Owners Manual
システム診断プログラムの実行 163
システム診断プログラムの実行
システムに問題が発生した場合、テクニカルサポートに電話される前に診断プロ
グラムを実行してください。診断プログラムを使うと、特別な装置を使用せずに
システムのハードウェアをテストでき、データが失われる心配もありません。
ご自身で問題を解決できない場合でも、サービスおよびサポート担当者が診断プ
ログラムのテスト結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。
Dell オンライン診断の使用
システムの問題を分析するには、
Dell™
オンライン
Diagnostics
(診断)を最初
に使用します。
Dell
オンライン
Diagnostics
(診断)は、診断プログラムまたは
テストモジュールの一式であり、ハードディスクドライブ、物理メモリ、通信
ポート、プリンタポート、
NIC
、
CMOS
など、シャーシやストレージコンポー
ネントを対象とする診断テストを実行します。
Dell
オンライン
Diagnostics
(診断)を使用して問題を識別できない場合は、内蔵された診断プログラムを使用
します。
サポートされている
Microsoft
®
Windows
®
オペレーティングシステムおよび
Linux
オペレーティングシステムを実行しているシステムでオンライン
Diagnostics
(診断)を実行するために必要なファイルは、システムに付属の
DVD
に収録されています。または、
support.jp.dell.com
から入手すること
もできます。
Diagnostics
(診断)の使い方については、
Dell
オンライン
Diagnostics
(診断)の『ユーザーズガイド』を参照してください。
内蔵されたシステム診断プログラムは、
USC
(
Unified Server Configurator
)
を使用して起動します。
USC
の使い方の詳細については、デルサポートサイト
support.dell.com/manuals
で
Dell Unified Server Configurator
のマ
ニュアルを参照してください。
内蔵されたシステム診断プログラムの機能
内蔵されたシステム診断プログラムは、特定のデバイスグループや各デバイス用
の一連のテストメニューとオプションで構成されています。システム診断プログ
ラムのメニューとオプションを使って、以下のことが行えます。
•
テストを個別または全体的に実行
•
テストの順番を制御
•
テストの繰り返し
•
テスト結果の表示、印刷、または保存