Users Guide
DPM の導入 39
DPM の導入
DPM を使用してネットワーク内のシステム上のデータとアプリケーションを保護できる
ようになる前に、次の作業が必要です。
• 保護する各サーバーシステムに前提条件ソフトウェアをインストールします。
• 保護する各システムに DPM 保護エージェントを導入します。DPM を使用して保護
する各システムにつき 1 本の DPM エージェントのライセンスが必要です。
37 ページの「DPM ライセンス」を参照してください。
•DPM によってシステム上のどのシステム、データ、およびアプリケーションを
バックアップするか、また、それらのシステムのバックアップ頻度を定義する 1 つ
または複数の保護グループを作成します。
•DPM 構成の詳細設定(オプション)を行います。
保護されるシステムの前提条件ソフト
ウェアのインストール
ネットワーク内の保護されるサーバー上に DPM 保護エージェントをインストールする前
に、Windows Storage Server 2003 x64 Edition KB940349 の Microsoft Update をインス
トールします。このアップデートは、support.microsoft.com で入手できます。アッ
プデートは、システムに付属の Microsoft
®
System Center Data Protection Manager
2007 の再インストール用メディアにも収録されています。ディレクトリは \prereqs で
す。アップデートをインストールするには、システム管理者のアカウントから KB940349
executable (.exe) をダブルクリックします。
エージェントの導入
保護エージェントとは、保護されるデータに対する変更を記録し、保護されるサーバーか
ら DPM サーバーに変更を転送するサーバーにインストールされているソフトウェアのこ
とです。ネットワーク内のシステムにエージェントを導入する手順については、『System
Center Data Protection Manager 2007 の導入』の「保護エージェントのインストール」
を参照してください。