Users Guide
Administrator 内ではスロット 12 および 13 として表示されます。これらのディスクの詳細については、
support.dell.com/manuals
で Dell PowerVault DL2200 の『ハードウェアオーナーズマニュアル』を参照してくださ
い。
標準設定は、スロット 0 のホットスペア、スロット 1 ~ 5 を占有するディスクグループ、およびスロット 6
~ 11 を占有するディスクグループで構成されます。自動ディスク設定では、各ディスクグループに 1 つまた
は複数の RAID 5 仮想ディスクが作成されます。
オプションの PowerVault MD1200 ストレージエンクロージャの標準設定は、DL2200 のスロット 0 ~ 11 と同じ
です。
図 9. Dell PowerVault DL2200、DL2300、および MD1200 のディスクスロット
Windows Server 2008 R2 を実行する PowerVault DL2200 のディスク設定
Windows Server 2008 Standard x64 Edition 環境でサポートされる RAID 5 標準設定に加え、DL2200 および MD1200
ストレージエンクロージャでは、次の条件が満たされた場合に代替の RAID 6 標準設定がサポートされます。
• アプライアンスソフトウェアスタックバージョンは、バージョン 3.3 以降であることが必要です。
• CommVault Simpana は、バージョン 9.0 SP2 以降であることが必要です。
デュアル RAID 6 標準設定は、スロット 0 ~ 5 を占有するディスクグループ、およびスロット 6 ~ 11 を占有す
るディスクグループで構成されます。自動ディスク設定では、各ディスクグループに 1 つまたは複数の RAID
6 仮想ディスクが作成されます。
シングル RAID 6 標準設定は、スロット 0 ~ 11 を占有する 1 つのディスクグループで構成されます。自動ディ
スク設定では、ディスクグループに 1 つまたは複数の RAID 6 仮想ディスクが作成されます。
PowerVault DL2300 のディスク設定
PowerVault DL2300 は SAS およびニアライン SAS ドライブのみをサポートします。OS は、背面のホットプラ
グスロットの RAID 1(ミラー)仮想ディスク上にあります。これらのディスクは、Dell OpenManage Server
Administrator 内ではスロット 12 および 13 として表示されます(図「Dell PowerVault DL2200、2300、および
MD1200 ディスクスロット」を参照)。これらのディスクの詳細については、support.dell.com/manuals
で Dell
PowerVault DL2300 の『ハードウェアオーナーズマニュアル』を参照してください。
以下は DL2300 システムの構成 — Value および Enterprise の構成です。
• Value 構成 — DL2300 Value 構成では、スロット 0 ~ 5 に SAS ドライブ、およびスロット 6 ~ 11 にニア
ライン SAS ドライブが取り付けられています。自動ディスク設定により、スロット 0 ~ 5 の SAS ドラ
イブ上に 1 つの RAID 10 ディスクグループが作成されます。この仮想ディスクは、CommVault バックア
ップアプリケーション用の Deduplication Database に使用されます。自動ディスク設定により、さら
に、スロット 6 ~ 11 のニアライン SAS ドライブ上に 1 つの RAID 6 ディスクグループが作成され、そ
のディスクグループ内に 1 つまたは複数の仮想ディスクが作成されます。これらの仮想ディスクはバ
ックアップデータの保存に使用されます。MD1200 を使用する容量の拡張はオプションです。
• Enterprise 構成 — DL2300 Enterprise 構成では、パフォーマンスを高めるために、スロット 0 ~ 11 にすべ
て SAS ドライブが取り付けられています。自動ディスク設定により、スロット 0 ~ 5 に 1 つの仮想デ
ィスクを持つ RAID 10 ディスクグループが、さらにスロット 6 ~ 11 に 1 つの仮想ディスクを持つ別の
RAID 10 ディスクグループが作成されます。これらの 2 つの内蔵仮想ディスクは、CommVault バックア
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