Deployment Guide
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テープライブラリの構成は、次の手順で行います。
1. DPM 管理者コンソールのナビゲーションバーで、
管理 をクリックし、ライブラリ タブ
をクリックします。
2.
操作ウィンドウで、再スキャン をクリックします。
再スキャン 操作は、完了するまでに数分かかることがあります。ライブラリジョブはす
べて、再スキャン 操作中に開始されたキューに追加されます。 再スキャン 操作の開始
時にライブラリジョブがすでに進行中だった場合、再スキャン 操作は失敗します。
関連項目
テープライブラリの管理
保護エージェントのインストールと構成
保護エージェントとは
、
保護されるデータに対する変更を記録し、保護されるコンピュータから
System Center Data Protection Manager (DPM) 2007 サーバーに変更を転送するコンピュータに
インストールされているソフトウェアのことです。保護エージェントはまた、DPM が保護し、
回復できるコンピュータ上のデータを識別します。
データの保護を開始する前に、保護するデータが含まれている各コンピュータに保護エージェン
トをインストールする必要があります。コンピュータに保護エージェントをインストールする
と、そのコンピュータは、DPM 管理者コンソールの
管理 タスク領域に、保護されていないコン
ピュータとして表示されます。コンピュータ上のデータソースは、保護グループに追加するまで
保護されません。保護される各コンピュータは、保護されるコンピュータの前提条件を満たして
いる必要があります。詳細については、「
Protected Computer Prerequisites」(保護されるコン
ピュータの前提条件)(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=100473)を参照してください。
DPM は、フォレスト内のドメインを越えたコンピュータの保護をサポートしています。ただ
し、ドメイン間に双方向の信頼を確立する必要があります。ドメイン間に双方向の信頼が確立さ
れていない場合は、各ドメインに個別の DPM サーバーが必要です。DPM 2007 はフォレストを
越えた保護をサポートしていません。
DPM サーバー上でファイアウォールが有効な場合は、DPM サーバー上でファイアウォールを構
成する必要があります。DPM サーバー上でファイアウォールを構成するには、TCP トラフィッ
クに対してポート 135 を開き、ファイアウォール経由で通信できるように DPM サービス
(Msdpm.exe)と保護エージェント(Dpmra.exe)を有効にする必要があります。