Reference Guide

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さまざまな速度のネットワークでデータ転送にかかる時
データサ
イズ
ネットワーク
速度
1 Gbps
ネットワーク
速度
100 Mbps
ネットワーク
速度
32 Mbps
ネットワーク
速度
8 Mbps
ネットワーク
速度
2 Mbps
ネットワー
ク速度
512 Kbps
1 GB < 1 < 1 時間 < 1 < 1 1.5 6
50 GB <10 1.5 時間 5 18 71 284
200 GB <36 6 時間 18 71 284 1137
500 GB <1.5 時間 15 45 178 711 2844
メモ
この表では、Gbps = GB/秒、Mbps = MB/秒、およ Kbps = KB/ です。1 Gbps のネ
ットワーク速度の数字は、DPM サーバーと保護対象コンピュータ間にボトルネックが
ないことが前提になっています。通常、初期レプリカ(IR)作成にかかる時間は、次の
ように算出できます。
IR:時間 = ((データサイズ(MB) / (.8 x ネットワーク速度(MB/s)) / 3600
メモ 1:ネットワーク速度は、8 で割ることによりビットからバイトに変換します。
メモ 2:ネットワーク速度は、最大ネットワーク効率が約 80% であるため、.8 で掛け
ています。
ギガビット接続など、超高速ネットワークでは、レプリカ作成速度は、DPM サーバーのディ
ク速度と、保護対象コンピュータのディスク速度のいずれか遅い方の影響を受けます。
レプリカ作成によるネットワークパフォーマンスへの影響は、ネットワーク使用帯域幅の調整
を使用すると軽減できます。詳細については、「
ネットワーク使用帯域幅の調整の使用」を
照してください。
レプリカ作成のネットワーク負荷を回避するには、テープなどのリムーバブルメディアに手動
でレプリカを作成するという方法もあります。詳細については、「
レプリカの手動作成」を参
照してください。
関連項目
DPM 操作によるパフォーマンスへの影響
パフォーマンスの管理