Microsoft® Windows® Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 管理者ガイド w w w. d e l l . c o m | s u p p o r t . d e l l .
メモおよび注意 メモ:コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明し ています。 注意:ハ ー ド ウ ェ ア の 損 傷 や デ ー タ の 損 失 の 可 能 性 を 示 し 、 その危険を回避するための方法を説明しています。 ____________________ 本書の内容は予告なく変更されることがあります。 © 2007 すべての著作権は Dell Inc. にあります。 Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられてい ます。 本書に使用されている商標:Dell、DELL ロゴ、PowerVault、および OpenManage は Dell Inc.
目次 1 システムを初めて設定する際 の手順 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 概要 . . . . . . . . . . 7 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 命名規則 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ソフトウェア RAID の実行 . . . . . . . . . . . . . . . デフォルトの管理者ユーザー名とパスワード 管理者パスワードの変更 9 . . . . . . . . . . . . . 9 . . 10 . . . . 11 . . . . . . . . . . . . . . . 12 ネットワークにアクセスするためのシステ ム設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . DHCP を使用した TCP/IP の設定 (デフォルト). . . . . . . . . . . . . . . . .
Microsoft 管理コンソールへのアクセス . . . . . . . ホストでローカルから MMC にアクセス . リモートデスクトップを使用してリモー トから MMC にアクセス . . . . . . . . . . . リモートデスクトップ接続を作成し、 デスクトップに保存する方法 . . . . . . . 18 . . 18 . . 19 . . . . . . . . 20 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21 Dell OpenManage Server Administrator のインストール . . . . . . . . . . . . 2 OS の機能 . ファイルサーバーの管理 Print Management . . . . . . . . . . . . . . . 23 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23 Microsoft の Network File System サービス 単一インスタンス記憶域 . . . .
3 RAID とディスクの管理 RAID 構成の確認 . . . . . . . . . . . . . . 33 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33 ソフトウェア RAID ディスクの管理 . . . . . . . . . . . . . . . . 34 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35 ディスクの初期化 . . . . . . . . . . . . . . ベーシックディスクのダイナミックデ ィスクへのアップグレード . . . . . . . . . ダイナミックディスクの再アクティブ化 異形式ディスクの結合 . . . . . . . . . . . ボリュームの概要 . . . . . . . . . . . . . . パーティションまたはボリュームのプ ロパティの確認 . . . . . . . . . . . . . . . パーティションまたはボリュームの フォーマット . . . . . . . . . . . . . . . . .
R2 Reinstallation メディアによるイン ストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59 61 . . . . . . . . . . . 67 簡易セットアップの実行 . . . カスタムセットアップの実行 Windows のライセンス認証要件 インターネットを使用した Windows のライセンス認証 . . . . . . . . . . . . 電話を使用した Windows のライセンス 認証 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68 . . . . 68 多言語ユーザーインタフェースのインスト ールと設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69 . . . . . . . . . . . . . .
システムを初めて設定する際 の手順 本書には、お使いのシステムの設定手順を完了するための情報、および Microsoft® Windows® Storage Server 2003 R2 x64 With SP2 の概要が記 載されています。詳細については、デルサポートサイト www.dell.
命名規則 Dell PowerVault 100 という用語は、ハードウェアプラットフォームを指 します。PowerVault NF100 という用語は、PowerVault 100 ストレージ システムと Microsoft Windows Storage Server 2003 R2 With SP2 の構成 を指します。 Dell PowerVault 500 という用語は、ハードウェアプラットフォームを指 します。PowerVault NF500 という用語は、PowerVault 500 ストレージシ ステムと Microsoft Windows Storage Server 2003 R2 With SP2 の構成を 指します。 Dell PowerVault 600 という用語は、ハードウェアプラットフォームを指 します。PowerVault NF600 という用語は、PowerVault 600 ストレージ システムと Microsoft Windows Storage Server 2003 R2 With SP2 の構成 を指します。 図 1-1 命名規則 PowerVault NF100
ソフトウェア RAID の実行 お使いのシステムが RAID 5 ソフトウェアであらかじめ構成されている場 合は、RAID 自動同期化がバックグラウンドで実行され、アレイのサイズ によっては完了までに数時間を要することがあります。自動同期化中にス トレージサーバーの電源を切ると、自動同期化の処理は再起動後に再開し ます。 また、自動同期化の処理はユーザーの操作には影響を与えませんが、 システム全体のパフォーマンスが影響を受ける場合があります。 デフォルトの管理者ユーザー名とパスワード はじめてストレージサーバーにログインする際には、管理者ユーザー名と パスワードを入力する必要があります。お使いのストレージサーバーのデ フォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパス ワードは storageserver です。 管理者パスワードの変更 1 スタート → 管理ツール → コンピュータの管理 をクリックします。 2 コンピュータの管理 ウィンドウで、ローカルユーザーとグループ を 展開し、ユーザー を選択します。 3 右ウィンドウペインで Administrator を
ストレージサーバー用のネットワークアドレ スの設定 ネットワーク上に DHCP サーバーがある場合は、DHCP が IP アドレスを 自動的にストレージサーバーに割り当てるので、ストレージサーバーの IP アドレスを設定する必要はありません。お使いのネットワークが DHCP サーバーで設定されていない場合は、ネットワークの設定 ウィンドウで ストレージサーバーの IP アドレスを設定します。 ネットワークの設定 ウィンドウにアクセスするには、スタート 設定 コン トロールパネル ネットワークの設定 の順にクリックします。 メモ:ネットワーク上に DHCP サーバーがない場合は、ストレージサー バーの設定を完了するためにローカルのキーボード、ビデオ、およびマウ スが必要です。 メモ:Windows ファイアウォールはデフォルトで有効です。リモートシ ステムにアクセスする際に、接続に関する問題が発生する場合があり ます。 詳細については、12 ページの「ネットワーク接続の設定」を参照してく ださい。 10 システムを初めて設定する際 の手順
