使って、NetWare ユーザーは既存のディレクトリを置き換えたり 2 つの別々のディレクトリを管理せずに、Active Directory を展開できま す。 その結果、ユーザーは以下のことが柔軟に実行できます。 複数のディレクトリが必要な場合のディレクトリ管理の統合 任意のディレクトリからのアカウントの管理 Windows 2000 Active Directory サービスに基づいた、ディレクトリが有効なアプリケーション、デバイス、およびサービスの使用 MSDSS は使いやすく、管理インタフェースを使って同期化と Active Directory のセットアップが簡単におこなえます。 管理、同期、移行の様々な オプションが選べるよう機能が充実しています。 MSDSS は、すべての主要な NetWare プラットフォームとほとんどの Novell ディレクトリおよびバインダリをサポートし、IPX/SPX および TCP/IP ネットワークプロトコルもサポートします。 Windows Server 2003 MSDSS ドメインコントローラ MSDSS を実行するには、Windows Se
2. Windows ドメインコントローラをインストールして設定します (お使いのオペレーティングシステムソフトウェアに付属のマニュアルを参 照)。 3. Novell のウェブサイト (www.novell.com/download/)から Windows 用の Novell Client をインストールします。 4. NDS を必要とするサービスもアプリケーションも、Active Directory と互換性のあるソフトウェアに置き換えます。 (NDS の各種アプリケー ションについては、ZENworks を除き、MSDSS を使い始める前に削除してください。これらは IntelliMirror でいつでも置換できます。) 5. システムの DomainUtils 共有から MSDSS をインストールします。 メモ: MSDSSソフトウェアにアクセスするには、ネットワークドライブの 1 つを \\Dellxxxxxxx\DomainUtils にマップしま す。xxxxxxx は、システムのサービスタグナンバーです。 たとえば、サービスタグナンバーが 1234567 の場 合、http://DEL
ユーザーアカウントを移行したら、ファイルシステムを移行できます (ユーザーをファイルより先に移行すると、ファイルシステムの移行が許可さ れます) 。 ヘルプから印刷した 「To migrate files」 の手順を実行します。 画面の指示に従って、次の手順を実行します。 ファイル移行ユーティリティを起動するには、スタート ボタンをクリックして、プログラム → 管理ツール → File Migration Utility の順に ポイントします。 マッピング関係図を表示するには、View Maps をクリックします。 マップされたユーザー、グループ、組織単位、移行される組織のアクセス権を表示するには、Access Rights をクリックします。 NDS Modify オプションがデフォルトで Read に変換されます。 同等の NFTS 権限がないためです。 Write チェックボックスをクリックし て、読み取り / 書き込みのアクセス権を許可できます。 Step 2 ― Security Accounts タブで、正しい Active Directory、NDS、またはバインダリの資格でログオンしている
中規模または大規模な環境 WAN リンクがいくつか持てるほど規模の大きな組織の場合、時間 (大規模ネットワークなら最長 3 ヶ月) をかけて徐々に移行しつつ、同時にその いくつかのネットワークの同期化を一時的に図りたいことがあるでしょうし、また、長期的展望に立ち、統合型のNovell/Windows ネットワークを 構築するために同期化を図りたいこともあるでしょう。 段階的な移行を実施する場合、一方向同期が適切な場合がほとんどです。 上記で説明した準備をすべておこなってから、次の手順を実行します (必要に応じて、お客様の状況に合わせます)。 1. NetWare ユーザーとシステムデータをバックアップします。 2. Windows ドメインコントローラをインストールして設定します (お使いのオペレーティングシステムに付属のマニュアルを参照)。 3. Novell のウェブサイト (www.novell.com/download/) から Windows 用の Novell Client をインストールします。 4.
MSDSS は、バインダリのカスタムオブジェクトマッピングをサポートしていません。 k. 同じ Object Mapping Scheme ページで、この同期化セッションにフィルタを設定する場合、Filters (フィルタ) をクリックします。 l. Session Name (セッション名) ページで、デフォルトのセッション名を選ぶか新しい名前を指定します。 m. Finish (終了) をクリックします。 9. 一方向同期を選んだ場合、以上の手順が済めば、Active Directory からユーザー、グループ、NDS 組織単位コンテナ (OU) のどのオブジェ クトについても管理できるはずです。 双方向同期を設定した場合、ユーザー、グループ、および OU オブジェクトの管理が Active Directory または NDS のどちらからも管理できます。 10.
