Dell™ PowerVault™ Data Protection Solution システムリカバリガイド w w w. d e l l . c o m | s u p p o r t . d e l l .
メモ、注意、警告 メモ:コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明してい ます。 注意:ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回 避するための方法を説明しています。 警告:物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示し ています。 ____________________ 本書の内容は予告なく変更されることがあります。 © 2007 すべての著作権は Dell Inc. にあります。 Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられて います。 本書に使用されている商標:Dell、DELL ロゴ、PowerEdge、PowerVault および Dell OpenManage は Dell Inc.
bookTOC.fm Page 3 Wednesday, December 19, 2007 3:04 PM 目次 1 はじめに 2 回復ソリューションマップ . . . . . . . . . . . . 7 3 ディスクエラーからの回復 . . . . . . . . . . . . 9 . . . . . . . . . . . . . 9 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ディスクエラーの検出と監視 RAID アダプタ可聴アラーム . . . OpenManage™ Server Administrator Dell OpenManage?™ IT Assistant . . ディスクの交換 . . . . . . . 9 10 10 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 . . . . . . . . . . . . . . . 内蔵ディスクの交換 . . . . . . . . . 外付けストレージエンクロージャ 内のディスクの交換 . .
bookTOC.fm Page 4 Wednesday, December 19, 2007 3:04 PM OS のローカライズ . . . . . . . . . . . . . . . . . . 多言語ユーザーインターフェイスパッ ケージのインストール . . . . . . . . . . MUI 言語の適用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25 27 . . . . . . . . . . . . . 29 . . . . . . . . . . . . . . 31 5 OMSA の再インストール 6 DPM の再インストール 前提条件ソフトウェアとネットワー ク設定の要件 . . . . . . . . . . . . . . DPM 記憶域プール用の仮想ディ スクの設定 . . . . . . . . . . . . . . . DPM のインストール . . . . . . . . . . DPM の更新 . . . . . . . . . . . . . . . 7 . . . . . 31 . . . . .
はじめに 本書では、複数のハードウェアまたはソフトウェアのエラーから Dell™ PowerVault™ Data Protection Solution を回復するために必要な手順を説 明します。障害の種類に応じて、次の処理が必要になります。 • ディスクエラーからの回復 • OS の再インストール • Dell™ OpenManage™ システム管理アプリケーションの再インス トール • Data Protection Solution の設定ウィザードの再インストール • Microsoft® System Center Data Protection Manager(DPM)2007 の再インストール • DPM サーバーの復旧ポイントデータの回復 メモ:本書の回復ステップを実行する前に、Dell PowerVault Data Protection Solution の『アップデート情報』で最新情報を確認してく ださい。 メモ:本書で言及されているマニュアルおよびリカバリメディアについ ては、support.dell.