ネットワークにアクセスするためのシステム 設定 1 電源ケーブルの片方の端をストレージサーバーに接続し、もう一方の 端を電源に差し込みます。 2 イーサネットケーブルの一方の端をストレージサーバー背面の 10/100/1000 RJ-45 NIC コネクタ(図 1-2 を参照)の 1 つに接続し ます。 NIC コネクタの位置については、お使いのシステムの『ユーザーズ ガイド』を参照してください。 3 イーサネットケーブルのもう一方の端を機能しているイーサネット ジャックに接続します。 4 ストレージサーバーの電源を入れます。 5 NIC コネクタと関連する LED の点灯を確かめることで、サーバーが イーサネットに接続されていることを確認します。図 1-2 を参照し てください。NIC コネクタの LED が緑色に点灯していれば、接続は 正常です。NIC コネクタの LED が黄色に点滅している場合は、デー タの転送が正常に行われています。 LED がオンになっていない場合は、イーサネットケーブルの両端が NIC コネクタとイーサネットジャックに正しく接続されていること を確認します。 ス
図 1-2 NIC コネクタ NIC 1 LED NIC 2 LED NIC 1 NIC 2 メモ:NIC コネクタの物理的な向きは、システムによって異なる場合があ ります。詳細については、お使いのシステムの『ユーザーズガイド』を参 照してください。 ネットワーク接続の設定 DHCP を使用した TCP/IP の設定(デフォルト) メモ:この手順を実行するには、ローカルコンピュータの Administrators グループまたは Network Configuration Operators グループのメンバーである 必要があります。 12 1 スタート 設定 コントロールパネル ネットワーク接続 の順にクリッ クします。 2 設定するネットワーク接続を右クリックし、プロパティ をクリック します。 3 全般 タブ(ローカルエリア接続の場合)または ネットワーク タブ (その他すべての接続の場合)で、インターネットプロトコル (TCP/IP)をクリックし、プロパティ をクリックします。 4 IP アドレスを自動的に取得する をクリックし、OK をクリックし ます。 システムを初めて
静的 IP アドレスを使用した TCP/IP の設定 それまでに静的 TCP/IP 設定が使用されていた場合は、次の手順が必要で す。デフォルトでは、Windows Storage Server 2003 を実行しているシ ステムは、ネットワーク上の DHCP サーバーから TCP/IP 設定の取得を試 みます。 メモ:この手順を実行するには、ローカルコンピュータの Administrators グループまたは Network Configuration Operators グループのメンバーである 必要があります。 1 スタート → 設定 → コントロールパネル → ネットワーク接続 の順に クリックします。 2 設定するネットワーク接続を右クリックし、プロパティ をクリック します。 3 全般 タブ(ローカルエリア接続の場合)または ネットワーク タブ (その他すべての接続の場合)で、インターネットプロトコル (TCP/IP)をクリックし、プロパティ をクリックします。 4 次の IP アドレスを使用する をクリックします。 5 ローカルエリア接続を設定する場合は、IP アドレス、サブネ
9 10 11 必要な場合は、追加のデフォルトゲートウェイを設定します。 必要がない場合は、手順 10 に進みます。 a IP 設定 タブの デフォルトゲートウェイ で、追加 をクリックし ます。 b TCP/IP ゲートウェイアドレス の ゲートウェイ フィールドで、 デフォルトゲートウェイの IP アドレスを入力します。 c デフォルトルートメトリックを手動で設定するには、自動メト リック チェックボックスのチェックを外し、メトリック フィー ルドにメトリックを入力します。 d 追加 をクリックします。 e 必要な場合は、各デフォルトゲートウェイについて 手順 b から 手順 d を繰り返します。 必要な場合は、この接続にカスタムメトリックを設定します。 必要がない場合は、手順 11 に進みます。 a 自動メトリック チェックボックスのチェックを外します。 b インターフェイスメトリック フィールドに適切なメトリックを 入力します。 OK をクリックします。 キーボード、モニター、およびマウスを使用 したシステムの設定 メモ:設定方法によっては、インストールと設定の手順
コンピュータ名の変更 メモ:コンピュータ名を変更する際には、新しいコンピュータ名を使用 してリモートデスクトップ接続を再確立します。 1 スタート → 設定 → コントロールパネル → システム の順にクリック します。 2 システムのプロパティ ウィンドウで、コンピュータ名 タブをクリッ クし、変更 をクリックします。 3 コンピュータ名の変更 ウィンドウの コンピュータ名 フィールドに、 システムに付ける名前を入力し、OK をクリックします。 4 OK をクリックして システムのプロパティ ウィンドウを閉じます。 5 画面の指示に従って、システムを再起動します。 ドメインへの参加 1 スタート → 設定 → コントロールパネル → システム の順にクリック します。 2 システムのプロパティ ウィンドウで、コンピュータ名 タブをクリッ クし、変更 をクリックします。 3 次のメンバ ボックスで、ドメイン を選択します。 4 参加するドメインの名前を ドメイン フィールドに入力し、OK をク リックします。 5 画面の指示に従ってユーザー名とユーザーパスワードを入力して
多言語ユーザーインタフェースを使用してシ ステムをローカライズする方法 ストレージサーバーでは、OS のユーザーインタフェースに使用される言 語を変更できます。多言語ユーザーインタフェース(MUI)により、スト レージサーバーは OS メニュー、ダイアログ、およびヘルプファイルを複 数の言語で表示することができます。システムには、デフォルトで多数の MUI パックがインストールされています。 お使いのシステムが Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 であらかじめ設定されている場合、MUI はローカライズされた言語 (日本語)に設定済みです。ユーザーは何も行う必要がありません。お使 いのシステムで OS があらかじめ設定されていなかった場合、または OS を再インストールする場合は、MUI 言語を再インストールする必要があ ります。 以下の項では、システムに MUI 言語を再適用する手順を説明しています。 MUI 言語の適用 MUI 言語がインストールされたら、次の手順を実行して任意のユーザー に言語を適用できます。 1 スタート → 設定
f 言語 ボックスに正しい言語が表示されていることを確認します。 言語を削除するには、言語を選択して 削除 をクリックします。 g OK をクリックします。 h インターネットオプション ウィンドウを閉じます。 Firefox を使用している場合は、次の手順を実行します。 a ブラウザのウィンドウを開きます。 b ツール → オプション の順に選択します。 c オプション ウィンドウの 言語 ボックスで、言語 をクリックしま す。 d 言語と文字エンコード ウィンドウで適切な選択を行い、 OK をクリックします。 e オプション ウィンドウを閉じます。 4 言語 タブをクリックし、メニューとダイアログで使用する適切な言 語を選択します。 5 ログオフして再度ログオンすると、新しい MUI 言語が有効になり ます。 メモ:MUI 用の Microsoft 技術情報の記事 925148 がインストール済みである ことを確認してください。技術情報の記事は、Microsoft のサポートサイト support.microsoft.
Microsoft 管理コンソールへのアクセス MMC はデフォルトで Microsoft のスタートメニューの一部として設定さ れています。MMC は、ディスク管理と NFS の設定に、また、一般的な NAS Management Station として使用できます。詳細については、シス テムに同梱の Microsoft MMC のマニュアルを参照してください。 MMC を使用すると、次のいずれかの方法でストレージを設定できます。 • ホストでローカルから MMC にアクセス • リモートデスクトップを使用してリモートから MMC にアクセス メモ:MMC を使用してリモートシステムを管理する操作はサポートされ ています。 ホストでローカルから MMC にアクセス MMC はホストで、スタート メニュー内に選択可能な項目として表示され ます。起動後に MMC が スタート メニューに表示されない場合は、 次の手順を実行します。 1 スタート → ファイル名を指定して実行 の順にクリックします。 2 名前 フィールドに次のテキストを入力し、OK をクリックします。 nas.msc メモ:nas.
管理者はまた、リモートデスクトップ接続をインストールすることで、 Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 を実行している コンピュータを Windows の旧バージョンを実行しているコンピュータ から十分に管理することができます。 メモ:リモートシステムから管理用リモートデスクトップに接続するに は、リモートデスクトップ接続を使用します。 リモートデスクトップ接続を作成し、デスクトップに保存 する方法 リモートデスクトップ接続を作成し、Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 に保存するには、次の手順を実行します。 1 スタート → ファイル名を指定して実行 の順にクリックします。 2 名前 フィールドに次のテキストを入力し、OK をクリックします。 mstsc リモートデスクトップ接続 ウィンドウが表示されます。 3 コンピュータ フィールドにストレージサーバーのコンピュータ名を 入力し、オプション をクリックします。 デフォルトのシステム名は、Dellxxxxxxx で
4 リモートデスクトップ接続 ウィンドウの 接続の設定 ボックスで 名前を付けて保存 をクリックします。 5 名前を付けて保存 ウィンドウの ファイル名 フィールドに、デフォル トの .