デジタル化された ID で、ウェブサーバーとウェブサーバーのコンテンツを提供している団体の情報が含まれています。 サーバー認証を使って、 ユーザーはサーバーを認証し、ウェブコンテンツの正当性を確認し、安全な接続を確立できます。 サーバー認証は、パブリックキーも含んでいま す。これは、クライアントとサーバー間に安全な接続を作成するのに使用されます。 ID としてのサーバー認証の成功は、ユーザーが認証に含まれている情報の正当性を信頼するかどうかにかかっています。 たとえば、あなたの会社 のウェブサイトにログオンしているユーザーは、サーバー認証の内容を見たにもかかわらず、クレジットカード情報の入力に抵抗を感じるかもし れません。 新しくてまだよく知られていない会社なら、なおのことそうでしょう。 このため認証は、しばしば認定機関と呼ばれるお互いに信頼できる第三者団体によって発行され、承認されています。 認定機関の主な役割は、認 証を受けようとしている者の身分の確認と、認証に含まれる識別情報の正確さの保証です。 また、ウェブサイトの運営側とユーザー側との関係によっても違ってきますが、独自のサーバー証明書を発行することも
8. Administration Properties (管理のプロパティ) ウィンドウで、Directory Security (ディレクトリセキュリティ) をクリックします。 9. Server Certificate (サーバー認証) をクリックして、ウェブサーバー認証ウィザードにアクセスします。 10. ウェブサーバー認定ウィザードを使って、認証要求を作成します。 11. 認定機関に認定要求を送ります。 認定機関が要求を処理し、認証を送信します。 メモ: 認定機関によっては、要求を処理する前、または認証を発行する前に、身分証明書を要求するところがあります。 12.
d. 管理ツール をダブルクリックし、一覧を展開し、Distributed File System (分散型ファイルシステム) を表示します。 5. Distributed File System を右クリックして、New Root (新規ルート) をクリックします。 6. New Root Wizard (新規ルートウィザード) ウィンドウで、Next (次へ) をクリックします。 7. Stand-alone root (スタンドアロンルート) をクリックして、Next をクリックしま す。 8. DFS ルートをホストするサーバーを選ぶか、サーバー名がわからない場合、Browse (参照) をクリックし、サーバーを指定して、Next をク リックします。 9. Root name (ルート名) には、手順 1 で作成したディレクトリ名を入力します。 10. 必要に応じて、追加のコメントを入力して、Next をクリックします。 11.
12. Finish (終了) をクリックして、DFS ルートを作成します。 メモ: DFS リンクの作成については、「DFS での共有の公開」 または 「DFS での共有の作成」 を参照してください。 DFS での共有の作成 DFS ルートを作成後 (「スタンドアロン DFS ルートの作成」 を参照)、次の手順を実行して、DFS リンクを作成します。 メモ: DFS ストラクチャに追加するディレクトリは、共有されている必要があります。 1. DFS ルートにアクセスします。 a. NAS Manager で、メンテナンス をクリックします。 b. Remote Desktop (リモートデスクトップ) をクリックして、NAS システムに管理者としてログインします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 c. NAS システムのデスクトップで、NAS Utilities (NAS ユーティリティ) をダブルクリックして、NAS Utilities ウィンドウを表示しま す。 d.
目次ページに戻る 推奨するセキュリティ Dell™ PowerVault™ 77xN NAS システム 管理者ガイド 推奨する標準セキュリティ 推奨する追加のセキュリティ 推奨する最高セキュリティ 推奨する標準セキュリティ この章では、お使いの NAS システムの安全性のための、デルが推奨する標準セキュリティの施行について説明します。 安全性のない HTTP ポート NAS Manager は、NAS システムから送受信するデータを暗号化する SSL (セキュアソケットレイヤ) を使用する NAS システムからポート 1279 で接続することができ、データのセキュリティを提供します。 詳細については、「セキュアソケットレイヤの使い方」 を参照してくださ い。 システムは、非 SSL 暗号化のポート 80 を介して接続することもできます。 NAS Manager では、安全性のない http ポートを無効にすることをお 勧めします。 パスワード お使いの NAS システムのデフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。
アンチウイルスソフトウェア デルは、ウイルスから NAS システムを保護するため、アンチウイルスソフトウェアの使用をお勧めします。 Microsoft セキュリティアップデート Microsoft は、定期的にセキュリティアップデートパッチをウェブサイト microsoft.
し、Anonymous Logon に適切なアクセス許可を割り当てます。 詳細については、「NFS (Network File System) のサーバー」 を参照してくだ さい。 推奨する最高セキュリティ この項では、お使いの NAS システムでの最高のセキュリティを提供するために推奨する事項について説明します。 NAS システムで 2 人以上の管理者を許可しない 有効期限のないパスワードを許可しない Logon Success (ログオン成功) および Logon Failure (ログオン失敗) 監査を有効にする 必要のないサービスを無効にする 必要のないサービスを無効にすると、性能も向上する IISADMPWD 仮想ディレクトリを削除する すべてのウェブおよび FTP サイトでアプリケーションログインオプションを有効にする Internet Explorer ゾーンにすべてのユーザーに対する安全な設定があるか確認する アクティブに使用されている共有およびサービスのみに NAS システムを使用する http 共有が使用されていない場合、http 共有を無効にする HTTP 共有の無効化 1.
