Reference Guide
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記憶域プールの管理
記憶域プールは、DPM サーバーが保護データのレプリカと復旧ポイントを格納するディスクセ
ットです。DPM は、次のタイプの記憶域プールを使用できます。
• Direct Attached Storage(DAS)
• ファイバチャネル SAN
• iSCSI 記憶装置または SAN
記憶域プールは、Integrated Drive Electronics(IDE)、Serial Advanced Technology
Attachment(SATA)、SCSI など、ほとんどのディスクタイプをサポートしています。また、
パーティションスタイルは、マスタブートレコード(MBR)と GUID パーティションテーブル
(GPT)の両方をサポートしています。
USB/1394 ディスクは DPM 記憶域プールに追加できません。
DPM は、記憶域プールに追加されたディスク上の既存ボリューム内の領域を使用することがで
きません。記憶域プールのディスク上の既存ボリュームに空き領域があっても、DPM が使用で
きる領域は、DPM によって作成されるボリューム内の領域に限られます。ディスク領域全体を
記憶域プールで使用できるようにするには、ディスク上の既存ボリュームをすべて削除した上
で、ディスクを記憶域プールに追加してください。
重要
一部の OEM では、独自に提供するメディアを使用してインストールする診断パーティシ
ョンをディスクに含めています。診断パーティションは、OEM パーティション、または
EISA パーティションとも呼ばれます。EISA パーティションは、ディスクを DPM 記憶域
プールに追加する前にディスクから削除しておく必要があります。
本項の内容
記憶域プールへのディスクの追加
記憶域プール内のディスクの交換方法
記憶域プールからのディスクの削除
関連項目
DPM サーバーの監視
DPM サーバーの管理タスクの実行
DPM サーバーに対する一般的なメンテナンスの実行