CommVault Simpana が装備された Dell PowerVault DL Backup To Disk Appliance ユーザーズガイド
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明してい ます。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2012 Dell Inc. 本書に使用されている商標:Dell™、Dell のロゴ、Dell Boomi™、Dell Precision™、OptiPlex™、Latitude™、PowerEdge™、PowerVault™、 PowerConnect™、OpenManage™、EqualLogic™、Compellent™、KACE™、FlexAddress™、Force10™ および Vostro™ は Dell Inc. の商標で す。Intel®、Pentium®、Xeon®、Core® および Celeron® は米国およびその他の国における Intel Corporation の登録商標です。 AMD® は Advanced Micro Devices, Inc.
目次 メモ、注意、警告.......................................................................................................................2 章 1: はじめに...............................................................................................................................7 互換性マトリックス..............................................................................................................................................8 章 2: DL Backup to Disk Appliance のセットアップ................................................
仮想ディスクの作成.....................................................................................................................................23 手動で作成した仮想ディスクを CommVault Simpan で使用するための準備.......................................24 Simpana ソフトウェアの起動......................................................................................................................25 CommCell へのログオン................................................................................................................................
章 6: ソリューションマップ..................................................................................................45 導入計画................................................................................................................................................................45 セットアップ........................................................................................................................................................46 導入とメンテナンス...........................................................
はじめに 1 Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance は、CommVault Simpana ソフトウェアが装備された最新世代のディ スクバックアップソリューションです。DL Backup to Disk Appliance の機能は以下のとおりです。 • スケーラブルなストレージ能力により、あらゆる規模の組織に対応。 • 従来のテープデバイスやバックアップ方法よりも速いバックアップと迅速なリカバリ。 • オプションの重複排除機能。 • 簡素化および統一されたディスクとテープの管理。 • データセンターおよびリモートオフィスサーバーに対する連続的なデータ保護。 • 迅速かつ容易な展開で、重要データの保護の準備に必要な時間を短縮。 DL Backup to Disk Appliance には、次のハードウェアおよびソフトウェアが含まれています。 • Dell PowerVault DL2x00 システム • Dell PowerEdge RAID コントローラ(PERC)(オプション) • Dell PowerVault MD
表 1.
DL Backup to Disk Appliance のセットアップ 2 インストールの必要条件 ネットワーク要件 Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance に必要なネットワーク環境は次のとおりです。 • 使用可能なイーサネットケーブルおよび接続を備えたアクティブなネットワーク • Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)によって提供されない場合は、静的 IP アドレスおよび DNS サーバー IP アドレス • 少なくとも 1 つの IPv4 アドレス(ライセンス用) • CommVault CommServe システム設定用の Microsoft Windows Domain Controller • Administrator 権限を持つユーザー名とパスワード ライセンス ソフトウェアの登録と追加ライセンスの入手方法については、同梱のメディアキットに含まれている Register Your Software(ソフトウェアの登録)文書を参照してください。ソフトウェアの登録は commvault
DL Backup to Disk Appliance ハードウェアのセットアップは以下の手順で行います。 1. PowerVault DL2x00 システムとストレージエンクロージャをラックに取り付け、配線します。 2. PowerVault MD1x00 ストレージエンクロージャを統合モードに設定します。 3. ストレージエンクロージャを PowerVault DL2x00 システムに接続します。 4.
図 1. MD1000 ストレージエンクロージャ設定スイッチの設定 1. 設定スイッチ 図 2. PowerVault MD1200 ストレージエンクロージャ設定スイッチの設定 1.
図 3. PowerVault DL2x00 システムから PowerVault MD1000 ストレージエンクロージャへの SAS ケーブルの接続 1. PERC 2.
図 4. PowerVault DL2x00 システムから PowerVault MD1200 ストレージエンクロージャへの SAS ケーブルの接続 1. PERC 2.
