Dell™ PowerVault™ 775Nシステム ユーザーズガイド システムの概要 セットアップユーティリティの使い方 仕様 I/Oポートおよびコネクタ コンソールリダイレクションの使い方 用語集 メモ、注意、警告 メモ:システムの操作上、知っておくと便利な情報が記載されています。 注意: ハードウェアの破損またはデータの損失の可能性があることを示します。また、その問題を回避するための方法も示されています。 警告: 物的損害、けがまたは死亡の原因となる可能性があることを示します。 このマニュアルの内容は予告なしに変更されることがあります。 © 2002 すべての著作権はDell Computer Corporationにあります。 Dell Computer Corporationからの書面による許可なしには、いかなる方法においてもこのマニュアルの複写、転載を禁じます。 このマニュアルに使用されている商標: Dell、DELLのロゴ、Dell OpenManage、PowerEdge、および PowerVaultはDell Computer Corporationの商標です。 IntelはIntel C
目次ページに戻る システムの概要 Dell™ PowerVault™ 775Nシステム ユーザーズガイド システム状態インジケータ システム識別インジケータ 正面パネルの機能 背面パネルの機能 システムの機能 サポートされているオペレーティングシステム 電源保護装置 その他のマニュアル テクニカルサポートを受けるには お使いのシステムは、頑強なラックマウントプラットフォームに最適化されたファイルサービス機能を提供します。基本的な構成には、メモリが512 MBの Intel® Xeon™ マイクロプロセッサが搭載されています。最大構成には、最大で6つのメモリモジュールを組み込んだ2台のXeonマイクロプロセッサが搭載 されています。 本章では、システムの主要なハードウェアとソフトウェアの機能、システム状態インジケータに関する情報、およびシステムの正面パネルと背面パネルに あるインジケータについて説明します。また、システムをセットアップする際に必要なその他のマニュアルの情報や、テクニカルサポートへの連絡方法に ついても説明します。 システム状態インジケータ システムのベゼルには、ベゼルが取り付けられている際
表1-1. ベゼルシステム状態インジケータコード 状態インジケータ 警告インジケータ インジケータコード オフ オフ システムに利用可能な電源がないか、システムの電源が入っていません。 オン オフ システムは正常に動作しています。 オフ 点滅 システムがエラーを検出し、注意を必要としています。 点滅 オフ システムは自己識別をおこなっています。 点滅 点滅またはオフ システム管理ソフトウェアによって、状態インジケータが点滅し、固有のシステムが識別されます。 表1-2.
表1-3.
電源インジケータコード 電源ボタンは、システム電源装置へのAC電源の入力を制御します。電源ボタンインジケータは、電源の状態に関する情報を提供します。 表1-4に、電源ボタンインジケータコードを一覧表示します。 表1-4. 電源ボタンインジケータコード インジ ケータ インジケータコード オン システムに電力が供給されており、システムが操作可能であることを示します。 オフ システムに電力が供給されていないことを示します。 点滅 システムに電力が供給されているが、システムがスタンバイ状態であることを示します。スタンバイ状態の詳細については、オペレーティン グシステムのマニュアルを参照してください。 SCSIハードドライブインジケータ 各SCSIハードドライブキャリアには2つのインジケータがあります。ビジーインジケータおよび状態インジケータです( ぞれのハードドライブの状態に関する情報を示します。表1-5に、ドライブインジケータコードを一覧表示します。 図1-3参照)。インジケータは、それ 図1-3.
ドライブ再構築中 異なる間隔で1秒間に2回緑色が点滅 ドライブに障害発生 1秒間に4回橙色が点滅 ドライブの障害予測 緑色、次に橙色に点滅し、それから消灯―このパターンが2秒ごとに繰り返し ドライブオンライン状態 緑色に点灯 状態LCD システムの状態インジケータ( 図1-1参照)は、システムが正常に動作していること、システムが注意を必要としていること、またはシステムを識別中であ ることを示します(「システム識別インジケータ 」を参照)。システム状態インジケータがエラー状態を示している場合、ベゼルを開き、状態LCDによって提 供される詳細を参照してください。 LCDは2列の英数字を表示します。表示コードは2つの色の組み合わせで示されます。 青の背景に白文字 ― 情報のみ。対処する必要はありません。 黒の背景に橙色の文字 ― システムに注意が必要です。 LCD状態メッセージに関する情報は、『インストール&トラブルシューティング』を参照してください。 背面パネルの機能 図1-4に、システムの背面パネルの機能を示します。 表1-6では、背面パネルの機能を説明します。 図1-4.
システム状態インジケータコネ クタ インジケータへ接続すると、システムが正常に動作していること、またはシステムが注意を必要としていることが示 されます。 システム識別ボタン 特定のシステムを識別するために使用します(詳細については、「 システム識別インジケータ 」を参照)。 電源装置インジケータ 各ホットプラグ対応電源装置にはインジケータがあり、電源状態、障害、およびAC電源の有無に関する情報を提供します( 図1-5参照)。表1-7に、電源装 置インジケータコードを一覧表示します。 図1-5. 電源装置インジケータ 表1-7.