はじめに
回復ソリューションマップ 本書は、回復に関する具体的なトピックと手順について説明する各項で構 成されています。エラーの種類によってさまざまな DPM コンポーネント にどんな影響が及ぶ可能性があるか、また、特定のエラーの種類に対して 本書のどの項が該当するかを 表 2-1 に示します。 さまざまなエラー / 回復のシナリオを調べる際に、次のガイドラインに留 意してください。 • OS を再インストールする場合は通常、システム上のすべてのアプリ ケーションを再インストールする必要があります。 • OS がインストールされている RAID グループに回復不能なエラーが 発生した場合は、OS とすべてのアプリケーションの再インストール が必要になります。 • 1 つまたは複数の DPM レプリカが保存されている RAID グループに 回復不能なエラーが発生した場合は、テープまたはセカンダリ DPM サーバーから、その RAID グループ上のレプリカを回復する必要が あります。 回復ソリューションマップ 7
表 2-1 回復ソリューションマップ 影響を受ける可能性のあるシステムコンポーネント エラーの種類 RAID グ ループ OS OS OMSA X X DPM アプ ウィ リケーショ ザード ン X X X X OMSA アプリケー ション Data Protection Solution の設定 ウィザード X X DPM DB またはレ プリカ OS/DPM アプリ ケーションの RAID グループ X DPM レプリカの RAID グループ X X X 4, 5, 6, 7, 8 5 X DPM アプリケー ション 8 DPM DB 以下の項の説明 またはレ に従って問題を プリカ 解決します (表 2-1 の下にある 各項のタイトル を参照) 。 X X 6, 8 7 X 8 X 4, 5, 6, 7, 8 X 3, 8 項 タイトル 3 ディスクエラーからの回復 4 OS の再インストール 5 OpenManage Server Administrator の再インストール 6 Data Protection M
ディスクエラーからの回復 お使いのシステムの内蔵ディスクストレージは、RAID 5 に設定済みです。 また、『Dell PowerVault Data Protection Solution ストレージ増設ガイド』 に説明されているように、システムに追加するディスクはすべて RAID 5 として設定されます。 RAID 5 では、グループ内で 1 台のディスクドライブに障害が発生しても、 中断されずにシステムを使い続けることができます。ただし、障害の発生 したディスクドライブを交換するまで、システムは劣化状態で動作しま す。劣化状態で動作している間に同じ RAID グループ内の別のディスクに 障害が発生すると、その RAID グループ内のすべてのデータが失われま す。したがって、システムのディスクの状態を監視し、RAID グループ内 に障害の発生したディスクがある場合は、できるだけ早く交換することが 非常に重要です。 ディスクエラーの検出と監視 システム上の RAID 5 構成を用いたストレージに対する保護を最適に活用 するには、ハードドライブに障害が発生したら直ちにそれを検出できるこ とが重要です。障害の
OpenManage™ Server Administrator Dell™ OpenManage™ Server Administrator(OMSA)は、内蔵ディスク と外付けディスクの両方の状態を監視できます。詳細については、本章の 「ディスクの交換」を参照してください。 OMSA においてディスクの状態がどのように報告されるかを ? 図 3-1 に 示します。 図 3-1 物理ディスクの状態 Dell OpenManage™ IT Assistant Dell OpenManage™ IT Assistant は集中監視コンソールであり、これを使 用して、OMSA を実行している Dell システムの状態を監視することがで きます。IT Assistant のインストール方法と使い方の詳細については、 Dell OpenManage™ IT Assistant の『ユーザーズガイド』を参照してくだ さい。 10 ディスクエラーからの回復
ディスクの交換 ハードドライブを交換する際には、Dell PowerVault Data Protection Solution の『サポートマトリクス』に記載されているハードドライブのみ を使用してください。障害の発生したディスクドライブは、必ず容量が等 しい新しいディスクと交換してください。詳細については、『Dell PowerVault Data Protection Solution ストレージ増設ガイド』の「ディス クサイズの選択と考慮事項」を参照してください。 内蔵ディスクの交換 システムの内蔵ディスクを交換するには、お使いのシステムの『ハード ウェアオーナーズマニュアル』の「ハードドライブ」および「ハードドラ イブキャリアの取り付け」を参照してください。 外付けストレージエンクロージャ内のディスクの交換 外付けの Dell ストレージエンクロージャ内のディスクドライブを交換す るには、お使いのストレージエンクロージャの『ハードウェアオーナーズ マニュアル』を参照してください。 ディスクエラー後の回復 本項では、障害の発生したディスクを交換した後でユーザー / 管理者が行 う手順、およびシス