OS の機能 Microsoft® Windows® Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 は、 Microsoft が Windows Server® R2 リリースの一部として提供しているコ ンポーネントのいくつかをサポートしています。お使いの Windows エ ディションによっては、サポートされているコンポーネントはシステムに プリインストールされ、設定済みです。 詳細については、Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 のオンラインヘルプを参照してください。 Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 のサポートされ ているコンポーネントのリストを 表 2-1 に示します。 表 2-1 Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 のコンポーネント コンポーネント Express Workgroup Standard Enterprise ファイルサーバーの管理 ○
表 2-1 Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 のコンポーネント コンポーネント Express Workgroup Standard Enterprise ストレージエリアネットワーク用 のストレージマネージャ × × ○ ○ 単一インスタンス記憶域 × × ○* ○* Windows SharePoint® Services 2.
ファイルサーバーの管理 ファイルサーバーの管理を使用して、以下のような多数のタスクを実行で きます。 • ボリュームのフォーマット • 共有の作成 • ボリュームのデフラグ • 共有の作成と管理 • クォータ制限の設定 • ストレージ利用レポートの作成 • ファイルサーバーにデータを複製、ファイルサーバーからデータを 複製 • ストレージエリアネットワーク(SAN)の管理 • UNIX® システムおよび Macintosh システムとのファイル共有 Print Management Print Management は Microsoft 管理コンソール(MMC)のアップデー トされたスナップインで、社内のプリンタやプリントサーバーを監視し、 管理することができます。Print Management は、Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 を実行しているどのコンピュータか らでも使用でき、Windows 2000 Server、Windows Server 2003、 Windows Storage Ser
管理者は、自動検出機能を使用してリモートからプリンタをインストール できます。この機能により、ローカルサブネット上のプリンタが検出さ れ、ローカルプリントサーバーにインストールされます。管理者はリモー トデスクトップを使用して、ブランチロケーションにあるローカルサー バーにログオンした後で、リモートからプリンタのインストールを容易に 実行することができます。 Microsoft の Network File System サービス Microsoft の Network File System(NFS)サービスは、Windows と UNIX が混在する環境で業務を行っている企業にファイル共有ソリュー ションを提供する OS コンポーネントです。Microsoft の NFS サービスを 利用することで、UNIX ベースのコンピュータを使用しているユーザー は、Network File System(NFS)プロトコルを使用して、Windows OS 上にファイルを格納したり、そのファイルにアクセスしたりできます。 すべての UNIX クライアントは、変更を何も行わずに、NFS プロトコルを 使用してリソー
少しして、ユーザー 1 がファイルに変更を加えます。SIS は、そのファイ ルへのアップデートが行われようとしていることを直ちに検知し、ユー ザーのホームフォルダ内のポインタを削除し、ポインタを SIS コモンスト ア内のファイルのコピーに置き換えます。次に、元のファイルの最新のコ ピーにアップデートが適用されます。このプロセスは、アプリケーション に対して完全に透過的です。 ファイルに対するポインタが 1 つしかなくても、ユーザー 2 のファイル は、ユーザーのホームフォルダにポインタがある状態で SIS コモンストア 内に留まります。ユーザー 2 がファイルをアップデートすると(他にポ インタがないと仮定した場合)、ポインタは削除され、元のファイルのコ ピーに置き換えられます。SIS コモンストア内のファイルは削除されます。 SIS はバックグラウンドで実行され、ユーザーは何も行う必要がありま せん。管理者は、ボリュームごとに SIS を有効にすることができます。 最良の結果を出すには、管理者は SIS をサポートするバックアップアプリ ケーションを使用してください。 単一インスタンス記憶域の管理 SI
ファイルサーバーリソースマネージャ ファイルサーバーリソースマネージャは MMC の新しいスナップインで、 管理者がシステムに格納されたデータの量と種類を理解、制御、管理する ための一連のツールを提供します。ファイルサーバーリソースマネージャ では、次の機能がサポートされています。 • フォルダとボリュームにクォータを設定して、格納されるデータの 量を制限する。 • 管理者が定義する特定のファイルタイプを禁止したり、特定のファ イルタイプのみを許可するために、アクティブスクリーンファイル をシステムに格納する。 • ストレージの使用状況を報告する。 分散ファイルシステム(DFS) Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 の分散ファイル システム(DFS)ソリューションでは、ファイルへのアクセスが簡易化さ れ、フォールトトレラントになっているほか、WAN に対してフレンド リーなレプリケーションが提供されています。分散ファイルシステムは、 次の 2 つのテクノロジで構成されています。 • DFS 名前空間 ― DFS 名前空間を使用し
SAN のためのストレージ管理 SAN ストレージマネージャは MMC のスナップインで、SAN 内のファイ バーチャネルサブシステムおよび iSCSI ディスクドライブサブシステム上 の LUN(論理ユニット番号)の作成と管理に使用します。SAN ストレー ジマネージャは、仮想ディスクサービス(VDS)をサポートするストレー ジサブシステム上で使用できます。 SAN ストレージマネージャを使用して、LUN の作成と割り当て、LUN と SAN 内のサービスとの間の接続の管理、iSCSI ストレージサブシステムの セキュリティプロパティの設定を行ってください。 インデックスサービス インデックスサービスは、Windows 2000、Windows XP、または Windows Storage Server 2003 With SP2 を実行しているシステムで、一 連の文書から情報を抽出し、検索機能によってすばやく簡単にアクセスで きるように情報を整理します。この情報には、文書の内容や特性のほか に、著者名などのパラメータを含めることができます。インデックスが作 成されると、キーワード、キーフレーズ、またはキ
Windows SharePoint Services Windows SharePoint® Services は、会社のファイアウォール内および ファイアウォールを越えて、人、情報、プロセス、およびシステムを接続 するための連携と通信サービスの総合ポートフォリオです。Windows SharePoint Services 2.0 Service Pack 2 は、Windows Storage Server 2003 R2 Standard and Enterprise x64 Editions With SP2 に含まれてい ます。 Windows SharePoint Services 2.0 には、次の機能が用意されています。 • SharePoint サイト • SharePoint のサーバー管理 • Windows SharePoint Services 用のアプリケーション SharePoint サイト Windows SharePoint Services 2.
SharePoint のサーバー管理 Windows SharePoint Services を実行している単一のサーバーまたはサー バーファーム全体を、ウェブブラウザのインタフェースである SharePoint のサーバー管理を使用して管理することができます。 SharePoint のサーバー管理を使用して、次のタスクを実行します。 • 仮想サーバーを拡張する。 • サイトを作成するか、または Self-Service Site Creation をオンにし て、ユーザーが各自のサイトを作成できるようにする。 • セキュリティの設定を管理する。 • サーバーファーム内のサーバーのリストを管理する。 また、stsadm.
Hardware Management Windows Storage Server 2003 R2 x64 Editions With SP2 には、 Hardware Management が含まれています。これはオプションのコン ポーネントで、システムのハードウェア管理を改善するための一連の機能 で構成されています。Hardware Management をサポートする Windows Storage Server 2003 R2 x64 Editions With SP2 のリストは、表 2-1 を参 照してください。 メモ:Hardware Management コンポーネントの詳細については、 Microsoft のウェブサイト www.microsoft.com/technet/scriptcenter/ preview/wsm/intro.