表1-8. NICインジケータコード リンク状態インジケータ ネットワーク動作インジケータ インジケータコード オフ オフ NICがネットワークに接続されていません。 緑色 NICがネットワーク上の有効なリンクパートナーに接続されています。 橙色の点滅 ネットワークデータが送信または受信されています。 システムの機能 512 KBキャッシュのIntel Xeonマイクロプロセッサが1つか2つ。 2つのXeonマイクロプロセッサを搭載したシステムで利用可能なSMP。SMPは、独立した複数のマイクロプロセッサ間で処理を分けることにより、 システム全体の性能を飛躍的に向上させます。 512 MB以上のシステムメモリ。システムメモリを増設するには、同一ペアのDDR SDRAMメモリモジュールをシステム基板の6つのメモリモジュー ルソケットに取り付けます。 ホットプラグ機能を持つ1インチの内蔵Ultra3 SCSIハードドライブを最大5台サポート。 シングル、1.44 MB、3.
サポートされているオペレーティングシステム お使いのシステムは、Microsoft Windowsオペレーティングシステムに対応しています。 電源保護装置 電圧変動、過渡電流、停電などの電力障害の影響からシステムを保護するための多くのデバイスが利用できます。次項では、これらのデバイスのうちの いくつかについて説明します。 サージプロテクタ サージプロテクタにはいろいろな種類があり、通常、保護レベルはサージプロテクタの価格に比例します。サージプロテクタは、雷雨中などに発生する 可能性のある過電圧スパイクが、コンセントを介してシステムに侵入するのを防ぎます。サージプロテクタは、電圧が通常のACライン電圧レベルより20 %以上低下した時に起こる電圧低下に対する保護は提供しません。 ラインコンディショナ ラインコンディショナは、サージプロテクタよりも過電圧に対してより強力に保護します。ラインコンディショナはシステムのAC電源電圧を一定に保ち、短 時間の電圧低下から保護します。このより強力な保護機能があるため、ラインコンディショナはサージプロテクタに比べて数万円高くなっています。ただ し、これらのデバイスは完全な
け方法について説明しています。 『Resource CD』には、マニュアルの印刷後にシステムに追加された変更や、技術者および専門知識をお持ちのユーザーを対象とする、テクニカ ルリファレンスが記載された技術情報ファイル(リリースノートとも呼ばれます)が収録されている場合があります。 テクニカルサポートを受けるには このマニュアルで説明されている手順がわからない場合や、システムが思った通りに動作しない場合に備えて、各種ツールが用意されています。ヘルプ ツールの詳細については、『インストール&トラブルシューティング』にある「困ったときは」を参照してください。 目次ページに戻る
目次ページに戻る セットアップユーティリティの使い方 Dell™ PowerVault™ 775Nシステム ユーザーズガイド セットアップユーティリティの起動 セットアップユーティリティオプション システムパスワード機能の使い方 セットアップパスワード機能の使い方 パスワードを忘れたとき 管理タグ設定ユーティリティの使い方 システムの電源を入れる度に、システム基板のNVRAMに格納されているシステム設定情報のハードウェアリストに対して、現在コンピュータに取り付け られているハードウェアの構成が比較されます。システムによって不一致が検出されると、不適切な設定があることを知らせるエラーメッセージが生成さ れます。次に、設定を修正するために、セットアップユーティリティを起動するように尋ねるプロンプトが表示されます。 セットアップユーティリティは次のような場合に使用できます。 システムに対してハードウェアの追加、変更、または取り外しを実行した後に、システム設定情報を変更する場合 システムの時刻または日付の変更など、ユーザーが選択可能な項目を設定または変更する場合 システムの内蔵デバイスを有効または無効にする場合
を押して続行するか、またはを押してセットアップユーティリティを実行するかのどちらかを選択できる場合、を押します。 セットアップユーティリティの使い方 表2-1に、セットアップユーティリティの情報を表示したり変更したり、プログラムを終了するときに使うキーを一覧表示します。 表2-1.
