Reference Guide

151
DPM データベースを回復する方法
DPM データベースファイルを回復する際には、ファイルの復元先 DPM コンピュータ上の場
所が安全であることを確認してください。
DPM データベースが壊れたときにデータベースを回復するには、次の手順を実行します。
1. DPM をアンインストールし、ディスクベースのレプリカを保持します。
2. DPM データベースを削除します。
3. DPM サーバーの新しいインスタンスをインストールします。
4. 最新の DPM テープバックアップをインポートしてデータベースを別の場所に回復す
るか、または、データベースをファイルとしてセカンダリ DPM サーバーから回復し
ます。
5. DPMSync dbrestore dbloc 場所を実行します。
6. DPMSync sync を実行します。
DPMSync DPM サービスをオフラインにし、バックアップされたデータベースを
SQL サーバーに結び付けます。
関連項目
DpmSync の使い方
DPM レプリカを回復する方法
DPM レプリカを回復するには、最初に DpmSync を実行して同レプリカを再割り当てする必要
があります。DpmSync は、レプリカの手動作成を保留としてマークします。レプリカの回復
は、DPM 管理者コンソール内におけるステータスがレプリカの手動作成保留である場合に限り
可能です。レプリカの回復が失敗すると、レプリカのステータスは不整合に変わり、回復を繰
り返し試行することができなくなります。
レプリカの回復が失敗すると、レプリカの削除オプションを使用してデータソースの保護を中
止し、レプリカの手動作成オプションを使用してデータソースを再度保護グループに追加し、
次にレプリカの回復を再試行する必要があります。
回復が失敗した場合は、回復を再試行するだけでは失敗が繰り返されるだけです。レプリカは
無効としてマークされており、手動による読み込みを待機している状態ではないからです。