1 台のディスクに発生した障害からの回復 RAID 5 グループ内の障害が発生したディスクドライブを交換すると、 RAID グループのリビルドが自動的に開始されます。RAID グループ内の 仮想ディスクに保存されているデータは OS で使用でき、システムは中断 されることなく使用できます。リビルドが完了するまで、RAID 5 の仮想 ディスクは劣化モードで動作します。また、その間に万一別のディスクに 障害が発生すると、データが失われるおそれがあります。RAID 5 がリビ ルドされる進行状況と状態は、OMSA を使用して監視できます。リビル ドが自動的に開始されない場合は、OpenManage™ Server Administrator の『ユーザーズガイド』の「障害が発生した物理ディスクをリビルドす る」を参照し、リビルドを手動で開始してください。 図 3-2 は、RAID グループのリビルド状況がどう報告されるかを示したも のです。 図 3-2 RAID 5 ディスクグループのリビルド 12 ディスクエラーからの回復
グローバルホットスペアを取り付け、障害の発生したディスクと同じ PERC アダプタに割り当てていた場合、RAID グループは、障害の発生し たディスクの役割を自動的にホットスペアディスクに切り替え、リビルド 操作を自動的に開始します。この場合、障害の発生したディスクを交換 し、その PERC アダプタ用の新しいグローバルホットスペアとして割り 当てる必要があります。グローバルホットスペアの詳細については、 OpenManage™ Server Administrator の『ユーザーズガイド』の「Assign and Unassign Hot Spares」(ホットスペアの割り当てと割り当て解除)を 参照してください。 RAID 5 の劣化モードについて 障害の発生したハードドライブを交換すると、RAID グループは自動的に リビルド操作を開始します。この操作中、データとパリティの情報は RAID グループ内のすべてのハードドライブにまたがって再割り当てされ ます。リビルドが完了するまで、RAID グループのパフォーマンスは劣化 します。リビルドが正常に完了するように、リビルドの状態を監視し続け ることが必
ディスクエラーからの回復
OS の再インストール 本項では、PowerVault システムに OS を再インストールする手順につい て説明します。 メモ:OS はシステム購入時にプリインストールされています。本項の手 順は、正常に機能しなくなった OS を修復する必要がある場合にのみ実行 してください。 Dell Systems Build and Update Utility の使い方 ソリューションに付属の『Dell Systems Build and Update Utility CD』を 使用して、OS を再インストールします。Systems Build and Update Utility を実行すると、OS ソフトウェア、デバイスドライバ、および OpenManage™ Server Administrator(OMSA)ソフトウェアがインス トールされます。 お使いのシステムには、工場出荷時に Microsoft® Windows® Storage Server® 2003 R2 X64 With SP2 がインストールされています。Dell Systems Build and Update Utility を使用し
6 画面の左側から適切な言語とキーボードの種類を選択し、Single Server Solution(シングルサーバーソリューション)セクションの 下で Server OS Installation(サーバー OS のインストール)オプ ションを選択します。 図 4-1 System Build and Update Utility 7 日時を選択し、Continue(続行)をクリックします。 8 Select an Operating System(オペレーティングシステムの選択) 画面で、Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 2 x64 Edition を選択します。 9 Create Utility Partition(ユーティリティパーティションの作成)オ プションを yes(はい)に設定し、Continue(続行)をクリックし ます。 メモ:この手順で Windows Server 2003 を選択しましたが、以下の手順で使 用する OS メディアに基づいて、Windows Storage Server 2003 がインストー ルされま
10 Configure or Skip RAID(RAID の構成または省略)ウィンドウが表 示されます。このオプションにより、OMSA や DPM など、OS やア プリケーションのインストール先となる仮想ディスクが設定されま す。次の手順を実行します。 a 図 4-2 b Configure RAID(RAID の設定)を選択し、Continue(続行) をクリックします( を参照)。図 4-2 Configure or Skip RAID(RAID の構成または省略)画面 Create Virtual Disk Express Wizard (Step 1 of 2)(仮想ディス クの高速作成ウィザード — 手順 1/2)画面(図 4-3 を参照)で、 左上角にある Go To Advanced Wizard(詳細ウィザードへ進 む)をクリックします。 OS の再インストール 17