次のオプションおよび情報フィールドが、メインの System Setup画面上に表示されます。 System Time ― システムの内部時計の時刻をリセットします。 System Date ― システムの内蔵カレンダーの日付をリセットします。 Diskette Drive A: ― システムのディスケットドライブの種類を表示します。 System Memory ― システムメモリの容量を表示します。このオプションには、ユーザーが選択できる設定はありません。 Memory Interleaving ― システムのメモリインタリービング情報を表示します。このオプションには、ユーザーが選択できる設定はありません。 Video Memory ― ビデオメモリの容量を表示します。このオプションには、ユーザーが選択できる設定はありません。 Redundant Memory ― 冗長メモリ機能を有効または無効にするためのオプションを表示します。この機能が適切に機能するには、すべてのバン クのメモリモジュールの種類とサイズが同じでなければなりません。 OS Install Mode ― オペレーティングシステムに利用できる
い方の詳細については、付録C「コンソールリダイレクションの使い方 」を参照してください。 Embedded Server Management ― 次の3つの選択可能フィールドを含むメニューを表示します。 Front-Bezel Chassis Intrusion、Front-Panel LCD Options、および User-Defined LCD Stringフィールド。 Front-Bezel Chassis Intrusion ― このフィールドを選ぶと、シャーシイントリュ―ジョン検出機能を有効または無効にできます。 Front-Panel LCD Options ― このフィールドを選ぶと、正面パネルディスプレイにサービスタグ、管理タグ、またはユーザー定義ストリン グのどれを表示させるか選択することができます。 User-Defined LCD String ― このフィールドを選ぶと、正面パネルに表示されるユーザー定義ストリングを入力できるようになります。ラ イン1には5文字、ライン2には16文字入力可能です。 System Security ― システムパスワードおよびセットアップパスワード機
Serial Port(1と2) ― システムの内蔵シリアルポートを設定します。このオプションは、自動的にポートを設定する Auto(デフォルト)、特定の機能 の指定、またはポートを無効にするOffに設定することができます。 シリアルポートを Autoに設定し、同じ指定先に設定されたポートを搭載した拡張カードを追加した場合、システムは内蔵ポートを次の利用可能な 同じIRQ設定を共有しているポート指定に、自動的に再マップします。 Speaker ― 内蔵スピーカーのOn(デフォルト)または Offを切り換えます。このオプションへの変更はただちに有効になります(再起動は必要あり ません)。 System Security画面 System Security画面を通して次のセキュリティ機能を設定できます。 Password Status ― Setup PasswordをEnabledに設定すると、システムパスワードをシステム起動時に変更または無効にできなくなります。 システムパスワードをロックするには、まず Setup Passwordオプションでセットアップパスワードを設定し、次に Password Stat
Discard Changes and Exit(変更を保存せずに終了) Return to Setup(セットアップへ戻る) システムパスワード機能の使い方 注意:パスワード機能は、システム内のデータに対して基本的なセキュリティを提供しますが、より強固なセキュリティが必要なデータについて は、データ暗号化プログラムなどの保護機能をご自身でご用意ください。 メモ: Dellでは、Not Enabled(デフォルト)設定でシステムパスワードを残しておくことをお勧めします。 System Passwordオプションが Enabledに設 定されている場合、システムをヘッドレス構成で使用する際に、システムを再起動するためにシステムパスワードを入力することはできません。 お使いのシステムは、出荷時にはシステムパスワードが設定されていません。システムのセキュリティが必要な場合、必ずシステムパスワード保護機能 を有効にしてシステムを操作してください。 セットアップユーティリティを使用すると、いつでもシステムパスワードを設定できます。システムパスワードを設定すると、パスワードを知っているユー ザーでなければ、システムの全
電源を入れるか、またはを押してシステムを再起動した場合、 Password Statusオプションが Unlockedに設定されていると、次のプロン プトが表示されます。 Type in the password and... -- press to leave password security enabled. -- press to disable password security. Enter password: (パスワードを入力し... -- を押してパスワードセキュリティを有効なままにします。-- を押してパスワードセキュリティを無効 にします。パスワードを入力してください。) Password Statusオプションが Lockedに設定されている場合、次のプロンプトが表示されます。 Type the password and press .
を有効にして使用してください。 セットアップユーティリティを使用すると、いつでもセットアップパスワードを設定できます。セットアップパスワードを設定すると、パスワードを知っている ユーザーでなければ、セットアップユーティリティの全機能を使用することはできません。 既存のセットアップパスワードを変更するには、そのパスワードを事前に知っておく必要があります(「 既存のセットアップパスワードの取り消しと変更 」を 参照)。設定したセットアップパスワードを忘れると、訓練を受けたサービス技術者がシステムシャーシを取り外し、パスワードジャンパの設定を変更して パスワードを無効にし、既存のパスワードを消去するまで、システムを操作したり、セットアップユーティリティの設定を変更できません。この手順は、『イ ンストール&トラブルシューティング』に記載されています。 セットアップパスワードの設定 セットアップパスワードは、 Setup Passwordオプションが Not Enabledに設定されている場合にのみ、設定(または変更)できます。セットアップパスワード を設定するには、Setup Passwordオプションをハイライト
管理タグ設定ユーティリティ用のディスケットを作成するには、次の手順を実行します。 1. ディスケットをまだ作成していない場合、 システムツール → CD起動ディスケッ トの作成 に進み、『Resource CD』から管理タグ設定ユーティリティ 起動ディスケットを作成します。 2. ディスケットドライブにディスケットを挿入し、システムを再起動します。 メモ: 管理タグ設定ユーティリティディスケットにはCDドライバが含まれ、ディスケットから起動したときに、このドライバによってCDドライブにアク セスすることができます。 管理タグ番号の割り当ておよび削除 管理タグ番号は最大で10文字です。スペースを含むすべての文字の組み合わせが有効です。 管理タグ番号を割り当てる、または変更するには、次の手順を実行します。 1. 「管理タグ設定ユーティリティの使い方」の手順を実行します。 2. assetとスペースを入力し、その後に新しいストリングを入力します。 例えば、次のコマンドを入力します。 asset 12345abcde 3. を押します。 4.
