Deployment Guide

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DPM 2007 のアンインストール
DPM のアンインストール後も既存のデータ保護構成を保持する予定の場合は、DPM サーバ
ー上でエンドユーザー回復を無効にした後、アンインストールを開始する前に、保護グルー
プ内の各データソースについて同期ジョブを実行します。これらの手順を行えば、サーバー
上のファイルへのアクセスが認められていないユーザーが DPM サーバー上のファイルのレ
プリカにアクセスすることを防止できます。
DPM のシステム要件をアンインストールした後で、アンインストールを完了するためにコ
ンピュータの再起動が必要です。
DPM 2007 の構成
System Center Data Protection Manager (DPM) 2007 を使用してデータの保護を開始する前
に、DPM によって保護される各コンピュータが保護されるコンピュータのソフトウェア要
件を満たしていることを確認する必要があります。
DPM 2007 のソフトウェア要件については、「
Software Requirements」(ソフトウェア要
件)(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=100242)を参照してください。
DPM 2007 を使用してデータを保護するには、次の構成タスクをすべて行う必要があります。
記憶域プールに 1 台または複数のディスクを追加します。DPM では USB/1394 ディス
クはサポートされていません。
カスタムボリュームを使用してデータソースを保護する場合、または、テープペース
D2T)の保護のみを使用する場合は、記憶域プールへのディスクの追加は必須ではあ
りません。
DPM は、記憶域プールに追加されたディスク上の既存ボリューム内の領域を使用するこ
とができません。記憶域プールのディスク上の既存ボリュームに空き領域があっても、
DPM が使用できる領域は、DPM によって作成されるボリューム内の領域に限られま
す。ディスク領域全体を記憶域プールで使用できるようにするには、ディスク上の既存
ボリュームをすべて削除した上で、ディスクを記憶域プールに追加してください。
テープでデータを保護する場合は、テープライブラリとスタンドアロンテープドライブ
を構成します。
保護する各コンピュータに保護エージェントをインストールします。
Windows SharePoint Services VSS Writer サービス(WSS Writer サービス)を開始して
構成し、保護エージェントにファーム管理の資格情報を提供します。
Windows SharePoint Services 3.0 または Microsoft Office SharePoint Server 2007 が実
行されているサーバー上でサーバーファームを保護する場合にのみ、このタスクを実行
してください。
1 つまたは複数の保護グループを作成します。