Users Guide
• PowerVault MD1
x
00 ストレージコントローラを PERC アダプタに
• テープデバイスを SAS、SCSI、またはファイバーチャネル HBA に
PowerVault DL2
x
00 を再起動し、ログオンして PowerVault DL Backup to Disk Appliance 設定ウィザードを再開し
ます。
SNMP の設定
Simple Network Management Protocol(SNMP)は、TCP/IP ネットワークの管理に使用されるネットワークプロ
トコルです。Windows では、SNMP エージェントと呼ばれる SNMP サービスが SNMP ホストのステータス情
報を提供します。SNMP コミュニティにアプライアンスを追加できます。さらに、他の SNMP ホストまたは
SNMP 管理システムの名前も追加できます。
コミュニティ名は、ひとつまたは複数の SNMP ホストによって共有されるパスワードとして機能します。ホ
ストをさらに追加する場合、システムはホスト名または IP アドレスのいずれかを受け入れることができま
す。
SNMP アラートまたは SNMP トラップは、SNMP ホストで実行中の SNMP トラップサービスによって送信さ
れるイベント通知メッセージです。SNMP トラップは、他の SNMP ホストまたは SNMP 管理システムに送信
されます。これらはトラップ送信先と呼ばれます。
SNMP アラートが必要な場合は、1 つまたは複数のコミュニティ名を指定する必要があります。
• コミュニティ名 — トラップの送信先で使用するコミュニティの名前。SNMP エージェントは、既知の
コミュニティ名を使用する
SNMP ホストにのみ SNMP トラップメッセージを送信できます。
• トラップ送信先 — トラップ送信先を一覧表示します。トラップ送信先は、選択したコミュニティ内
の任意の SNMP ホストから SNMP トラップメッセージを受信する SNMP 管理システムです。
ディスクの設定
ディスクサブシステムの状態
アプライアンスは次のいずれかの設定で動作します。
• Standard(標準) — この設定では、バックアップアプリケーションは PowerVault DL2
x
00 システムおよ
びオプションのストレージエンクロージャにある利用可能なディスクドライブを自動的に設定し、そ
れらをバックアップストレージに使用します。どちらかの自動設定を選択して、使用可能なディスク
が自動的に設定されるように、ディスク設定ポリシーを設定することができます。「ディスク設定ポ
リシー」を参照してください。
• Advanced(詳細設定) — この設定では、自動ディスク設定は無効になり、ディスク設定ポリシーは
自動的に Manual(手動)に切り替わります。この状態では、ディスクストレージを手動で設定してバ
ックアップアプリケーションで使用できるようにする必要があります。
アプライアンスは、ストレージサブシステムを調べることによってディスクサブシステムの状態を判断しま
す。ディスクサブシステムの状態を設定することはできません。このアプライアンスのディスクサブシステ
ムの状態は、以降の項に示すように、
DL2
x
00 システムおよび接続されたストレージエンクロージャ用に事前
に定義された設定を使用する場合、標準状態となります。事前定義設定を使用しない場合は、ディスクサブ
システム状態は詳細設定状態となります。ディスクグループには、示されている各システムとストレージエ
ンクロージャスロットにドライブが含まれている必要があります。これは、故障ドライブが交換のために一
時的に取り外された場合を除きます。所定のディスクグループに対する自動ディスク設定は、ディスクグル
ープ内のすべてのスロットがディスクに占有されるまでは開始されません。オプションのホットスペアがあ
る場合、ホットスペアは示されているスロットに格納される必要があります。
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