図 5. PowerVault DL2x00 システムから PowerVault MD1200 ストレージエンクロージャへの SAS ケーブルの接続(冗長 構成) 1. プライマリ EMM 2. DL2x00 システム 3. オプションの MD1200 ストレージエンクロージャ(4) 図 6.
1. 2. 3. 4. 5. PERC(オプション) PowerVault DL2x00 システム SAS HBA(オプション) テープバックアップ(オプション) ストレージエンクロージャ(オプション) メモ: SCSI、SAS、またはファイバーチャネルホストアダプタをオプションのテープドライブと併用する ために取り付けている場合は、「オプションのテープライブラリの追加」を参照してください。 ケーブル処理アームの接続(オプション) アプライアンスにケーブル処理アーム(CMA)が含まれている場合は、CMA キットに同梱の『CMA の取り付 け手順』を取り出し、その説明に従って CMA を取り付けます。 DL Back Up to Disk Appliance への電源投入 アプライアンスの配線が終了したら、各ストレージエンクロージャに電源を入れ、次に PowerVault DL2x00 シ ステムに電源を入れます。 メモ: 信頼性と可用性を最大限に高めるには、アプライアンスを無停電電源装置(UPS)に接続すること をお勧めします。詳細については、support.dell.
• PowerVault MD1x00 ストレージコントローラを PERC アダプタに • テープデバイスを SAS、SCSI、またはファイバーチャネル HBA に PowerVault DL2x00 を再起動し、ログオンして PowerVault DL Backup to Disk Appliance 設定ウィザードを再開し ます。 SNMP の設定 Simple Network Management Protocol(SNMP)は、TCP/IP ネットワークの管理に使用されるネットワークプロ トコルです。Windows では、SNMP エージェントと呼ばれる SNMP サービスが SNMP ホストのステータス情 報を提供します。SNMP コミュニティにアプライアンスを追加できます。さらに、他の SNMP ホストまたは SNMP 管理システムの名前も追加できます。 コミュニティ名は、ひとつまたは複数の SNMP ホストによって共有されるパスワードとして機能します。ホ ストをさらに追加する場合、システムはホスト名または IP アドレスのいずれかを受け入れることができま す。 SNMP アラートまたは
PowerVault DL2000 のディスク設定 PowerVault DL2000 は SATA ドライブのみをサポートします。OS はスロット 0 および 1 を使用する RAID 1(ミ ラー)仮想ディスク上にあります。スロット 2 ~ 5 は自動設定できませんが、(必要に応じて)手動で設定で きます。 図 7.
Administrator 内ではスロット 12 および 13 として表示されます。これらのディスクの詳細については、 support.dell.com/manuals で Dell PowerVault DL2200 の『ハードウェアオーナーズマニュアル』を参照してくださ い。 標準設定は、スロット 0 のホットスペア、スロット 1 ~ 5 を占有するディスクグループ、およびスロット 6 ~ 11 を占有するディスクグループで構成されます。自動ディスク設定では、各ディスクグループに 1 つまた は複数の RAID 5 仮想ディスクが作成されます。 オプションの PowerVault MD1200 ストレージエンクロージャの標準設定は、DL2200 のスロット 0 ~ 11 と同じ です。 図 9.
