Reference Guide
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DPM および前提条件ソフトウェアに更新がないか、定期的にチェックすることも必要です。前
提条件ソフトウェアには次のソフトウェアが含まれます。
• Microsoft .NET Framework 2.0
• Microsoft Software Quality Metrics(SQM)
• Microsoft SQL Server 2005
• Microsoft SQL Server 2005 Service Pack 1(SP1)
DPM に対する更新プログラムは、Microsoft Update から取得可能です。これは、Microsoft
Update カタログから必要な更新を配布する Microsoft のサービスです。Microsoft Update カタ
ログは、Microsoft ソフトウェア更新プログラムのリポジトリで、セキュリティと信頼性の問題
を解決する更新プログラムが含まれています。Microsoft Update サービスは、Microsoft Update
がインストールされているコンピュータで使用可能な更新プログラムがないか、Microsoft
Update カタログに問い合わせます。
Microsoft Update へのサブスクライブは、
Microsoft Update の Web サイト
(http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=41291)からいつでも行うことができます。
関連項目
DPM サーバーでのウイルス対策ソフトウェアの実行
DPM サーバーでの Windows メンテナンスツールの使用
DPM サーバーでのウイルス対策ソフトウェアの実行
DPM とウイルス対策ソフトウェア間のファイル競合を防ぐため、DPM プログラムファイル内
の次のディレクトリのウイルス対策ソフトウェアのリアルタイム監視を無効にする必要があり
ます。
• \XSD
• \Temp\MTA
DPM は、よく使われるウイルス対策ソフトウェア製品のほとんどに対応しています。ただし、
ウイルス対策製品は DPM のパフォーマンスに影響を与える場合があり、正しく構成されてい
ないと、レプリカや復旧ポイントのデータ破損を招くことがあります。ここでは、こうした問
題を軽減するための方法について説明します。
• DPM サーバー上の dpmra.exe のリアルタイム監視を無効にする
DPM サーバーでパフォーマンスの劣化を最小限に抑えるには、保護されているすべてのボ
リュームで、レプリカと転送ログのリアルタイム監視を無効にします。これには、Program
Files\Microsoft Data Protection Manager\DPM\bin フォルダにある DPM プロセス
dpmra.exe のリアルタイム監視を無効にします。