目次ページに戻る 仕様 Dell™ PowerVault™ 775Nシステム ユーザーズガイド マイクロプロセッサ 拡張バス メモリ ドライブ ポートおよびコネクタ ビデオ 電源 サイズと重量 環境 マイクロプロセッサ マイクロプロセッサのタイプ Intel® Xeon™ マイクロプロセッサが1つか2つ フロントサイドバス(外部)速度 400 MHz以上 内部キャッシュ 512 KBキャッシュ 拡張バス バスのタイプ PCI/PCI-X 拡張スロット 3つの専用PCI/PCI-X (フルレングス、64ビット、33/66/100/133 MHz;バ ス1に2つのスロット、バス2に1つのスロット) メモリ アーキテクチャ 72ビットECC PC-1600 DDR SDRAM DIMM、2ウェ イインタリーブ付き メモリモジュールソケット 72ビット幅、184ピンDIMMソケットが6つ メモリモジュール容量 256 MBまたは512 MB容量のレジスタSDRAM DIMM(DDR動作周波数200 MHz) 最小RAM 512 MB ドライブ ディスケットドライブ 3.
ビデオ 15ピンコネクタが1つ PS/2型キーボード 6ピンミニDINコネクタ PS/2互換マウス 6ピンミニDINコネクタ 正面: ビデオ 15ピンコネクタが1つ USB 4ピンコネクタが1つ PS/2型キーボード/マウス 6ピンミニDIN、キーボードデフォルト(Yアダプタと 組み合わせたマウスオプション) ビデオ ビデオのタイプ ATI Rage XL PCIビデオコントローラ、 VGAコネクタ ビデオメモリ 8 MB 電源 電源装置: ワット数 500 W(AC) 電圧 100~240 VAC、50/60 Hz、5.0 A 200~240 VAC、50/60 Hz、5.0 A 熱散逸 180 Wまたは614.3 BTU/時 最大流入電流 通常のラインコンディションのもと、システムの操作 可能範囲を越えて、入電量が電源装置1台につき 10 ms以下で55 Aに達することがあります。 システムバッテリ CR2032 3.0 Vリチウムコインセル サイズと重量 高さ 8.56 cm 幅 48.26 cm 奥行き 69.
高度: 動作時 -16 m ~ 3,048 m 保管時 -16 m ~ 10,600 m メモ: この表で使用された略語の正式名称は、「 用語集」を参照してください。 目次ページに戻る
目次ページに戻る I/Oポートおよびコネクタ Dell™ PowerVault™ 775Nシステム ユーザーズガイド シリアルポート キーボードとマウスコネクタ ビデオコネクタ USBコネクタ 内蔵NICコネクタ 組み込み型リモートアクセスEthernetコネクタ ネットワークケーブル要件 システムは、I/Oポートおよびコネクタを介して、キーボード、マウス、モニタなどの外付けデバイスと通信します。 びコネクタを、図B-2には正面パネルのI/Oポートおよびコネクタを示します。 図B-1. 背面パネルのI/Oポートおよびコネクタ 図B-2.
シリアルポート 内蔵シリアルポートには、背面パネルに9ピンDサブミニチュアコネクタが採用されています。これらのポートは、シリアルデータ転送方式(1本のデータ線 を通して、1ビットずつデータを送る転送方式)の外付けモデム、プリンタ、プロッタ、マウスなどのデバイスに対応します。 ほとんどのソフトウェアでは、COM(通信を意味する)という簡略用語が使われ、シリアルポートに対して番号(例えば、COM1またはCOM2)が割り当てら れます。システムの内蔵シリアルポートに割り当てられているデフォルト指定は、COM1およびCOM2です。 シリアルポートコネクタ ハードウェアを再設定する場合、シリアルポートコネクタのピン番号およびシグナル情報が必要となります。 図B-3に、シリアルポートコネクタのピン番号 を示し、また表B-1では、シリアルポートコネクタのピン番号の割り当て、およびインタフェースシグナルを定義します。 図B-3. シリアルポートのピン番号 表B-1.
7 RTS O 送信要求 8 CTS I 送信クリア 9 RI I リングインジケータ ― シャーシアース シェル ― シリアルまたはパラレルポートを搭載する拡張カードの追加 システムは、シリアルポートを自動的に設定する機能を備えています。この機能を使って、内蔵ポートと同じ割り当てのシリアルポートを搭載する拡張 カードを再設定せずに追加できます。システムが拡張カードのシリアルポートを検出すると、内蔵ポートは別の利用可能なポートに再マップ(再割り当て) されます。 新しいCOMポートおよび再マップされたCOMポートは、次のような同一のIRQ設定を共有します。 COM1、COM3: IRQ4(共有設定) COM2、COM4: IRQ3(共有設定) これらのCOMポートのI/Oアドレス設定は次のようになります。 COM1: COM2: COM3: COM4: 3F8h 2F8h 3E8h 2E8h 例えば、COM1のポートに拡張カードを追加すると、システムが論理COM1を拡張カードのアドレスとして認識します。COM1に割り当てられていた内蔵シ リアルポートは、COM1 IRQ設定を
表B-2. キーボードコネクタのピン番号の割り当て(背面パネル) ピン シグナル I/O 定義 1 KBDATA I/O キーボードデータ 2 NC ― 接続なし 3 GND ― シグナルアース 4 FVcc ― ヒューズ供給電圧 5 KBCLK I/O キーボードクロック 6 NC ― 接続なし ― シャーシアース シェル ― 表B-3.