図 4-3 Create Virtual Disk Express Wizard (Step 1 of 2)(仮想ディスクの高速作成 ウィザード — 手順 1/2) c Create Virtual Disk Advanced Wizard (Step 1 of 4)(仮想デ ィスクの詳細作成ウィザード — 手順 1/4)画面が表示されたら、 RAID-5 オプションを選択し、Continue(続行)をクリックし ます。 d Create Virtual Disk Advanced Wizard (Step 2 of 4)(仮想ディ スクの詳細作成ウィザード — 手順 2/4)画面(図 4-4 を参照) が表示されたら、内蔵 PERC アダプタによってコネクタ 0 に対 して表示されるすべての物理ディスクを選択します。Continue (続行)をクリックします。 e Connector 1(コネクタ 1)ボタンを選択し、PERC アダプタに よって表示されるすべての物理ディスクを選択します。 Continue(続行)をクリックします。 メモ:グローバルホットスペアを割り当てる予定の場合は、そのた
図 4-4 Create Virtual Disk Advanced Wizard (Step 2 of 4)(仮想ディスクの詳細作成 ウィザード — 手順 2/4) f Create Virtual Disk Advanced Wizard (Step 3 of 4)(仮想ディ スクの詳細作成ウィザード — 手順 3/4)画面で、仮想ディスク のサイズとして 25 GB を選択します。その他の設定はすべてそ のまま変えずに、Continue(続行)をクリックします。 g Create Virtual Disk Advanced Wizard (Step 4 of 4)(ビデオの の詳細作成ウィザード — 手順 4/4)のサマリ画面が表示された ら、表示された情報を確認し、Continue(続行)をクリックし ます。 メモ:この画面では、任意の未設定ディスクを専用ホットスペアと して割り当てることが可能ですが、専用ホットスペアの割り当ては お勧めしません。グローバルホットスペアをお勧めします。グロー バルホットスペアの割り当ての詳細については、OpenManage™ Server Administr
h ポップアップの警告メッセージが表示されたら、OK をクリック します。 インタビューの最後に、このコントローラ上の既存の仮想ディス クのすべてが削除され、すべてのデータが失われます。 i j 20 Configure the Physical Disk for Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 2 x64 Edition(Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 2 x64 Edition 用の物理ディスクの設定)画面 (図 4-5 を参照)で、起動パーティションのファイルシステムと して NTFS を選択します。 Select or enter boot partition size in megabytes(パーティ ションのサイズをメガバイト単位で選択または入力してくださ い)の下にあるスライダを一番右まで移動し、起動パーティショ ン用にディスク全体を活用します。Continue(続行)をクリッ クします。 OS の再インストール
図 4-5 Configure the Physical Disk for Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 2 x64 Edition(Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 2 x64 Edition 用の物理ディ スクの設定) 11 Network Adapter(s) configuration(ネットワークアダプタの設定) 画面で、IP アドレスとネットマスクを指定し、Continue(続行)を クリックします (入力する値については、ネットワーク管理者とご 相談ください)。 12 Enter OS Information(OS 情報の入力)画面(図 4-6 を参照)で、 次のシステム情報を入力します。 • Product ID:(プロダクト ID)空白のままにしておきます。シス テムビルドと更新ユーティリティが、OS CD に収録されている プロダクト ID(PID)を自動的に使用するためです。 • Join Domain(ドメインへの参加)、Domain Administrator N
• Install SNMP(SNMP のインストール): チェックボックスを選 択します。 • Install Server Administrator(Server Administrator のインス トール): チェックボックスを選択します。 Continue(続行)をクリックします。 図 4-6 Enter OS Information(OS 情報の入力)画面 13 Operating System Installation Summary(OS のインストールの概 要)画面が表示されたら、表示された情報が正しいことを確認し、 Continue(続行)をクリックします。 14 Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 2 x64 Edition イン ストールウィザード が表示され、ファイルのコピーが開始します。 15 22 画面の指示に従って、OpenManage™ Server Administrator 用の 『Dell Systems Management Console CD』をセットします。 OS の再インストール
16 17 画面の指示に従って、前の手順でセットした CD を取り出し、 『Microsoft Windows Storage Server 2003 R2 SP2 x64 Disk 1 of 2 CD』をセットします。 画面の指示に従って、ドライブから CD を取り出し、Finish(完了) をクリックします。 図 4-7 Finish(完了)画面 18 Finish(完了)をクリックすると、システムは自動的に再起動し、 OS のインストールが続行されます。 .
