Owners Manual

104 システム部品の取り付け
内蔵 SCSI テープバックアップユニットの取り付け
本項では、内蔵
SCSI
テープバックアップユニットを設定し、周辺機器ベ
イに取り付ける方法について説明します。
警告: 修理のほとんどは、認定を受けたサービス技術者のみが行います。
お客様は、製品マニュアルで認められた、あるいはオンラインや電話によ
るサービス、サポートチームから指示を受けた内容のトラブルシューティ
ング、および簡単な修理作業のみを行ってください。デルが認可していな
いサービスによる故障は、保証の対象になりません。製品に同梱の安全に
関する指示をよく読み、従って作業してください。
1
システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り
電源コンセントから外します。
2 前面ベゼルが取り付けてある場合は、これを取り外します。
74
ページの「ベゼルの取り外し」
を参照してください。
3 システムカバーを開きます。
78
ページの「システムカバーの取り外し」
を参照してください。
4 テープドライブを(該当する場合はコントローラカードも)箱
ら出し、テープドライブに付属のマニュアルに従って、次のガ
ドラインを基本にテープドライブを設定します。
a
SCSI
ホストアダプタに取り付けられた各デバイスには、一意の
SCSI ID
番号が必要です。(ナロー
SCSI
デバイスは
0
7
ID
を使用し、ワイド
SCSI
デバイスは
0
15
ID
を使用します。
SCSI
バスに接続している他のデバイスとの競合を避けるために、
ドライブの
SCSI ID
を設定します。
SCSI ID
のデフォルト設定に
ついては、ドライブに付属のマニュアルを参照してください。
メモ: SCSI ID 番号を順番に割り当てたり、ID 番号順にデバイスを
ケーブルに接続したりする必要はありません。
b
SCSI
ロジックにより、ターミネータは
SCSI
チェーンの両端
2
台のデバイスに対しては有効に、その間のすべてのデバ
スに対しては無効に設定する必要があります。したがって、テ
プドライブが
SCSI
コントローラに接続されたデバイスチェーン
の最後にくる(またはほかにデバイスがない)場合は、テープ
ライブのターミネータを有効に設定してください。
5 ドライブキットにコントローラカードが同梱されていた場合は
ここでカードを取り付けます。
99
ページの「拡張カードの取り付け」
を参照してください。