Reference Guide
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テープからのデータ回復
別の DPM サーバーで作成されたテープからのデータ回復
DPM サーバーに障害が発生し、サーバーを復元する前に重要な情報を回復する必要がある場合
など、別の DPM サーバーによって作成されたテープからデータを回復するには、まず DPM サ
ーバーにテープを物理的に追加し、次に インポートされたテープを再カタログする 操作を使用
する必要があります。
再カタログ操作中に、DPM はテープを読み込み、テープに含まれているデータに関する情報を
データベースに追加します。再カタログが完了したら、テープ上のデータから復旧ポイントを
選択することで、テープからデータを回復できます。
テープセット内のテープが全部揃っていない場合のデータ回復
ボリュームまたは SQL サーバーのデータベースなど、保護されるデータが複数のテープにまた
がっている場合、DPM によってデータを回復するには、テープセットを構成するすべてのテー
プが揃っている必要があります。テープセットのテープが全部揃っていない場合は、次の手順
を実行して残っているデータにアクセスします。
1. テープをセットします。テープの再カタログが必要な場合もあります。
2. テープの内容を確認します。
3. テープの内容を適当な場所にコピーします。
残っているテープの内容をコピーしたら、コピーされたデータを自由に使用できます。
関連項目
テープの追加と取り出しの方法
テープをインポートする方法
テープの内容を表示する方法
テープをコピーする方法