ップアプリケーション用の Deduplication Database に使用されます。DL2300 Enterprise 構成内のすべて のドライブは Deduplication Database に使用されるため、自動ディスク設定を使用する場合は、バック アップデータの保存に追加の MD1200 が必要です。 Enterprise と Value のどちらの構成も、MD1200 エンクロージャを追加してストレージ容量を拡張することがで きます。追加の MD1200 を取り付けると、自動ディスク設定により、スロット 0 ~ 11 に 1 つまたは複数の仮 想ディスクを持つ 1 つの RAID 6 ディスクグループが作成されます。これらの仮想ディスクはバックアップデ ータの保存に使用されます。 詳細なディスクサブシステムの状態 上記の条件のいずれかが満たされない場合、ディスクサブシステムの状態は詳細になります。ディスクサブ システム状態が詳細状態になる原因となった状況が修正されると、ディスクサブシステムの状態は自動的に 標準状態に戻ります。 メモ: 特定の状況下では、物理ディスクの障害により、設定状態が詳細
– 4. CommServe system and Media Agent(ComServe システムおよび Media Agent)を選択した場合は、 E-mail server(E-メールサーバー)および E-mail address for alerts(警告用 E-メールアドレス)に詳 細を入力します。 – Media agent only(Media Agent のみ)を選択した場合は、Name of the CommServe system to connect to(接続する CommServe システムの名前)に詳細を入力します。 CommVault End User License Agreement(CommVault エンドユーザーライセンス契約)をクリックして、契 約条件の同意を読みます。 Accept(同意する)チェックボックスを選択してインストールを続行します。 5. Finish(完了)をクリックします。 3. メモ: セットアップは完了まで 10 分から 15 分かかります。 6.
3 DL Backup to Disk Appliance Console の使い方 Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance Console では次の操作が可能です。 • DL Backup to Disk Appliance の管理 • CommVault Simpana Backup and Recovery ソフトウェアの起動 • アプライアンス情報の表示 • アプライアンスステータスの報告 • 使用可能なディスク容量の表示 • テープデバイスの追加および削除 • ネットワークおよび SNMP の設定 メモ: システムが起動してから PowerVault DL Backup to Disk Appliance Console でアプライアンスのステー タスが報告されるまでに、最大で 3 分間かかる場合があります。 メモ: Dell OpenManage Server Administrator がインストールされていない場合は、DL Backup to Disk Appliance Console がインストールを促します。Se
って検知されたエラー状態を確認するには、CommVault CommCell コンソールでイベントビューアを確 認します。 エラー状態によっては、自動ディスク設定が処理を続行できない場合があります。自動ディスク設定 中に発生する可能性のあるエラー状態と自動ディスク設定を続行できるかどうかを以下の表に示し ます。 表 2.
4. Start(開始)をクリックします。 5. 次を選択します。 – SCSI デバイス – 選択した MediaAgent をパラレルで検知 – DOS ドライブプールを自動作成 – 完全検知(ドライブ ID がサポートされていないライブラリのみ) OK をクリックします。 6. Disk Appliance コンソールへのテープデバイスの追加 テープデバイスを Disk Appliance コンソールに追加するには、次の手順に従います。 1. PowerVault DL Backup to Disk Appliance Console(PowerVault DL Backup to Disk Appliance コンソール)で、 Settings(設定)タブをクリックします。 2. Tape Devices(テープデバイス)で Add(追加)をクリックします。 3.
• • Express Wizard(高速作成ウィザード)— 必要とされるユーザー入力がわずかであるため、初級ユー ザーに推奨されます。利用可能な容量とコントローラの条件に基づいて適切な仮想ディスク設定が 計算されます。高速作成ウィザードを使用する場合は、仮想ディスクの RAID レベルとサイズを選択 します。高速設定ウィザードでは、ユーザーの RAID レベルとサイズの選択に適合する推奨ディスク 設定が選択されます。 Advanced Wizard(詳細設定ウィザード)— RAID レベルとハードウェアに精通したユーザーに推奨さ れます。詳細設定ウィザードでは、仮想ディスクの読み取り、書き込み、およびキャッシュのポリシ ーを指定できます。また、使用する物理ディスクとコントローラコネクタを選択することもできま す。 Express(高速設定)および Advanced Create Virtual Disk(仮想ディスクの詳細作成)ウィザードを起動するに は、次の手順に従います。 1. 2.