21 Windows Server 2003 R2 セットアップウィザード が表示されます。 Next(次へ)をクリックします。 22 End User License Agreement(エンドユーザー使用許諾契約書)画 面が表示されます。契約書をよく読み、Next(次へ)をクリックし ます。 23 Setup Summary(セットアップのサマリ)画面で、Next(次へ)を クリックします。 24 Windows Server 2003 R2 のセットアップが完了したら、ドライブか ら CD を取り出し、Finish(完了)をクリックします。 25 再起動を求めるポップアップウィンドウが表示されたら、yes(は い)をクリックします。 26 再び、管理者パスワードの入力を求められます。ただし、管理者ア カウント用のパスワードはまだないので、パスワードフィールドを 空白のままにして OK をクリックします。 27 『Service Pack 2 CD』をセットするように求められたら、システム に付属の『Microsoft Windows Storage Server 2003 R2
BIOS、ファームウェア、およびドライバの 更新 システムに DPM アプリケーションなどの追加のソフトウェアをインス トールする前に、PowerVault Data Protection Solution の『サポートマト リクス』を参照して、お使いのシステムに必要な BIOS、ファームウェ ア、およびドライバのバージョンを確認してください。これらのコンポー ネントのアップデートは、support.dell.com で入手できます。 詳細については、PowerVault Data Protection Solution の『クイックス タートガイド』の「サーバーアップデートユーティリティ(SUU)の使 い方」および「Dell アップデートパッケージ(DUP)の使い方」を参照 してください。 Windows Update を使用した OS の更新 Windows Update のウェブサイト www.update.microsoft.
1 選択した多言語サポート用 CD をシステムにセットし、CD の最上位 のディレクトリにある muisetup.exe ファイルを確認します。 2 muisetup.exe ファイルをダブルクリックして実行します。 3 インストーラのウィンドウで、使用許諾契約書に同意し、インス トールする言語を選択します。 4 このシステム上に新しいアカウントを作成する際に、ウィンドウの 下で、使用する言語を選択します。 5 OK をクリックしてインストールを開始します。 6 インストールが完了したら、選択した言語に対して R2 MUI パッ ケージのインストーラを実行します。R2 MUI パッケージのインス トーラの名前は次のとおりです。 言語 ID_R2.msi_R2.msi たとえば、スペイン語用 R2 MUI パッケージのインストーラのファ イル名は、0c0a_R2.msi です。 言語 ID のリストについては、下記の 表 4-1 を参照してください。言 語 ID は、多言語サポート用 CD 内の readme.
