Deployment Guide
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システム要件
DPM および保護するコンピュータハードウェアとソフトウェアの要件については、「System
Requirements(システム要件)(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=66731)を参照してくだ
さい。
DPM ライセンス
DPM によって保護される各コンピュータに 1 つのライセンスを使用できます。ライセンスの種
類は、保護されるデータの種類と関連します。
DPM には、Standard および Enterprise という 2 種類のライセンスがあります。Standard ライ
センスでは、コンピュータシステムの状態に加えて、ボリューム、共有、およびフォルダを保護
することができます。Enterprise ライセンスでは、ファイルに加えて、Exchange Server 上のメ
ールボックスやデータベースなどのアプリケーションデータを保護することができます。サーバ
ークラスタ上で、DPM はクラスタの各ノードにエージェントをインストールします。1 つのサ
ーバーノードに対して 1 つのライセンスが使用されます。
データの種類別に適用されるライセンスを次の表に示します。
データの種類別に使用される DPM ライセンス
保護されるデータの種類 使用するライセンス
ファイルのみ Standard
サーバークラスタのシングルノード上のファ
イル
Standard
システム状態 Standard
SQL サーバー (SQL サーバーを実行しているコンピ
ュータ上の DPM 保護エージェントでは、そのコンピ
ュータ上のすべての SQL インスタンス用のデータベ
ースが保護できます)
Enterprise
Exchange Server Enterprise
Windows SharePoint Services (Windows SharePoint
Services ファームでは、各バックエンドサーバーに 1
つのライセンス、フロントエンド Web サーバーに 1
つのライセンスが使用されます)
Enterprise