Owners Manual
CPU Information(CPU 情報)画面
CPU Information(CPU 情報)画面の情報フィールドに表示されるオプションのリストおよび説明を 表2-3 に示します。
表2-3CPUInformation( CPU 情報)画面
Integrated Devices(内蔵デバイス)画面
Integrated Devices (内蔵デバイス)画面に表示される情報フィールドのオプションのリストおよび説明を 表2-4 に示します。
表2-4IntegratedDevices( 内蔵デバイス) 画面のオプション
(デフォルトは Report)
Report(報告しない)を選択すると、POST 中に検出されたキーボードまたはキーボードコントローラに関連するすべてのエラーメッセージが省略されます。キーボ
ードがシステムに取り付けられている場合、この設定はキーボード自体の操作には影響しません。
Asset Tag
Asset Tag ナンバーが割り当てられている場合、ユーザーがプログラム可能なシステムの Asset Tag ナンバーを表示します。
オプション
説明
Bus Speed
プロセッサのバス速度を表示します。
Logical Processor(デフォルトは
Enabled )
プロセッサがハイパースレッディングをサポートしている場合に表示されます。Enabled(有効)にすると、OS がすべての論理プロセッサを使用できます。
Disabled(無効)を選択すると、OS はシステムに取り付けれられた各プロセッサに対して最初の論理プロセッサだけを使用できます。
Virtualization Technology(デフ
ォルトは Disabled )
プロセッサが仮想化テクノロジをサポートしている場合に表示されます。Enabled(有効)に設定すると、仮想化ソフトウェアがプロセッサの設計に組み込まれ
ている仮想化テクノロジを使用できるようになります。この機能は、仮想化テクノロジをサポートするソフトウェアによってのみ使用できます。
Adjacent Cache Line Prefetch
(デフォルトは Enabled )
シーケンシャルメモリアクセスの最適な使用を有効または無効にします。ランダムなメモリアクセスの頻度が高いアプリケーションを使用する場合は、このオプ
ションを無効にします。
Hardware Prefetcher(デフォルト
は Enabled )
ハードウェアのプリフェッチャを有効または無効にします。
Demand-Based Power
Management(デフォルトは
Disabled)
デマンドベースの電力管理を有効または無効にします。有効時には、CPU パフォーマンス状態を示す表が OS に報告されます。無効時には、CPU パフォー
マンス状態を示す表は OS に報告されません。デマンドベースの電力管理をサポートしない CPU が 1 つでもある場合は、フィールドは読み取り専用となり、
自動的に Disabled(無効)に設定されます。
Processor 1 ID
各プロセッサのファミリー、モデル番号、および詳細を表示します。サブメニューの表示内容は次のとおりです。
¡ Core Speed
¡ Level 2 Cache
¡ Number of Cores
¡ 64-bit Technology
オプション
説明
IDE Controller(デフォルトは
Auto)
内蔵 IDE コントローラを有効にします。Auto(自動)に設定すると、IDE デバイスがチャネルに接続されていて外付け IDE コントローラが検出されない場
合、内蔵 IDE コントローラの各チャネルは有効になります。
SATA Controller(デフォルトは
ATA)
内蔵 SATA コントローラを Off(オフ)または ATA Mode(ATA モード)に設定できるようにします。Off(オフ)では SATA サブシステムが無効になります。
ATA Mode(ATA モード)では SATA サブシステムが Native IDE(ネイティブ IDE)モードに設定されます。
USB Controller(デフォルトは On
with BIOS support(オン / BIOS
サポートあり))
システムの USB ポートを有効または無効にします。オプションは、On with BIOS support、On without BIOS support、または Off です。USB
ポートを無効にするとその他のデバイスがシステムリソースを利用できるようになります。
Embedded Gb NIC(デフォルトは
Enabled with PXE(PXE ありで有
効))
システムの内蔵ネットワークインタフェースコントローラ(NIC)を有効または無効にします。オプションは Enabled with PXE(PXE ありで有効)および
Disabled(無効)です。PXE をサポートしている場合は、ネットワークからシステムを起動できます。変更はシステムの再起動後に有効になります。
MAC Address
内蔵 10/100/1000 NIC の MAC アドレスが表示されます。このフィールドには、ユーザーが選択できる設定はありません。
Diskette Controller
システムのディスケットドライブコントローラを有効または無効にします。Auto(自動)を選択すると、拡張スロットに取り付けられているコントローラカードを使
用する必要がある場合、システムのディスケットドライブコントローラはオフになります。ドライブを Read-Only(読み取り専用)、または Off(オフ)に設定す
ることも可能です。Read-Only (読み取り専用)設定を使うと、ディスケットドライブを使用してディスクに書き込むことができなくなります。
Serial Port(デフォルトは COM1)
Serial Port(シリアルポート)のオプションは、COM1、COM3、BMC Serial(BMC シリアル)、 BMC NIC、 COM1/BMC、およびOff(オフ)です。
オプションのリモートアクセスコントローラ(RAC)をシステムに取り付けた場合、RAC がオプションに追加されます。
Serial Port(シリアルポート)には 3 種類の用途モデルがあります。標準用途では、Serial Port(シリアルポート)は、最初に COM1、次に COM3 の使
用を試みます。BMC の用途ではシリアルポート 1 は COM1 アドレスを使用し、シリアルポートまたは共有する内蔵 NIC のどちらかを経由して通信します。
RAC による制御では COM1 アドレスだけを使用します。
COM1/BMC に設定すると、 COM1 設定と BMC Serial(BMC シリアル)設定の 間で切り 替えることができます。 このモードでは、<ESC> を
押せば BMC Serial( BMC シリアル)設定になり、<ESC><q> を押せば COM1 設定に戻ります。
Console Redirection(コンソールリダイレクション)が Serial Port 1(シリアルポート 1)を使用するように設定されている場合、Off(オフ)および COM3
のオプションは使えません。
Speaker(デフォルトは On)
システム内蔵スピーカーを有効または無効にします。