Deployment Guide

28
保護されるデータの種類 使用するライセンス
仮想サーバー (仮想サーバーを実行しているコンピ
ュータで、コンピュータにインストールされている 1
つの保護エージェントにより、ホストコンピュータ上
の仮想コンピュータまたはゲストをいくつでも保護で
きます。仮想コンピュータ上で実行されている SQL
Server のインスタンス用のデータベースを保護する
など、仮想コンピュータ内の特定のアプリケーション
データを保護するには、仮想コンピュータに保護エー
ジェントを直接インストールする必要があります。保
護エージェントがインストールされている仮想コンピ
ュータ上のデータを保護する際には、保護されるデー
タの種類に対応したライセンスが使用されます。)
Enterprise
別の DPM サーバー Enterprise
DPM システム回復ツールを使用したベアメタル回復
用のデータ
Enterprise
コンピュータに保護エージェントをインストールする際には、ライセンスを使用しません。ラ
センスが適用されるのは、コンピュータ上のデータが保護グループに追加されるときのみです
特定のコンピュータ上のデータを今後一切保護しない場合は、別のコンピュータ上のライセン
を再利用できます。
保護されるデータの種類が変わるときには、DPM がライセンスの使用状況を自動的に更新し
す。たとえば、1 台のサーバー上の Exchange ストレージグループとファイルを保護している場
合は、そのサーバーを保護するため Enterprise ライセンスを使用しています。その後、
Exchange ストレージグループの保護をやめたとします。DPM は現在、そのサーバーのみの
ファイルデータを保護しているので、ライセンスの使用状況は Standard ライセンスに変わり
ます。
使用できるライセンスが Enterprise ライセンスしかない状況で、新しいコンピュータ上のファイ
ルデータを保護する必要がある場合は、Enterprise ライセンスを使用できます。たとえば
Standard ライセンスとEnterprise ライセンスをそれぞれ 3 つ所有しており、 3 台のコンピュー
タ上のファイルデータを保護しているとします。その状況で、4 台目のコンピュータからファイ
ルデータを保護グループに追加すると、 Standard ライセンスはすでに全部使用済みなので、
DPM Enterprise ライセンスを適用します。
DPM のインストール中に、購入されたライセンスの数を入力します。インストール後にライセ
ンス情報をアップデートします。DPM 管理者コンソールの
保護 タスク領域にある アクション
ペインで、
View DPM licensesDPM ライセンスの表示)をクリックし、購入されたライセン
スの数を変更します。
追加の DPM ライセンスは、「
Microsoft Partner Program」(Microsoft パートナープログラム)
http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=71663)から購入できます。