Owners Manual
システム部品の取り付け 81
メモリモジュール取り付けの一般的ガイドライン
システムの最適なパフォーマンスを実現するには、システムメモリを構成する際
に以下の一般的なガイドラインに従ってください。
メモ:ガイドラインから外れたメモリ構成では、システムが起動しなかったり、ビ
デオが出力されない場合があります。
• RDIMM
と
UDIMM
を混在させることはできません。
•
使用しないメモリチャネルを除いて、メモリモジュールを装着するメモリ
チャネルは、すべて同一の構成にする必要があります。
•
各プロセッサのメモリ構成は同一にする必要があります。
•A1
~
A4
または
B1
~
B4
の中に異なるサイズのメモリモジュール(たと
えば
2 GB
と
4 GB
)を混在させることはできますが、メモリモジュールを
装着するチャネルはすべて同一の構成にする必要があります。
•
オプティマイザモードを使用する場合、メモリモジュールは
A1
または
B1
を先頭とする番号順にソケットに取り付けます。
•
メモリミラーリングまたはアドバンスト
ECC
モードを使用する場合、プロ
セッサから最も遠いチャネルは使用せず、最初にチャネル
A1
または
B1
、
次に
A2
または
B2
という順序でメモリモジュールを取り付けます。
•
アドバンスト
ECC
モードでは、
x4
または
x8
の
DRAM
デバイス幅を使用
するメモリモジュールが必要です。
•
各チャネルのメモリ速度は、メモリ構成によって左右されます。
–
シングルまたはデュアルランクのメモリモジュールの場合は、次のとお
りです。
•
各チャネルの
1
枚のメモリモジュールは
1333 MHz
までをサポー
トします。
•
各チャネルの
2
枚のメモリモジュールは
1067 MHz
までをサポー
トします。
–
クアッドランクのメモリモジュールの場合は、次のとおりです。
•
各チャネルの
1
枚のメモリモジュールは
1067 MHz
までをサポー
トします。
•
チャネルごとの
2
枚のメモリモジュールは、メモリモジュール自体
の速度に関係なく、
800 MHz
までに制限されます。
•
クアッドランクのメモリモジュールをシングルまたはデュアルランクのモ
ジュールと混在させる場合、クアッドランクのモジュールは白色のリリース
レバーが付いたソケットに取り付ける必要があります。
•
速度の異なるメモリモジュールを取り付けた場合は、取り付けられているメ
モリモジュールのうちで最も遅いものの速度で動作します。