Deployment Guide
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ハードウェア要件
System Center Data Protection Manager (DPM) 2007 では、記憶域プール専用のディスク 1 台と
以下を専用とするディスク 1 台が必要です。
• システムファイル
• DPM インストールファイル
• DPM 前提条件ソフトウェア
• DPM データベースファイル
メモ
DPM は、オペレーティングシステムがインストールされているのと同じボリュームにイ
ンストールできます。または、オペレーティングシステムがインストールされていない
別のボリュームにインストールすることも可能です。ただし、記憶域プール専用のディ
スクにインストールすることはできません
。
記憶域プールとは、保護されるデータのレ
プリカや復旧ポイントをDPM サーバーが保存するのに使用するディスクセットのこと
です。
DPM は記憶域プール内のディスクを所有し、管理します。記憶域プールは動的でなければなり
ません。DPM では
、
ディスクは、ディスクの管理内でディスクとして表示される何らかのディ
スクデバイスとして定義されます。記憶域プールでサポートされるディスクの種類の詳細、およ
びディスク構成の計画方法については、「
Planning the Storage Pool」(記憶域プールの計画)
(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=91965)を参照してください。
ユーザー自身の追加ディスク容量を管理する場合、DPM では、保護グループ内で保護するデー
タソースに対して、カスタムボリュームを取り付けるか、または関連付けることができます。カ
スタムボリュームは、基本ディスクまたはダイナミックディスクのどちらに置くことも可能で
す。DPM サーバーに接続されているどのボリュームでもカスタムボリュームとして選択できま
すが、DPM はカスタムボリューム内の領域を管理することができません。このバージョンの
DPM 2007 では、ディスク領域全体を使用可能にするために、記憶域プールに接続されているデ
ィスク上の既存のボリュームをどれも削除することができません。
メモ
保存したい重要なデータがある場合は、DPM によって管理される記憶域プールではな
く、記憶域ネットワーク上の高パフォーマンス論理ユニット番号(LUN)を使用でき
ます。
DPM サーバーの最小および推奨ハードウェア要件を次の表に示します。DPM サーバー構成の計
画については、「
Planning for DPM Deployment」(DPM の導入計画)
(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=91848)を参照してください。
メモ
DPM は 64 ビットコンピュータにインストールすることをお勧めします。