Hardware Management コンポーネントをインストールした後で、(必要 に応じて)次のコマンドを使用して IPMI デバイスドライバを手動でイン ストールします。 • ドライバをインストールする場合:Rundll32 ipmisetp.dll, AddTheDevice • ドライバをアンインストールする場合:Rundll32 ipmisetp.dll, RemoveTheDevice メモ:Dell OpenManage 5.3 は Windows Storage Server 2003 R2 x64 With SP2 IPMI Driver をサポートしています。OpenManage 5.
OS の機能
RAID とディスクの管理 ストレージサーバーは、ソフトウェア RAID、ハードウェア RAID、また は外付けストレージで構成されたものをデルからご購入いただけます。 以下は、サポートされているストレージサーバー構成の概要です。 • ソフトウェア RAID 構成では、RAID 機能は Microsoft® Windows® Storage Server 2003 R2 x64 Editions With SP2 によって設定され ます。 • ハードウェア RAID 構成では、ハードドライブは、オンボードの RAID コントローラ、またはシステムの拡張スロットに取り付けられ たオプションの RAID コントローラ、もしくはその両方によって制 御されます。 • 内部のシステムハードドライブは、ハードウェア RAID またはソフ トウェア RAID によって制御されます。外付けエンクロージャの ハードドライブは、PCI または PCIe スロットの RAID コントローラ によって制御されます。 メモ:ストレージサーバーの RAID レベルは変更できますが、ストレージ サーバーの基本構成は変更できません
3 コンピュータの管理 の右ウィンドウペインで、SCSI と RAID デバ イス を展開します。 SCSI と RAID デバイスの下に PowerEdge 拡張 RAID コントローラ (PERC)または CERC(Cost Effective RAID Controller)ハードウェ ア RAID コントローラがあれば、システムはハードウェア RAID で設 定されています。 SCSI と RAID デバイスの下に PERC または CERC ハードウェア RAID コントローラがなければ、システムはソフトウェア RAID で設定さ れています。 ソフトウェア RAID お使いのシステムがソフトウェア RAID 5 で設定済みの場合、システムは RAID の同期化を実行してアレイを最適化します。この処理はバックグラ ウンドで実行され、完了するまでシステム全体のパフォーマンスが影響を 受けることがあります。処理が完了する前にシステムの電源が切られた場 合は、システムに再度電源を入れた時点で RAID の同期化が再開し、 完了するまで続行されます。 サポートされている RAID 構成に関する情報を 表
ディスクの管理 Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 は、システム内 のストレージデバイスや論理ボリュームを設定するためのディスク管理 ユーティリティを備えています。ディスク管理ユーティリティでは、スト レージ構成が一覧形式とグラフィック形式で表示されます。一覧表示領域 では、すべての物理デバイスとそのプロパティが示されます。グラフィッ ク表示領域では、ストレージが論理ボリュームの形で示されます。どちら の表示領域にも、システムストレージを設定および管理するためのコマン ドメニューが用意されています。 本項では、Windows ディスク管理ツールを使用してベーシックボリュー ムとダイナミックボリュームを管理する方法を説明します。 ディスクの初期化 仮想ディスクを作成してハードウェア RAID または外付けストレージ構成 で再スキャンを実行する場合、またはソフトウェア RAID 構成のシステム で新しいディスクが見つかった場合、ディスクに Disk Type of Unsigned Disk(ディスクのタイプは未署名ディスク)というメッセー ジ
ベーシックディスクのダイナミックディスクへのアップグレード オンラインボリューム拡張には、ダイナミックディスクのみが使用可能で す。したがってデルでは、ディスク管理ユーティリティを使用してシステ ム上のすべてのデータディスクをダイナミックディスクにアップグレード することをお勧めします。アップグレードには、ベーシックディスクとし てシステムに追加された新しいディスクも含まれます。 メモ:ハードウェア RAID 構成では、OS ディスクはベーシックディスク のままにしておく必要があります。 メモ:ハードウェア RAID システムにソフトウェア RAID をインストール する構成はサポートされていません。 ベーシックディスクをダイナミックディスクにアップグレードするには、 次の手順を実行します。 1 アップグレードするディスクを右クリックし、ダイナミックディス クに変換 をクリックします。 2 ダイナミックディスクに変換 ウィンドウが表示されたら、アップグ レードするディスクを選択し、OK をクリックします。 3 変換するディスク ウィンドウが表示されたら、ダイナミックディス クに変換するディスクを選択
異形式ディスクの結合 異種のダイナミックディスクとは、別のシステムから移動されたディスク のことです。異形式ディスクを再アクティブ化することはできないので、 システムにディスクを結合する必要があります。異形式ディスクのステー タスを変更し、現在のシステムの一部として表示されるようにするには、 Merge Foreign Disk(形式の異なるディスクの結合)コマンドを使用 します。 異形式ディスクを結合するには、以下の手順を実行します。 1 異形式ディスクを右クリックし、形式の異なるディスクのインポー ト をクリックします。 形式の異なるディスクのインポート ウィザードが表示されます。 2 システムにインポートする異形式ディスクを選択します。 デフォルトでは、異形式ディスクのすべてがインポートするディスク として選択されています。 3 次へ をクリックします。 4 次へ をもう一度クリックして、各異形式ディスクのボリュームス テータスを有効にします。 5 完了 をクリックします。 ボリュームの概要 ボリュームとは、1 つまたは複数の物理ディスクで構成されている論理エ ンティティのことです。
パーティションまたはボリュームのプロパティの確認 1 確認するパーティションまたはボリュームを右クリックします。 2 コンテキストメニューから、プロパティ を選択します。 プロパティ ウィンドウが表示されます。 3 ボリュームのプロパティを確認します。 パーティションまたはボリュームのフォーマット 1 フォーマットするボリュームまたはパーティションを右クリックし、 フォーマット をクリックします。 注意:パーティションのすべてのデータが失われることを示す警告メッ セージが表示され、ディスクをフォーマットするように指示されます。 2 はい をクリックしてディスクを再フォーマットします。 3 画面の指示に従って、ファイルシステムの種類に NTFS を選択し ます。 メモ:お使いのストレージサーバーは、NTFS パーティションのみを サポートします。すべてのパーティションを NTFS としてフォーマッ トすると、そのファイルシステムのみで利用可能な高度な機能を使 用できます。 4 ボリュームラベルを入力します。 ラベルは Array Manager コンソールに表示されます。名前が選択さ
6 次の手順で、ファイルシステムの種類とフォーマットオプションを 選択します。 • クイックフォーマットする ― 不良セクターをスキャンしないで ボリュームまたはパーティションをフォーマットします。この フォーマット方法を使用するには、このボックスにチェックマー クを付けます。 メモ:ディスクフォーマットの所要時間を短縮するには、クイック フォーマット オプションを使用します。 • 7 ファイルとフォルダの圧縮を有効にする ― NTFS フォーマット を選択した場合にのみ使用します。このフォーマット方法を使用 するには、このボックスにチェックマークを付けます。 OK をクリックしてフォーマットを開始します。 リストビューにプログレスバーが表示されます。 パーティションまたはボリュームの削除 注意:ボリュームを削除する前に、ボリュームからすべての共有とシャド ウコピーを削除する必要があります。ボリュームにあるすべての共有を削 除する前にボリュームを削除した場合、NAS MMC が共有を正しく表示しな いことがあります。 1 指定されたボリュームを右クリックし、ボリュームの削除 をクリ ックします
ダイナミックボリュームの作成 1 ディスクの管理 ユーティリティを起動します。 2 ウィンドウの下半分で、ダイナミックとして設定するベーシック ディスクを右クリックし、ダイナミックディスクに変換 をクリック します。 3 ダイナミックディスクに変換 ウィンドウで、変換するディスクをク リックして選択し、OK をクリックします。 4 変換するディスク ウィンドウが表示されたら、変換 をクリックし ます。 ダイナミックシンプルまたはスパンボリュームの拡張 以下の条件が該当する場合にのみ、ボリュームを拡張できます。 • ボリュームが NTFS でフォーマットされている。 • ボリュームは当初ダイナミックディスク上に作成されていた。 • ボリュームが拡張されるダイナミックディスク上に未割り当て領域 がある。 以下のいずれかの条件が該当する場合は、ボリュームの拡張はできま せん。 • ボリュームが FAT または FAT32 でフォーマットされている。 • ボリュームがソフトウェア RAID を使用している(ストライピング、 ミラーリング、または RAID 5 のボリューム)。 •