– – 新しい仮想ディスクを新しい磁気ライブラリに追加するには、Libraries(ライブラリ)を右クリ ックし、Add a Magnetic Library(磁気ライブラリの追加)を選択します。C:\DiskStorage を参照し てローカルマウントパスを追加し、手順 6 で入力したフォルダ名を選択します。 新しい仮想ディスクを既存の磁気ライブラリに追加するには、Libraries(ライブラリ)を右クリ ックし、Add a Magnetic Library(磁気ライブラリの追加)を選択します。C:\DiskStorage を参照し てローカルマウントパスを追加し、手順 6 で入力したフォルダ名を選択します。 マウントパスを設定すると、ディスクライブラリが Storage Resources(ストレージリソース)に表示される ようになります。 Simpana ソフトウェアの起動 PowerVault DL Backup to Disk Appliance Console を使用して Simpana Backup and Recovery アプリケーションを起 動するには、Home → Launch C
メモ: 標準ディスク設定を変更すると、ストレージ設定ポリシーが Manual(手動)に設定され、システ ムが再起動されます。バックアップジョブの実行中は、この操作を行わないでください。システムの再 起動後に、設定ポリシーを Automatic(自動)に設定して、自動ディスクプロビジョニングを有効にしま す。 互換性マネージャ 互換性マネージャは、ソフトウェアコンポーネントがサポートされている最小バージョンを下回っている場 合に、通知を提供します。Appliance Console で Compatibility(互換性)タブをクリックして、互換性マネージ ャを表示します。この画面には、現在インストールされている BIOS、ファームウェア、ドライバ、OS、およ びアプライアンスアプリケーションのバージョンが表示されます。 • • 警告レベルは、アプライアンスは動作を継続するものの、できるだけ早くソフトウェアコンポーネン トを最小要求レベルにアップデートする必要があることを示します。 重要レベルは、インストールされているソフトウェアコンポーネントのバージョンとの互換性がない ことを示します。重要レベルが報告さ
DL Backup to Disk Appliance ソフトウェアの アップデート 4 Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance ソフトウェアは、問題を修正したり、パフォーマンスを向上させた り、新しい機能を導入したり、追加のハードウェアをサポートしたりするために定期的にアップデートされ ます。アプライアンスの最適な稼動状態を保つために、これらのアップデートを適用することが推奨されま す。アプライアンスでサポートされる最小ソフトウェアバージョンを確認するには、support.dell.
support.dell.com から、Drivers and Downloads(ドライバおよびダウンロード)欄の下にある Technical Subscriptions(テクニカル登録)リンクをクリックします。 OS のアップデート OS の最新のセキュリティ更新プログラム、修正プログラム、およびアップデートを入手して実行するには、 PowerVault DL Backup to Disk Appliance Console の Windows Update リンクをクリックします。 DL Backup to Disk Appliance アプリケーションのアップデート DL Backup to Disk Appliance アプリケーションをアップデートするには、Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance Recovery and Update Utility を使用します。このユーティリティの最新バージョンを support.dell.
障害発生時のリカバリ 5 Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance をハードウェアおよびソフトウェアのさまざまな障害から復旧す ることができます。障害の種類に応じて、次の処理が必要になります。 • 内蔵サーバーディスク障害からの復旧 • 外付けストレージエンクロージャディスク障害からの復旧 • OS の再インストール • Dell OpenManage システム管理アプリケーションの再インストール • Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance アプリケーションの再インストール • CommVault Simpana Backup and Recovery ソフトウェアおよびデータベースの再インストール メモ: リカバリ手順を実行する前に、support.dell.
リカバリソリューションマップ 次のガイドラインに留意してください。 • • • • OS を再インストールする場合は、アプライアンスのすべてのアプリケーションを再インストールする 必要があります。 OS がインストールされているディスクグループにリカバリ不能なエラーが発生した場合は、OS とす べてのアプリケーションの再インストールが必要になります。 1 つまたは複数の CommVault Simpana Backup and Recovery バックアップセットを含むディスクグルー プにリカバリ不能な不具合が発生した場合は、テープまたはセカンダリディスクからそのディスクグ ループへバックアップセットを復元する必要があります。 すべての非ディスク関連のハードウェア障害に関しては、support.dell.com/manuals で PowerVault DL2x00 システムおよび PowerVault MD1x00 ストレージエンクロージャの『ハードウェアオーナーズマ ニュアル』を参照してください。 表 3.
