Reference Guide
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テープカタログの管理
DPM は
、
各テープのメタデータ(「テープカタログ」と呼ばれます)をデータベース内に保持
します。カタログがいつ「剪定」(カタログから項目が削除)されるかを決めるために
、
テー
プカタログの保持設定を管理することができます。
保護グループの保存期間が過ぎると、DPM は自動的にカタログの剪定を行います。データベー
スのサイズを縮小するために、すべての保護グループを対象とするカタログの剪定を早めに実
行するように、DPM に指示することもできます。
テープカタログの保持設定を行うには、次の手順を実行します。
1. DPM 管理者コンソールで、ナビゲーションバーの 保護 をクリックします。
2. 保護グループを 1 つ選択します。
3. 操作ウィンドウで、テープカタログの保持を指定する をクリックします。
4. Forを選択し、期間を指定します。既定の保持設定を使用するには、各保護グループに
対して指定された保存期間 を選択します。
5. OKをクリックします。
テープカタログの保持 ダイアログボックスには、データベース内のカタログの現在のサイズも
表示されます。DPM がデータベースのサイズについてアラートを表示する基準となるしきい値
を変更することも可能です。
テープドライブのクリーニング
スタンドアロンのテープドライブのクリーニングを行うには、クリーニングテープをセット
し、ハードウェアの製造元のマニュアルに従ってください。DPM を使用してテープライブラリ
内のドライブをクリーニングするには、クリーニングに使用するテープを指定し、クリーニン
グジョブを開始します。テープのバーコードの先頭が「CLN」(たとえば、CLN0000812)に
なっている場合、DPM は高速インベントリの後で、そのテープをクリーニングテープとして識
別します。ユーザーがクリーニングテープとして指定する必要はありません。
ただし、クリーニングテープにバーコードがないか、またはバーコードの先頭が「CLN」では
ない場合は、ユーザーがテープをクリーニングテープとしてマークし、高速インベントリを実
行する必要があります。
バーコードがないか、またはバーコードの先頭が「CLN」ではないクリーニングテープをライ
ブラリに追加し、テープをクリーニングテープとしてマークして高速インベントリを実行する
前に詳細インベントリを実行すると、詳細インベントリ中に DPM がこのテープをマウントし
た時に、クリーニングジョブが開始します。
クリーニングの頻度については、テープデバイスの製造元のガイドラインに従ってください。