Reference Guide

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記憶域プールへのディスクの追加
DPM は、記憶域プールに追加されたディスク上の既存ボリューム内の領域を使用することが
できません。記憶域プールのディスク上の既存ボリュームに空き領域があっても、DPM が使用
できる領域は、DPM によって作成されるボリューム内の領域に限られます。ディスク領域全体
を記憶域プールで使用できるようにするには、ディスク上の既存ボリュームをすべて削除した
上で、ディスクを記憶域プールに追加してください。
DPM は定期的に記憶域プール内のディスクとボリュームを再スキャンし、記憶域プールの領域
を更新しています。ボリュームが含まれるディスクを記憶域プールに追加してから、そのボリ
ュームを削除すると、DPM がそのディスクを再スキャンするときに、割り当てが解除された新
しい領域が使用可能な記憶域プールに追加されます。
ディスクの名前が、DPM 管理コンソールの 管理 タスク領域の ディスク タブで「不明」と記さ
れていた場合、ディスク名が修正されるまで、そのディスクは記憶域プールに追加できませ
ん。この問題を解決するには、次の手順を実行してください。
ディスク名を修正するには
1. デバイスマネージャ で、ディスクドライブ を展開します。
2. 「ディスクドライブ」となっている各ディスクを右クリックして、アンインストール
を選択します。
メモ
フレンドリ名のないディスクはすべて「ディスクドライブ」とされます。フレ
ンドリ名は、たとえば HITACHI_DK23EB-40 などです。
3. 操作 メニューの ハードウェア変更のスキャン をクリックして、ディスクを再インス
トールします。
関連項目
記憶域プール内のディスクの交換方
記憶域プールからのディスクの削除
記憶域プール内のディスクの交換方法
ディスクに障害が発生した場合、次の手順で、記憶域プールのディスクを交換できます。
記憶域プール内のディスクを交換するには
1. ディスクの管理 コンソールで、障害ディスク上にあるレプリカボリュームと復旧ポイ
ントボリュームを識別します。
2. 障害ディスク上にレプリカボリュームと復旧ポイントボリュームがあるデータソースか
ら保護を解除し、保護データを削除する を選択します。
3. 交換の必要があるディスクを取り外します。
4. 新しいディスクを設置します。