• • • OS を復旧します。「Dell Unified Server Configurator の使い方 - Lifecycle Controller Enabled を使用した OS のリカバリ」を参照してください。 BIOS、ファームウェア、およびドライバをアップデートします。「BIOS、ファームウェア、およびド ライバのアップデート」を参照してください。 DL Backup to Disk Appliance アプリケーションを復旧します。「障害発生時の Dell PowerVault DL Backup To Disk Appliance Recovery And Update Utility の使い方」を参照してください。 ディスクエラーからのリカバリ RAID タイプについて DL2x00 システム内の、OS およびアプリケーションを含む内蔵ディスクストレージは、RAID 1 としてあらかじ め設定されています。RAID 1 は、ディスクグループ内で 1 つのディスクに障害が発生してもアプライアンス の継続動作を可能にするミラーディスクグループです。 注意: 障害が発生したシステムディスク
ディスクエラーの検知と監視 アプライアンスの RAID 構成を用いたストレージの保護を最適化するには、ハードディスク障害を即座に検知 することが重要です。障害の発生したディスクを直ちに交換すれば、計画外のダウンタイムや重要なデータ が失われるリスクを軽減できます。 次の方法で、ディスクの状態を監視できます。 • • • ハードドライブインジケータ — サーバーおよびストレージエンクロージャの各ドライブには、ドラ イブアクティビティと特定の不具合のステータスを示すステータス LED が装備されています。 support.dell.
い。容量の大きいドライブを使用すると、RAID 構成では一部の使用可能なディスク領域が失われます。 次の ディスクが交換可能です。 • 内蔵ディスク — アプライアンスの内蔵ディスクを交換するには、support.dell.com/manuals で Dell PowerVault DL2x00 の『ハードウェアオーナーズマニュアル』を参照してください。 • ストレージエンクロージャ内のディスク — ストレージエンクロージャ内のディスクドライブを交換 するには、support.dell.
12. OK をクリックします。 13. コアインストールまたはフルインストールのどちらを希望するかをたずねるメッセージが表示された ら、フルインストールを選択します。 14. ローカライゼーションオプションを設定して、Next(次へ)をクリックします。 15. Custom Installation(カスタムインストール)を選択します。 (アップグレードオプションはグレーで表示され、選択できません。) 16. パーティションまたは raw ディスクスペースが一覧表示されたら、以前の C: ドライブ(MD1000 論理ユ ニット番号(LUN)ではない)を選択し、New(新規)をクリックします。 17. パーティションをハイライト表示し、Format(フォーマット)を選択します。 18. Next(次へ)をクリックします。 Windows のインストールが開始します。 19.
Initial Configuration Tasks(初期設定タスク)ウィンドウが表示されます。このウィンドウを閉じます。 「BIOS、ファームウェア、およびドライバのアップデート」に進みます。 BIOS、ファームウェア、およびドライバのアップデート アプライアンスに Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance アプリケーションなどの追加のソフトウェアを インストールする前に、support.dell.
b) Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance Recovery and Update Utility から Dell Systems Management Tools and Documentation メディアをセットするように指示されたら、Server Administrator インストール ファイルを抽出した場所に移動します。 Server Administrator インストーラにより、正常なインストールを妨げる状況がないことを確認する互換性 チェックが実行されます。 6. Finish(完了)をクリックします。 ネットワークとドメインの設定および CommVault Backup and Recovery ソフトウェアの再インストールの 手順を示す DL Backup to Disk Appliance 設定ウィザード がリカバリモードで起動します。 7.
図 11. CommVault Simpana 9.
図 12. Database Restore for CommVault Simpana 9.0 SP4 以降 11. バージョン 9.0 よりも前の Simpana では、CommServeDisasterRecoveryGUI の SQL Restore(SQL の復元)タ ブで Restore DB(DB の復元)を選択し、Restore file(ファイルの復元)フィールドにデータベース復元 のための DR ダンプの場所を入力します。 12. バージョン 9.
