Deployment Guide

110
負荷の変更
DPM では、パフォーマンスを改善するための保護の負荷を変更できるいくつかの方法が用意さ
れています。次の表に、使用できる方法とその効果を示します。
保護の負荷を変更する方法
方法 効果
ネットワーク使用帯域幅の調整 ジョブが使用する帯域幅を少なくできます
が、その分、処理に時間がかかります。
送信中の圧縮 データ転送サイズを軽減できますが、DPM
ーバーと保護対象コンピュータでの CPU 使用
率が上がります。
同期化の時間差開始 同期化ジョブの負荷を保護グループ間で分散
します。
ピーク時以外での整合性チェックのスケジュ
ール
保護対象コンピュータの本業稼動中 DPM
処理が行われないようにします。
レプリカの手動作成 早くレプリカを作成できる場合があります。
保護対象コンピュータまたはネットワークリ
ソースにパフォーマンス負荷が発生しませ
ん。ただし、最初の整合性チェックの場合に
は、保護対象コンピュータのパフォーマンス
に影響があります。
本項の内容
ネットワーク使用帯域幅の調整の使
送信中の圧縮の使用
同期化の時間差開始
整合性チェックのスケジュール
レプリカの手動作成
関連項目
容量の増加
パフォーマンスの管理