MUI 言語の適用 MUI 言語を適用するには、以下の手順を実行します。 1 スタート→ コントロールパネル→ 地域と言語のオプション の順にク リックします。 2 地域オプション タブの 標準と形式 で該当する場所を選択し、OK を クリックします。 3 お使いのブラウザのデフォルト言語と文字エンコードを次のいずれ かの方法で更新します。 Internet Explorer の場合 a ブラウザのウィンドウを開きます。 b ツール → インターネットオプション の順に選択します。 c インターネットオプション ウィンドウで 言語 をクリックしま す。使用する言語がリストにない場合は、全般 タブをクリック し、言語の優先順位 ウィンドウで 追加 をクリックします。 d 言語の追加 ウィンドウで言語を選択し、OK をクリックします。 e 言語 ボックスに正しい言語が表示されていることを確認します。 f 言語を削除するには、言語を選択して 削除 をクリックします。 g OK をクリックします。 h インターネットオプション ウィンドウを閉じます。 Mozilla Fire
OS の再インストール
OMSA の再インストール PowerVault Data Protection Manager(DPM)で使用する仮想 RAID 5 ディスクの監視と設定を行うには、システムに OpenManage™ Server Administrator(OMSA)をインストールする必要があります。OMSA の詳 細なインストール手順については、Dell PowerVault Data Protection Solution の『クイックスタートガイド』の「Dell OpenManage Server Administrator のインストール」を参照してください。 『Dell Systems Build and Update Utility CD』を使用して OS の再インス トールを完了した場合は、OMSA インストーラのアイコンがシステムの デスクトップに作成されています(図 5-1 を参照)。インストーラのアイ コンをダブルクリックして OMSA のインストールを開始します。 図 5-1 Server Administrator インストーラのアイコン OMSA の再インストール 29
OMSA の再インストール
DPM の再インストール 本項では、PowerVault Data Protection Solution に DPM を再インストー ルする方法について説明します。システムに付属の Microsoft System Center Data Protection Manager 2007 の再インストール用 DVD を用意し ます(図 6-1 を参照)。 図 6-1 DPM の再インストール用 DVD 前提条件ソフトウェアとネットワーク設定の要件 DPM をインストールするには、所定の前提条件ソフトウェアが必要で、 ネットワーク設定要件を満たす必要があります。 DPM の再インストール 31
必要なソフトウェア DPM をインストールする前に、システムに次のソフトウェアをインス トールする必要があります。この必須ソフトウェアは DPM の再インス トール用 DVD に収録されています。 表 6-1 DPM 前提条件ソフトウェア 前提条件修正プログラム DPM 再インストール用メディ ア上の位置 PowerShell 1.0 \prereqs\KB926139-x64-ENU.exe PowerShell MUI パック \prereqs\ KB926141-x64-ENU.exe 修正プログラム KB940349 \prereqs\KB940349-v3-x64-ENU.
前提条件となるネットワーク設定 DPM をインストールするには、以下のネットワーク設定要件が満たされ ている必要があります。これらの要件を満たすためにサポートが必要な場 合は、ネットワーク管理者にお問い合わせください。 • システムはネットワークに接続され、有効な IP アドレスが設定され ている必要があります。 • また、システムはドメインのメンバーである必要があります。 • すべてのユーザーがドメインユーザーとしてログオンされ、ローカ ル Administrators グループのメンバーとなっている必要があります。 それらの要件を満たすようにシステムを設定するには、Dell PowerVault Data Protection Solution の『クイックスタートガイド』の次の各項を参照 してください。 • 「ネットワーク設定」 • 「コンピュータ名の変更」 • 「ドメインへの参加とローカル Administrators グループへのドメイン ユーザーの追加」 DPM 記憶域プール用の仮想ディスクの設定 DPM アプリケーションを使用して、保護されるシステムからのレプリカ を保存するには
DPM のインストール DPM をインストールするには、システムに付属の『Reinstallation DVD with Multilingual Support - Microsoft System Center Data Protection Manager 2007』メディアを使用します。インストールの手順は以下のと おりです。 1 ローカル Administrators グループのメンバーであるドメインユー ザーアカウントを使用して、システムにログオンします。 2 『Reinstallation DVD with Multilingual Support - Microsoft System Center Data Protection Manager 2007』メディアをセットします。 DPM のセットアップウィザードが自動的に起動しない場合は、DVD のルートフォルダにある Setup.
