Reference Guide
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クラスタサーバーのシステム状態
DPM がクラスタサーバーのシステム状態をバックアップする場合、メンバーサーバーのシステ
ム状態のコンポーネントに加えて、クラスタサービスメタデータが保護されます。
バックアップファイルの場所の変更
システム状態のバックアップファイルが %systemdrive%\DPM_SYSTEM_STATE に作成され
ます。
システム状態のバックアップファイルの場所を変更するには、次の手順を実行します。
1. 保護されるコンピュータ上で、XML またはテキストエディタを使用して
PSDatasourceConfig.xml を開きます。PSDatasourceConfig.xml は通常、インストール
パス\Program Files\Microsoft Data Protection Manager\DPM\Datasources にあります。
2. <FilesToProtect> の値を %systemdrive% から希望の場所に変更します。
3. ファイルを保存します。
4. DPM サーバー上で、手順 1 で保護されるコンピュータのシステム状態を保護している
保護グループがある場合は、整合性チェックを実行します。
5. 整合性チェックは失敗し、アラートが生成されます。次の手順で、アラート内に推奨さ
れている操作を実行します。
a. アラートの詳細で、保護グループの変更 リンクをクリックし、ウィザードの指示に
従います。
b. 整合性チェックを実行します。
システム状態のバックアップログ
システム状態のバックアップログは、C:\Document and Settings\Default User\Application
Data\Microsoft\NTBackup に保存されます。
ログファイルには、NTBackup0.log、NTBackup1.log ... のように名前が付けられます。これら
のログを参照して、システム状態のバックアップで発生する問題の解決に役立ててください。
関連項目
保護されるコンピュータの回復