Owners Manual
60 システム部品の取り付け
ハードディスクドライブ
この項では、システムの内蔵ハードディスクドライブベイへの
SCSI
ハードディス
クドライブの取り付けおよび設定方法について説明します。お使いのシステムに
は、最高
4
台の
3.5
インチハードディスクドライブが搭載されています。すべて
のドライブは、
SAS
バックプレーンボードを介してシステム基板に接続されます。
これらのバックプレーンオプションについては、
141
ページの「
SAS
バックプ
レーンボードのコネクタ」を参照してください。
メモ : ご注文になったハードディスクドライブの構成によっては、ハードディスク
ドライブにドライブインタポーザが備わっている場合があります。ドライブインタ
ポーザにより、バックプレーンの
SAS コネクタに SATA ドライブを接続すること
ができます。
作業を開始する前に
ハードディスクドライブは、ハードディスクドライブベイにぴったり収まる特別
なホットプラグ対応ドライブキャリアに装着して提供されます。構成に応じて、
お使いのドライブキャリアは次の
2
種類のいずれかになります。
•SATA
ドライブキャリア
— SATA
ハードディスクドライブのみ使用可能。
•SATAu
ドライブキャリア
— SAS
ハードディスクドライブ、またはユニ
バーサルインタポーザカード付きの
SATA
ハードディスクドライブのいずれ
かが使用可能。インタポーザカードの拡張機能により、
SATA
ハーディスク
ドドライブが一部のストレージシステムで使用可能となります。
注意 : システムの動作中にドライブを取り付けたり取り外したりする前に、SAS コ
ントローラドーターカードのマニュアルを参照して、ホットプラグ対応ドライブの
取り外しと挿入をサポートするように、ホストアダプタが正しく設定されているこ
とを確認します。
メモ : SAS バックプレーンボード用として使用が認められているテスト済みのドラ
イブのみを使用することをお勧めします。
SATA
ハードディスクドライブのパーティション分割とフォーマットを行う場合
には、オペレーティングシステムに付属しているプログラムとは別のプログラム
が必要になる場合があります。
注意 : ドライブのフォーマット中にシステムの電源を切ったり、再起動を行ったり
しないでください。ドライブの故障の原因となります。
大容量のハードディスクドライブをフォーマットする場合は、フォーマットの完
了までに十分な時間の余裕をみておいてください。通常、これらのドライブの
フォーマットには時間がかかります。