Deployment Guide
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サーバーイメージを使用した保護エージェント
のインストール
DPMAgentInstaller.exe を使用して DPM サーバーを指定することなく、サーバーイメージを使
用して、保護エージェントをインストールすることができます。イメージがコンピュータに適用
され、オンラインになったら、
SetDpmServer.exe <DPM サーバー名> ツールを実行して、構成
およびファイアウォールを開く手順を完了します。
サーバーイメージを使用して保護エージェントをインストールするには、次の手順に従
います。
1. 保護エージェントをインストールするコンピュータで Windows コマンドプロンプトを
開いて、
DpmAgentInstaller.exe と入力します。
2. サーバーイメージを物理コンピュータに適用し、オンラインにします。
3. コンピュータをドメインに加え、適切な管理者の資格情報を使用してドメインユーザー
としてログオンします。
4. Windows コマンドプロンプトを開いて、<ドライブ文字>:\Program Files\Microsoft Data
Protection Manager\bin ディレクトリで
SetDpmServer.exe <dpm サーバー名> を入力
して、構成およびファイアウォールを開く手順を完了します。
DPM サーバーに完全修飾ドメイン名(FQDN)を指定します。現在のドメインに、また
はドメインを越えた複数の一意の名前には、コンピュータ名のみを指定します。
メモ
<ドライブ文字>:\Program Files\Microsoft Data Protection Manager\bin から
SetDpmServer.exe を実行する必要があります。実行可能ファイルをほかの場所
から実行すると、操作が失敗します。
5. DPM サーバーの DPM Management Shell プロンプトで、
Attach-
ProductionServer.ps1 <DPM サーバー名> <運用サーバー名> <ユーザー名> <パスワー
ド> <ドメイン>
と入力します。
パスワードパラメータは必須ではなく、入力しないことをお勧めします。パスワードを
入力するダイアログが表示されますが、パスワードは画面に表示されません。ただし、
多数のコンピュータに保護エージェントをインストールするためのスクリプトを使用す
る場合は、パスワードを入力してください。
メモ
運用コンピュータを別のドメインに接続する場合は、運用コンピュータの完全修
飾ドメイン名を指定する必要があります。