Owners Manual
10. すべてのケーブルが確実に接続され、コンピュータカバーに引っかかったりシステム内部の空気の流れを妨げたりしないように配線されていることを確認します。
11. システムカバーを閉じます。システムカバーの取り付けを参照してください。
12. システムを通常の状態に起こします。
13. システムおよびシステムに接続されている周辺機器を電源コンセントに接続し、電源を入れます。
14. ドライブをテストします。
IDE デバイスを取り付けた場合は、システム診断プログラムの IDE デバイステストを実行し、デバイスが正常に動作するかどうかを確認します。125 ペ「システム診断プログラムの実行」
を参照してください。
SCSI デバイスを取り付けた場合は、システム診断プログラムの SCSI コントローラテストを実行します。125 ペ「システム診断プログラムの実行」を参照してください。
テープドライブを取り付けた場合は、テープドライブソフトウェアのマニュアルを参照して、バックアップと確認テストを実行します。
ハードドライブ
お使いのシステムには、リムーバブル固定ハードドライブベイ( 図3-8 を参照)またはレバーリリースベイ( 図3-11 を参照)に 1 インチ高の SATA または SAS ハードドライブを 4 台まで取り
付けることができます。これらのドライブは、システム基板、オプションのコントローラカード、またはオプションの SAS バックプレーンのいずれかに接続します。
SAS または SATA ドライブは、オプションの SAS バックプレーンに取り付けられている場合に限りホットプラグ対応となります。SAS バックプレーンを使用したホットプラグ対応 SATA ハードドライ
ブ、およびオプションの SAS バックプレーンボードの取り外しと取り付けを参照してください。
ハードドライブ取り付けのガイドライン
ハードドライブを取り付ける際は、次のガイドラインに従います。
l システムの製造元によってテストおよび認可されたドライブのみをお使いください。
l SATA ハードドライブと SAS ハードドライブの両方を取り付けることはできません。すべてのハードドライブを SAS ドライブまたは SATA ドライブで揃えてください。
l ハードドライブを分割し、フォーマットするには、OS に付属しているプログラムとは異なるプログラムを使用しなければならない場合があります。ドライブのセットアップ方法については、ハード
ドライブのマニュアルを参照してください。
l 大容量のハードドライブをフォーマットする場合は、フォーマットの完了までに十分な時間の余裕をみておいてください。通常、これらのドライブのフォーマットには時間がかかります。たとえ
ば、大きなドライブはフォーマットに 1 時間以上かかることがあります。
l ドライブのフォーマット中にシステムの電源を切ったり、再起動を行ったりしないでください。ドライブの故障の原因となります。
起動ドライブの設定
1
IDE デバイス
2
オプションの SCSI デバイス
3
ハードドライブ(最大 4台)
4
SCSI コントローラカード
5
SCSI ケーブル
6
IDE インタフェースケーブル
メモ: システムのドライブは、SATA ハードドライブまたは SAS ハードドライブのどちらか一方で統一する必要があります。SATA ドライブと SAS ドライブを組み合わせることはできません。