Reference Guide
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DPM の夏時間の管理方法
DPM では、保護エージェントのインストール中に、自動的に保護対象コンピュータのタイムゾ
ーンが識別されます。DPM サーバーと保護対象コンピュータが夏時間について同じ規則を持つ
タイムゾーンに属している場合、夏時間の開始と終了に対して自動的に調整が行われます。た
だし、DPM サーバーと保護対象コンピュータが夏時間に関する異なる規則を持つ場所にそれぞ
れ属している場合、たとえば、DPM サーバーは夏時間がある場所にあり、保護対象コンピュー
タは夏時間のない場所にある場合には、夏時間の開始により、DPM サーバーと保護対象コンピ
ュータ間のタイムゾーンのオフセットが無効になります。
この問題を解決するためには、データソースを保護対象からいったん外して、また保護グルー
プにデータソースを戻すという操作により、DPM サーバーのタイムゾーンのオフセットを強制
的にリセットすることができます。
関連項目
ファイルサーバーまたはワークステーションのタイムゾーンの変更方法
DPM サーバーのタイムゾーンの変更方法
DPM サーバーの管理タスクの実行
DPM サーバーのタイムゾーンの変更方法
DPM サーバーのタイムゾーンは、次の手順で変更できます。
DPM サーバーのタイムゾーンを変更するには
1. DPM 管理コンソールを閉じます。
2. DPM サービス(MsDpm.exe)を停止します。
3. DPM サーバー上のコントロールパネルの 日付と時刻のプロパティ ダイアログボックス
の タイムゾーン タブで、タイムゾーンを変更します。
4. DPM 管理者コンソールを開きます。これにより、DPM サービスも再起動します。
5. DPM 管理コンソールで、操作 ウインドウの オプション をクリックします。
6. オプション ダイアログボックスの 自動検出 タブで、自動検出の実行時刻を変更し、
OK をクリックします。
自動検出のスケジュールを変更することにより、すべての DPM ジョブが、新しいタイ
ムゾーンで再生成されます。
関連項目
ファイルサーバーまたはワークステーションのタイムゾーンの変更方法
タイムゾーンをまたいだ保護の調整
DPM サーバーの管理タスクの実行