最大で 32 のダイナミックディスクに、ダイナミックディスク上のシンプ ルおよびスパンボリュームを拡張できます。ただし、ボリュームが拡張さ れると、ソフトウェア RAID を使用してミラーリングやストライピングを 行うことはできなくなります。また、スパンボリューム全体を削除しない と、スパンボリュームのどの部分も削除できません。 1 拡張するシンプルまたはスパンボリュームを右クリックし、 ボリュームの拡張 をクリックします。 選択したボリュームが、現在のサイズでダイアログボックス内に表 示されます。 2 ボリュームを拡張する容量を入力し、OK をクリックします。 3 OK をクリックします。 ボリュームは拡張されたサイズで表示されます。 ボリュームの拡張の詳細については、コンテキストオンラインヘル プを参照してください。 ミラーの操作 ミラーボリュームでは、2 つの異なる物理ディスク上にデータが複製され ます。ミラーは、異なるディスク上にある 2 つの別々のボリュームに同 じデータを同時に書き込むことにより、データの冗長性を提供します。 一方のディスクで障害が発生した場合も、もう一方のディスクでデ
ミラーの削除 ミラーをボリュームから削除すると、選択されたミラーからのデータは削 除または破棄されますが、その他のミラーはそのままです。ミラーを削除 すると、削除されたミラーボリュームが使っていたディスク上のスペース が、未割り当て領域になります。残りのボリュームは、ディスク上のシン プルボリュームになります。 ミラーを削除するには、次の手順を実行します。 1 ディスクの管理 ユーティリティを起動します。 2 グラフィック表示ペインで、ミラーを削除するボリュームを右クリッ クし、ミラーの削除 をクリックします。 3 ミラーを削除するディスクを選択し、ミラーの削除 をクリックし ます。 ミラーの解除 ミラーを解除すると、別々のドライブ文字を持つ 2 つのシンプルボリュー ムになります。各ボリュームには、ミラーが解除された時点でのミラー上 のデータがそのまま保持されています。データの冗長性は失われますが、 データ自体は削除されません。 ミラーを解除するには、次の手順を実行します。 1 ディスクの管理 ユーティリティを起動します。 2 グラフィック表示ペインで、ミラーを解除するボリュームを右ク
OS のアップグレード 注意:本項の手順に従って OS をアップグレードする場合は、Windows コ ンポーネントのみがアップグレードされます。『再インストール用 CD』 から起動する方法で OS のアップグレードを行うと、クリーンインストー ルが実行され、すべてのデータが失われます。 OS のアップグレードパス Microsoft は、OS ソフトウェアのアップグレードパスを 2 種類提供して います。お使いのソフトウェアでサポートされているアップグレードパス を 表 4-1 に示します。 表 4-1 OS のアップグレードパス 現在の OS サポートされているアップグ レードキット Microsoft Windows Storage Server 2003 R2With SP2 x64 Workgroup Edition Microsoft Windows Storage Server 2003 R2 With SP2 x64 Standard Edition Microsoft Windows Storage Server 2003 R2With SP2 x64 Standard Editi
「Windows Server 2003」 、「Windows Server 2003 R2」、および 「Windows StorageServer 2003 R2」という用語は、アップグレード手 順中に、システムのプロパティ、および OS のその他の場所で、同じ意 味で使われることがあります。これは Microsoft の設計どおりの正常な 動作です。お使いのシステムにインストールされている Windows OS の エディションを確認するには、COA ラベルをご覧になるか、または Microsoft のサポートサイト support.microsoft.
4 アップグレードキットに含まれている Product Key(プロダクト キー)を準備します。この情報は OS のアップグレードに必要です。 メモ:Product Key(プロダクトキー)は、COA の下側に記載されて います。COA の詳細については、www.dell.
8 プロダクトキー ウィンドウに 25 文字の Product Key(プロダクト キー)を入力し、次へ をクリックします。 プロダクトキーは、システムに貼付された COA ラベルに記載されて います。 9 画面の指示に従って、更新されたセットアップファイルの取得 を選 択し、次へ をクリックします。 メモ:この処理には数分かかることがあります。 処理が終了すると、システムが自動的に再起動します。 10 画面の指示に従って、Administrator としてシステムにログインし ます。 ログインすると、次のメッセージが表示されます。 MMC cannot open the file C:\windows\system32\nas.msc. This may also be because you do not have sufficient access rights to the file. (MMC はファイル C:\windows\system32\nas.
14 Windows Server 2003 R2 のセットアップを続行する をクリック し、次へ をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 Windows Server 2003 R2 is installed on your system. To continue and reinstall Windows Server R2 files, click Yes. To exit Setup, click No.
OS のアップグレード
お使いの OS の復元 メモ:Microsoft® Windows Server® 2003、Microsoft Windows Server 2003 R2、Microsoft Windows® Storage Server SP2、および Microsoft Windows Storage Server R2 という名前が、インストール手順、アップグレード手 順、システムのプロパティ ウィンドウ、および OS 内のその他の場所で、 同じ意味で使われる場合があります。これは Microsoft の設計どおりの正 常な動作です。インストールされている OS のエディションを確認するに は、COA ラベル、または support.microsoft.
OS をクリーンインストールするには、次の手順を実行します。 1 キーボード、マウス、およびモニターをシステムに接続します。 2 システムの電源を入れます。 3 CD/DVD ドライブに Dell Systems Build and Update Utility メディア をセットします。 4 Dell Systems Build and Update Utility メディアを使用するのが初め てではない場合は、Welcome to Dell OpenManage™ Server Assistant(Dell OpenManage Server Assistant へようこそ)ウィ ンドウが表示されます。手順 5 に進みます。 お使いのシステムで Dell Systems Build and Update Utility メディア をはじめて使用する場合は、次の手順を実行します。 a プロンプトが表示されたら、システムで使用する言語をクリック します。 Dell ソフトウェア製品ライセンス契約 ウィンドウが表示され ます。表示された内容をよく読みます。 b 同意する場合は、Accept(
6 日付、時刻、およびタイムゾーンを設定して 続行 をクリックし ます。 システムがソフトウェア RAID で設定されている場合は、オペレー ティングシステムの選択 ウィンドウが表示されます。手順 7 に進み ます。 メモ:OS のインストール手順を完了した後で、ソフトウェア RAID を 再設定する必要があります。詳細については、71 ページの「ソフト ウェア RAID の構成」を参照してください。 システムに RAID コントローラがインストールされている場合は、 RAID の構成 または RAID 構成の省略 ウィンドウが表示されます。 以下の手順を実行します。 a 次のいずれかのオプションを選択して、Continue(続行) をクリックします。 • Configure RAID(RAID の構成) • Skip RAID configuration(RAID 構成の省略) Skip RAID configuration(RAID 構成の省略)を選択した場 合は、手順 7 に進みます。 b Configure RAID(RAID の構成)を選択した場合は、次のオプ ションのいずれかを使用
c Continue(続行)をクリックします。 次のメッセージが表示されます。 All existing virtual disk(s) on this controller will be deleted and all data will be lost. (このコトローラ上にある既存の仮想ディスクがすべて削除さ れ、すべてのデータが失われます。) d OK をクリックして続行します。 Select an Operating System to Install(インストールする OS の選択)ウィンドウが表示されます。 7 Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition を選択します。 ポップアップウィンドウが開き、次のメッセージが表示されます。 This version of the Server Administrator has been verified and tested on Microsoft Windows Server 2003 x64 Edition.