図 13. Simpana 8.0 Post Recovery バージョン 9.
図 14. Simpana 9.0 Post Recovery 14. OK をクリックして、復元を続行します。 15. 復元を続行するために Simpana サービスの停止を求めるメッセージが表示されたら、Yes(はい)をクリ ックします。 16. 復元が完了したら、CommServeDisasterRecoveryGUI を閉じます。 17. アプライアンス管理コンソールの Home(ホーム)タブから Launch the Service Control Manager(サービス コントロールマネージャの起動)をクリックして、サービスを開始します。 18. Service Control Manager(サービスコントロールマネージャ)を閉じます。 メモ: 復元操作が完了したら、CommVault Simpana サービスが開始します。その結果、自動ディスク 設定を使用して設定されストレージエンクロージャ上のボリュームが C:\DiskStorage の元の場所で 利用できるようになっています。C:\DiskStorage_Recovered ディレクトリからのすべてのボリュー ムがアンマウントされてお
19. CommCell コンソールから、CommCell ブラウザツリービューへ移動します。 20. ツリービューの上部で CommServe システム名を右クリックし、Properties(プロパティ)を選択します。 21. Activity Control(アクティビティコントロール)タブのオプションをすべて選択します。 22. OK をクリックします。 23. バージョン 9.0 よりも前の Simpana バージョンでは、CommServe のシステム名を右クリックして、All Tasks and Schedules(すべてのタスクとスケジュール)を選択します。 24. バージョン 9.0 以降の Simpana では、CommServer のシステム名を右クリックして、View(ビュー)、次 に Schedules(スケジュール)の順に選択します。 25.
1. Server Manager を起動します。 2. Add features(機能を追加)をクリックして、Add Features(機能の追加)ウィザード に Select Features (機能の選択)ウィンドウを表示します。 3. PowerVault DL2x00 に復元する OS に応じて、次の機能を選択します。 表 4. Add Features(機能の追加)ウィザード にある Windows Server 2008 役割と機能リスト 機能 メモ .NET Framework 3.0 の機能 ダイアログボックスに .NET 3.0.
役割サービス 6. サブオプション – – CGI ISAPI 拡張 状態と診断 – – HTTP ロギング 要求の監視 セキュリティ – 要求のフィルタリング パフォーマンス – 静的コンテンツ圧縮 管理ツール – – IIS 管理コンソール IIS 6 管理互換性(全サブオプションを選択) Next(次へ)をクリックします。 Confirm Installation Selections(インストールの選択の確認)ウィンドウが表示されます。 7.
Server Administrator インストーラにより、インストールを妨げる状況がないことを確認する互換性チェッ クが実行されます。 6.
ソリューションマップ 6 DL2x00 システムにインストールされている CommVault Simpana ソフトウェアのバージョンに応じて、 documentation.commvault.com/dell から適切なマニュアルへのリンクを選択してください。 導入計画 目的 利用可能なマニュアルとリソース DL Backup to Disk Appliance のシステム要件を確認 デル対応のハードウェアおよびソフトウェアのリス トは、support.dell.com/manuals の『Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance Interoperability Guide』(Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance 相互運用性ガ イド)を参照してください。 既知の問題の確認 Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance で予想さ れる問題と回避策については、support.dell.
セットアップ 目的 利用可能なマニュアルとリソース Dell Backup to Disk Appliance のセットアップ 「DL Backup To Disk Appliance のセットアップ」、または DL2x00 システムに同梱の『Setting Up Your Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance』(Dell PowerVault DL Backup to Disk Appliance の セットアップ)を参照してください。 Dell Backup to Disk Appliance にテープデバイ スを追加する お使いのシステムにテープを追加する方法については、 「Disk Appliance コンソールへのテープデバイスの追加」を参照して ください。 システムとストレージハードウェアの管理 と監視 ハードウェアとソフトウェアの障害がないかシステムを監視 し、ストレージを管理するための情報については、 support.dell.