5 MSCLK I/O マウスクロック 6 NC ― 接続なし ― シャーシアース シェル ― ビデオコネクタ お使いのシステムでは、正面および背面パネルにある15ピンの高集積Dサブミニチュアコネクタを使ってVGA互換モニタを接続します。システム基板の ビデオ回路は、モニタの赤色、緑色、青色の電子銃を操作するシグナルを同期化します。 ガイドライン メモ: モニタが正面パネルに接続されると、背面パネルのキーボード、マウス、およびビデオコネクタはすべて無効になります。 このシステムには2つのビデオコネクタ(背面パネルに1つ、正面パネルに1つ)が装備されています。モニタが正面パネルのビデオコネクタに 接続されている場合は、背面パネルのビデオコネクタは無効です。 キーボードとマウスは、モニタの同じパネルに接続する必要があります。例えば、モニタが正面パネルのビデオコネクタに接続されている場合、 キーボードとマウスも正面パネルのキーボード/マウスコネクタに接続しなければなりません。このコネクタはPS/2コネクタであり、キーボード 接続はデフォルトです。正面パネルコネクタからのキーボードとマウスの両方
お使いのシステムには、USB対応デバイスを接続するためのUSBコネクタが、正面コントロールパネルに1つ、背面パネルに2つ組み込まれていま す。USBデバイスとは、通常マウス、キーボードおよびシステムスピーカなどの周辺機器です。 注意:チャネル当たりの最大電流が+5 Vで500 mA以上になるUSBデバイスおよびUSBデバイスの組み合わせは接続しないでください。この限界 値を超えるデバイスを接続すると、USBポートがシャットダウンすることがあります。USBデバイスの最大電流値については、デバイスに付属の マニュアルを参照してください。 ハードウェアを再構成する場合、USBコネクタのピン番号および信号情報が必要となります。 図B-7に、USBコネクタのピン番号を示します。 表B-6で は、USBコネクタのピン番号の割り当ておよびインタフェースシグナルを定義します。 図B-7. USBコネクタのピン番号 表B-6.
ギガビットパフォーマンス用には、Category 5eケーブルをお勧めします。 システムからハブまでのケーブルの長さは、100 m以下にします。 ネットワーク操作のガイドラインは、IEEE 802.3標準の「Systems Considerations of Multi-Segment Networks」にあります。 図B-8に、NICコネクタおよびRACコネクタ上のリンクLEDと動作LEDを示します。 図B-8.
目次ページに戻る コンソールリダイレクションの使い方 Dell™ PowerVault™ 775Nシステム ユーザーズガイド 最低ハードウェアおよび接続要件 ソフトウェア要件 システムでのコンソールリダイレクションの設定 クライアントシステムでのコンソールリダイレクションの設定 システムの再起動 特殊キーの設定 コンソールリダイレクションを使用すると、シリアルポートを介してキーボード入力とテキスト出力をリダイレクトすることによって、リモートロケーションか らシステムを保全することができます。グラフィック出力はリダイレクトされません。コンソールリダイレクションはBIOS設定やRAID設定のセットアップなど のタスク用に、MS-DOS® 環境下で使用することができます。通常の取り付けでは、システムは共有モデムを使用して複数のシステムに接続できるポー トコンセントレータに接続されます。モデムまたは他のリモート接続を使ってポートコンセントレータにログインすると、コンソールリダイレクションでどの システムを管理するかを選ぶことができます。本項では、ヌルモデムケーブルを使ってシステムを接続するという最も簡単な接続につ
Console redirection シリアルポートが1つのシステム: On Off シリアルポートが2つのシステム: Serial Port 1 Serial Port 2 Off Remote terminal type VT100/220 ANSI Redirection after boot Enabled Disabled VT100/220を選んでも、すべての文字が画面で表示されない場合、セットアップユーティリティに戻ってターミナルの種類に ANSIを選びます。 ANSIは ASCII文字のフルセットを表示します。 クライアントシステムでのコンソールリダイレクションの設定 メモ: このマニュアルの例は、HilgraeveのHyperTerminal Private Edition 6.1以降にアップグレードしたことを前提にしています。他のターミナル エミュレーンソフトウェアをお使いの場合、そのソフトウェアのへルプファイルを参照してください。 ポートの設定 1.