9 新しい起動パーティションを設定するには、適切なファイルシステ ムとパーティションのサイズを選択して Continue(続行)をク リックします。 注意:ハードドライブに既存のパーティションがある場合は、既存のパー ティションを削除してよいかどうかを確認するメッセージが表示されま す。Continue(続行)をクリックします。ハードドライブにある既存の パーティションがすべて削除されます。 メモ:最高のシステムセキュリティを実現するために、NTFS - NT ファイルシステム を選択することをお勧めします。 ネットワークアダプタの設定 ウィンドウが表示されます。 10 次のいずれかのオプションを選択して、Continue(続行)をクリッ クします。 • Obtain IP address from DHCP server.
12 設定情報が正しい場合は、Continue(続行)をクリックします。 Microsoft Windows Installation Wizard(Microsoft Windows インストールウィザード)ウィンドウが表示され、ファイルのコ ピーが開始されます。 設定情報が正しくない場合は、次の手順を実行します。 13 a 修正を必要とする画面が表示されるまで Back(戻る)をクリッ クします。 b 正しい情報を入力します。 c Microsoft Windows Installation Wizard(Microsoft Windows インストールウィザード)画面が表示されるまで Continue(続行)をクリックします。 確認のメッセージが表示されたら、Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 Disk 1 メディアを CD/DVD ドライブにセッ トします。 Dell OpenManage Server Assistant はメディアを自動的に検 出し、OS ファイルのコピーを開始します。 メモ:この処理には数分かか
16 画面の指示に従って、Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 Disk 2 メディアを CD/DVD ドライブにセットし、OS のイ ンストールを完了します。 メモ:インストール処理には数分かかることがあります。 17 インストールが完了すると、システムは自動的に再起動します。 18 画面の指示に従って、Administrator としてログインします。 Windows Storage Server のスクリプトが起動します。ユーザーの操 作は不要です。 完了すると、システムが自動的に再起動します。 これでインストール手順が完了しました。 19 必要に応じて、追加のコンポーネントをインストールします。 55 ページの「追加のコンポーネントのインストール」を参照してく ださい。 メモ:Microsoft のサポートサイト support.microsoft.
『再インストール用』 メディアによるインス トール 以下の技術情報では、デル提供の『再インストール用』メディアを使用し て Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 を再インス トールする方法を説明します。 インストールの前に必要な作業 インストールの前に必要な作業は以下のとおりです。 • OS のマニュアルセットに含まれている Microsoft の『はじめに』をお 読みください。 • デルサポートサイト support.dell.com から、対象となるシステム の最新の BIOS、ファームウェア、およびドライバのアップデート版 をダウンロードしてください。 R2 でサポートされている BIOS、システムファームウェア、および RAID コントローラドライバの最も低いバージョンについては、 www.dell.
デバイスドライバディスケットを作成するには、次の手順を実行します。 1 Windows OS が実行されている別のシステムに Dell OpenManage Server Update Utilities メディアをセットします。 Server Update Utilities メディアが自動的に起動します。 メディアが自動的に起動しない場合は、次の手順を実行します。 a Windows エクスプローラを開きます。 b CD/DVD ドライブに移動します。 c CD/DVD ドライブを右クリックして、自動再生 をクリックし ます。 Dell Service and Diagnostic Utilities ウィンドウが表示され ます。 2 Please Select A Server(サーバーを選択してください)ドロップ ダウンメニューで、システムの名前を選択します。 3 Select Drivers/Utilities Set(ドライバ / ユーティリティのセット の選択)ダイアログボックスで、System Utilities(システムユー ティリティ)を選択し、Continue(続行)
R2 Reinstallation メディアによるイン ストール 1 キーボード、モニター、マウス、およびその他の周辺機器をシステ ムに接続します。 2 システムおよび周辺機器の電源を入れます。 起動中にいくつかの BIOS ウィンドウが表示されますが、ユーザーは 何も行う必要はありません。 3 Microsoft Windows Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 Disk 1 メ ディアを CD/DVD ドライブにセットします。 4 いずれかのキーを押して、メディアから起動します。 システムに Windows OS がインストールされていない場合は、画面が 黒に変わります。その後、Windows セットアップが青い画面上にテ キストモードで表示されます。 5 起動デバイスまたは他のデバイス用に追加のデバイスドライバをイン ストールする必要がある場合は、すぐに を押して以下の手順を 実行します。追加のデバイスドライバをインストールする必要がない 場合は、手順 6 に進みます。 a 画面の指示に従って を押すと、追加デバイスを選択して追
7 システムで コンソールリダイレクション を有効にしていない場合 は、61 ページの「カスタムセットアップの実行」に進みます。 システムで コンソールリダイレクション を有効にしている場合は、 次のいずれかを選択します。 • 簡易セットアップ ― ほとんどの設定が自動的に設定されます。 ユーザーはほとんど操作を行う必要がありません。 簡易セットアップ を実行する場合は、 を押して、 61 ページの「カスタムセットアップの実行」に進みます。 • カスタムセットアップ ― システム名および TCP/IP やドメイン名 などのネットワークコンポーネントをカスタマイズできます。 カスタムセットアップ を実行する場合は、 を押して、 61 ページの「カスタムセットアップの実行」に進みます。 簡易セットアップの実行 1 Windows Server 2003 セットアップ 画面で確認のメッセージが表 示されたら、管理者パスワードを入力して を押します。 2 パスワードを確認するメッセージが表示されたら、管理者パスワー ドを再度入力して を押します。
7 ディスケットドライブからドライバディスケットを取り出します。 確認のメッセージが表示されたら、どのキーも押さないでください。 システムが自動的に再起動します。 EMS 接続が検出されました ウィンドウが表示されます。 8 OK をクリックするか、または を押して続行します。 いずれかの設定パラメータがないかまたは無効であることを示すエ ラーメッセージのポップアップウィンドウが表示される場合があり ます。 9 OK をクリックします。 メモ:『再インストール用』メディアには、SLP PID が含まれてい ます。そのため、OS のインストール手順で PID を入力する必要はあ りません。 インストールが完了し、システムが再起動します。 メモ:この処理には数分かかることがあります。 自動的にシステムへのログオンが実行されます。 10 確認のメッセージが表示されたら、Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 Disk 1 メディアを CD/DVD ドライブにセッ トします。 11 画面の指示に従って CD/DVD ド
