Administrator Guide
デジタル化された ID で、ウェブサーバーとウェブサーバーのコンテンツを提供している団体の情報が含まれています。 サーバー認証を使って、
ユーザーはサーバーを認証し、ウェブコンテンツの正当性を確認し、安全な接続を確立できます。 サーバー認証は、パブリックキーも含んでいま
す。これは、クライアントとサーバー間に安全な接続を作成するのに使用されます。
ID としてのサーバー認証の成功は、ユーザーが認証に含まれている情報の正当性を信頼するかどうかにかかっています。 たとえば、あなたの会社
のウェブサイトにログオンしているユーザーは、サーバー認証の内容を見たにもかかわらず、クレジットカード情報の入力に抵抗を感じるかもし
れません。 新しくてまだよく知られていない会社なら、なおのことそうでしょう。
このため認証は、しばしば認定機関と呼ばれるお互いに信頼できる第三者団体によって発行され、承認されています。 認定機関の主な役割は、認
証を受けようとしている者の身分の確認と、認証に含まれる識別情報の正確さの保証です。
また、ウェブサイトの運営側とユーザー側との関係によっても違ってきますが、独自のサーバー証明書を発行することもできます。 たとえば、社
員の給与や社会保険料の情報をイントラネットで処理している大企業では、認証サーバーを運用して、識別情報の正当性の確認とサーバー認証の
発行をおこなうと良いかもしれません。 詳細については、「認定機関からのサーバー認証の取得
」 を参照してください。
PowerVault 77xN 認証
デフォルトで、NAS システムには自己生成型で自己署名型の認証が 1 つ付与されています。 設定 SSL ポートは 1279 です。
カスタム認証の使い方
ネットワーク内に認定機関がある場合、管理者は NAS システム用のデフォルトの認証を選んで変更することもできます。 管理者は、初めて認証を
要求する際に、一連のウィザードを使わなければなりません。 そうして得た認証を NAS システムに適用します。
認定機関からのサーバー認証の取得
メモ: 現在のサーバーの認証を置き換える場合、IIS (インターネット情報サービス) は新しい要求が完了するまで古い認証の使用を継続し
ます。
事業上の必要を満たすサービスを提供している認証局を探して、サーバー証明書を要求してください。
メモ: IIS に対応している認定機関の最新リストについては、Microsoft セキュリティウェブサイトを参照してください。 カテゴリ別一覧
で、認定機関サービス を選びます。
サーバー認証を取得するには、次の手順を実行します。
111 NAS Manager にログインします。
111 メンテナンス をクリックして、Remote Desktop (リモートデスクトップ) をクリックします。
111 管理者として NAS システムにログインします。
メモ: デフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは powervault です。
111 NAS システムのデスクトップの NAS Utilities (NAS ユーティリティ) をダブルクリックします。
111 NAS Utilities ウィンドウで、管理ツール をダブルクリックして、インターネット情報サービス をクリックします。
111 ローカルシステムをダブルクリックして展開し、Web Sites (ウェブサイト) をダブルクリックします。
111 Administration (管理) アイコンを右クリックして、Properties (プロパティ) をクリックします。