目次ページに戻る トラブルシューティング Dell™ PowerVault™ 77xN NAS システム 管理者ガイド ツールとテクニック トラブルシューティング ツールとテクニック Dell™ PowerVault™ NAS システムはキーボート、マウス、モニターのない 「ヘッドレス」 システムなので、他の方法で問題や状態のトラブル シューティングをおこなう必要があります。 この章では、トラブルシューティングのためのツールやテクニックについて説明します。 NAS システムの Ping NAS Manager を使用して NAS システムに接続することができない場合、NAS システムに ping を実行してみます。 クライアントシステム で、スタート ボタンをクリックし、ファイル名を指定して実行 をクリックして、cmd と入力します。 cmd.
NAS Manager から Remote Desktop にアクセスするには、次の手順を実行します。 1. NAS Manager にログインします。 2. メンテナンス をクリックします。 3. Remote Desktop (リモートデスクトップ) をクリックします。 4. 管理者ユーザー名とパスワードを入力して、OK をクリックします。 メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。 トラブルシューティング 以下の表を使用して、NAS システムで発生する可能性のある様々な状態のトラブルシューティングをおこなってください。 表 10-1 ― 「一般的なトラブルシューティング」 表 10-2 ― 「NAS Manager」 表 10-3 ― 「UNIX および Red Hat Linux」 表 10-4 ― 「Macintosh および AppleTalk」 表 10-1.
フォルダがあります。 BIOS がハードドライブ 0 を認識しませ ん。 ハードドライブで不具合が発生し ているか、オペレーティングシス テムファイルまたはブートレコー ドが見つからないか、壊れていま す。 NAS システムは、自動的にハードドライブ 1 から起動しま す。 「システム障害からの回復」 を参照してください。 NAS システムの電源を入れた後、NAS システムへの接続または Ping の実行が できません。 NAS システムの起動が完了してい ません。 NAS システムの起動が完了するまで 5 分以上待ちます。 接続 できない場合、「システムの回復と復元」 の 「再インストー ルの前に試行する解決策」 の手順を実行します。 ネットワーク接続が遅く感じます。 間違ったドライバで Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Server Adapter を使っています。または セットアップユーティリティで WOL (wake-on-LAN) 機能を有効 にしています。 システムのネットワーク接続は、オペレーティングシステム が正しいドライバをロードするまで
ケーションに 2 つの論理プロセッ サとして認識されます。 表 10-2.
ユーザーのプロパティを表示してい すでに 全般 タブにアクセスしてい る間に、全般 タブを選択しました。 て、ページが正しく更新されません このユーザーのフィールドがすべて でした。 空になってしまいました。 Cancel (キャンセル) を選ぶか、またはブラウザの Back (戻 る) ボタンをクリックします。 次に、プロパティを表示させる ユーザーをもう一度選びます。 NAS Manager を使用してローカルグ ループにメンバーを追加しました が、OK をクリックしても画面が更 新されるだけです。 ローカルグループに同じメンバーを 削除してから追加した可能性があり ます。 こうすると、画面が正しく アップデートされずに更新される場 合があります。 NAS Manager のメインメニューで Local Groups (ローカルグ ループ) タブを再度選びます。 その後、ローカルグループに適 切なメンバーを追加したり、グループから削除します。 NAS Manager のメインメニューで ネットワーク をクリック し、Network Interfaces (ネット ワークインタフェース) をクリッ
確認します。 不明な場 合は、共有を削除した 後で、NFS を再起動し ます。 NFS 共有へのクライアン トシステムアクセスを アップデートしている場 合、All Machines (すべ てのコンピュータ) クラ イアントグループは、No Access (アクセスなし) アクセスタイプから Read-Write (読み書き) アクセスにリセットされ ます。 読み取り専用または読み書きアクセスをもつクライアントがない場合、NAS Manager は All Machines クライアントグループを Read-Write にリセットすることがあります。 読み書きまたは読み取 り専用アクセスを持つ クライアントシステム を追加し、All Machines クライアン トシステムグループを No Access (アクセス なし) に設定します。 NAS システムの NFS パ フォーマンスが落ちてい ます。 NFS ライトバックキャッシュが無効です。 お使いのシステムがク ラスタの一部でない場 合、NFSライトバック キャッシュを有効にし てパフォーマンスを向 上させることができま す。 詳細については
ら、Windows クライアントがアク セスしたファイルをユーザーが変 更したり削除できません。 目次ページに戻る いません。 ンに対して 10 分以内に同期されていること を確認します。