12 Log On(ログオン)ウィンドウに管理者パスワードを入力し、 OK をクリックします。 13 画面の指示に従って、Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 Disk 2 メディアを CD/DVD ドライブにセットし、OS のイ ンストールを完了します。 メモ:インストール処理には数分かかることがあります。 14 インストールが完了すると、システムは自動的に再起動します。 15 画面の指示に従って、Administrator としてログインします。 Windows Storage Server のスクリプトが起動します。ユーザーの操 作は不要です。 完了すると、システムが自動的に再起動します。 これでインストール手順が完了しました。 カスタムセットアップの実行 1 Windows ライセンス契約 ウィンドウが表示されたら、内容をよく お読みください。 同意する場合は を押して続行します。システムのハードドライ ブの既存のパーティションとパーティション分割されていない領域 を示すウィンドウが表示されます。 同意しない
3 Windows パーティション用の適切なファイルシステムを選択して、 を押します。 メモ:最高のセキュリティを実現するために、NTFS を使用してパー ティションをフォーマットすることをお勧めします。 選択したファイルシステムでパーティションがフォーマットされ、 OS のファイルがシステムにコピーされます。 メモ:最高のセキュリティを実現するために、NTFS を使用してパー ティションをフォーマットすることをお勧めします。 4 ディスケットドライブからディスケットを取り出し、 を押 してシステムを再起動してください。 何もしなければ、15 秒後に Windows セットアップによりシステムが 自動的に再起動されます。 確認のメッセージが表示されたら、どのキーも押さないでください。 コンソールリダイレクション を有効にしている場合は、EMS 接続が 検出されました ウィンドウが表示されます。OK をクリックして続行 します。 Windows セットアップ ウィンドウが表示され、インストールの進 行状況が表示されます。 その後、デバイスをインストールしています ウィンドウ
デフォルト設定が正しくない場合は、次の手順を実行します。 a カスタマイズ をクリックします。 地域と言語のオプション ウィンドウが表示されます。 b 地域のオプション タブで、必要に応じて地域と場所の設定を変 更し、OK をクリックします。 地域と言語のオプション ウィンドウが表示されます。 c 詳細 をクリックします。 テキストサービスと入力言語 ウィンドウが表示されます。 d 設定 タブで、必要に応じてデフォルトの入力言語とインストー ルされているサービスを変更して OK をクリックし、次へ をク リックして続行します。 ソフトウェアの個人用設定 ウィンドウが表示されます。 6 氏名と会社名または組織名を入力して、次へ をクリックします。 コンピュータ名と Administrator のパスワード ウィンドウが表示 されます。 7 コンピュータ名と管理者パスワードを入力して、次へ をクリックし ます。 日付と時刻の設定 ウィンドウが表示されます。 8 日付、時刻、およびタイムゾーンを設定して 次へ をクリックし ます。 ネットワークコンポーネントのインストールが開始します。 メ
9 次のいずれかの設定を選択して 次へ をクリックします。 メモ:標準設定 を選択することをお勧めします。 10 • 標準設定(デフォルト)― デフォルト設定でシステムが設定さ れます。 • カスタム設定(システムに詳しい管理者のみ)― ネットワークコ ンポーネント ウィンドウが表示され、システム上の各ネット ワークアダプタについて次の項目を設定できます。 • Microsoft ネットワーク用クライアント • ネットワーク負荷分散 • Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンタ共有 • インターネットプロトコル(TCP/IP) カスタム設定 を選択し、追加のネットワークコンポーネント をイン ストールする必要がある場合は、ネットワークコンポーネント ウィ ンドウで次の手順を実行します。 a インストール をクリックします。 ネットワークコンポーネントの種類の選択 ウィンドウが表示さ れます。 b ネットワークコンポーネントの種類を選択します。 c 追加 をクリックします。 d ネットワークコンポーネントまたはネットワークサービスを選択 して OK をクリッ
12 次のオプションのいずれかを選択します。 • No, this computer is not a network, or is on a network without a domain.
16 画面の指示に従って、Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 メディアを CD ドライブから取り出し、完了 をクリックし ます。 システムが自動的に再起動し、Windows セットアップがテキスト モードで表示されてインストールが続行されます。 メモ:セットアップユーティリティでコンソールリダイレクションを 有効にした場合は、Windows セットアップのテキストモードで管理者 パスワードの入力が求められます。管理者パスワードを入力し、 を押して続行します。Emergency Management System(緊急管理 システム)ウィンドウが表示されます。OK をクリックして続行します。 自動的にシステムが再起動し、Windows セットアップ ウィンドウ が表示されます。 インストールが完了し、システムが再起動します。 17 Log On(ログオン)ウィンドウに管理者パスワードを入力し、 OK をクリックします。 18 画面の指示に従って、Windows Storage Server 2003 R2 x64 Ed
Windows のライセンス認証要件 メモ:インストール手順中に Certificate of Authority(COA)を使用してプロ ダクト ID を挿入した場合は、Microsoft のライセンス認証が必要です。 ライセンス認証テクノロジは、システムから別のシステムへと不正なソフ トウェアのコピーが行われるのを防ぐために使用されています。 Windows OS がプリインストールされた Dell システムの場合、ライセン ス認証は不要です。ライセンス認証が必要かどうかは、Windows のラ イセンス認証 ウィンドウ、およびタスクバー上の対応するアイコンに示 されます。 製品のライセンス認証は、以下の場合に必要となります。 • OS メディアキットを使用して Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition を再インストールした際に、プリインストールされ た Windows ライセンスが新しいライセンスによって上書きされた 場合。この新しいライセンスは認証を必要とします。 • ハードウェアの構成を変更した結果、元のシステム構成とは大幅に 異なる構成になったため
Windows のライセンス認証を行うには、以下のいずれかの手順を実行し てください。 • インターネットを使用した Windows のライセンス認証 • 電話を使用した Windows のライセンス認証 インターネットを使用した Windows のライセンス認証 1 スタート → ファイル名を指定して実行 の順にクリックします。 2 ファイル名を指定して実行 フィールドに次のテキストを入力し、 をクリックします。 C:\Windows\system32\oobe\msoobe.exe /a.
5 電話に出た担当者にインストール ID を知らせます。 担当者から確認 ID が知らされます。 6 必要とされるフィールドに確認 ID を入力して、ライセンス認証の手 続きを完了します。 Windows のライセンス認証と製品登録の詳細については、Windows Server 2003 のウェブサイト www.microsoft.
MUI ソフトウェアを再インストールするには、次の手順を実行します。 1 希望の言語に該当する Multilingual Support メディアをストレージ サーバーの CD/DVD ドライブにセットします。 2 ベース OS のインストーラを実行します。 メディア内を移動して、インストールする言語の *.msi ファイル をダブルクリックします。 b インストーラ ウィンドウで、インストールする言語を選択し、 メニューからデフォルトの MUI 言語を選びます。 c OK をクリックしてインストールを実行します。 d 画面の指示に従って、インストール作業を完了します。 e システムを再起動します。 3 追加する各 MUI 言語について、手順 1 ~ 手順 2 を繰り返します。 4 R2 コンポーネントのインストーラを実行します。 5 70 a a readme.txt ファイルを開き、希望の言語に該当するインストー ラの番号を確認します。 b メディア内を移動して、インストールする言語の *_R2.