これらの設定がない場合、ターミナルエミュレーションソフトウェアをアップグレードする必要があります。 システムの再起動 コンソールリダイレクションは、オペレーティングシステムがシリアルポートを制御できるように設計されています。この設定により、システムBIOSからの 干渉を受けずにシリアルのデバッグやオペレーティングシステムのリダイレクションが適切に機能するようになります。 システムをシャットダウンしてトラブルシューティングをおこなったり、SCSI BIOS設定を変更するのにコンソールリダイレクションを使用するには、次の 手順を実行します。 1. システムを再起動します。推奨方法については、 表C-4を参照してください。 2.
[ 2 0 ~ VT100/220 F10 oy [ 2 1 ~ VT100 VT100/220 F11 oz [ 2 3 ~ VT100 VT100/220 F12 oa [ 2 4 ~ VT100 VT100/220 Home [ 1 ~ VT220 End [ 4 ~ VT220 Insert [ 2 ~ VT220 Delete [ 3 ~ VT220 Page Up [ 5 ~ VT220 Page Down [ 6 ~ VT220 Shiftタブ [ z VT100 [ 0 z VT220 表C-3.
j j h h m m 2 2 目次ページに戻る
目次ページに戻る 用語集 Dell™ PowerVault™ 775Nシステム ユーザーズガイド 次のリストでは、システムのマニュアルで使用される技術用語、略語の意味を示します。 A ampere(アンペア) AC alternating current(交流) ACPI Advanced Configuration and Power Interface(電源管理規格の1つ) ANSI American National Standards Institute(米国規格協会) BIOS basic input/output system(基本入出力システム)。システムのBIOSは、フラッシュメモリチップに格納された複数のプログラムからなります。BIOSは、下 記の事項を制御します。 キーボードやビデオアダプタなど、マイクロプロセッサと周辺機器との間のコミュニケーション システムメッセージなどの付属機能 bps bits per second(1秒あたりのビット数) BTU British Thermal Unit(英式熱量単位) C Celsius(摂氏) CD compact dis
central processing unit(中央演算処理装置)。マイクロプロセッサ を参照してください。 DC direct current(直流) DDR double-data rate(2倍データ率) DIMM dual in-line memory module(デュアルインラインメモリモジュール)。DRAMチップを組み込んだ小型回路基板で、システム基板に接続します。 DIN Deutsche Industrie Norm(ドイツ工業品標準規格) DMA direct memory access(ダイレクトメモリアクセス)。DMAチャネルを使うと、RAMとデバイス間でのデータ転送がマイクロプロセッサを介さずにおこなえる ようになります。 DMI Desktop Management Interface(デスクトップ管理インタフェース)。DMIは、システムのソフトウェアとハードウェアの管理を可能にします。DMIは、オペ レーティングシステム、メモリ、周辺機器、拡張カード、および管理タグなどのシステムコンポーネントに関する情報を修正します。システムコンポーネン トに関する情報は、MIFファ
electromagnetic interference(電磁波障害) ERA embedded remote access(組み込み型リモートアクセス)。ERAによって、DRACVを使ったネットワークサーバのリモートサーバ管理が可能になります。 ESD electrostatic discharge(静電気放出) ESM embedded server management (組み込み型サーバ管理)。 EMSメモリ 1 MB以上のRAMにアクセスする技法。システムのEMSメモリを有効にするには、EMMを使用しなければなりません。EMSメモリを使用できる(またはEMS メモリが必要な)アプリケーションプログラムを実行する場合のみ、システムをEMSに設定する必要があります。 F Fahrenheit(華氏) FAT file allocation table(ファイル割り当てテーブル)。FATはファイルストレージを管理するためにMS-DOSで使用されるファイルシステム構造です。Windows NT® オペレーティングシステムでは、オプションとしてFATファイルシステム構造を使用することができます。
h hexadecimal(16進法)。システムのRAMのアドレスやI/Oメモリのデバイス用アドレスを指定するために使われる、16を基数とする記数法です。例えば、0 から16までの10進数は16進法では、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、A、B、C、D、E、F、10のように表されます。テキスト内では、数字の後に hを付けます。 Hz hertz(ヘルツ) I/O input/output(入出力)。キーボードは入力デバイスであり、プリンタは出力デバイスです。一般に、I/O動作はコンピュータ計算とは区別することができま す。例えば、プログラムがドキュメントをプリンタに送るときが出力動作、用語のリストをソートするときがコンピュータ計算です。 ID identification(識別) IDE integrated drive electronics IRQ interrupt request(割り込み要求)。周辺機器からデータを送受信するときの信号は、IRQを介してマイクロプロセッサに送られます。各デバイスコネクタ は、IRQ番号を割り当てられなければなりません。例えば、お使いのシステムの第1シリ