7 製品登録 ページで、登録情報を入力します。DPM Product Key(プ ロダクトキー)が記載された Certificate of Authenticity(COA)が、 システムに付属しています。 メモ:Windows Storage Server 2003 R2 x64 With SP2 の Product Key(プロダク トキー)ではなく、必ず DPM Product Key(プロダクトキー)を入力して ください。 8 保護エージェントのライセンス セクションで、次の手順を行います。 a Standard ライセンス ボックスで、ファイルリソースとシステム 状態の保護を認証するために購入したライセンスの数を入力しま す。これは、購入された S-DPML の数です。 b Enterprise ライセンス ボックスで、ファイル、アプリケーショ ン、およびデータベースリソースの保護を認証するために購入し たライセンスの数を入力します。これは、購入された E-DPML の 数です。 メモ:DPM Product Key(プロダクトキー)と DPML の詳細については、 PowerVau
12 セキュリティの設定 ページで、制限された MICROSOFT$DPM$Acct および DPMR$ コンピュータ名 ローカル ユーザーアカウントに安全なパスワードを指定し、確認のためにも う一度入力した後で、 次へ をクリックします。 . メモ:セキュリティ上の理由で、DPM は MICROSOFT$DPM$Acct アカウン トの下で SQL サーバーと SQL Server Agent サービスを実行します。DPM は インストール中にこのアカウントをセットアップします。レポートを安全 に生成するために、DPM は DPMR$ コンピュータ名 アカウントを作成しま す。これらのアカウントに指定するパスワードに有効期限はありません。 13 14 15 16 17 18 19 Microsoft Update Opt-In ページで、Microsoft Update サービスにサ インアップするかどうかを選択し、次へ をクリックします。 Microsoft Update Opt-In の決定は、DPM 2007 のインストール後に www.update.microsoft.
PowerVault Data Protection Solution の設定ウィザードの再インスト ール PowerVault Data Protection Solution の設定ウィザードを使用して、DPM の前提条件を確認し、システムのファイアウォールを設定し、DPM 記憶 域プールに使用可能なすべての仮想ディスクを追加します。ウィザードは support.dell.com からダウンロードできます。 ウィザードのインストール ウィザードのインストールは次の手順で行います。 1 PowerVault Data Protection Solution Configuration Wizard アプリ ケーションを support.dell.
ウィザードの実行 デスクトップの PowerVault DPS Wizard アイコンをダブルクリックし て、ウィザードを実行します。すべてのデフォルトを選択し、ウィザード が完了するまでクリックを繰り返して進みます。 メモ:DPM がインストール済みのため、ウィザードのミニセットアップ 部分は省略されます。 38 PowerVault Data Protection Solution の設定ウィザードの再インスト ール
DPM データベースとレプリカの回 復 DPM 設定情報および DPM によって保護されるデータを回復できる状態 にしておくには、事前の計画が重要です。データを保護するには、次の 2 つの方法があります。 • セカンダリ DPM サーバーを使用してプライマリ DPM サーバーを バックアップする。 • DPM データベースとレプリカを定期的にテープアーカイブにバック アップする。 予期しない重大なエラーに備えて効果的に計画を立てる方法の詳細につい ては、『Microsoft System Center Data Protection Manager 2007 Operations Guide』(操作ガイド)の「障害回復」を参照してください。 DPM データベースまたはテープアーカイブからデータを回復するには、 『Microsoft System Center Data Protection Manager 2007 Operations Guide』(操作ガイド)の「Recovering DPM Server」(DPM サーバーの回 復)を参照してください。 DPM データベースとレプリカの回復
DPM データベースとレプリカの回復
その他のマニュアルとリソース support.dell.
Dell ソフトウェア関係の情報 • 『Dell Systems Build and Update Utility CD』 • 『Dell Systems Console and Agent CD』 • Dell PowerVault Data Protection Solution の『サポートマトリクス』 • Dell OpenManage™ Server Administrator の『ユーザーズガイド』 • Dell PowerVault Data Protection Solution の『クイックスタートガイ ド』 • Dell PowerVault Data Protection Solution の『Storage Expansion Guide』(ストレージ増設ガイド) • Dell™ OpenManage Server Administrator の『ユーザーズガイド』 • Dell™ OpenManage IT Assistant の『ユーザーズガイド』 42 その他のマニュアルとリソース