Owners Manual
メモ、注意および警告
システムについて
Dell™PowerVault™100システムハードウェアオーナーズマニュアル
本項では、お使いのシステムの主な機能を実現する物理的なインタフェース機能、およびファームウェア / ソフトウェアのインタフェース機能について説明します。システムの前面パネルおよび背面パネ
ルにある物理コネクタを使用することで、接続やシステムの拡張が容易に行えます。システムファームウェア、アプリケーション、および OS は、システムやコンポーネントの状態を監視し、問題が発生し
た場合に警告を発します。システムの状態は次のいずれかによって報告されます。
l 前面 / 背面パネルインジケータ
l システムメッセージ
l 警告メッセージ
l 診断メッセージ
l ビープコード
l アラートメッセージ
本項では、上記の各タイプのメッセージについて説明し、考えられる原因と、メッセージに示された問題を解決するための処置についても説明します。また、システムのインジケータおよびその機能につ
いて図を使って説明します。
その他の情報
l 『はじめに』では、システムの機能、システムのセットアップ、および技術仕様の概要を説明しています。
l システムに付属の CD には、システムの設定と管理に使用するマニュアルやツールが収録されています。
l システム管理ソフトウェアのマニュアルでは、システム管理ソフトウェアの機能、動作要件、インストール、および基本操作について説明しています。
l OS のマニュアルでは、OS ソフトウェアのインストール手順(必要な場合)や設定方法、および使い方について説明しています。
l システムとは別に購入した各種コンポーネントのマニュアル。これらのオプションを取り付けて設定する方法を説明しています。
l システム、ソフトウェア、またはマニュアルの変更に関して記載されたアップデート情報がシステムに付属していることがあります。
l リリースノートまたは readme ファイルには、システムまたはマニュアルの最新のアップデート情報や、専門知識をお持ちのユーザーや技術者のための高度な技術情報が記載されています。
起動中にシステムの機能にアクセスする方法
表1-1 のキー操作を起動中に行うと、システムの各機能にアクセスできます。キー操作を行う前に OS のロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、もう一度システムを
再起動し、この手順を実行してください。
表1-1システムの機能にアクセスするためのキー操作
その他の情報
起動中にシステムの機能にアクセスする方法
前面パネルの機能およびインジケータ
背面パネルの機能およびインジケータ
診断インジケータコード
ハードドライブインジケータコード
システムメッセージ
システムビープコード
警告メッセージ
診断メッセージ
アラートメッセージ
ベースボード管理コントローラのメッセージ
警告: 『製品情報ガイド』 には、安全および認可機関に関する情報が記載されています。保証情報については、『サービス & サポートのご案内 』を参照してください
。
メモ: アップデート情報には他の文書の内容を差し替える情報が含まれている場合がよくありますので、support.dell.com でアップデートがないかどうかを常に確認し、初めにお読
みください。
キー操作
説明
<F2>
セットアップユーティリティが起動します。「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。
<F10>
ユーティリティパーティションが開いて、システム診断プログラムを実行できます。「システム診断プログラムの実行」を参照してください。
<Ctrl+E>
ベースボード管理コントローラ(BMC)管理ユーティリティが起動し、システムイベントログ(SEL)にアクセスできます。BMC のセットアップ方法と使用法の詳細については、『BMC ユー
ザーズガイド』を参照してください。
<Ctrl+C>
SAS 設定ユーティリティが起動します。詳細については、SAS アダプタの『ユーザーズガイド』を参照してください。
<Ctrl+R>
RAID 設定ユーティリティが起動し、オプションの RAID カードを設定できます。詳細については、RAID カードのマニュアルを参照してください。
<Ctrl+S>
オプションは、セットアップユーティリティを使用して PXE サポートを有効にした場合にのみ表示されます(「Integrated Devices(内蔵デバイス)画面」を参照)。このキー操作により、
NIC を PXE 起動用に設定することができます。詳細については、内蔵 NIC のマニュアルを参照してください。
<Ctrl+D>
オプションの DRAC(Dell Remote Access Controller)を使用している場合は、このキー操作により、選択した DRAC 設定にアクセスできます。DRAC のセットアップ方法と使用法
の詳細については、『DRAC ユーザーズガイド』を参照してください。