kilogram(キログラム)。1キログラムは、1,000グラムです。 kHz kilohertz(キロヘルツ)。1キロヘルツは、1,000ヘルツです。 LAN local area network(ローカルエリアネットワーク)。通常、LANシステムは、すべての装置がLAN専用のワイヤによって接続されている近隣の建物内だけ で使われます。 lb pound(ポンド) LED light-emitting diode(発光ダイオード)。LEDは、電流が通過すると点灯する電子装置です。 m meter(メートル) mA milliampere(ミリアンペア) MAC Media Access Control(メディアアクセス制御) mAh milliampere-hour(ミリアンペア時) Mb megabit(メガビット) MB megabyte(メガバイト)。1メガバイトは、1,024キロバイトまたは1,048,576バイトです。ただし、ハードドライブの容量を表す場合は、通常、概数にして100万 バイトとします。 MB/秒 megabyte per second(1秒あたりのメガバイト数
megahertz(メガヘルツ) mm millimeter(ミリメートル) MPEG Motion Picture Experts Group。MPEGはデジタルビデオファイルフォーマットです。 ms millisecond(ミリ秒) MS-DOS Microsoft Disk Operating System(マイクロソフトディスクオペレーティングシステム) NDIS Network Driver Interface Specification(ネットワークドライバインタフェース仕様) NIC network interface contoroller(ネットワークインタフェースコントローラ) NMI nonmaskable interrupt(マスク不能型割り込み)。パリティエラーなどのハードウェアエラーが起きた場合、デバイスはマイクロプロセッサに知らせるため にNMIを送ります。 ns nanosecond(ナノ秒)。10億分の1秒。 NTFS NT File System(NTファイルシステム)。Windows NTオペレーティングシステムのオプションです。 NVRAM nonv
PS/2 Personal System/2 PXE Preboot Execution Environment(プリブート実行環境) RAC remote access controller(リモートアクセスコントローラ) RAID redundant array of independent disks RAM random-access memory(ランダムアクセスメモリ)。 プログラムの命令やデータを保存するシステムの主要な一次記憶領域。RAM内部の各領域は、メモリアドレスと呼ばれる数値によって識別されま す。RAMに保存されている情報は、システムの電源が切れるとすべて失われます。 readmeファイル ソフトウェアパッケージまたはハードウェア製品に付属するテキストファイル。ソフトウェアまたはハードウェアのマニュアルの補助およびアップグレード情 報が記載されています。通常、readmeファイルには、マニュアルに記載されていないインストール情報、新製品についての説明、あるいは訂正文が含ま れます。また、ソフトウェアまたはハードウェアを使用する場合に必要となる、既知の問題やその他の事項が記載さ
sec second(秒) SEC single-edge contact(単一エッジコンタクト) SIMM single in-line memory module(シングルインラインメモリモジュール)。DRAMチップを組み込んだ小型回路基板で、システム基板に接続します。 SMART Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology。システムBIOSにエラーや障害があった場合に、ハードドライブが報告し、画面にエラーメッセージを 表示するための技術です。この技術を利用するには、SMART準拠のハードドライブおよびシステムBIOSのサポートが必要です。 SMP symmetric multiprocessing(対称型多重処理)。SMPは、高バンド幅リンクを経由して接続され、オペレーティングシステムによって管理される2つ以上の マイクロプロセッサ(各マイクロプロセッサは同じI/Oデバイスへアクセス)を搭載したシステムです。これはパラレルプロセッシングと大きく異なり、フロン トエンドマイクロプロセッサがすべてのディスクへのI/O、ターミナル、ローカルエリア
USB Universal Serial Bus。USBコネクタによって、マウス、キーボード、プリンタ、スピーカーなど、USBに準拠した複数のデバイスに対して、単独結合ポイント を使えるようになります。USBデバイスは、システムが起動中でも接続したり、取り外すことができます。 UTP unshielded twisted pair(シールドなしツイストペア) V volt(ボルト) VAC volt alternating current(ボルト交流) VCCI Voluntary Control Council for Interference(電波障害自主規制協議会) VDC volt direct current(ボルト直流) VESA Video Electronics Standards Association(ビデオエレクトロニクス規格団体) VGA video graphics array(ビデオグラフィックス配列)。VGAとSVGAは、従来の規格よりも高解像度の色表示機能を持つ、ビデオアダプタに関するビデオ規 格です。 特定の解像度でプログラムを表示するには、ディスプレイが解像度
た、win.iniファイルには、ハードドライブにインストールされているWindowsアプリケーションプログラムのオプションを設定するセクションも含まれていま す。 コントロールパネル、またはWindowsのセットアッププログラムを実行すると、 win.iniファイルのオプションを変更できます。それ以外の場合は、メモ帳など のテキストエディタを使用して、手作業でwin.
