Owners Manual
メモ、注意および警告
システム診断プログラムの実行
Dell™PowerVault™100システムハードウェアオーナーズマニュアル
Dell PowerVault Diagnostics の使い方
システム診断プログラムの機能
システム診断プログラムの実行が必要な場合
システム診断プログラムの実行
システム診断プログラムのテストオプション
カスタムテストオプションの使い方
システムに問題が発生した場合、テクニカルサポートに電話される前に診断プログラムを実行してください。診断プログラムを使うと、特別な装置を使用せずにシステムのハードウェアをテストでき、デー
タが失われる心配もありません。ご自身で問題を解決できない場合でも、サービスおよびサポート担当者が診断プログラムのテスト結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。
Dell PowerVault Diagnostics の使い方
システムの問題を分析するには、オンラインの Dell™PowerVault™Diagnosticsを最初に使用します。Dell PowerVault Diagnostics は、診断プログラムまたはテストモジュールの一式であ
り、ハードドライブ、物理メモリ、通信ポート、プリンタポート、NIC、CMOS など、シャーシやストレージコンポーネントを対象とする診断テストを実行します。Dell PowerVault Diagnostics を使用し
て問題を識別できない場合は、システム診断プログラムを使用します。
サポートされている Microsoft
®
Windows
®
OS を実行しているシステムで PowerVault Diagnostics を実行するために必要なファイルは、システムに付属の CD に収録されています。また
は、support.dell.com から入手することもできます。診断プログラムの使い方の詳細については、Dell PowerVault の『ユーザーズガイド』を参照してください。
システム診断プログラムの機能
システム診断プログラムは、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のテストメニューとオプションで構成されています。システム診断プログラムのメニューとオプションを使って、以下のことが
行えます。
l テストを個別または全体的に実行する。
l テストの順番を制御する。
l テストを繰り返す。
l テスト結果を表示、印刷、または保存する。
l エラーが検出された場合にテストを一時的に中断、またはユーザーが指定する最大エラー数に達したときにテストを終了する。
l 各テストとそのパラメータを簡潔に説明するヘルプメッセージを表示する。
l テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを表示する。
l テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示する。
システム診断プログラムの実行が必要な場合
システム内の主要コンポーネントまたはデバイスが正しく動作していない場合、コンポーネントの障害が表示されることがあります。マイクロプロセッサとシステムの I/O デバイス(モニター、キーボード、
およびディスケットドライブ)が動作していれば、問題の識別にシステム診断プログラムを使用することができます。
システム診断プログラムの実行
システム診断プログラムは、ハードドライブのユーティリティパーティションまたは起動可能なリムーバブルメディアから実行されます。このメディアは、システムに付属の CD を使用して作成するか、ま
たは support.dell.com からダウンロードできる診断ユーティリティから作成してください。
ユーティリティパーティションからの実行
1. システム起動時の POST 実行中に <F10> を押します。
2. ユーティリティパーティションのメインメニューで、Run System Utilities(システムユーティリティの実行)から Run System Diagnostics(システム診断プログラムの実行)オプションを
選択します。
起動可能なリムーバブルメディアから
注意: システム診断プログラムは、お使いのシステムをテストする場合にのみ使用してください。このプログラムを他のシステムで使用すると、無効な結果やエラーメッセージが発生する場合が
あります。また、お使いのシステムに付属のプログラム(またはそのプログラムのアップデートバージョン)のみを使用してください。