目的 利用可能なマニュアルとリソース CommVault CommCell アーキテクチャ(CommServe シ ステムと Media Agent)について documentation.commvault.com/dell にアクセスしてく ださい。Simpana → CommCell Overview (Simpana → CommCell の概要)の順にクリックします。 DL Backup to Disk Appliance 用 CommVault Simpana ソ フトウェアストレージのプロビジョニング機能につ いて documentation.commvault.
目的 利用可能なマニュアルとリソース Media Management(Simpana → Common Technology Engine → メディア管理)の順にクリックします。 バックアップデータの復旧 documentation.commvault.com/dell にアクセスしてく ださい。 Simpana 8.0 の場合は、Simpana → Getting Started → Recover Your Data (Simpana → はじめに → データの 復旧)の順にクリックします。 Simpana 9.0 の場合は、Simpana → Popular Features → All Features... → D → Restore Backup Data (Simpana → 好まれる機能 → すべての機能...
目的 利用可能なマニュアルとリソース MD1x00 ストレージエンクロージャの『ハードウェア オーナーズマニュアル』も参照してください。 PowerVaultMD1x00 ストレージエンクロージャへのデ support.dell.com/manuals で Dell PowerVault MD1x00 ス ィスクストレージ容量の追加 トレージエンクロージャの『ハードウェアオーナー ズマニュアル』を参照してください。 新しく追加されたストレージを PowerVault DL2x00 シ documentation.commvault.
7 その他の参考資料 メモ: PowerVault DL2x00 にインストールされている CommVault Simpana ソフトウェアのバージョンに応 じて、documentation.commvault.com/dell から適切なマニュアルへのリンクを選択してください。 ソフトウェア文書 表 6. DL Backup to Disk Appliance の文書 文書 説明 場所 『Setting Up Your Dell PowerVault DL Backup 初めてシステムを使う前に必 support.dell.
ハードウェア文書 文書 説明 場所 Dell PowerVault DL2xxx の『はじめ に』 Dell PowerVault DL2x00 システムの 使用開始に役立つ情報が記載され ています。 support.dell.com/manuals Dell PowerVault DL2000 の『ハードウ お使いの Dell ハードウェアに固有 support.dell.com/manuals ェアオーナーズマニュアル』 の情報が記載されています。 Dell Serial-Attached SCSI 6/iR Integrated / アダプタの『ユーザー ズガイド』 シリアル接続 SCSI(SAS)6/iR アダ support.dell.com/manuals プタに関する情報が記載されてい ます。 Dell PERC 6/i、PERC 6/E、および CERC PERC 6 シリーズのアダプタに関す support.dell.
システム管理文書 文書 『Dell OpenManage Software Installation and Security User's Guide』(Dell OpenManage ソフトウ ェアのインストールとセキュリテ ィに関するユーザーズガイド) 説明 場所 Dell OpenManage Server Administrator ソフトウェアのイン ストール方法が説明されていま す。 support.dell.com/manuals Dell OpenManage Server Administrator の『ユーザーズガイ ド』 OpenManage Server Administrator を support.dell.com/manuals 使用したシステム管理の方法が説 明されています。 Dell Unified Server Configurator and Unified Server Configurator - Lifecycle Controller Enabled の『ユーザーズガ イド』 OS の導入、Diagnostics(診断)の support.
DL Backup to Disk Appliance メディア CD/DVD メディア 説明 『Dell Systems Build and Update Utility Dell Systems Build and Update Utility DVD』(DL2000 のみ) は、サーバーの OS のインストー ル、pre-OS ファームウェアアップ デート、pre-OS システム設定のた めの起動可能ユーティリティで す。 Dell OpenManage 管理ステーショ ン 場所 DL2000 に同梱(support.dell.com/ support/downloads からディスクイ メージをダウンロードすることも 可能) IT Assistant、BMC 管理ユーティリ support.dell.