ソフトウェア RAID の構成 お使いのシステムに OS がプリインストールされている場合は、RAID 1 OS ボリュームの作成は不要です。 OS を再インストールするか、またはアップグレードする場合には、 Microsoft 管理コンソール(MMC)から次の手順を実行して、OS 用の RAID 1 ボリュームを構成します。 1 Windows Storage Server Management ウィンドウで、 Windows Storage Server Management(ローカル)ツリーを 展開します。 2 ディスクとボリュームの管理 を展開し、ディスクの管理 をクリック します。 3 右ウィンドウペインで、ディスク 0 を右クリックし、ダイナミック ディスクに変換 を選択します。 4 ダイナミックディスクに変換 ウィンドウで、ミラーする 2 台のディ スクを選択し、OK をクリックします。 5 変換するディスク ウィンドウで、変換 をクリックします。 6 ディスクの管理 ダイアログボックスで、はい をクリックしてディス クを変換します。 両方のディスクがダイナミックディスクに
Dell OpenManage Server Administrator のインストール Server Administrator のインストールの詳細については、16 ページの 「Dell OpenManage Server Administrator のインストール」を参照して ください。 Microsoft Windows ソフトウェアのアップ デート Windows Storage Server 2003 R2 x64 Edition With SP2 をアップデート する場合は、Microsoft のサポートサイト support.microsoft.
セキュリティの推奨事項 標準的なセキュリティの推奨事項 本項では、お使いのストレージサーバーのセキュリティを確保するために デルが推奨する標準的なセキュリティ手法について説明します。 パスワード お使いのストレージサーバーのデフォルトの管理者ユーザー名は administrator で、デフォルトのパスワードは storageserver です。 デフォルトの管理者パスワードはできるだけ早く変更してください。 またデルでは、お使いのストレージサーバーに以下のパスワード手法を用 いることを推奨しています。 • 7 文字以上のパスワードを使用する。 • 空白文字やシンプルなパスワードは使用しない。 • 辞書に載っているような単語は使用しない。 • 名前、子どもの名前、誕生日など、個人情報は使用しない。 • 数字、大文字、小文字を混ぜて使用する。たとえば、Rs4326tH のよ うなパスワードにします。 アンチウイルスソフトウェア デルでは、お使いのストレージサーバーをウイルスから保護するために、 アンチウイルスソフトウェアの使用を推奨しています。 Microsoft セキュリティ更新 Mi
Apple 環境 ストレージサーバーを Apple 環境で使用する場合は、ストレージサー バーに Microsoft User Authentication Module(UAM)をインストール してください。ストレージサーバーに AppleTalk がインストールされてい ないと、クライアントアクセスが暗号化されません。詳細については、 「セキュリティの推奨事項の追加」を参照してください。 Secure Socket Layer の証明書 Secure Socket Layer(SSL)証明書により、ウェブサーバーとユーザーは 接続を確立する前にお互いを認証できるため、より安全な通信が確保され ます。証明書には、ネットワークを介してシステムを識別するために使用 される情報が含まれています。この識別プロセスを認証と呼びます。認証 は従来型の識別に似ていますが、証明書により、ウェブサーバーとユー ザーは接続を確立する前に互いを認証できるため、より安全な通信が確保 されます。証明書には暗号化の値(キー)も含まれており、クライアント とサーバーとの間に SSL 接続を確立するために使用されます。クレジット カード
サーバー証明書 ウェブサーバーの SSL 3.
Microsoft Baseline Security Analyzer セキュリティの脆弱性を検索するには、Microsoft Baseline Security Analyzer(MBSA)を使用します。MBSA は Windows ベースのサーバー をスキャンして、一般的なセキュリティ構成の不備を探します。このツー ルは、OS および、インターネットインフォメーションサービス(IIS)な ど、インストールされているその他のコンポーネントをスキャンします。 MBSA はまた、セキュリティ修正プログラムに欠けているものがないか どうか、システムをチェックし、重要なセキュリティ修正プログラムを推 奨します。 セキュリティの推奨事項の追加 「標準的なセキュリティの推奨事項」で述べた手法に加えて、デルでは、 セキュリティを強化するために以下の手法を推奨しています。 • すべてのボリュームを NTFS としてフォーマットする。 • 自動ログオンを無効にする。 • ゲストアカウントを無効にする。 • IIS のサンプルアプリケーションをインストールしない。 • 親パスを無効にする。 • Mic
セキュリティを最大にするための推奨事項 本項では、ストレージサーバーのセキュリティを最大にするために推奨さ れる手法について説明します。 • ストレージサーバーに 3 名以上の管理者を置かない。 • 有効期限のないパスワードの使用を許可しない。 • ログオンの成功とログオンの失敗の監査を有効にする。 • 不要なサービスを無効にする。 • 不要なサービスを無効にすると、パフォーマンスも向上する。 • IISADMPWD 仮想ディレクトリを削除する。 • すべてのウェブおよび FTP サイトに対して、アプリケーションロギ ングオプションを有効にする。 • Internet Explorer ゾーンのセキュリティがすべてのユーザーに対し て安全に設定されていることを確認する。 • ストレージサーバーの使用をアクティブに使用されている共有と サービスに限定する。 • 使用されていない場合は、HTTP 共有を無効にする。 セキュリティの推奨事項 77
セキュリティの推奨事項
その他のマニュアル 警告:『製品情報ガイド』には、安全および認可機関に関する情報が記 載されています。保証情報については、 『サービス & サポートのご案内』 を参照してください。 • システムをラックに取り付ける方法については、ラックに付属の 『ラック取り付けガイド』に説明があります。 • 『はじめに』では、最初にシステムをセットアップする場合の概要を 説明しています。 • システムの『ユーザーズガイド』では、システム機能および仕様につ いて説明しています。 • 『重要情報』には、ハードウェアとソフトウェアの最小要件とすべて の既知の問題が記載されています。 • システム管理ソフトウェアのマニュアルでは、システム管理ソフト ウェアの機能、動作要件、インストール、および基本操作について 説明しています。 • OS のマニュアルでは、OS ソフトウェアのインストール手順(必要 な場合)や設定方法、および使い方について説明しています。 • システムとは別に購入した各種コンポーネントのマニュアル。これ らのオプションを取り付けて設定する方法を説明しています。 • システム、ソフトウェア、または
その他のマニュアル
索引 D N Dell OpenManage Server Assistant, 50, 54 Server Update Utility, 56 バージョン 4.
Windows Storage Server 2003 R2 x64 ( 続き ) 『再インストール用』メデ ィアによるインスト ール , 56, 58 ハードウェア管理コンポー ネント , 30 復元 , 49 か カスタムセットアップ 実行 , 61 簡易セットアップ 実行 , 59 こ コンポーネント , 21 Hardware Management, 30 IIS, 76 MUI, 69 インストール , 55 ネットワーク , 64 た 多言語ユーザーインタフェース インストールと設定 , 69 システムのローカライズ , 16 説明 , 16 ダイナミックボリューム , 39 拡張 , 40 作成 , 40 て ディスクの管理 異形式ディスクの結合 , 37 説明 , 35 ダイナミックディスクの再アク ティブ化 , 36 ベーシックディスクからダイナ ミックディスクへのアップ グレード , 36 ボリュームの管理 , 35 デバイスドライバ ディスケットの作成 , 56 デバイスドライバディスケット , 56 作成 , 56 せ セキュリティ 説明 , 73 82 索引 は ハー
ふ 分散ファイルシステム(DFS) 説明 , 26 へ ベースボード管理コントローラ (BMC), 30 ほ ボリューム 削除 , 39 フォーマット , 38 ボリュームのプロパテ ィの確認 , 38 み ミラー 解除 , 41 追加 , 41 取り外し , 41 り リモートデスクトップ , 15, 18-19, 24, 49 索引 83
索引