Users Guide
って検知されたエラー状態を確認するには、CommVault CommCell コンソールでイベントビューアを確
認します。
エラー状態によっては、自動ディスク設定が処理を続行できない場合があります。自動ディスク設定
中に発生する可能性のあるエラー状態と自動ディスク設定を続行できるかどうかを以下の表に示し
ます。
表 2. 自動ディスク設定エラー状態
エラーの状態 説明
解決策 / 回避策
未設定の物理ディスクの大き
さがすべて同じでない。
1 つまたは複数の物理ディスクの容量
が異なる。
自動ディスク設定を続行できますが、
すべての物理ディスクが最も小さい
物理ディスクのサイズであるかのよ
うに認識されて RAID グループが形成
されます。大きい方のディスクに余
っているスペースは使用できません。
ストレージ容量の損失を防ぐに
は、すべての物理ディスクの大き
さを同じにします。
スロット 0 が占有されていな
い(DL2200、DL2100、DL2000 が
該当)
選択した標準設定が RAID 5 で、スロッ
ト 0 にディスクがある場合、そのディ
スクは自動ディスク設定によってグ
ローバルホットスペアに割り当てら
れます。
自動ディスク設定を続行できますが、
グローバルホットスペアは作成され
ません。
後でスロット 0 に物理ディスクを
追加でき、自動ディスク設定はそ
のディスクをグローバルホットス
ペアに割り当てます。
スロット 0 のディスクサイズ
が他のディスクよりも小さい
(DL2200、DL2100、DL2000 が該
当)
グローバルホットスペアとして設定
されるスロット 0 の物理ディスクが、
ストレージエンクロージャの残りの
スロットにある 1 つまたは 2 つの物理
ディスクよりも小さいサイズです。
自動ディスク設定を続行できますが、
このグローバルホットスペアは大き
い物理ディスクに対するフェイルオ
ーバーのサポートを提供しません。
この物理ディスクを、少なくとも
ストレージエンクロージャの残り
の物理ディスクと同じ大きさの容
量を持つ物理ディスクと交換しま
す。
新規ディスクが SAS ディスク
SAS ディスクが検知されると、自動デ
ィスク設定は無効になります。
自動ディスク設定は続行できません。
SAS ドライブを取り外すか、また
は SAS ドライブを SATA ドライブ
と交換します。
新規ディスクが SATA ディスク
SATA ディスクが検知されると、自動
ディスク設定は無効になります。
自動ディスク設定は続行できません。
SATA ドライブを取り外すか、SATA
ドライブを SAS ドライブまたは二
アライン SAS ドライブと交換しま
す。
オプションのテープライブラリの追加
サポートされるテープデバイスのリストについては、dell.com/pvmatrix
で Dell PowerVault の『互換性マトリッ
クス』を参照してください。テープデバイスの初期設定および構成については、テープのマニュアルを参照
してください。
メモ: テープデバイスは CommVault Simpana Backup and Recovery ソフトウェアで自動的に設定されませ
ん。
サポートされるテープデバイスをアプライアンスに追加するには、次の手順を実行します。
1. Appliance Console リンク から CommCell Console を立ち上げます。
2. Tools(ツール)メニューで Control Panel(コントロールパネル)を選択します。
3. Control Panel(コントロールパネル)で Library and Drive Configuration(ライブラリおよびドライブの設定)
をダブルクリックします。
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