コマンドを送るために同時に押す複数のキー。例えば、のキーの組み合わせを押すと、システムを再起動できます。 起動ルーチン システムを起動すると、すべてのメモリのクリア、デバイスの初期化、およびオペレーティングシステムのロードがおこなわれます。オペレーティングシス テムが正常に応答する場合は、を押してシステムを再起動できます(ウォームブートともいいます)。オペレーティングシステムが応答し ない場合は、リセットボタンを押すか、システムの電源を一度切ってから入れなおすことによって、システムを再起動(コールドブート)しなければなりませ ん。 起動ディスケット システムを起動ディスケットから起動することができます。起動ディスケットを作成するには、ディスケットをディスケットドライブに挿入して、コマンドライン プロンプトにsys a:と入力し、を押します。システムがハードドライブから起動しない場合は、この起動ディスケットを使用します。 キャッシュ データを高速検索できるように、データまたは命令のコピーを保持するための記憶領域。例えば、システム
システム基板 主要回路基板であるシステム基板には、一般に下記のような、システムを構成するために必要な部品のほとんどが取り付けられています。 マイクロプロセッサ RAM キーボードなどの標準周辺機器のコントローラ 各種のROMチップ システム基板はマザーボード、ロジックボードと同義語です。 システム設定情報 メモリに保存されたデータで、取り付けられているハードウェアの種類およびシステムの動作設定が記載されています。 システムディスケット 起動可能ディスケットと同義語。 システムメモリ RAMと同義語。 ジャンパ ジャンパは回路基板上の小さなブロックで、2本以上のピンが出ています。ワイヤを格納しているプラスチック製プラグが、ピンにかぶせられています。ワ イヤは、ピン同士を接続して回路を形成します。ジャンパを使用すれば、プリント回路基板の回路構成を簡単に変更できます。 周囲温度 システムが置かれている場所や部屋の温度。室内温度とも呼ばれます。 周辺機器 システムに接続される内蔵装置または外付け装置(プリンタ、ディスクドライブ、キーボードなど)。 上位メモリ領域 640 KBから1 MBの間にある384
コプロセッサ を参照。 セットアップユーティリティ BIOSベースのプログラム。システムのハードウェアを構成したり、パスワードによる保護や電源管理などの機能を設定することによって、システムの動 作をカスタマイズすることができます。セットアップユーティリティのオプションの中には、システムを再起動しないと(自動で再起動するシステムもありま す)、ハードウェア構成の変更が有効にならないものがあります。セットアップユーティリティはNVRAMに保存されるため、どの設定も再度変更しない限り 有効に維持されます。 ターミネータ いくつかのデバイス(SCSIケーブルの両端の最後のデバイスなど)は、ケーブル内の反射や不要信号を防止するため終端する必要があります。このよう なデバイスを連結する場合は、デバイスの設定ソフトウェアのジャンパやスイッチの設定を変更することによって、これらのデバイスの終端を有効または 無効にする必要があります。 ディレクトリ ディレクトリは、関連するファイルがディスク上で「逆ツリー」の階層構造になるようにしています。各ディスクには「ルート」ディレクトリがあります。例え ば、通常、C:¥>プロンプト
バックアップバッテリ バックアップバッテリはシステムの電源が切られている間、システム設定、日付および時刻の情報をメモリの特別なセクション内に保持します。 ビープコード システムのスピーカーから流れるビープ形式の診断メッセージ。例えば、1つ目のビープ音、次に2つ目のビープ音、そして3つ目の連続したビープ音が聞 こえた場合、ビープコードは、1-1-3です。 ビット システムが認識する情報の最小単位。 ビデオアダプタ モニタと連携してシステムのビデオ機能を実現するための論理回路。ビデオアダプタが持つ機能の種類は、特定のモニタが持つ機能とは異なる場合が あります。通常、ビデオアダプタには、一般的なアプリケーションプログラムやオペレーティングシステムを、様々なビデオモードで表示するためのビデ オドライバが付属しています。 いくつかのシステムでは、システム基板にビデオアダプタが組み込まれています。また、拡張カードコネクタに差し込む数多くのビデオアダプタカードが 利用できます。 ビデオアダプタには、システム基板のRAMから独立したメモリがしばしば組み込まれています。ビデオメモリの量と、アダプタに付いてくるビデオドライ
プロテクトモード 80286以降のマイクロプロセッサによってサポートされる動作モード。プロテクトモードでは、オペレーティングシステムを通じて次のことが実現されます。 16 MB(80286マイクロプロセッサの場合)~4 GB(Intel386 ™ 以降のマイクロプロセッサの場合)のメモリアドレススペース マルチタスク 仮想メモリ(ハードドライブを使用して、アドレッシング可能なメモリを増加させる技法) Windows NT、OS/2、UNIX® 32ビットオペレーティングシステムは、プロテクトモードで実行されます。MS-DOSはプロテクトモードで実行できません。ただ し、MS-DOSから起動できる一部のプログラム(Windowsオペレーティングシステムなど)は、システムをプロテクトモードに移行することができます。 ホストアダプタ ホストアダプタによって、システムのバスと、周辺機器用のコントローラ間のコミュニケーションができます。(ハードドライブコントローラサブシステムに は、内蔵ホストアダプタ回路が組み込まれています。)SCSI拡張バスをシステムに追加するには、適切なホストバスアダプタを取り付ける必要がありま
ローカルバス拡張機能を持つシステムは特定の周辺機器(ビデオアダプタ回路など)が従来の拡張バスを持つシステムよりも高速に動作するよう設計さ れています。ローカルバスには、システムのマイクロプロセッサと同じ幅のデータパスおよび同じ速度で周辺装置を動作させるものもあります。 目次ページに戻る