Owners Manual
システム診断プログラムの実行 141
システム診断プログラムの実行
システムに問題が発生した場合、テクニカルサポートに電話される前に診断プロ
グラムを実行してください。診断プログラムを使うと、特別な装置を使用せずに
システムのハードウェアをテストでき、データが失われる心配もありません。ご
自身で問題を解決できない場合でも、サービスおよびサポート担当者が診断プロ
グラムのテスト結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。
オンライン Diagnostics(診断)の使い方
システムの問題を分析するには、オンライン
Diagnostics
(診断)を最初に使用
します。
Dell
™
オンライン
Diagnostics
(診断)は、診断プログラムまたはテス
トモジュールの一式であり、ハードディスクドライブ、物理メモリ、通信ポート、
プリンタポート、
NIC
、
CMOS
など、シャーシやストレージコンポーネントを対
象とする診断テストを実行します。オンライン
Diagnostics
(診断)を使用して
問題を識別できない場合は、内蔵されたシステム診断プログラムを使用します。
サポートされている
Microsoft
®
Windows
®
オペレーティングシステムおよび
Linux
オペレーティングシステムを実行しているシステムでオンライン
Diagnostics
(診断)を実行するために必要なファイルは、システムに付属の
DVD
に収録されています。または、
support.jp.dell.com
から入手すること
もできます。
Diagnostics
(診断)の使い方については、
Dell
オンライン
Diagnostics
(診断)の『ユーザーズガイド』を参照してください。
内蔵されたシステム診断プログラムは、
Lifecycle Controller
を使用して起動し
ます。コントローラの使い方の詳細については、デルサポートサイト
support.jp.dell.com/manuals
で
Lifecycle Controller
のマニュアルを参
照してください。
内蔵されたシステム診断プログラムの機能
内蔵されたシステム診断プログラムは、特定のデバイスグループや各デバイス用
の一連のテストメニューとオプションで構成されています。システム診断プログ
ラムのメニューとオプションを使って、以下のことが行えます。
•
テストを個別または全体的に実行
•
テストの順序を制御
•
テストの繰り返し
•
テスト結果の表示、印刷、または保存
•
エラーが検出された場合にテストを一時的に中断、またはユーザーが指定す
る最大エラー数に達したときにテストを終了