Owners Manual
システム部品の取り付け 87
メモリモジュールソケットは、
2
つの等しいブランチ(
0
と
1
)に分かれて配列さ
れています。各ブランチは次の
2
つのチャネルで構成されています。
•
チャネル
0
とチャネル
1
はブランチ
0
。
•
チャネル
2
とチャネル
3
はブランチ
1
。
各チャネルは
2
つの
DIMM
ソケットで構成されています。
•
チャネル
0
は
DIMM_1
と
DIMM_5
で構成されています。
•
チャネル
1
は
DIMM_2
と
DIMM_6
で構成されています。
•
チャネル
2
は
DIMM_3
と
DIMM_7
で構成されています。
•
チャネル
3
は
DIMM_4
と
DIMM_8
で構成されています。
各チャネルの最初の
DIMM
ソケットには、白色のリリースタブがあります。
メモリモジュール取り付けの一般的ガイドライン
システムの最適なパフォーマンスを実現するには、システムメモリを構成する際
に以下のガイドラインに従ってください。
•
認定された完全バッファ型
DIMM
(
FBD
)のみを使用します。
FBD
は
シン
グルランク
または
デュアルランク
のいずれかを使用できます。
1R と記載さ
れた
FBD
はシングルランク、
2R
と記載されたモジュールは
デュアルラン
ク
です。
•
少なくとも
2
つの同一の
FBD
が取り付けられている必要があります。
• DIMM
ソケットは、小さい数字から順に使用してください。
•FBD
は、
必ず同じメモリサイズ、速度、およびテクノロジのものを 2 枚
1
組のペアで取り付ける必要があります
。また、構成内の
FBD
の総数は、
2
、
4
、または
8
でなければなりません。最適なシステムパフォーマンスを
実現するには、
4
つまたは
8
つすべての
FBD
が、同じメモリサイズ、速度、
テクノロジである必要があります。
•
メモリ
スペアリング
とメモリ
ミラーリング
には
8 つの FBD が必要であり、
すべての
FBD が、同じメモリサイズ、速度、テクノロジである必要があ
ります
。
•
メモリスペアリングとメモリミラーリングを同時に実装することはできま
せん。
最適でないメモリ構成
メモリ構成が上述の取り付けガイドラインに準拠していないと、システムの
パフォーマンスが影響を受ける場合があります。
システムの起動時にメモリ構成が
最適でないというエラーメッセージが表示される場合があります。