Reference Guide

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次の例では、回復または保護の継続を目的に、セカンダリ DPM サーバー(DPM2)上で次のコ
マンドを実行することで、コンピュータ SQL1 用のプライマリ保護を DPM2に切り替えます。
SwitchProtection.ps1 dpmservername dpm2 psname sql1 protectiontype primary username
administrator password Password~1 domain dc990
次の例では、コンピュータ SQL1 のプライマリ保護をプライマリ DPM サーバー(DPM1)に戻
します。
まず、DPM1 上で次のコマンドを実行します。
SwitchProtection.ps1 dpmservername dpm1 psname sql1 protectiontype
primary username administrator password Password~1 domain dc990
次に、DPM2 上で次のコマンドを実行します。
SwitchProtection.ps1 dpmservername dpm2 psname sql1 protectiontype
secondary username administrator password Password~1 domain dc990
メモ
SwitchProtection.ps1 スクリプトは DPM 2007 の製品 DVD に収録されています。スク
リプトは、DPM のセットアップ中にインストールパス \Microsoft DPM\DPM\bin にイン
ストールされます。
関連項目
セカンダリ DPM サーバーを使用した DPM のバックアップ
保護されるコンピュータの回復
保護されるコンピュータの回復
このトピックでは、システム状態を保護されるコンピュータに回復し、セカンダリ DPM サー
バーから保護されるコンピュータにデータを回復する手順が示されています。
保護されるコンピュータにシステム状態を回復する方法
システム状態を「作業状態」にある保護されるコンピュータに回復することができます
つま
り、オペレーティングシステムと必要なアプリケーションがインストールされます。
コンピュータのシステム状態を保護する際に、DPM は保護されるコンピュータ上で Windows
バックアップユーティリティを使用して、システム状態をバックアップ(.bkf)ファイルにバッ
クアップします。これが、その保護グループ用に指定する DPM メディア(ディスク、テー
プ、または両方)に保存されます。システム状態の回復は、次の 2 段階で行われます。
1. DPM 回復ウィザードを使用して .bkf ファイルを保護されるコンピュータに回復します。
2. バックアップを使用して、システム状態を .bkf ファイルから保護されるコンピュータに回
復します。